数学の環論において、零環(英: the zero ring)[1][2][3][4][5]または自明環(trivial ring)は1つの元からなる(同型を除いて)唯一の環である。(あまり一般的ではないが、“零環”(zero ring)という用語は任意の rng of square zero, すなわちすべての x と y に対して xy = 0 であるような rng を指すために使われることもある。この記事では1つの元からなる環の意味で使う。)

環の圏において、零環は終対象である。始対象は有理整数環 Z である。

定義

零環は一元集合 {0} において演算 + と · を 0 + 0 = 0 と 0 · 0 = 0 で定義したものであり、{0} あるいは単に 0 と表記される。

性質

構成

脚注

  1. 1 2 Artin, p. 347.
  2. ↑ Atiyah and Macdonald, p. 1.
  3. 1 2 Bosch, p. 10.
  4. ↑ Bourbaki, p. 101.
  5. ↑ Lam, p. 1.
  6. ↑ Lang, p. 83.
  7. 1 2 3 Hartshorne, p. 80.

参考文献

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