2026年の台風

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2026年の台風
軌跡の地図
最初の熱帯低気圧発生 1月14日
最初の台風発生 1月15日
最も強かった台風 台風4号 
905 hPa
115 kt
熱帯低気圧の総数 43個
台風の総数 29個
強い台風の総数 12個
非常に強い台風の総数 9個
猛烈な台風の総数 3個
大型台風の総数 8個
タイフーンの総数 13個
スーパータイフーンの総数 5個
日本への接近数(上陸数を含む) 10個
日本への上陸数 3個
総死亡者数 293人
総被害額 100 億ドル (2026 USD)
年別台風
2024, 2025, 2026, 2027, 2028

2026年の台風(2026ねんのたいふう)は、気象庁の観測対象範囲である太平洋北西部および付属海で発生した台風を含む熱帯低気圧及び、観測対象範囲へ侵入した越境熱帯低気圧のデータを掲載する[注 1]。
データは基本的に日本の気象庁の情報に基づき、気象庁が熱帯低気圧としていない一部のものについては、合同台風警報センター (JTWC) の情報に準拠する。

概況

主な台風・熱帯低気圧

台風4号

4月9日21時頃に発生した台風4号は、905hPaを記録し当年最初の猛烈な台風となった。 10月1日現在では、当年最強勢力の台風である。

台風6号

5月27日21時頃に発生した台風6号は、6月3日4時半頃に和歌山県南部へ上陸した。これは、1951年の統計開始以来4番目に早い、日本列島への台風の初上陸である(2026年時点)。

台風7号・台風8号

6月20日3時頃に発生した7号と6月23日9時頃に発生した8号は、相互作用によって沖縄付近で停滞した7号を8号が追い越す形となり、8号は上陸、7号が本土南岸へ接近、梅雨前線も影響して日本列島の太平洋岸は各地では記録的な降水量となった[1]。

台風9号

7月2日9時頃に発生した台風9号は、910hPaを記録し当年二個目の猛烈な台風となった。 11日7時頃には945hPaの大型で強い勢力を保ったまま宮古列島の多良間島付近を通過し、多良間空港で海面気圧946hPaを記録した[2]。

台風10号

7月3日3時頃に発生した台風10号は、東南アジアから中国にかけての広い範囲へ被害を齎し、9月10日現在では当年最大の被害を出した台風となった。

台風13号

7月27日15時頃に発生した台風13号は、910hPaを記録し当年三個目の猛烈な台風となった。

台風15号

8月5日15時頃に発生した台風15号は、あまり例のないルートで日本に接近、11日に観測史上初めて鹿島灘から茨城県に上陸し、本州を東から西へと進んで敦賀湾へと抜けた。 マスコミなどでは逆走台風などと呼ばれた[3]。

また、翌々日の13日に発生した豪雨の発生要因の一つとなった。

台風18号

台風18号は8月と9月に各1回台風へ昇格した復活台風である。

8月19日12時頃に発生し、東シナ海から中国大陸へ上陸した後、29日3時頃に中国大陸内で熱帯低気圧へ降格した。 しかし中国大陸を南東へと進んで南シナ海へと抜けて再発達し、9月1日3時頃に復活台風となった[4]。 その後再び中国大陸へ上陸し、3日21時頃に中国大陸内で再度熱帯低気圧へ降格した。

なお、台風へ昇格する前の熱帯低気圧の段階でも、8月15日に一旦通常の低気圧へと勢力を弱めた後に再び熱帯低気圧へ勢力を強めている。 台風へ昇格する前に復活熱帯低気圧となり、台風に昇格してからも復活台風となり、更には螺旋を描いて華南へ二度上陸するという、複雑な経緯を辿った。

台風24号

9月1日9時頃に発生した台風24号は発生後一週間弱も沖縄周辺を彷徨し、秋雨前線にも影響を与えて日本列島の太平洋岸の各地へ豪雨が起因となる災害を引き起こした[5]。 特に、千葉豪雨に引き続き発生したアンダーパスでの通過車両水没による溺死は、豪雨時にはハザードマップ等に掲載されない箇所に危険性が潜在することを浮き彫りにした[6]。

日本へ接近・上陸した台風の一覽

名称区分発生日時接近日時上陸日時上陸地点備考
台風6号 上陸5月27日21時頃5月30日21時頃6月3日4時頃和歌山県田辺市付近1951年の統計開始以来、4番目に早い上陸
台風7号 接近6月20日3時頃6月25日3時頃--
台風8号 上陸6月23日9時頃6月27日0時頃6月27日5時頃千葉県館山市付近
台風9号 接近7月2日9時頃7月11日3時頃--
台風13号 接近7月27日15時頃7月6日12時頃--
台風15号 上陸8月5日15時頃8月11日18時頃8月11日20時頃茨城県鉾田市付近1951年の統計開始以来、初の茨城県への上陸
台風18号 接近8月19日12時頃8月25日3時頃--
台風20号 接近8月22日12時頃8月19日9時頃--日本へ接近後に台風へ昇格
台風24号 接近9月1日9時頃9月2日12時頃--
台風25号 接近9月16日21時頃9月18日15時頃--

アジア名の付与

2025年の最後の台風である「Koto(コト)」に引き続き、「62番 Nokaen(ノケーン)」からの付与となった。

月別の発生状況

月別の発生状況を以下に示す。
なお熱帯低気圧の発生数には、気象庁が台風に分類した熱帯低気圧の数を含む。 日本へ接近した台風の数には、日本へ上陸した台風の数を含む。
台風の発生数は、気象庁が台風に分類した月へ計上する。 熱帯低気圧が発生した翌月に台風へ発達した場合等には、見かけ上の数が合致していないように見える場合がある。

勢 力1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
熱帯低気圧 1 1 2 1 3 5 6 13 7 4 43
台風 1 1 1 1 2 2 5 10 3 3 29
強い台風 1 1 3 2 2 3 12
非常に強い台風 1 1 2 1 1 3 9
猛烈な台風 1 2 3
規 模1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
大型の台風 1 2 3 1 1 8
超大型の台風 0
経 路1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年間
日本に接近 [注 2] 3 1 4 2 10
日本に上陸 [注 3] 2 1 3

各熱帯低気圧の活動期間

各熱帯低気圧の活動期間を以下に示す。活動期間には、気象庁が台風に分類した期間を含む。

2026年の台風#JMA TD 432026年の台風#TD 28W令和8年台風第28号令和8年台風第29号令和8年台風第27号2026年の台風#JMA TD 382026年の台風#JMA TD 37令和8年台風第26号令和8年台風第25号2026年の台風#JMA TD 342026年の台風#TD 23W2026年の台風#JMA TD 32令和8年台風第24号令和8年台風第22号令和8年台風第23号令和8年台風第21号令和8年台風第20号令和8年台風第19号令和8年台風第18号2026年の台風#JMA TD 24令和8年台風第17号2026年の台風#TD 15W令和8年台風第16号令和8年台風第15号令和8年台風第14号令和8年台風第13号令和8年台風第12号2026年の台風#JMA TD 16令和8年台風第11号令和8年台風第10号令和8年台風第9号令和8年台風第8号令和8年台風第7号2026年の台風#JMA TD 102026年の台風#JMA TD 9(Ester)令和8年台風第6号2026年の台風#JMA TD 7令和8年台風第5号令和8年台風第4号2026年の台風#JMA TD 4令和8年台風第3号令和8年台風第2号令和8年台風第1号

各台風の活動期間

気象庁が台風に分類した期間を以下に示す。

令和8年台風第29号令和8年台風第28号令和8年台風第27号令和8年台風第26号令和8年台風第25号令和8年台風第24号令和8年台風第23号令和8年台風第22号令和8年台風第21号令和8年台風第20号令和8年台風第19号令和8年台風第18号令和8年台風第17号令和8年台風第16号令和8年台風第15号令和8年台風第14号令和8年台風第13号令和8年台風第12号令和8年台風第11号令和8年台風第10号令和8年台風第9号令和8年台風第8号令和8年台風第7号令和8年台風第6号令和8年台風第5号令和8年台風第4号令和8年台風第3号令和8年台風第2号令和8年台風第1号

発生した台風・熱帯低気圧の一覧

気象庁が台風に分類した熱帯低気圧

各表題は、「日本での台風番号(台風のアジア名)」である。
表題直後の太字は、「気象庁の台風番号・JTWCのタイフーン番号・PAGASAが命名した熱帯低気圧のフィリピン名」である。
フィリピン名に関しては、カタカナでの読みは定義されていないので、PAGASAが定義したアルファベットで表示する。

なお、各台風の名前については台風のアジア名・台風のフィリピン名を参照。

台風1号(ノケーン)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 1月14日 – 1月22日
台風としての活動期間 1月15日 – 1月21日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
996 hPa

202601・01W・Ada

1月13日にJTWCは、パラオの南方310kmで発生した低気圧の監視を開始した。 JTWCは14日0時にこの低気圧が熱帯低気圧へ発達した事を検出し、01Wを付番した[7]。 気象庁も同14日3時に、パラオ西方のフィリピン海の北緯7度42分 東経132度42分 / 北緯7.7度 東経132.7度 / 7.7; 132.7付近で、1004hPaの熱帯低気圧へ発達したことを確認した[確 1]。

熱帯低気圧は15日15時頃に、フィリピンのミンダナオ島東方の北緯12度00分 東経127度36分 / 北緯12.0度 東経127.6度 / 12.0; 127.6付近で、998hPaの台風1号(Nokaen/ノケーン)へ昇格した。

16日21時には996hPaまで発達し、17日にはルソン島へ接近したが、以降は進路を東方へと転じ、18日9時までは勢力を保った。 その後は次第に勢力を衰え、21日9時にフィリピンの遥か東方の北緯16度42分 東経133度42分 / 北緯16.7度 東経133.7度 / 16.7; 133.7付近にて熱帯低気圧へと降格した。

その後熱帯低気圧は南方へと進み、22日15時頃にはパラオ北方の北緯11度12分 東経134度36分 / 北緯11.2度 東経134.6度 / 11.2; 134.6付近で1004hPaの勢力を保っていたが、21時頃に消滅した。

進路の特徴

フィリピン東方海上で、巨大な円弧を描くような進路を辿ったこの台風は、20日9時頃には北緯17度54分 東経129度12分 / 北緯17.9度 東経129.2度 / 17.9; 129.2付近、15時頃には北緯17度54分 東経130度24分 / 北緯17.9度 東経130.4度 / 17.9; 130.4付近まで北上したが、その後は南下を開始し、熱帯低気圧への降格時まででは1.9度だが、熱帯低気圧消失前には6.7度の南下となった。この南下幅は、台風の南下記録の6位タイに相当する。

南下した台風(南下幅順)
順位 年 名称 英名 または アジア名 南下幅 (緯度)
1 2003年 平成15年台風第18号 パーマァ(Parma) 8.9度
2 2017年 平成29年台風第5号 ノルー(Noru) 8.2度
3 1993年 平成5年台風第27号 Manny 7.5度
2004年 平成16年台風第25号 ムイファー(Muifa)
5 1986年 昭和61年台風第14号 Wayne 6.9度
6 2000年 平成12年台風第15号 ボーファ(Bopha) 6.7度
7 1991年 平成3年台風第20号 Nat 6.6度
8 1996年 平成8年台風第25号 Ernie 6.4度
9 2018年 平成30年台風第12号 ジョンダリ(Jongdari) 6.3度
10 1964年 昭和39年台風第14号 Kathy 6.2度
1977年 昭和52年台風第12号 Dinath
1984年 昭和59年台風第25号 Bill
2022年 令和4年台風第11号 ヒンナムノー(Hinnamnor)
台風の影響

この台風はフィリピンで、死者2名を含む被害を与えた[8] [9]。

台風2号(ペンニャ)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 2月3日 – 2月7日
台風としての活動期間 2月4日 – 2月6日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

202602・02W・Basyang

気象庁は、2月3日0時頃にミクロネシア連邦・ヤップ島北西の北緯9度06分 東経131度54分 / 北緯9.1度 東経131.9度 / 9.1; 131.9付近で、1008hPaの熱帯低気圧の発生を検出した[確 2]。

熱帯低気圧は4日21時頃に、ミクロネシア連邦・ヤップ島とフィリピン・ミンダナオ島のほぼ中間の、北緯9度06分 東経131度54分 / 北緯9.1度 東経131.9度 / 9.1; 131.9付近で、台風2号(Penha/ペンニャ)へ昇格した。

その後はほぼ真西へと進み、6日15時にフィリピンビサヤ諸島ボホール島沿岸の、北緯10度00分 東経124度00分 / 北緯10.0度 東経124.0度 / 10.0; 124.0付近で熱帯低気圧へと降格した。

その後熱帯低気圧は7日9時頃にはパナイ島北西の北緯10度18分 東経122度36分 / 北緯10.3度 東経122.6度 / 10.3; 122.6付近で1008hPaの勢力を保っていたが、15時頃に消滅した。

台風の影響

この台風は、フィリピン・南スリガオ等へ、死者12名を含む大きな損害を与えた[10]。

台風3号(ヌーリ)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 3月10日 – 3月12日
台風としての活動期間 3月11日 – 3月12日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
998 hPa

202603・03W

気象庁は3月10日3時頃に、ミクロネシア連邦・ヤップ島北方の北緯11度07分 東経137度42分 / 北緯11.11度 東経137.7度 / 11.11; 137.7付近で、1004hPaの熱帯低気圧の発生を検出した[確 3]。

熱帯低気圧は11日3時頃に、フィリピン海のパラオ北方の北緯11度42分 東経138度06分 / 北緯11.7度 東経138.1度 / 11.7; 138.1付近で台風3号(Nuri/ヌーリ)へ昇格した。

その後南下しながら同日15時頃には998hPaまで発達したが、12日3時には北緯10度18分 東経138度00分 / 北緯10.3度 東経138.0度 / 10.3; 138.0付近で、1002hPaの熱帯低気圧へと降格した。

その後は9時頃までは北緯10度12分 東経138度12分 / 北緯10.2度 東経138.2度 / 10.2; 138.2付近で1002hPaの勢力を保っていたが、15時頃に消滅した。

台風4号(シンラコウ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 4月8日 – 4月20日
台風としての活動期間 4月9日 – 4月20日
ピーク時の強さ 115 kt (10分間平均) 
905 hPa

202604・04W

気象庁は、4月6日15時に発生した低圧部が、7日21時頃にミクロネシア連邦・ポンペイ州のオロルク環礁北方の、北緯8度24分 東経154度48分 / 北緯8.4度 東経154.8度 / 8.4; 154.8付近で、1004hPaの熱帯低気圧に発達した事を検出した[確 4]。 また、同日21時には24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した。

9日21時頃にミクロネシア連邦・チューク州のナモヌイト環礁とチューク諸島の中間付近の、北緯8度12分 東経151度00分 / 北緯8.2度 東経151.0度 / 8.2; 151.0付近で、996hPaの台風4号(Sinlaku/シンラコウ)へ昇格した。

その後は、ほぼ北方へと進路を取り、11日9時頃には強い台風へ、21時頃には大型の台風へ、12日9時頃には非常に強い台風へ、21時頃には猛烈な台風へと急速に発達し、13日3時頃には905hPaに達した。

14日15時頃に非常に強い台風へとやや勢力を落とし、15日0時頃にはサイパン島南端を掠めてサイパン海峡を通過してフィリピン海へ入った。 その後は進路を北へ変てマリアナ諸島に沿うように北上した。 15日3時頃には強い台風へと勢力を落としたが、21時頃には再び非常に強い台風へと勢力を増した。 16日9時頃には再び強い台風へと勢力を落とし、17日11時頃にアスンシオン島付近で北太平洋へ戻った。 なお、18日3時頃までは強い台風としての勢力を、19日3時頃まで大型の台風としての規模を保った。

以降は進路を東寄りへと変え、20日9時頃に日本の遥か東方沖の北緯29度54分 東経157度54分 / 北緯29.9度 東経157.9度 / 29.9; 157.9付近で、988hPaの温帯低気圧へと変わった。 その後は、23日3時頃までは北緯26度12分 東経174度36分 / 北緯26.2度 東経174.6度 / 26.2; 174.6付近で1012hPaの勢力を保っていたが、9時頃には消滅した。

台風の影響

この台風は、ミクロネシア連邦からマリアナ諸島にかけて、死者17名を含む多大な被害を与えた。
うち、ミクロネシア連邦ではチューク州ウェノ島で4人、マリアナ諸島ではグアムで2人、北マリアナ諸島で6名が死亡した[11]。

台風5号(ハグピート)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 5月5日 – 5月20日
台風としての活動期間 5月6日 – 5月10日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
998 hPa

202605・05W・Caloy

気象庁は5月4日6時頃に発生した低気圧が、5日3時頃にミクロネシア連邦・チューク州ナモヌイト環礁南方の北緯8度06分 東経150度00分 / 北緯8.1度 東経150.0度 / 8.1; 150.0付近で1006hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した[確 5]。 JTWCはこの熱帯低気圧へ05Wを付番した。

そして6日3時頃に、ミクロネシア連邦・ヤップ州のウェスト・ファユ環礁(ピアガイロエ環礁(英語版)北方の北緯8度06分 東経148度00分 / 北緯8.1度 東経148.0度 / 8.1; 148.0付近で、1002hPaの台風5号(Hagupit/ハグピート)へ昇格した。

その後台風は西方へと進んだが勢力はあまり発達せず、10日15時頃にパラオ共和国・バベルダオブ島北西の北緯10度12分 東経132度06分 / 北緯10.2度 東経132.1度 / 10.2; 132.1付近で熱帯低気圧へと降格した。

その後、20日3時頃までは北緯27度12分 東経129度06分 / 北緯27.2度 東経129.1度 / 27.2; 129.1付近で1008hPaの勢力を保っていたが、9時頃には前線へ吸収されて消滅した。

台風6号(チャンミー)

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 5月26日 – 6月3日
台風としての活動期間 5月28日 – 6月3日
ピーク時の強さ 60 kt (10分間平均) 
970 hPa

202606・06W・Domeng

気象庁は、5月26日21時に発生した熱帯低気圧が、28日9時頃にフィリピン海のパラオとミクロネシア連邦・ヤップ島のほぼ中間の北緯8度30分 東経136度36分 / 北緯8.5度 東経136.6度 / 8.5; 136.6付近で、台風6号(Jangmi/チャンミー)へ昇格したと発表した[確 6]。

その後台風は北へ進み、31日18時以降は強風域を伴い、6月1日6時頃には暴風域を伴って沖縄本島を直撃し、12時頃には東シナ海へと進んだ。

以降、西南諸島の北側を沿うように北東へと進み、2日8時頃に奄美大島北西の北緯29度00分 東経128度42分 / 北緯29.0度 東経128.7度 / 29.0; 128.7付近に達するまで暴風域を保った。

同12時頃には屋久島を直撃して大隅海峡を抜け、以降は進路を東寄りに変えて日本列島南岸を西進した。 3日4時過ぎに和歌山県田辺市の北緯33度42分 東経135度18分 / 北緯33.7度 東経135.3度 / 33.7; 135.3付近へと上陸し、1951年の統計開始以来4番目に早い上陸となった。

紀伊半島南端部を通過したのち、3日6時頃には大型の台風へと発達し強風域を保ったまま本州南岸を東進した。 そして伊豆半島南端と房総半島南端を掠めて太平洋上へと進み、同21時頃に鹿島灘沖の北緯36度00分 東経144度00分 / 北緯36.0度 東経144.0度 / 36.0; 144.0付近で、勢力を保ったまま梅雨前線を巻き込み986hPaの温帯低気圧へと変化した。

上陸日時が(一年の中で)早い台風
順位 名称 国際名(英名・アジア名) 上陸年 上陸日時 上陸地点
1 195603昭和31年台風第3号 Thelma 1956年 1160730004月25日 7時30分 鹿児島県/大隅半島南部
2 196506昭和40年台風第6号 Amy 1965年 1471200005月27日 12時 千葉県/房総半島
3 200304平成15年台風第4号 Linfa(リンファ) 2003年 1510630005月31日 6時30分 愛媛県宇和島市付近
4 202606令和8年台風第6号 Jangmi(チャンミー) 2026年 1540420006月3日 4時半 和歌山県南部
5 195302ジュディ台風(昭和28年台風第2号) Judy 1953年 1580900006月7日 9時 熊本県八代市付近
6 200404平成16年台風第4号 Conson(コンソン) 2004年 1631300006月11日 16時 高知県室戸市付近
7 第03号/昭和38年台風第3号 Rose 1963年 1642200006月13日 22時 高知県宿毛市付近
8 第04号/平成24年台風第4号 Guchol(グチョル) 2012年 1711700006月19日 17時 和歌山県南部
9 199707平成9年台風第7号 Opal 1997年 1711130006月20日 11時30分 愛知県豊橋市付近
10 197803/昭和53年台風第3号 Polly 1978年 1711800006月20日 18時 長崎県/西彼杵半島
台風の影響

台風の接近以前に四国・紀伊半島では長期間大雨が降っており、台風の進路に当たる太平洋岸各地の河川でレベル4氾濫危険警報が発令され、和歌山県の古座川へはレベル5氾濫特別警報が発表された [12][13][14]。

また、九州・四国・紀伊半島から関東地方の太平洋岸にかけて、各地で24 時間降水量が 300~500 ㎜を超える6月歴代1位の記録的豪雨となった。
この台風により、鹿児島県内では約5億円の農業被害となった[15]

台風7号(メーカラー)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 6月18日 – 6月27日
台風としての活動期間 6月19日 – 6月27日
ピーク時の強さ 100 kt (10分間平均) 
925 hPa

202607・07W・Francisco

気象庁は、6月18日15時頃にグアム島南西で1006hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

19日21時頃にミクロネシア連邦・ヤップ島北方のフィリピン海の北緯13度48分 東経140度18分 / 北緯13.8度 東経140.3度 / 13.8; 140.3付近で、台風7号(Mekkhala/メーカラー)へ昇格したと発表した[確 7]。

台風は西へと進み、21日18時頃には強い台風へ、22日9時頃には非常に強い台風へと勢力を強め、21時頃にはフィリピン東方海上の北緯18度06分 東経126度06分 / 北緯18.1度 東経126.1度 / 18.1; 126.1付近で925hPaまで勢力を強めた。 非常に強い台風としての勢力は24日6時頃まで、強い台風としての勢力は25日0時頃まで保った。

その後は北へと進んだが、後を追うように発生した台風8号との相互作用により、台湾沖から西南諸島にかけてを比較的低速で進んだ。

26日18時頃に東側を台風8号が通過した以降は、東寄りに進路を変えながら次第に速度を上げ、27日3時頃には種子島の南方を通過、以降は台風8号を追うような形で日本の南岸を通過した。

18時頃には房総半島の南端を掠めて、太平洋上へと進み、 21時頃に鹿島灘沖の北緯36度00分 東経143度00分 / 北緯36.0度 東経143.0度 / 36.0; 143.0付近で梅雨前線に吸収され、996hPaの温帯低気圧に変わった。

台風の影響

この台風は、フィリピンから日本にかけて、死者10名を含む大きな被害を出した。
とくに台湾へは、死者4人を含む大きな被害を齎した [16]。

また、連続して台風が通過した日本列島の太平洋岸では各地で大雨となり、特に千葉県各地では記録的な降水量となった [1][17][18]。
山口県では住宅が土砂崩れに巻き込まれ、1人が死亡した [19]。
この台風と大雨により、香川県でも大きな被害となった [20]。

台風8号(ヒーゴス)

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 6月22日 – 6月27日
台風としての活動期間 6月23日 – 6月27日
ピーク時の強さ 50 kt (10分間平均) 
996 hPa

202608・08W・Gardo

6月21日15時頃にマリアナ諸島のサイパン島の東で1008hPaの熱帯低気圧が発生した。

気象庁は、23日3時頃にマリアナ諸島の北緯14度24分 東経146度54分 / 北緯14.4度 東経146.9度 / 14.4; 146.9付近で、1004hPaの台風8号(Higos/ヒーゴス)へ昇格したと発表した[確 8]。

その後は、台風7号の東方を追い越すような形で良く似た経路を辿り、27日0時頃には速度を速めながら四国の南方へ接近した。 東寄りへ進路を変えた台風は更に速度を速めて日本の南岸を進み、伊豆半島を掠めたのち5時頃に千葉県館山市付近に上陸。房総半島を横断して太平洋上へと進んだ。(27日の時点では「6時頃に房総半島の南端を掠めて太平洋上へ抜けた」と発表されていたが、詳細な解析の結果9月30日に進路が修正された[21])

そして、9時頃に福島県沖の北緯37度00分 東経143度00分 / 北緯37.0度 東経143.0度 / 37.0; 143.0付近で梅雨前線に吸収され、1000hPaの温帯低気圧へと変わり、 15時頃には梅雨前線に吸収される形て消失した。

台風9号(バービー)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 6月30日 – 7月15日
台風としての活動期間 7月2日 – 7月15日
ピーク時の強さ 110 kt (10分間平均) 
910 hPa

202609・09W・Inday

6月25日にマーシャル諸島共和国のクェゼリン環礁の東南東約1670kmで発生した低気圧が、 6月30日21時頃にマーシャル諸島北方で1004hPaの熱帯低気圧へ発達した。

気象庁は、7月2日9時頃にマーシャル諸島西方の北緯10度18分 東経159度54分 / 北緯10.3度 東経159.9度 / 10.3; 159.9}付近で、台風9号(Bavi/バービー)へ昇格したと発表した[速 1]。

台風は西へと向かい、ミクロネシア連邦北方を通過しながら強い台風、非常に強い台風、猛烈な台風へと勢力を強めて、マリアナ諸島へと接近した。

その後更に勢力を強めながら、6日9時頃にはマリアナ諸島のアギガン島とロタ島の北を通過しASAS、フィリピン海へと入った。 そして、15時頃には大型の台風へと発達した。

西方へと進んだ台風は、やや勢力を弱めながらフィリピンの東方沖で次第に進路を北西寄りへと変えて、11日9時頃には945hPaの大型で強い勢力を保ったまま、宮古列島の多良間島付近を抜けて[2]、東シナ海へと入った。

そして12日3時頃には、東シナ海から浙江省温州市付近へと960hPaの勢力で上陸した。

勢力を弱めながら華中を大きく弧を描くように進んだ台風は、14日6時頃山東省青島市付近で黄海へと出た。

膠東半島南岸を進んだ台風は、12時頃威海市付近で膠東半島先端部を掠めて渤海海峡へと出た後に黄海を横断し、 21時頃に西朝鮮湾の清川江の河口付近へ再上陸した。 そして15日3時頃には朝鮮半島の最狭部を横断し、東朝鮮湾から日本海へと出た。

その後9時頃に、北朝鮮沖の日本海の北緯40度00分 東経130度00分 / 北緯40.0度 東経130.0度 / 40.0; 130.0付近で前線を巻き込み、992hPaの温帯低気圧へと変わった。 台風から変わった温帯低気圧は日本海を横断し、16日午前にサハリン南部を横断してオホーツク海へ入り、15時頃には消滅した。

台風の影響

この台風は、フィリピンから日本を含む東アジアの広い範囲で死者23名を含む大きな被害を齎せた。
台風が東岸沖を通過したフィリピンでは豪雨と土砂崩れが発生し、ミンダナオ島で17人が死亡、9人が行方不明となった[22][23]。

また、台風が通過した華中~華北では大規模な洪水が発生した [24][25][26]。

一方で中国政府は、海上保安庁の巡視船が台湾海峡の公海上へ避難した事に対し、抗議を行った [27][注 4]。

台風10号(メイサーク)

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 7月1日 – 7月7日
台風としての活動期間 7月3日 – 7月6日
ピーク時の強さ 50 kt (10分間平均) 
990 hPa

202610・10W・Henry

7月1日3時にフィリピン・マニラの西方海上で、1000hPaの熱帯低気圧が発生した。その後、熱帯低気圧は南シナ海を西方へ進んだ。

気象庁は3日3時、海南島の南西の北緯17度30分 東経108度48分 / 北緯17.5度 東経108.8度 / 17.5; 108.8付近で、半径200kmの強風域を伴う998hPaの台風10号(Maysak/メイサーク)へ昇格したと発表した[速 2] 。

台風は進路を北へ変えて、3日19時20分に海南島陵水付近へ996hPaの勢力で上陸した。 海南島を縦断した台風は、翌4日3時には儋州市付近からトンキン湾へと抜けた。

トンキン湾を北上した台風は、4日21時頃に中国大陸の広西チワン族自治区防城港市付近へ再上陸した。

大陸内陸部へと北上した台風は、6日0時頃には長径330km、短径110kmの強風域を伴う996hPaの勢力を保っていたが、 3時頃に広西チワン族自治区河池市の北緯25度00分 東経109度00分 / 北緯25.0度 東経109.0度 / 25.0; 109.0付近で熱帯低気圧へと降格した。

北東へと進んだ熱帯低気圧は7日9時頃までは998hPaの勢力を保っていたが、 12時頃には徐州市付近で低気圧へと変わった。

18時頃に江蘇省塩城市付近から黄海へと出た低気圧は、 黄海を渡って、7日6時頃には北朝鮮との国境の鴨緑江の河口付近へ再上陸し、 8日15時頃に吉林省通化市付近で消滅した。

台風の影響

この台風は、東南アジアから中国南部・中部にかけての広い範囲で、死者171名を含む甚大な被害を与えた。
中国本土では、この熱帯低気圧の北東に位置する寒冷低気圧が影響し、華南から華中にかけて各地に豪雨と洪水を齎し、ダムや堤防を決壊させ [28] [29][30] [31][32]、湖北省では竜巻を2つ発生させた[33]。

東南アジアではベトナム北部からインドシナ半島にかけて、大きな被害を与えた[34][35]。

台風11号(ハイシェン)

トロピカル・ストーム (JMA)
熱帯低気圧としての活動期間 7月13日 – 7月14日
台風としての活動期間 7月13日 – 7月14日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
1002 hPa

202611・Josie

7月7日にマーシャル諸島付近で発生した低気圧が、7月13日3時頃に、ミクロネシア連邦・ヤップ島の北西で、1006hPaの熱帯低気圧に変化した。

気象庁は同日9時に、北緯10度42分 東経136度42分 / 北緯10.7度 東経136.7度 / 10.7; 136.7付近で1004hPaの台風11号(Haishen/ハイシェン)へ昇格したと発表した [速 3]。

しかし、その後はあまり発達せず、翌14日9時にフィリピン中央の北緯13度00分 東経133度00分 / 北緯13.0度 東経133.0度 / 13.0; 133.0付近で、1006hPaの熱帯低気圧に降格した。 そして21時には通常の低気圧へと降格した。

台風としての存在期間は約24時間、熱帯低気圧としての存在期間も約32時間と、短いものだった。

なおJTWCは、この台風が熱帯低気圧の勢力に達したとは判断せず、熱帯低気圧番号を付番しなかった。

台風12号(ノウル)

タイフーン (JMA)
カテゴリー2 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 7月22日 – 7月27日
台風としての活動期間 7月24日 – 7月26日
ピーク時の強さ 75 kt (10分間平均) 
960 hPa

202612・11W・Kiyapo

気象庁は7月22日15時に、パラオの北、ルソン島の東のフィリピン海上にて、1004hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

その後気象庁は23日9時に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[36]。 また、同日15時にJTWCも熱帯低気圧の勢力に達したと判断し、11Wを付番した。

気象庁は翌日24日午前3時に、フィリピンの東において、北緯17度54分 東経125度06分 / 北緯17.9度 東経125.1度 / 17.9; 125.1付近で、996hPaの台風12号(Noul/ノウル)へ昇格したと発表した[速 4][37]。

その後15時には発達しながら、ルソン島北端を掠めてバシー海峡を抜けて南シナ海へ入り、 25日15時頃には強い台風となった。

そして南シナ海北東部を横断し、26日6時頃に広東省惠州市付近へ960hPaで上陸した。

上陸後は急速に勢力を落とし、18時頃は985hPaの勢力を保っていたが、 21時頃に広東省韶関市の北緯25度00分 東経114度00分 / 北緯25.0度 東経114.0度 / 25.0; 114.0付近で、998hPaの熱帯低気圧へ降格した。

その後、27日3時頃までは1000hPaの勢力を保っていたが、 9時頃に消滅した。

台風の影響

この台風は、フィリピンから中国南部にかけて、死者14名以上を含む大きな被害を与えた。

フィリピンでは、ミンダナオ島のダバオ地方で1人、サランガニ州で2人の併せて3人が死亡した[38]。

台風13号(ドルフィン)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 7月27日 – 8月13日
台風としての活動期間 7月27日 – 8月11日
ピーク時の強さ 110 kt (10分間平均) 
910 hPa

202613・12W

気象庁は7月27日3時に、西進してきた通常の低気圧が、マーシャル諸島の北東・ミッドウェー諸島近海の北緯13度00分 東経178度36分 / 北緯13.0度 東経178.6度 / 13.0; 178.6付近で、1004hPaの熱帯低気圧へ発生したことを検出した。 また同時に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[39]。 また同時刻にJTWCも熱帯低気圧の勢力に達したと判断し、12Wを付番した[40]。

その後気象庁は、同日15時に、ミッドウェー諸島近海の北緯13度18分 東経176度54分 / 北緯13.3度 東経176.9度 / 13.3; 176.9付近で、1000hPaの台風13号(Dolphin/ドルフィン)へと昇格したと発表した [速 5] [41]。

以降も東進しながら発達を続け、28日9時頃には強い台風へ、29日3時頃には非常に強い台風へ、30日9時頃には910hPa、最大風速55 m/s(110 kt)の猛烈な台風へと発達した。
その後は勢力を落としながらも西寄りに進路を変え、3日6時頃には大型で非常に強い台風となり、4日0時頃に小笠原諸島へ最接近した。

大型で非常に強い勢力を保ったままフィリピン海を西方へ向かった台風は、6日15時頃に大東諸島を通過し、西南諸島へ向かった。 そして7日に、与論島のすぐ北を掠めて東シナ海へ入った。 その後進路を南へ変え、7日9頃に950hPaの勢力で、沖縄本島の今帰仁村付近を通過した。 しかしすぐに小さなループを描いて反転し沖縄本島から離れ、伊平屋伊是名諸島を直撃した後、久米島の北方で再び小さなループを描き、東シナ海をゆっくり西方へ進んだ。

東シナ海を渡った台風は、9日19時頃に浙江省温州市付近へ上陸した[42][43]。
上陸後は勢力を弱め11日9時頃に湖北省黄石市の北緯30度00分 東経115度00分 / 北緯30.0度 東経115.0度 / 30.0; 115.0付近で、994hPsの熱帯低気圧に降格した 。
その後は、華中で13日21時頃までは998hPsの勢力を保っていたが、 14日3時頃には消滅した。

進路の特徴

この台風の沖縄付近での動きは、トロコイダル運動によるものと見られ[注 5][44]、2018年の台風12号の九州を西へ離れた後の進路に似ている。
また、北緯20度台後半を西北西~真西へ進むという比較的珍しい経路を辿っており、記事先頭に掲載した年間の全台風の軌跡をプロットした図でも、他の台風の南北へ進む領域を直線に近い経路で横切っており、際立って見える。

台風の影響

この台風は、西南諸島から、台湾・中国東部にかけて、死者6名程度を含む被害を出した[45]。

台風14号(クジラ)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 7月31日 – 8月6日
台風としての活動期間 8月5日 – 8月6日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
994 hPa

202614・13W・Luis / Maymay

気象庁は7月31日15時に、フィリピン東方で1006hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

PAGASAは8月1日に、この熱帯低気圧へLuisと命名した。

フィリピン東方をゆっくりと漂うように移動下のち、8月3日15時頃にルソン島へ上陸した。

その後一旦は勢力を衰えさせたが、ルソン島西方の南シナ海に新たな中心部を形成し、熱帯低気圧としての勢力を復活させた。 PAGASAはこの新たな中心部にMaymayと命名した。

そして5日3時頃、北緯16度48分 東経118度42分 / 北緯16.8度 東経118.7度 / 16.8; 118.7付近で、998hPaの台風14号(Kujira/クジラ)へ昇格した [速 6] 。

南シナ海から折り返した台風は、6日3時頃に再びルソン島へ上陸した。

そして9時頃に、ルソン島北部の北緯18度00分 東経121度00分 / 北緯18.0度 東経121.0度 / 18.0; 121.0付近で、1000hPaの熱帯低気圧へ降格した。そして15時頃までは勢力を保っていたが、21時頃には消滅した。

台風の影響

この台風の影響により、フィリピンで死者7名を含む多数の被害を発生させた[46][47][48]。

台風15号(チャンホン)

シビア・トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月5日 – 8月16日
台風としての活動期間 8月5日 – 8月12日
ピーク時の強さ 50 kt (10分間平均) 
980 hPa

202615・14W

気象庁は8月5日9時に、ウェーク島西の北緯19度00分 東経165度18分 / 北緯19.0度 東経165.3度 / 19.0; 165.3付近で、1000hPaの熱帯低気圧の発生を検出した 。

そして15時に、北緯19度36分 東経165度42分 / 北緯19.6度 東経165.7度 / 19.6; 165.7付近で、998hPaの台風15号(Chan-hom/チャンホン)へと昇格したと発表した[速 7]。

また、6日21時頃から7日15時にかけては大型の台風となった。

三陸沖で西南西へと進路を変えた台風は、11日20時頃に鹿島灘から茨城県鉾田市の北緯36度06分 東経140度36分 / 北緯36.1度 東経140.6度 / 36.1; 140.6付近へ上陸し [49]霞ヶ浦を渡った後、本州を横断して、12日6時頃に敦賀湾から日本海へと出た。

そして9時頃に、丹後半島沖の北緯36度00分 東経135度00分 / 北緯36.0度 東経135.0度 / 36.0; 135.0付近で、998hPaの熱帯低気圧へ降格した。

その後日本海を渡った熱帯低気圧は朝鮮半島付近に長らく停滞していたが、シベリアからの低気圧に吸収されて16日3時頃には消滅した。

進路の特徴

この台風は、一般的な台風の経路とは逆のカーブを描く進路を取り、日本列島の東側から茨城県へ上陸することとなった。茨城県への上陸は観測史上初である。 また、メディア等では逆走台風などと呼ばれた[3]。
なお、同時期に中国大陸へ上陸した台風13号も、北緯20度台後半を真西へ進むという比較的珍しい経路を辿っており、この時期は偏西風と北太平洋高気圧がかなり北へ偏っていた事を伺わせる。

台風の影響

台風が東から西へと進んだため、強風による被害は主に進路の北側で発生した[50][51][52]。

また、この台風による直接の被害ではないが、台風通過の翌々日の8月13日に発生した令和8年8月千葉豪雨の発生要因の一つとなった[注 6][3]。

台風16号(ペイロー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月8日 – 8月13日
台風としての活動期間 8月9日 – 8月12日
ピーク時の強さ 45 kt (10分間平均) 
996 hPa

202616・13W

気象庁は8月8日12時に、台風13号の東方の小笠原近海、1000hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。 なおJTWCは、この熱帯低気圧は台風14号の残存部分と見做し、引き続き13Wを使用した。

その後気象庁は翌9日9時に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[53]。

そして、15時頃に、南硫黄島遥か南方の北緯21度12分 東経142度12分 / 北緯21.2度 東経142.2度 / 21.2; 142.2付近で、998hPaの台風16号(Peilou/ペイロー)に昇格した[速 8] [54]

その後12日21時頃に、日本の遥か東方の北緯30度00分 東経164度00分 / 北緯30.0度 東経164.0度 / 30.0; 164.0付近で、998hPaの熱帯低気圧へ降格した。

そして13日9時頃までは熱帯低気圧としての勢力を保っていたが、15時頃には通常の低気圧に変わった。

台風17号(ナンカー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月11日 – 8月16日
台風としての活動期間 8月12日 – 8月14日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
996 hPa

202617・16W

気象庁は、8月11日9時頃、沖ノ鳥島付近で1000hPaの熱帯低気圧の発生を検出した 。 同日15時にはこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[55]。

そして12日9時に北緯22度06分 東経141度54分 / 北緯22.1度 東経141.9度 / 22.1; 141.9付近で、994hPaの大型の台風17号(Nangka/ナンカー)に昇格した[速 9] [56]。 その後規模を縮小し、13日9時頃には大型の台風ではなくなった。

そして14日21時頃に、日本の遥か西南の北緯28度00分 東経155度00分 / 北緯28.0度 東経155.0度 / 28.0; 155.0付近で、996hPaの熱帯低気圧へ降格した。

その後、16日15時頃までは1006hPaの勢力を保っていたが、21時頃には通常の低気圧となった。

台風18号(ソウデル)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月15日 – 8月15日
8月16日 – 9月4日
台風としての活動期間 8月19日 – 8月29日
9月1日 - 9月3日
ピーク時の強さ 90 kt (10分間平均) 
940 hPa

202618・17W・Obet

8月8日3時頃にマーシャル諸島の遥か東方に発生した1008hPaの低気圧が、 15日9時頃に1008hPaの熱帯低気圧へと発達した。 その後15時頃には一旦通常の低気圧となったが、 16日15時頃に再び1006hPaの熱帯低気圧へと発達した。

気象庁は18日21時に、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[57]、JTWCもこの熱帯低気圧に対して17Wを付番した[58]。

そして19日12時頃、ミクロネシア連邦ポンペイ州ミント環礁近海の北緯8度12分 東経153度42分 / 北緯8.2度 東経153.7度 / 8.2; 153.7付近で、1002hPaの台風18号(Saudel/ソウデル)に昇格した[速 10] [59][60]。

北西へ進んだ台風は、22日3時には強い台風へ勢力を増し、16時頃に北マリアナ連邦のアグリハン島付近を通過し、フィリピン海へ進み、23日15時には非常に強い台風へと勢力を増した。

その後フィリピン海を西北西へ横断し、25日8時頃に非常に強い勢力で北大東島北方の北緯26度00分 東経131度18分 / 北緯26.0度 東経131.3度 / 26.0; 131.3付近を通過[61]、23時頃に沖永良部島南端付近の北緯27度18分 東経128度36分 / 北緯27.3度 東経128.6度 / 27.3; 128.6を通過して東シナ海へ進んだ[62]。

そして東シナ海を低速で西へ渡り、28日10時頃に浙江省温州市付近へ上陸し[63]、29日3時頃には江西省吉安市の北緯27度00分 東経116度00分 / 北緯27.0度 東経116.0度 / 27.0; 116.0付近で998hPaの熱帯低気圧へ降格した。

中国南部を南東へ進んだ熱帯低気圧は、30日15時頃に広東省江門市付近より南シナ海へと出た。 そして広州湾を渡ったのち、31日9時頃、海南島へ再上陸した。

気象庁は31日3時に、熱帯低気圧に南シナ海北部で再発達し、台風へ復活する予想を発表した[64]。 そして9月1日3時頃、海南島の東の北緯19度12分 東経112度00分 / 北緯19.2度 東経112.0度 / 19.2; 112.0付近で、996hPaの台風へ再昇格した[4]。

再昇格した台風は3日9時頃、福建省漳州市の北緯23度36分 東経117度30分 / 北緯23.6度 東経117.5度 / 23.6; 117.5付近へ992hPaの勢力で再上陸した[65]。 その後15時頃までは広東省梅州市の北緯24度30分 東経116度30分 / 北緯24.5度 東経116.5度 / 24.5; 116.5付近で台風としての勢力を保っていたが、21時頃に998hPaの熱帯低気圧へ再び降格した。

その後4日3時頃までは広東省掲陽市付近で1000hPaの勢力を保っていたが、9時頃に再び南シナ海へ南下した頃に1004hPaの通常の低気圧へと勢力を落とした。

残存低気圧は5日3時頃までは、広東省近海の南シナ海で1006hPaの勢力を保っていたが、9時頃には消滅した。

進路の特徴

この台風は、8月27日15時頃に東シナ海の北緯28度30分 東経124度12分 / 北緯28.5度 東経124.2度 / 28.5; 124.2付近まで北上した後、中国東部で熱帯低気圧へ勢力を落として南西へ進み、31日21時頃には南シナ海の北緯18度54分 東経110度12分 / 北緯18.9度 東経110.2度 / 18.9; 110.2付近まで南下して復活するという、比較的珍しい進路を取った。
南シナ海海から中国本土へ上陸後に北東へ進む台風の例は多いが、同等の経路を南下する例はかなり珍しい。
また、熱帯低気圧に衰退していた期間ではあるものの、南下幅は9.6度にも及び、この南下幅は、台風の南下記録の歴代1位を超える。
更に復活した後にが南シナ海で進路を北東から北西へと変え大きな楕円を描く用に中国大陸へ再上陸した。 更には再上陸後には再び中国大陸の沿岸部を西南へ進み、再び南シナ海へと舞い戻った。 この複雑な動きは東方で発達した台風24号や吸収したJMA TD 32等との、相互作用の影響と思われる。

南下した台風(南下幅順)
順位 年 名称 英名 または アジア名 南下幅 (緯度)
1 2003年 平成15年台風第18号 パーマァ(Parma) 8.9度
2 2017年 平成29年台風第5号 ノルー(Noru) 8.2度
3 1993年 平成5年台風第27号 Manny 7.5度
2004年 平成16年台風第25号 ムイファー(Muifa)
5 1986年 昭和61年台風第14号 Wayne 6.9度
6 2000年 平成12年台風第15号 ボーファ(Bopha) 6.7度
7 1991年 平成3年台風第20号 Nat 6.6度
8 1996年 平成8年台風第25号 Ernie 6.4度
9 2018年 平成30年台風第12号 ジョンダリ(Jongdari) 6.3度
10 1964年 昭和39年台風第14号 Kathy 6.2度
1977年 昭和52年台風第12号 Dinath
1984年 昭和59年台風第25号 Bill
2022年 令和4年台風第11号 ヒンナムノー(Hinnamnor)
台風の影響

西南諸島では25日に大東諸島から沖縄諸島にかけて暴風域に巻き込まれ、各地で暴風を記録した[66]。 北大東村では3時25分に42.2m/s、うるま市では宮城島で22時47分に37.2m/sの最大瞬間風速を記録、徳之島空港では19時19分に同地点での観測史上1位となる54.5m/sの最大瞬間風速を記録した[61]。

また、台風が螺旋状の進路をとったために三度も同じ台風が上陸した中国南東部部では、大雨によって甚大な被害となった。

台風19号(ナーラ)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月17日 – 8月27日
台風としての活動期間 8月22日 – 8月26日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
990 hPa

202619・18W

気象庁は、8月17日9時頃に香港付近で発生した低気圧が、21時に、バタン諸島の西の南シナ海上で1002hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。

その後18日3時頃までは1000hPaの勢力を保っていたが、9時頃に通常の低気圧へと勢力を弱めた。

しかし20日9時に海南島にて998hPaの熱帯低気圧に再び発達し、21日15時には気象庁が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した。 また、JTWCは同日3時にこの熱帯低気圧に対して18Wを付番した[67]。

そして22日9時に、トンキン湾内の北緯21度12分 東経108度00分 / 北緯21.2度 東経108.0度 / 21.2; 108.0付近で、994hPaの台風19号(Narra/ナーラ)に昇格した[速 11][68]。

台風はトンキン湾内でほぼ停滞した後北東に進み、26日3時頃に広東省雷州半島の雷州市付近に、996hPaの勢力で上陸後、15時頃には熱帯低気圧に降格した。

その後27日15時頃までは、広西チワン族自治区南寧市付近で1000hPaの勢力を保っていたが、21時頃には消滅した。

台風の影響

この台風はトンキン湾内で4日以上も停滞したため、中国南部から東南アジアにかけて死者2名以上を含む大きな被害を出した[69]。

台風20号(ケナリ)

トロピカル・ストーム (JMA)
熱帯低気圧としての活動期間 8月17日 – 8月25日
台風としての活動期間 8月22日 – 8月25日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
996 hPa

202620・Neneng

気象庁は、8月17日15時頃にフィリピンの北東で発生した低気圧が、 18日9時頃にバシー海峡を隔てて位置する熱帯低気圧[注 7]の東側、大東諸島の約700km南海上でその熱帯低気圧の衰退と入れ替わるように1004hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。

その後19日9時には一端は低圧部に降格したが、同日21時には台湾の東、先島諸島付近で再び1004hPaの熱帯低気圧となった。

暫く台湾付近に停滞した後、22日12時頃に宮古島の北北西の東シナ海で、998hPaの台風20号(Gaenari/ケナリ)へ昇格した[速 12]https://www.data.jma.go.jp/yoho/data/wxchart/quick/202608/ASAS_COLOR_202608220600.svgz][70]。

その後、24日15時頃に福建省泉州市付近へ、998hPaの勢力で上陸した。

そして、25日3時頃には1000hPaの熱帯低気圧へ降格し、15時頃までは勢力を保っていたが、21時頃に消滅した。

なおJTWCは、この台風が熱帯低気圧の勢力に達したとは判断せず、熱帯低気圧番号を付番しなかった。

台風の影響

この台風の影響で、八重山地方多い所で24時間雨量が200mmを超す大雨となった [71] [72]。

また、台風が上陸した中国では、福建省で河川が氾濫した[73]。

台風21号(アッサニー)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月22日 – 8月26日
台風としての活動期間 8月24日 – 8月25日
ピーク時の強さ 35 kt (10分間平均) 
998 hPa

202621・19W

PAGASAは8月21日遅くに、フィリピン責任区域のすぐ外側、台風18号の遥か南西のヤップ付近で熱帯低気圧が発生したと報告した。 気象庁は22日3時に通常の低気圧の発生と判定した。

そして15時頃に、1002hPaの熱帯低気圧へと発達した 同日JTWCも熱帯低気圧に格上げし、19Wを付番した[74]。

その後22日9時頃に、沖ノ鳥島の遥か南方のフィリピン海の北緯15度06分 東経137度18分 / 北緯15.1度 東経137.3度 / 15.1; 137.3付近で、998hPaの台風21号(Atsani/アッサニー)へ昇格した[速 13][75]。

そして25日9時頃に、1000hPaの熱帯低気圧へ降格した。

その後、26日6時頃までは1006hPaの勢力を保っていたが、9時頃に台風18号の勢力圏に吸収されて消滅した。

台風22号(アータウ)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月26日 – 8月31日
台風としての活動期間 8月27日 – 8月31日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
994 hPa

202622・21W

気象庁は8月26日21時頃に、後に台風23号となる熱帯低気圧の東で1006hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。 同時に、この熱帯低気圧が台風に発達する可能性があるとした[76]。

翌27日9時にはJTWCも熱帯低気圧と認め、21Wを付番した[77]。

そして同日15時に、ウェーク島北東の北緯21度24分 東経168度18分 / 北緯21.4度 東経168.3度 / 21.4; 168.3付近で、998hPaの台風22号(Etau/アータウ)に昇格した[速 14][78]。

その後、日本の遥か東の太平洋上を台風23号に先行するように北上した台風は、30日9時頃に藤原の効果で台風23号に追い越される形となり以降は台風23号を追う形となった。 そして、31日3時頃に998hPaの熱帯低気圧へ降格し、9時頃には台風23 号とほぼ同時に、1000hPaの温帯低気圧へと変わった。

台風23号(バンラン)

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月25日 – 8月31日
台風としての活動期間 8月28日 – 8月31日
ピーク時の強さ 65 kt (10分間平均) 
980 hPa

202623・20W

気象庁は、20日15頃にマーシャル諸島の遥か西方で発生した低気圧が、25日21時頃にウェーク島の遥か西南西で、1008hPaの熱帯低気圧へ発達したことを確認した。

26日18時にはJTWCも熱帯低気圧へ格上げし、20Wを付番した[79]。

その後、28日3時には気象庁が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[80]。 そして12時頃にウェーク島南西の北緯18度24分 東経165度06分 / 北緯18.4度 東経165.1度 / 18.4; 165.1付近で、1002hPaの台風23号(Bang-Lang/バンラン)に昇格した [速 15][81][82]。

そして29日9時頃に強い台風となり 、その後は日本の遥か東の太平洋上を台風22号を追う形で北上。30日9時頃に藤原の効果で台風22号に追い越す形となり以降は台風22号に先行する形となった。

強い台風としての勢力は、30日15時頃まで保った。

そして、31日3時頃までは996hPaの勢力を保っていたが、9時頃には台風22号とほぼ同時に、1002hPaの温帯低気圧へと変わった。

台風24号(クロヴァン)

トロピカル・ストーム (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 8月29日 – 9月9日
台風としての活動期間 9月1日 – 9月7日
ピーク時の強さ 40 kt (10分間平均) 
990 hPa

202624・22W・Pilandok

8月28日、PAGASAは監視領域外のフィリピンの東方1,460kmの低圧部の監視を開始し、24時間以内に熱帯低気圧へ発達する可能性が中程度であると評価した[83]。 気象庁はこの低圧部が29日3時頃に低気圧へ発達したことを確認し、21時頃に1004hPaの熱帯低気圧に発達したことを検出した。

翌30日朝にPAGASAは、この熱帯低気圧にPilandokと命名した[84]。

気象庁は9月1日朝、この熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[85]。 そして9時頃に、沖大東島遥か南方のフィリピン海の北緯22度36分 東経131度54分 / 北緯22.6度 東経131.9度 / 22.6; 131.9付近で、996hPaの台風24号(Krovanh /クロヴァン)に昇格した [速 16] 。 同日午後にJTWCも熱帯低気圧へ格上げし、22Wを付番した[86]。

その後沖縄本島から奄美大島付近で複雑な動きを続け[87]、4日12時頃には東シナ海の北緯29度48分 東経127度54分 / 北緯29.8度 東経127.9度 / 29.8; 127.9付近まで北上したものの秋雨前線北側の高気圧に押し戻されて、6日0時頃にはフィリピン海の北緯25度24分 東経128度06分 / 北緯25.4度 東経128.1度 / 25.4; 128.1付近まで南下した。

そして7日3時頃までは北大東島のすぐ東の北緯25度54分 東経131度24分 / 北緯25.9度 東経131.4度 / 25.9; 131.4付近で990hPaの勢力を保っていたが、9時頃に北緯26度00分 東経132度00分 / 北緯26.0度 東経132.0度 / 26.0; 132.0付近で992hPaの熱帯低気圧に降格した。 結局、台風としての勢力を保っている期間中は大東諸島・沖縄諸島・奄美諸島の近海に1週間近くも居座り続けることとなった。

その後9日9時頃に秋雨前線へ吸収され、1000hPaの温帯低気圧に変わった[88]。 そして10日9時頃には消滅した。

進路の特徴

この台風は秋雨前線および周辺の他の熱帯低気圧等との相互作用により、西南諸島近海で極めて複雑な進路を辿った。 沖大東島付近で発生したのち東南東へ進み、北西へと引き返して大東諸島を通過して一旦は沖縄本島へ南東側から接近し、北上して奄美大島を掠めて東シナ海の北緯29度48分 東経127度54分 / 北緯29.8度 東経127.9度 / 29.8; 127.9付近まで北上した後に、進路を南に変えて今度は沖縄本島へ北西側から接近し、南南東へ進んでフィリピン海の北緯25度24分 東経128度06分 / 北緯25.4度 東経128.1度 / 25.4; 128.1付近まで南下して大東諸島へ戻るという、ループ状の進路を描いて沖縄本島を周回するなどした。

この間に4.4度南下した。

南下した台風(南下幅順)
順位 年 名称 英名 または アジア名 南下幅 (緯度)
1 2003年 平成15年台風第18号 パーマァ(Parma) 8.9度
2 2017年 平成29年台風第5号 ノルー(Noru) 8.2度
3 1993年 平成5年台風第27号 Manny 7.5度
2004年 平成16年台風第25号 ムイファー(Muifa)
5 1986年 昭和61年台風第14号 Wayne 6.9度
6 2000年 平成12年台風第15号 ボーファ(Bopha) 6.7度
7 1991年 平成3年台風第20号 Nat 6.6度
8 1996年 平成8年台風第25号 Ernie 6.4度
9 2018年 平成30年台風第12号 ジョンダリ(Jongdari) 6.3度
10 1964年 昭和39年台風第14号 Kathy 6.2度
1977年 昭和52年台風第12号 Dinath
1984年 昭和59年台風第25号 Bill
2022年 令和4年台風第11号 ヒンナムノー(Hinnamnor)
台風の影響

この台風と熱帯低気圧TD 23W及び秋雨前線の影響により、沖縄から九州南部にかけては大雨となった[89]。
特に屋久島へは5日に、レベル5土砂災害特別警報が発表された[90]。

また、秋雨前線を刺激し、太平洋岸各地に大雨を降らせる一因となった [5][88][6]。
とくに、台風18号・24号が連続して接近・停滞した琉球諸島では、様々な被害を被る結果になった[5]。

台風25号(ドゥージェン)

タイフーン (JMA)
カテゴリー1 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 9月14日 – 9月22日
台風としての活動期間 9月16日 – 9月22日
ピーク時の強さ 75 kt (10分間平均) 
960 hPa

202625・24W

気象庁は、9月10日3時頃にグアム島遥か南東の北緯11° 東経147° / 北緯11度 東経147度 / 11; 147付近で発生した低気圧が、 14日3時頃にミクロネシア連邦・ポンペイ州のオロルク環礁の遥か北方の北緯12° 東経156° / 北緯12度 東経156度 / 12; 156付近で1004hPsの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。 JTWCは14日15時に、24Wを付番した[91]。

そして16日21時頃に、マリアナ諸島東方の北緯16度24分 東経149度24分 / 北緯16.4度 東経149.4度 / 16.4; 149.4付近で、大型の台風で998hPaの台風25号(Dujuan/ドゥージェン)に昇格した。 その後も発達しながら北上を続け、19日21時頃に小笠原諸島西方の北緯27度54分 東経138度24分 / 北緯27.9度 東経138.4度 / 27.9; 138.4付近で970hPaの強い台風へと発達した。

そして、大型で強い勢力を保ったまま本州南岸へと接近し、伊豆諸島の中部を北東へと通過して、21日21時頃に房総半島沖の北緯34度54分 東経141度48分 / 北緯34.9度 東経141.8度 / 34.9; 141.8付近を通過し、太平洋上へと進んだ。

三陸沖へと北上した台風は、22日21時頃に秋雨前線を巻き込んで、984hPaの温帯低気圧へ変わった。

台風の影響

この台風は東海地方から関東地方へかけて、記録的な豪雨をもたらした。 関東甲信地方の各地では、21日の24時間降水量が観測史上1位・9月の月間1位などを更新した。 19日から21日までの総雨量は伊豆諸島で800mm、静岡県では500mm、千葉県では450mmを超えるなど記録的な大雨となった[92]。 被害は主に千葉県と神奈川県に集中し、千葉県では死者10人、神奈川県では死者5人の被害となった[93] [94]。
また宮崎県でも1人が死亡した[95]。

千葉県では各地で堤防決壊や越水が発生し、各地で大規模な浸水を引き起こしたほか、交通機関やインフラなどへも多大な被害をもたらした。

また、台風の進路に当たる伊豆大島へはレベル5土砂災害特別警報が発表された [96]。

台風26号(スリゲ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 スーパー タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 9月22日 –
台風としての活動期間 9月23日 –
ピーク時の強さ 95 kt (10分間平均) 
945 hPa

202626・25W・Queenie

JTWCは、9月20日21時頃にグアム島南方の北緯11° 東経145° / 北緯11度 東経145度 / 11; 145付近で発生した1010hPaの低気圧へ、 21日3時に監視番号98Wを付番して監視を開始した。

気象庁は22日3時頃にグアム島の南西沖の北緯12° 東経143° / 北緯12度 東経143度 / 12; 143付近で、1008hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。 さらに同22日21時ごろにこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[97]。 またJTWCは23日18時に25Wを付番した[98]。

その後、23日21時頃に沖ノ鳥島南南東約200kmのフィリピン海の北緯17度24分 東経137度00分 / 北緯17.4度 東経137.0度 / 17.4; 137.0付近で1004hPaの台風26号(Surigae/スリゲ)に昇格した[99]。

27日3時頃に先島諸島遥か南方の北緯24度00分 東経127度24分 / 北緯24.0度 東経127.4度 / 24.0; 127.4付近で強い台風へ、 15時頃に沖縄本島南方の北緯25度18分 東経128度12分 / 北緯25.3度 東経128.2度 / 25.3; 128.2付近で非常に強い台風へ、 28時3時頃には沖縄本島東方の北緯26度24分 東経129度54分 / 北緯26.4度 東経129.9度 / 26.4; 129.9付近で最大風速50m/s (95kt)、最低気圧945hPaへと、急速に発達した。

その後は日本の南を北東進しながら急速に衰弱していき、10月2日3時に日本のはるか東海上で1002hPaの温帯低気圧へと変わった。

台風27号(チョーイワン)

タイフーン (JMA)
カテゴリー5 スーパー タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 9月28日 – 10月7日
台風としての活動期間 10月1日 – 10月7日
ピーク時の強さ 95 kt (10分間平均) 
925 hPa

202627・26W

気象庁は、JMA TD 37が降格した低気圧が、2,380kmほど西進して9月28日3時頃にグアム島の北東沖約70kmの北緯14度00分 東経145度00分 / 北緯14.0度 東経145.0度 / 14.0; 145.0付近で1008hPaの熱帯低気圧へ再発達したことを検出した。

この熱帯低気圧に対し、JTWCは30日12時に26Wを付番した[100]。また気象庁は、同30日21時ごろにこの熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[101]。

その後、10月1日3時ごろに北緯16度24分 東経149度30分 / 北緯16.4度 東経149.5度 / 16.4; 149.5付近で998hPaの台風27号(Choi-wan/チョーイワン)に昇格した[102]。

27号は西進しながら発達していき、3日の9時以降に大型の台風へ、北北東に進路を切り替えたあとに925hPa、最大風速50m/sで非常に強い勢力へと発達した[103]。

JTWCは、この台風を10月4日の15時頃にスーパータイフーンに発達したと解析した。

そこからは比較的緩やかなペースで衰弱を始め、10月6日の3時頃に非常に強い勢力ではなくなった。その後は大きく勢力を弱めることはなく、7日の3時頃に温帯低気圧へと変化した。

この台風は強風域が非常に大きく、一番広かった最盛期の強風域は直径約1500kmに及び、中心から離れた父島なども強風域に入った。

台風28号(ノロ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー3 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 10月5日 –
台風としての活動期間 10月5日 – 10月11日
ピーク時の強さ 95 kt (10分間平均) 
950 hPa

202628・15E

9月8日(協定世界時)、アメリカの国立ハリケーンセンター(NHC)がバハ・カリフォルニア半島のはるか南の海上で形成中の低圧部の監視を開始、協定世界時10日には低圧部の発生を確認した。低圧部はその後協定世界時13日21時に熱帯低気圧に発達し、15Eを付番された[104]。

15Eはその後協定世界時16日18時までに低圧部に降格した[105]が、協定世界時23日9時にハワイ諸島の南で再び熱帯低気圧に昇格[106]した。同23日21時にはトロピカルストームの勢力に達し、ノロ(Nolo)と命名された[107]。

ノロは5日9時(日本標準時)には180度経線を越え気象庁の観測範囲内に入ったため、台風28号(Nolo/ノロ)として観測対象になった[108][109]。

ノロはその後も北よりになりながら西進し続け10月11日午後3時に小笠原諸島近海で熱帯低気圧に降格した[109]。

この台風の特徴

元々はハリケーンだったが日付変更線を越え、気象庁の観測範囲内に入ったため、越境台風となった。ハリケーン→台風という越境台風の現象が起きたのは、2023年台風8号(Dora/ドーラ)以来約3年ぶりの出来事である[110]。

ハリケーンから台風になった越境台風

越境台風より平成27年台風17号から先を抜粋

平成27年台風第17号 03C Kilo
平成30年台風第17号 10E Hector
令和5年台風第8号 05E Dora
令和8年台風28号 15E Nolo

台風29号(コグマ)

タイフーン (JMA)
カテゴリー4 タイフーン (SSHWS)
熱帯低気圧としての活動期間 10月3日 –
台風としての活動期間 10月5日 –
ピーク時の強さ 90 kt (10分間平均) 
950 hPa

202629・27W

気象庁は10月3日21時、クェゼリン環礁の約40km東で1004hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

10月4日21時には気象庁がこの熱帯低気圧に対し、24時間以内に台風に発達する可能性があると発表した[111]。

その後、翌5日9時に北緯10度24分 東経168度06分 / 北緯10.4度 東経168.1度 / 10.4; 168.1で1000hPaの台風29号(Koguma/コグマ)に昇格した[112]。また、JTWCは同時刻に27Wを付番している[113]。

気象庁以外の機関が付番・命名した熱帯低気圧

JMA TD 9(Ester)

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
活動期間 6月3日 – 6月6日
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
1002 hPa

JMA TD 9・Ester
気象庁は6月3日21時に、フィリピン西方の南シナ海、北緯17度00分 東経115度06分 / 北緯17.0度 東経115.1度 / 17.0; 115.1付近で、1002hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

熱帯低気圧は4日6時にフィリピンの警戒領域に入り、PAGASAはこの熱帯低気圧にEsterと命名した。 同日、JTWCは91Wの監視番号を付番した[114]。

5日9時頃に台湾に上陸し、21時頃には太平洋上へと抜けた。 その後、6日9時頃には停滞前線に吸収されて、1002hPaの温帯低気圧に変わった。

この温帯低気圧は7日から8日にかけて日本の南岸を東へ進み、7日15時には996hPaまで発達し、各地へ大雨を降らせた。

TD 15W

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
活動期間 8月9日 – 8月11日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
996 hPa

JMA TD 22・15W
気象庁は、8月8日9時頃に台風15号の南方で発生した低気圧が、 9日12時頃に、1002hPaの熱帯低気圧に発達したことを検出した。 JTWCは10日に、15Wを付番した。

その後11日15時頃に、台風16号に吸収されて消滅した 。

TD 23W

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・ストーム (SSHWS)
活動期間 9月3日 – 9月5日
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
998 hPa

JMA TD 33・23W
気象庁は、8月31日3時頃にマリアナ諸島遥か東方で発生し、JTWCが監視番号95Wを付番して監視していた低気圧が、 沖ノ鳥島遥か南東のフィリピン海で、1004hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。 JTWCはこの熱帯低気圧に、監視番号97Wへ再付番した[115]。

JTWCは4日に、北緯22度24分 東経137度48分 / 北緯22.4度 東経137.8度 / 22.4; 137.8付近で熱帯暴風雨の勢力に至ったと判断し23Wを付番した[116]が、後に熱帯低気圧に格下げした。

その後、5日21時頃までは998hPa勢力を保っていたが、6日3時頃に台風24号の勢力に取り込まれる形で消滅した。

TD 28W

トロピカル・デプレッション (JMA)
トロピカル・デプレッション (SSHWS)
活動期間 10月10日 –
ピーク時の強さ 30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

JMA TD 42・28W

その他の熱帯低気圧

JMA TD 4

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 3月11日 – 3月11日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1003 hPa

気象庁は、3月11日3時頃に台風3号の東北東約1,300km付近で、1004hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

その後21時頃に、停滞前線に吸収されて1003hPaの温帯低気圧に変わった。

JMA TD 7

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 5月8日 – 5月10日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

気象庁は、5月8日9時頃に台風5号の東約1,900km付近で、1008hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

その後10日3時頃に、1006hPaの低気圧へと勢力を弱めた。 そして11日9時頃までは1008hPaの勢力を保っていたが、21時頃に台風5号が降格した熱帯低気圧の勢力圏に吸収されて消滅した。

JMA TD 10

トロピカル・デプレッション (JMA)
活動期間 6月9日 – 6月9日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1002 hPa

気象庁は、6月9日15時頃に香港の東方海上で、1002hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

その後台湾へ上陸した後に勢力を弱め、10日9時には梅雨前線へ吸収されて1004hPaの温帯低気圧に変わった。

JMA TD 16

トロピカル・デプレッション (JMA)
活動期間 7月16日 – 7月17日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

気象庁は、7月16日15時頃にミクロネシア連邦チューク諸島南方・ノモイ諸島南西の北緯4度18分 東経151度48分 / 北緯4.3度 東経151.8度 / 4.3; 151.8付近で、1006hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。

また、この熱帯低気圧は台風に発達する可能性があるとした[117]。
しかし、17日09時頃までは熱帯低気圧としての勢力を保っていたが、 15時頃には1006hPaの低気圧となった。

JMA TD 24

トロピカル・デプレッション (JMA)
活動期間 8月13日 – 8月16日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1002 hPa

気象庁は、8月13日9時頃に台風17号の西南西・火山列島の西で、1002hPaの熱帯低気圧の発生を検出した 。

その後、16日15時頃までは1004hPaの勢力を保っていたが、21時頃には消滅した。

JMA TD 32

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 8月30日 – 8月31日
ピーク時の強さ 20 kt (10分間平均) 
996 hPa

気象庁は、8月30日15時頃に台湾の南西・香港南東で、998hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。 JTWCはこの熱帯低気圧に、監視番号96Wを付番した。

その後、31日21時頃までは998hPaの勢力を保っていたが、9月1日3時頃に再発達した台風18号の勢力圏へ吸収される形で消滅した。

JMA TD 34

トロピカル・デプレッション (JMA)
活動期間 9月12日 – 9月14日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

気象庁は、9月9日9時頃にルソン島西北西の南シナ海で発生した低気圧が、12日3時頃にベトナム東方の南シナ海で、1006hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。 JTWCはこの熱帯低気圧に、監視番号98Wを付番した。

そして13日9時頃に、ベトナム中部のフエ市付近へ1006hPaで上陸した。 その後はトンキン湾沿いに北へ進み、14日3時頃まではベトナム北部のタインホア省付近で1008hPaの勢力を保っていたが、9時頃には消滅した。

この熱帯低気圧の影響によってベトナム中部から北部にかけては大雨となり、洪水によって3人が死亡し、16,000戸の家屋と22,000haの水田が浸水した[118][119]。

JMA TD 37

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 9月22日 – 9月22日
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

気象庁は、9月8日15時頃にマーシャル諸島ビカール環礁近海の北緯12° 東経170° / 北緯12度 東経170度 / 12; 170付近で発生した1006hPaの低気圧が、22日3時頃にウェーク島遥か南方の北緯17° 東経167° / 北緯17度 東経167度 / 17; 167付近で、1008hPaの熱帯低気圧へ発達したことを検出した。 その後は発達せず、21時頃には1008hPaの低気圧へと勢力を落とした。

JMA TD 38

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 9月24日 – 9月25日(域外)
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1006 hPa

気象庁は、9月23日21時頃にカンボジア南部の北緯10度54分 東経104度06分 / 北緯10.9度 東経104.1度 / 10.9; 104.1付近で発生した低気圧が、9月24日15時頃にタイチャンタブリー県の北緯13度12分 東経101度54分 / 北緯13.2度 東経101.9度 / 13.2; 101.9付近で、1006hPaの熱帯低気圧の発生を検出した。 同刻、JTWCはこの熱帯低気圧に監視番号92Wを付番した。

その後、25日21時頃までは気象庁の観測対象範囲内に位置していたが[]、26日には東経100度を越え観測対象範囲外となった。

そして27日21時頃にはミャンマーのモン州付近で一旦アンダマン海へと抜けた後北上し、28日6時頃に同州イェー付近へ再上陸した。


この熱帯低気圧は、タイからカンボジア西部にかけて、深刻な洪水を発生させる要因の一つとなった[120]。

JMA TD 43

トロピカル・デプレッション (JMA)
Counterclockwise vortex
活動期間 10月11日 –
ピーク時の強さ <30 kt (10分間平均) 
1008 hPa

各台風・熱帯低気圧の影響

台風番号[注 8]
熱帯低気圧番号
アジア名
(フィリピン名)
台風期間
熱帯低気圧期間
規模
勢力
階級 最大風速 最低気圧 影響地域
(太字は主な被災地域)
被害額 死者[注 9] 出典
台風1号・01W
JMA TD 1
ノケーン
(Ada)
1/15 - 1/21
1/14 - 1/22
- TS 20m/s (40kt) 996hPa パラオ フィリピン 2万4千ドル 2人 [8] [9]
TS 26m/s (51kt) 992hPa
台風2号・02W
JMA TD 2
ペンニャ
(Basyang)
2/6 - 2/6
2/3 - 2/7
- TS 18m/s (35kt) 1002hPa ミクロネシア パラオ フィリピン 2550万ドル 12人 [10]
TS 19m/s (37kt) 999hPa
台風3号・03W
JMA TD 3
ヌーリ 3/11 - 3/13
3/10 - 3/14
- TS 18m/s (35kt) 998hPa ミクロネシア パラオ マリアナ諸島 - -
TD 15m/s (30kt) 1000hPa

JMA TD 4
-
3/10 - 3/11
- TD - 1004hPa マリアナ諸島 - -
LPA - -
台風4号・04W
JMA TD 5
シンラコウ 4/9 - 4/20
4/8 - 4/20
大型
猛烈な
VTY 60m/s (115kt) 905hPa ミクロネシア マリアナ諸島 小笠原諸島 15億5千万ドル以上 17人 [11]
STY 82m/s (160kt) 890hPa
台風5号・05W
JMA TD 6
ハグピート
(Caloy)
5/6 - 5/10
5/5 - 5/15
- TS 20m/s (40kt) 998hPa ミクロネシア パラオ 軽微 -
TS 19m/s (38kt) 999hPa

JMA TD 7
-
5/8 - 5/9
- TD - 1006hPa ミクロネシア - -
LPA - -
台風6号・06W
JMA TD 8
チャンミー
(Domeng)
5/28 - 6/3
5/26 - 6/3
大型
 
STS 30m/s (60kt) 970hPa ミクロネシア フィリピン 日本(西南諸島~太平洋岸) 310万ドル以上 - [13] [15]
TY 38m/s (73kt) 973hPa

JMA TD 9
(Ester)
6/3 - 6/6
- TD - 1002hPa ベトナム フィリピン 台湾 日本 軽微 -
SS 20m/s (40kt) 1002hPa

JMA TD 10
-
6/9 - 6/10
- TD - 1002hPa 中国南部 台湾 南西諸島 軽微 -
LPA - -
台風7号・07W
JMA TD 11
メーカラー
(Francisco)
6/19 - 6/27
6/18 - 6/27

非常に強い
VSTY 50m/s (100kt) 925hPa マーシャル諸島 ミクロネシア マリアナ諸島 フィリピン 台湾 日本(太平洋岸) 千島列島 2020万ドル以上 10人 [16] [17] [19] [20]
TY 64m/s (124kt) 934hPa
台風8号・08W
JMA TD 12
ヒーゴス
(Gardo)
6/23 - 2/27
6/22 - 6/27
- TS 23m/s (45kt) 998hPa マリアナ諸島 日本 千島列島
TS 28m/s (54kt) 989hPa
台風9号・09W
JMA TD 13
バービー
(Inday)
7/7 - 7/15
6/30 - 7/15
大型
猛烈な
VTY 55m/s (110kt) 910hPa マーシャル諸島 ミクロネシア マリアナ諸島 フィリピン 南西諸島 台湾 中国東部~北部 北朝鮮 韓国 北海道 ロシア極東 1億4100万ドル以上 23人 [23] [24] [25] [26]
STY 79m/s (155kt) 901hPa
台風10号・10W
JMA TD 14
メイサーク
(Henry)
7/3 - 7/6
7/1 - 7/7
- STS 25m/s (50kt) 990hPa フィリピン ベトナム ラオス カンボジア タイ 中国南部~中部 北朝鮮 33億5千万ドル以上 171人 [28] [29] [33] [30] [34] [35] [31] [32]
TS 28m/s (54kt) 988hPa
台風11号
JMA TD 15
ハイシェン
(Josie)
7/13 - 7/14
7/13 - 7/14
- TS 18m/s (35kt) 1004hPa マーシャル諸島 ミクロネシア(ヤップ州) 軽微 -
LPA 13m/s (24kt) 1005hPa

JMA TD 16
-
7/16 - 7/17
- TD 15m/s (30kt) 1006hPa ミクロネシア(チューク州) - -
LPA 13m/s (24kt) 1006hPa
台風12号・11W
JMA TD 17
ノウル
(Kiyapo)
7/24 - 7/26
7/22 - 7/27

強い
TY 40m/s (75kt) 960hPa ミクロネシア フィリピン 台湾 中国南部 6億3900万ドル以上 14人以上 [38]
TY 43m/s (84kt) 967hPa
台風13号・12W
JMA TD 18
ドルフィン 7/27 - 8/11
7/27 - 8/13
大型
猛烈な
VTY 55m/s (110kt) 910hPa マーシャル諸島 小笠原諸島 大東諸島 南西諸島 台湾 フィリピン 中国東部~中部 41億2千万ドル以上 6人以上
STY 78m/s (151kt) 915hPa
台風14号・13W
JMA TD 19
クジラ
(Luis / Maymay)
8/5 - 8/6
7/31 - 8/6
- TS 20m/s (40kt) 994hPa ミクロネシア フィリピン 6390万ドル以上 7人 [46] [47] [48]
TS 18m/s (35kt) 997hPa
台風15号・14W
JMA TD 20
チャンホン 8/5 - 8/12
8/5 - 8/16
大型
 
STS 25m/s (50kt) 980hPa ウェーク島 本州(関東~北近畿) 不明 - [50] [51] [52]
TS 26m/s (51kt) 976hPa
台風16号・13W
JMA TD 21
ペイロー 8/9 - 8/12
8/8 - 8/13
- TS 23m/s (45kt) 992hPa 南鳥島 マリアナ諸島 軽微 -
TS 20m/s (40kt) 993hPa
TD 15W
JMA TD 22
-
8/9 - 8/11
- TD - 996hPa (陸上への影響なし) - -
TD 15m/s (30kt) 993hPa
台風17号・16W
JMA TD 23
ナンカー 8/12 - 8/14
8/11 - 8/16
大型
 
TS 18m/s (35kt) 994hPa 南鳥島 - -
TS 18m/s (35kt) 995hPa

JMA TD 24
-
8/13 - 8/16
- TD - 1002hPa 小笠原諸島 - -
LPA 10m/s (20kt) 1000hPa
台風18号・17W
JMA TD 25
ソウデル
(Obet)
8/19 - 8/29
9/1 - 9/3
8/15 - 8/15
8/16 - 9/4

非常に強い
VSTY 45m/s (85kt) 940hPa マーシャル諸島 ミクロネシア マリアナ諸島 小笠原諸島 大東諸島 南西諸島 台湾 中国東部~南部 1億4千万ドル以上 20人以上
TY 60m/s (116kt) 944hPa
台風19号・18W
JMA TD 26
ナーラ 8/22 - 8/26
8/17 - 8/18
8/20 - 8/27
- TS 20m/s (40kt) 990hPa 台湾 フィリピン 中国南部 ベトナム ラオス タイ カンボジア 不明 3人以上 [69]
TS 20m/s (40kt) 989hPa
台風20号
JMA TD 27
ケナリ
(Neneng)
8/22 - 8/25
8/18 - 8/19
8/19 - 8/25
-  TS 18m/s (35kt) 996hPa 南西諸島 台湾 中国東部 1840万ドル以上 2人以上 [71] [72] [73]
LPA 15m/s (30kt) 995hPa
台風21号・19W
JMA TD 28
アッサニー 8/24 - 8/25
8/22 - 8/26
-  TS 18m/s (35kt) 998hPa ミクロネシア - -
TD 15m/s (30kt) 1000hPa
台風23号・20W
JMA TD 29
バンラン 8/25 - 8/31
8/25 - 8/31

強い
TY 35m/s (65kt) 980hPa ウェーク島 - -
TY 39m/s (76kt) 970hPa
台風22号・21W
JMA TD 30
アータウ 8/27 - 8/31
8/26 - 8/31
- TS 20m/s (40kt) 994hPa ウェーク島 - -
TS 23m/s (45kt) 990hPa
台風24号・22W
JMA TD 31
クロヴァン
(Pilandok)
9/1 - 9/7
8/29 - 9/9
- TS 18m/s (35kt) 996hPa 南西諸島 九州 韓国 中国東部~東北部 不明 1人以上 [89] [90]
TS 18m/s (35kt) 995hPa

JMA TD 32

8/30 - 8/31
- TD - 996hPa 中国南部 台湾 - -
LPA 10m/s (19kt) 997hPa

TD 23W

9/3 - 9/5
- TD - 998hPa 九州 西南諸島 - -
TD 13m/s (25kt) 998hPa

JMA TD 34

9/12 - 9/14
- TD - 1006hPa ベトナム 中国南部 ラオス カンボジア タイ 28万ドル 3人 [118] [119]
LPA 10m/s (19kt) 1006hPa
台風25号・24W
JMA TD 35
ドゥージェン
9/16 - 9/22
9/14 - 9/22
大型
強い
TY 40m/s (75kt) 960hPa マリアナ諸島 小笠原諸島 伊豆諸島 関東~東海 10人以上
TY 36m/s (70kt) 970hPa
台風26号・25W
JMA TD 36
スリゲ
(Queenie)
9/23 -
9/22 -

非常に強い
VSTY 50m/s (95kt) 945hPa マリアナ諸島、日本
STY 67m/s (130kt) 929hPa

JMA TD 37

9/22 - 9/22
- TD - 1006hPa - -
LPA - 1006hPa

JMA TD 38

9/24 -
- TD - 1006hPa ベトナム ラオス カンボジア タイ ミャンマー 不明 [120]
LPA 15m/s (30kt) 1001hPa
台風27号・26W
JMA TD 39
チョーイワン
10/1 - 10/7
9/28 - 10/7
大型
非常に強い
VSTY 50m/s (95kt) 925hPa
STY 72m/s (140kt) 912hPa
台風29号・27W
JMA TD 40
コグマ
10/5 -
10/3 -

非常に強い
VSTY 45m/s (90kt) 950hPa
TY 60m/s (116kt) 945hPa
台風28号・15E
JMA TD 41
ノロ
10/5 -
10/5 -

非常に強い
VSTY 50m/s (95kt) 950hPa
TY 57m/s (110kt) 950hPa

JMA TD 42
-
10/10 -
- TD - 1006hPa
TD 13m/s (25kt) 1006hPa

JMA TD 43
-
10/11 -
- TD - 1008hPa
LPA 10m/s (19kt) 1008hPa
年間統計
熱帯低気圧 計41個 1/14 - 気象庁観測値 60m/s(115kt) 905hPa 被害合計 100億ドル以上 293人以上
台風 計29個 1/15 - JTWC観測値 82m/s(160kt) 890hPa

表の説明・注記

  • 表左側の薄桃色着色は、最も勢力の強かった台風。表右側の薄桃色着色は、最も被害の大きかった台風。
  • 階級・最大風速・最低気圧は、上段が気象庁の情報、下段がJTWCの情報。
  • 期間は、熱帯低気圧として存在した期間(台風として存在した期間を含む)を記載する。温帯低気圧に変わった場合は期間に含まない。
  • 規模の定義は、以下の通り。
15m/s以上の強風域の半径 台風の規模
200 km未満 108 NM未満 ごく小さい台風[注 10] 台風
200–299 km 108-161 NM 小型の台風[注 10]
300–499 km 162-269 NM 中型の台風[注 10]
500–799 km 270-431 NM 大型の台風
800 km以上 432 NM以上 超大型の台風
  • 勢力・階級及び熱帯低気圧・台風の定義は、以下の通り。
最大持続風速 気象庁 JTWC
- - - - - LPA 低気圧(Low pressure area)
17 m/s未満 34 kt未満 TD 弱い熱帯低気圧[注 10] 熱帯低気圧 TD 熱帯低気圧(Tropical Depression)
17–24 m/s 34–47 kt TS 弱い台風[注 10] 台風 TS 熱帯嵐(Tropical Storm)
25–32 m/s 48–63 kt STS 並の強さの台風[注 10] 台風
33–43 m/s 64–84 kt TY 強い台風 TY タイフーン(Typhoon )
44–53 m/s 85–104 kt VSTY 非常に強い台風
54-69 m/s 105-136 kt VTY 猛烈な台風
70 m/s以上 137 kt以上 STY スーパータイフーン(super typhoon)
  • 気象庁の事後解析は「台風位置表 令和8年(2026年)の、事後解析による確定値を出典に最終更新する。
  • JTWCの2026年の最終事後解析は2027年に公開される予定の資料を出典に最終更新する。

脚注

注釈

  1. ↑ 気象庁の観測対象範囲は、東経100度から180度までの北半球。
    太平洋の付属海のうち、フィリピン海、東シナ海、南シナ海、スールー海、セレベス海を含む。
    ベーリング海、オホーツク海、日本海、黄海で熱帯低気圧が発生する可能性は低いが、発生した場合には対象とする。
    南半球のジャワ海、フロレス海、バンダ海、アラフラ海、サンゴ海、タスマン海は含まない(発生後に赤道を越境した場合は対象とする)。
    なお、極めて可能性は低いが、海洋以外で熱帯低気圧が発生した場合にも、対象とする。
  2. ↑ 接近した月(全国)
  3. ↑ 上陸した月(本土)
  4. ↑ 暴風接近時に船舶が海峡などの島影へ避難することは一般的であり、本来は抗議を受けるような事案ではない。
  5. ↑ トロコイダル運動とは台風がサイクロイドに類似した曲線軌道を描く運動。このような経路を取る原理は完全には解明されてはいないが、台風の回転軸の中心と最低気圧点が地表と接する位置にズレが生じたために、一見奇妙な進路になるものと推察される。
  6. ↑ より詳しくは、台風15号を逆走させた大規模な大気の流れが主因。
  7. ↑ 後に再発達し台風19号となる。
  8. ↑ 気象庁付番・JTWC付番
  9. ↑ 行方不明者数を含む
  10. 1 2 3 4 5 6 2000年6月1日の改正(玄倉川水難事故を教訓とした気象庁の対策)以前の表記。

気象庁確定値

  1. ↑ “【 1月】令和8年台風第 1号(台風2601号)” (PDF). 気象庁 (2026-05-14T09:00:39). 2026年9月16日閲覧。
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速報値

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外部リンク

気象庁

国立情報学研究所

国土交通省

米軍合同台風警報センター

世界気象機関

フィリピン大気地球物理天文局

アメリカ海軍調査研究所