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宮古列島
宮古島周辺の航空写真
宮古列島の位置(南西諸島内)
宮古列島
宮古島
宮古島
多良間島
多良間島
宮古列島 (南西諸島)
地理
場所 東シナ海・フィリピン海(太平洋)
座標 北緯24度30分 - 25度00分
東経124度30分 - 126度00分
諸島 南西諸島(先島諸島)
島数 12島(うち有人島は8島)[1]
主要な島 宮古島(158.87km2)[1]
伊良部島(29.06km2)[1]
多良間島(19.81km2)[1]
面積 226.20 km2 (87.34 sq mi)
(国土地理院、2017年10月1日現在)[2]
最高標高 113 m (371 ft)[3]
最高峰 宮古島(a)、(b)
所属国
都道府県 沖縄県
市町村 宮古島市、宮古郡多良間村
最大都市 宮古島市(人口54,340人[1])
人口統計
人口 55,522人[1]
人口密度 246.2 /km2 (637.7 /sq mi)[1]
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宮古列島(みやこれっとう)または宮古諸島(みやこしょとう)は、南西諸島西部の島嶼群で、先島諸島の一部を成す。

地理

8つの有人島と、その周囲の無人島、岩礁群からなる。全島が隆起サンゴ礁からなり、総じて平坦な島嶼群である。8つの有人島のうち、宮古島、池間島、大神島、伊良部島、下地島、来間島は列島の北側に一群となって位置し、行政区分では沖縄県宮古島市に属する。また、多良間島、水納島は南側に一群となって位置し、宮古郡多良間村に属する。宮古列島の北西には尖閣諸島、西には八重山列島がある。

8つの有人島の名称、面積(2016年10月1日現在、大神島のみ1994年10月1日現在)[1]、人口(住民基本台帳人口、2017年1月1日現在)[1] は以下のとおり。

島所属自治体面積(km2)人口(人)人口密度(人/km2)
宮古島 宮古島市158.8748,250303.7
池間島 宮古島市2.83598211.3
大神島 宮古島市0.2425104.2
来間島 宮古島市2.8416558.1
伊良部島 宮古島市29.065,199178.9
下地島 宮古島市9.6810310.6
多良間島 多良間村19.811,17759.4
水納島 多良間村2.1652.3

琉球大学の研究チームによれば、宮古諸島の住民の遺伝情報(ゲノム)を解析したところ、遺伝的に異なる3集団に分けられることがわかった。各集団の人口変化や形成時期も推定でき、移住の歴史が反映されているという。地域によって遺伝的な差がみられ、「宮古島北東部」「宮古島南西部」「池間島・伊良部島」の3集団に大別された。人口変化の推定では、「池間島・伊良部島」集団は10ー15世代(200ー300年)前に大きく減ったと考えられ、これは1771年の明和の大地震の大津波の被害とその後の強制移住が関係しているのではないかという。3集団の形成は、沖縄本島にいたと想定される祖先集団から950ー1710年前に「池間島・伊良部島」集団が分かれ、250ー810年前に「宮古島南西部」集団が、60ー540年前に「宮古島北東部」集団がそれぞれ生じたと考えられた。遺伝的に異なる集団が狭い地域で維持されてきたことは、17世紀から1903年までの人頭税で人の移動が厳しく制限されてきたことが関係する可能性があるという[4]。

生物

宮古列島には、ハブ類(ハブ、ヒメハブ、サキシマハブ)が生息していない。これは各島とも平坦で、過去の海進の際に水没したためとされる。ただし、少数ではあるが固有種も確認されているため、完全には水没していないとする説もある。

固有種としては、以下のものがある。

交通

2008年の有村産業によるフェリー航路の運航休止(事実上の廃止)以降、宮古列島内と域外の間の公共交通機関による移動は航空路線のみに限られている。日本国内でアクセス手段が航空路線のみの有人島は他に、八重山列島がある。

空港

以下の3つの空港がある。

宮古列島内では宮古空港 - 多良間空港間に定期路線がある。下地島空港は、2019年3月に新ターミナル開業後国内線・国際線のLCCが就航するまでは定期便は就航していなかった。

航路

以下の定期航路がある。

多良間島 - 水納島間には定期航路はなく、チャーター船で渡る。かつては宮古島平良港 - 伊良部島佐良浜港間にも定期航路があったが、伊良部大橋の開通に伴い廃止された。

道路

宮古島と、池間島、来間島、伊良部島の間はそれぞれ池間大橋、来間大橋、伊良部大橋により陸路で連絡している。伊良部島と下地島は細い水路で隔てられているのみで、その間には6本の橋が架かっており、交通上はあたかもひとつの島のようである。

文化

アヤゴ(アヤグ)

宮古諸島の古謡の総称。宮古方言で謡われる。三つに大別出来る[7]。

神話

宮古島の神話については古謡であるアヤゴ(綾語)によって口承で伝わっている他、琉球王国が作成した報告書を写した写本類である宮古島旧記にも多数伝わっている。この旧記により他の島に伝わる神話に比べて詳細が現代まで伝わっている。また遺老説伝にも宮古島の民話が他の島のそれに比べて比較的多く収録されている。

明治以降にはニコライ・ネフスキーらによる現地調査によって多数の説話が記録された。

旧記の存在とネフスキーらの研究調査により本島以外の沖縄南西諸島の神話の中では比較的纏まって記録されている。

基本的には北方の日本や沖縄本島の神話と似ているが、「地中からの始祖」などの要素がある。このような要素は八重山など、より南方の地域で多く見られるため宮古島の神話は南方と北方の神話が混ざり合って形成されたようである[8]。

神

八十神百神(やそかむももかむ)と呼ばれる。

  • 天帝(あめのてだ)- 最高神
  • 弥久美神(やぐみのかみ)- 創造神
  • 古意角神(こいつののかみ、恋角とも) - 天からの陽神
  • 姑依玉(こいたまのかみ、恋玉とも) - 天からの陰神
  • 盛加神(もりかのかみ)
  • 火麻呂神(ぴまるのかみ) - 火の神
  • 天干瀬神(あまびせのかみ) - 雨の神
  • 宗達神(むにだるのかみ)
  • 嘉玉神(かだまのかみ)
  • 木装神(きふそうのかみ)
  • 草装神(ふさふそうのかみ)
  • アカリヤ仁座
  • 子方母天太(ねのほうまてだ)

他多数。

放送

中継局については「宮古島中継局」、「多良間中継局」を参照。

ラジオ

ラジオ中継局一覧
所在地NHK1NHK2NHKFMRBCiROKFM沖縄
宮古島市1368kHz1602kHz85.0MHz82.7MHz84.1MHz77.4MHz
多良間村86.2MHz82.2MHz83.6MHz

※宮古島市の送信場所 NHK・宮古島市平良(AMとFMは場所が異なる)、民放・宮古島市伊良部

テレビジョン

宮古諸島におけるテレビ放送の歴史
地上波デジタルテレビ中継局一覧
所在地総合教育RBCOTVQAB
リモコンID12385
宮古島市1713141516
多良間村2218434547

参考文献

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ JOROが付けられたのは、RBC英語ラジオ局が廃止された1973年11月から。
  2. ↑ FM中継局が開局した4月の1ヶ月間は移行期間として、AMとFMのサイマル放送が行われていた
  3. ↑ なおこのケースは、2001年に沖縄本島北部地区、2004年に八重山地区に設置されたケースと同じである。

出典

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 “離島関係資料(平成30年1月)” (PDF). 沖縄県企画部地域・離島課. 2018年9月15日閲覧。
  2. ↑ “平成29年 全国都道府県市区町村別面積調 沖縄県” (PDF). 国土地理院 (2017年10月1日). 2018年9月15日閲覧。 - 宮古島市及び多良間村の面積の合計。
  3. ↑ “沖縄県市町村別最高点一覧”. 沖縄県企画部土地対策課 (2004年10月). 2013年7月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年8月12日閲覧。 - 宮古島には最高地点が2ヶ所存在する。
  4. ↑ “宮古諸島の人々は3集団で構成 災害と移住の歴史を反映:朝日新聞デジタル”. (2021年3月11日)
  5. ↑ 環境省報道発表資料 『第4次レッドリストの公表について(お知らせ)』、2012年8月28日
  6. ↑ 所蔵名品から17 ミヤコショウビン 山階鳥類研究所
  7. ↑ 『郷土資料事典・沖縄』 - 人文社。
  8. ↑ 吉成,2003,pp.136
  9. ↑ 宮古概観 平成28年度版 第9章その他資料 (PDF) 沖縄県総務部宮古事務所、2017年3月
  10. 1 2 3 沿革 宮古テレビ株式会社

関連項目

沖縄県に属する諸島

外部リンク

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