麻根重次

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麻根 重次
(あさね じゅうじ)
生誕 幅 拓哉
(はば たくや)
(1986-02-28) 1986年2月28日(40歳)
日本の旗 長野県長野市
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 信州大学大学院工学系研究科修士課程修了
活動期間 2024年 -
ジャンル ミステリ
主な受賞歴 ばらのまち福山ミステリー文学新人賞(2023年)
デビュー作 『赤の女王の殺人』
配偶者 既婚[1]
子供 あり[1]
公式サイト 麻根重次 (@Habard) - X(旧Twitter)
ウィキポータル 文学
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麻根 重次(あさね じゅうじ[2]、1986年2月28日[3] - )は、日本の小説家。長野県長野市出身[2]。信州大学理学部卒業、同大学大学院工学系研究科修士課程修了[2]。

本名は幅 拓哉(はば たくや)[1][2]。長野県安曇野市の職員の傍ら執筆している[1][2]。日本推理作家協会会員[3]。171 cm、74 kg、B型[4]。

経歴

祖母は児童文学作家で、還暦を過ぎてからのデビューし、地方で執筆生活を送っていた。子どもの頃に学校や地元の図書館に行くと、祖母の書いた本が置いてあり、それを自分の友達が読んでいることに高揚し、「作家への憧れの原点だったかもしれません。」と語っている[5]。

2010年、信州大学大学院工学系研究科修士課程を修了[2]。大学では進化生物学を専攻、大学院では昆虫の進化を研究し、利他性の進化について取り組んでいた。修了後は研究職を目指す先輩たちの姿や家庭の都合もあり、唯一受かった安曇野市職員となった[2][6]。

初めて書いた作品を『このミステリーがすごい!』大賞に応募するも一次落選し、半ば諦めてWeb小説を書くなどして過ごす[1][6]。

ある時、かねてから大ファンだった島田荘司が一人で選ぶばらのまち福山ミステリー文学新人賞の存在を知り、再び新人賞へのチャレンジを決意[1]。2023年、「赤の女王の殺人」で第16回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。受賞時には市教育委員会で文化行政に携わっていた[7]。

人物

  • ペンネームは「朝寝坊して10時まで寝ている」という意味を込めている[2][7]。
  • 進化生物学と本格ミステリーの間には、魅力的な謎と、その謎を理論的に解明していく姿勢が共通しているといい、研究に打ち込んだ日々が本格ミステリー小説を書くうえでの精神的な土台を養い、小説のクオリティを高めることに貢献している部分もあるとしている[2]。
  • 趣味は海外サッカー観戦、ボードゲームなど[3]。サッカー観戦ではプレミアリーグのトッテナム・ホットスパーのファン。
  • 新人賞受賞以前、SNS上のイベント「プロット交換会」に参加し、創作仲間と交流を図った[8]。現在この集団はオンライン創作サークル「INC」と名前を変えている。

ミステリ・ランキング

  • MRC大賞
    • 2025年 - 『千年のフーダニット』8位[9]

作品

単行本

  • 赤の女王の殺人(2024年3月 講談社)
  • 千年のフーダニット(2025年1月 講談社)
  • スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章(2026年1月 角川春樹事務所)
  • シュレディンガーの密室(2026年8月 講談社)

アンソロジー

「」内が麻根の作品

  • 検索結果はありません(2026年6月 講談社)「ロスト・マム」

雑誌掲載

エッセイ・コラムなど

  • 「エッセイで食う飯は美味いのか」 - 『小説すばる』2026年11月号

対談・インタビュー

  • 「本格ミステリー文学新人賞受賞!自治体職員と作家の二足のわらじ…理系出身の知見も作品に活かす!」 - 『信大NOW』第144号(2024年3月29日) [10]
  • 「なぜ主人公を「躁鬱が激しい探偵」にしたのか? 妻への想いを語る『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』著者インタビュー」 - 『ランティエ』2026年3月号[6]
  • 「麻根重次『シュレディンガーの密室』インタビュー「選べなかったもうひとつの未来や人生を妄想してしまうリセット願望って、誰にでもあると思う」」 - 『週刊ポスト』2026年9月11日号[4]

脚注

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 “普段の生活で見聞きすることを作品の世界で表現”. 安曇野市公式ホームページ (2024年6月20日). 2026年8月23日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 佐々木政史. “信大同窓生の流儀 chapter.05 ミステリー作家 麻根 重次(あさね じゅうじ)さん【本名:幅 拓哉(はば たくや)さん】”. 信大独創図鑑. 信州大学. 2026年8月23日閲覧。
  3. 1 2 3 “会員名簿 麻根重次”. 日本推理作家協会. 2026年8月23日閲覧。
  4. 1 2 “麻根重次『シュレディンガーの密室』インタビュー「選べなかったもうひとつの未来や人生を妄想してしまうリセット願望って、誰にでもあると思う」”. NEWSポストセブン. 小学館 (2026年8月28日). 2026年10月22日閲覧。
  5. ↑ “会報2025年5/6月号 入会のご挨拶”. 日本推理作家協会 (2025年6月19日). 2026年8月23日閲覧。
  6. 1 2 3 “なぜ主人公を「躁鬱が激しい探偵」にしたのか? 妻への想いを語る『スノウマンの葬列 真々部律香の推理断章』著者インタビュー”. Book Bang. 新潮社 (2026年). 2026年8月23日閲覧。
  7. 1 2 西本秀 (2023年10月28日). “島田荘司選・ミステリー新人賞に安曇野市職員 密室の墜落死の謎は”. 朝日新聞. 2026年8月23日閲覧。
  8. ↑ “10、プロット交換会、それから待機 - 作家になった麻根 ー公募挑戦からデビューまでの備忘録ー(麻根重次)”. カクヨム. KADOKAWA. 2026年8月30日閲覧。
  9. ↑ “Mephisto Readers Club|MRC大賞2025 順位発表!”. tree. 講談社 (2025年). 2026年8月23日閲覧。
  10. ↑ 佐々木政史 (2024年3月29日). “本格ミステリー文学新人賞受賞!自治体職員と作家の二足のわらじ…理系出身の知見も作品に活かす!”. 『信大NOW』第144号. 信州大学. pp. 9-10. 2026年8月23日閲覧。