韓医師(かんいし)とは、韓方専門医師の略で韓国の伝統医学である韓医学を実践する医師のことで、大韓民国における国家資格である。日本の日本医師会のような任意加入ではなく、医療法で大韓韓医師協会に加入が義務付けられている。中国語や日本語では漢医師と表記される。

概要

韓国では西洋医学の医師と韓医師が並立して存在しており、互いの権益保護のため、医師は鍼灸術を行ったり、韓方薬を処方することができず、韓医師も西洋医学の医薬を処方することができない[1][2]。韓国において鍼灸術を独占的に行うことができる資格である。

朝鮮時代より伝わる伝統医学を継承する「漢医師(旧称:医生)」をもとに[3]、日本統治時代以来の「鍼士」「灸士」の資格を発展的解消して創設された資格である[1]。なお旧法令による鍼士・灸士も、経過措置で従前の業務を行うことができる[1]。

歴史

韓医師資格取得方法

韓医科大学(ko:한의과대학)の韓医予科に進学し2年間の課程を修了し、韓医学科に進学後、国家試験に合格する。

韓医師養成施設

韓方専門医

韓医師免許取得後、韓方専門病院で韓方研修医として4年間(インターン1年、レジデント3年)の研修を行う[1]。

脚注

[脚注の使い方]
  1. 1 2 3 4 韓国韓医学会の現状と鍼灸分野における近代韓日交流史-鍼灸学を中心に- 曹基湖 徐廷徹 李源哲 金甲成 全日本鍼灸学会雑誌 第52巻5号
  2. ↑ 日本法での医師は、鍼灸を行ったり、漢方薬を処方するのは可能である。
  3. ↑ 日韓の医療一元化社会と医療二元化社会-日本と韓国の近代医療制度史を比較して- 土屋悠子 小林フェローシップ2014年度研究助成論文

参考文献

関連項目

外部リンク

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