| ジャンル |
みまもりシミュレーション ロールプレイングゲーム[1] |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS Nintendo Switch |
| 開発元 | 任天堂 |
| 発売元 | 任天堂 |
| プロデューサー | 河本浩一 |
| ディレクター | 伊藤裕一朗 |
| デザイナー | 吉川和宏 |
| 音楽 |
須戸敏之 後田信二 (3DS) 高橋優海 (3DS) 井上萌 (3DS) 鳥井はるこ (Switch) 本田拓滉 (Switch) |
| 美術 | 関今日平[2] |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
3DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
3DS Switch |
| 対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象) ESRB:E(6歳以上) PEGI:7 |
| 売上本数 |
3DS Switch |
| その他 | amiibo対応 |
『Miitopia』(ミートピア)は、任天堂より2016年12月8日に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。2021年5月21日にはNintendo Switch版が発売された。
プレイヤー自身のMiiや友人・知人などのMiiを本作の登場人物として配役(いつでも変更可能)し、Mii達の冒険を見守りつつサポートするゲーム。このソフトの体験版もニンテンドーeショップで無料ダウンロードでき、各ストーリーの予告を観覧可能[6]。
配役は新しい町に入った時や新たにストーリーに関わる人物が登場した時に行われ、MiitomoのフレンドのQRコードやMiiスタジオ、トモダチコレクション 新生活から選んだり、インターネットに他のプレイヤーが投稿した人気のMiiをダウンロードする事もできる[7]。
本作の開発のテーマが「遊びの最小単位を短くする」。意味は「異なる場所に行って、異なる事件が起きて」と言う要素は後付けで足す形で開発した[2]。
作中でMiiが発言している時に流れている音声は「Miitopia語」である[2]。
この節の文章は日本語として不自然な表現、または文意がつかみづらい状態になっています。 |
河本はMiiのゲームを大規模なコンテンツに仕立てるのは考えていなかったが、「パッケージソフトにして売りたい」との意見を出したことから規模を大きくすることになった。しかし最初は手探りで一つの話に区切りを付けるように考える事を気を使った[2]。
開発のきっかけは『すれちがい伝説』シリーズを多く遊んだユーザーの期待を込めて、同作のパッケージ版を発売する企画から始まった。しかし、全世界で展開する事になる際に、すれちがい通信に苦労する問題があったことや他のRPGにすれ違ったユーザーが登場しても感情移入ができないことから、すれちがい通信を取り入れない事になった[2]。
Miiの使う状況に関してはすれ違ったMiiは相性が合わなかったことから、各ユーザーの知っている限りのMiiは面白さを感じ取れやすいもので完結している[2]。
住人の顔が奪われる設定は制作当初、モンスターのデザインが決まらなかったことから発想した。モンスターに関しては初期設定は怖い妖精のような普通のファンタジーに登場するモンスターを考えていた。数は何十体も作られたが「おもろない」と河本は発言し「Miiの顔を付けると面白いか」という提案を出す。それを聞いた他のスタッフは驚愕し、試験的に付けたところ面白さを感じ取りやすくなったことからモンスターのデザインが決まった。そこから顔が奪われる話を提案し、顔の強奪を目論む大魔王を倒すコンセプトに決まった[2]。
ここは、Mii達が平和に暮らしている島「ミートピア」。しかし、その島に大魔王が現れ、町のMii達のカオを奪ってしまった。大魔王によってカオを失い、動けなくなってしまうMii達。大魔王はMii達のカオを使って、様々な怪物を生み出して行く。あなたのMiiは、ひょんなことからカオのついた怪物に対抗する「神の力」を手にし、Mii達のカオとミートピアの平和を取り戻す旅に出ることに。
本作では、主人公以外の仲間は特定のタイミングで加入し、最大4人までのパーティーを作ることができる。仲間は新たなエリアに行く際に大魔王に連れ去られてしまうが、ストーリーの進行で新たな仲間が加入し、最大9人のMiiが主人公の仲間になる。パーティーのMiiは必ず一つの職業と性格を持っており、ステータスや技は職業で、戦闘中の行動は性格で決まる。性格はいつでも変更可能だが、職業はゲームをある程度進めないと変更できない。Miiごとの職業レベルはそれぞれ独立しており、転職しても前の職業のレベルは変わらない。
性格は全部で7種類。性格によっては戦闘中の行動が変化することもある。また、声の種類やセリフも変わる。
味方がピンチになった時にサポートする行動をとるが、たまに敵に対してもやさしくしてしまう。
味方を励ますことが出来たり、HP1で耐えると言った能力もあり、名称通り「げんき」である。
自身が攻撃するときに本気を出すことがあるが、稀に怠けることがある。他の味方へ隠れたりするなど足を引っ張る行動をとることもある。
敵から狙われても避けたりできるが、仲間がピンチの時に身代わりを拒否することがある。
自身を固めたり、同じ行動を2回できる一方、仲間からの回復は拒むことがある。
狙いを間違えてしまったり、敵と遊んでしまうなどの変わった行動をとることがある。
行動前に準備体操を行ったり、回復アイテムを隠しポケットから取り出したりする。
職業にはレベルが存在し、戦闘で経験値を一定量集めるとレベルが上がる。レベルが上がると、各ステータスがアップする他、職業ごとに技を習得する。レベルの上限は50。職業によってはさまざまな特徴と性能を持っており、上記の性格と組み合わせて戦闘で発揮される。どの職業にも専用の武器と服がそれぞれ存在しており、他の職業で装備、着用することができない[8]。
本作の冒険はステージ選択方式となっている。ステージに入るとパーティーが自動で道を進み、ステージ内では様々なイベントが起こる。怪物に出会うと戦闘になり、「逃げ帰る」を選ぶか全滅すると宿屋に帰ってしまうため、怪物に勝利しないと先に進めない。道が分かれている時は好きな道を選ぶことができ、どの道を進んでも必ず宿屋に到着する。
宝箱
移動中に宝箱を発見し、開けることができる。中身はお金、回復アイテム、料理、怪物、ゲーム券などが入っている。特定のステージで登場する大きな宝箱は上位装備の武器、服またはゲーム券・お金が入っている。
道中イベント
道中ではイベントが発生することがあり、内容によってはアイテムを獲得したり、友好関係に影響をもたらすなど様々。また、一部のステージではキャンプを行うことがある。
戦闘は素早さが高いキャラが先に行動し、主人公以外の仲間は自動で行動する(主人公も自動で行動させることもできる)。仲が良いMii同士は好きレベルによって「好き行動」をとって助けるが、嫌いなMiiに対しては行動を妨害することもある。ピンチになったMiiには神の力「ふりかけ」を使ったり「安全地帯」に避難させて回復させる事ができる。フィールドにいる怪物を全員倒すと勝利となるが、味方全員のHPが0になると敗北となる。一部のバトルを除いて逃げ帰ることもできる。
ふりかけの導入の理由は本作のジャンルが「みまもりシミュレーション」であることから。プレイヤーにできることはMiiを見守ることであるが、何らかの形で介入できる方法を模索し、プレイヤーの意思でMiiに食べ物を上げる仕様を実験した。しかしプレイヤー側が自由になりすぎると、Miiが食べ物を勝手に食べてしまう時に不満を感じるほど不評になった。他に模索したところ、『トモダチコレクション』の4名の女性デザイナーが本作の開発に合流した際、彼女達から「Miiをなでたい、なでたい」と言い続けた。そこからふりかけのアイデアが生まれ、先述した女性スタッフから好評を博し実現した[2]。
ステータス
ふりかけはターンを消費せずに使用できる。使用できる量は助けたMiiの合計数に応じて増えていく。宿屋に到着すると残量がリセットされる。
好き行動は、戦闘中に発動することがあり、戦いを有利に進めることができる。一部の好き行動は複数人同時に発動されることもあり、発動人数分だけ効果もさらに上がる。好きレベルが戦闘中に上がるとHPが全回復する。好きレベルが高くなる程好き行動の効果も大きくなる。好きレベルの上限は99。好きレベルはMiiと馬(Switch版のみ)それぞれに設定されており、ペア毎にレベルは独立している。
ムカムカ行動は、戦闘中で足を引っ張る行動をとることが多い。馬はムカムカ行動をしない。
状態異常は基本的に安全地帯で回復させると治療できるが、性格行動や技で治したり、防いだりすることもできる。状態異常によってはMii及び怪物に変化を与える。状態異常は戦闘が終了すると治療される。複数の状態異常にかかることはなく、新たにかかった状態異常に上書きされる。
道中イベントで草むらを調べる時に、怪物が飛びかかってきた場合、調べた人が足をすくんだ状態で戦闘が始まる。
道中イベントで自分以外の他のMiiが寝てしまった時に戦闘が始まると、そのMiiは全員眠り状態となる。
クエスト内の道中イベントで発生した戦闘では、強力な怪物が出現することがある。(ピョン狩り・クリア前のクエストなど)
特定の敵に武器を食べられると、武器を取り戻すまで技や人馬一体が使えなくなる。この間は攻撃力が下がり、戦車では攻撃すらできなくなってしまう。
戦闘勝利時にレベルが低い場合、ボーナス経験値がもらえることがある。ボーナス経験値は戦いに参加したメンバーの平均レベルと敵のレベルの差分で変動する。
戦闘の記録をリプレイ機能で見ることができる。(基本的にバトルを終えた後に見ることができるが、一部例外あり。)
倒れているMiiがいる場合、戦いが終わった後にHP1で復活する。そのため戦いに参加したMiiが全員経験値を獲得することができる。 安全地帯は状態異常・HP・MPの回復以外にも、敵の攻撃が当たらなくなったり、ロックオンを回避するなどの使い方がある。戦えるMiiが1人しかいない状況では使用できない。
1つの攻撃に対してダメージ量の上限は999となっている。ただし、人馬一体の攻撃技などでは、上限を超えるダメージ量を出せる場合がある。
戦闘中に料理を獲得した場合、その料理は戦闘の結果に関わらず入手でき、戦闘に勝利することで追加で獲得できる可能性がある。
依頼人が戦闘に参加する場合、原則ターンの最後に行動する。ただし、一部の技は使用しない。
敵が自ら逃げたり、性格行動で敵をみのがした場合、その敵は倒したことにならないので経験値や料理が獲得できない。
街道の最後には宿屋があり、そこに着くとMii全員のHPとMPが回復する。宿屋には五つの部屋があり、一つの部屋ごとにMiiを二人まで割り振ることができ、同じ部屋に割り振ったMii同士は好きレベルが上がっていく[9]。
「おこづかいをあげる」ではMiiが装備品やアイテムを欲しがることがあり、お金をあげると欲しい物を買う。装備を買いに行った時はたまに間違ってHPバナナかMPアメを買ってくることがあり、その時にはお釣りは返してくれる。大魔王を倒した後に「カタログ」が追加され、一度入手した装備品を購入できるようになる。
「料理をあげる」では胃袋の許す限りMiiに料理を食べさせて能力を上げることができる。好きなものをあげると早く能力が上がる。料理で上がったステータス値は転職しても引き継がれる。料理の好き嫌いは初めて食べさせるまで分からない。料理で上昇するステータスの上限はそれぞれ+99。
「部屋の様子を見る」では、宿屋内のMiiの部屋をのぞいたり、Miiの割り振りを変えたりできる。
「ゲームコーナー」ではゲーム券を消費し、アイテムが入手できるルーレットかお金を賭けるじゃんけんのどちらかをプレイできる。ルーレットは宿屋に到着するたびにラインナップと割合が変動するが、ルーレットでしか手に入らない装備や景品がある。じゃんけんでは勝つとお金が獲得でき、さらに勝負して倍にするかその時点のお金を獲得するかを選べる。ただし負けるとお金が没収となる。ゲームコーナーを利用する前後で一度セーブされるため、リセマラは不可能となっている。
Switch版は、「デート」が登場し、デート券を消費してMii同士をデートに行かせることができ、好きレベルを上げることができる。帰宅後にお土産も獲得出来る。稀に道中で戦闘が発生することがある[10]。デートの行き先はストーリーを進めていくと増えていき、行き先によって様々なイベントがある。
宿屋の導入の理由は苦肉の策で作ったため。RPGにおける拠点であってそこから旅する感覚であるが、ステータスの都合上毎回宿屋に引き返すことが多く、面倒くささを招く恐れや先を進まなければならない目標と進む感じを表現する事を最優先に守るために、ビジネスホテルというコンセプトを挙げて導入した[2]。
大魔王を撃破後以降、宿屋に到着するとランダムで「ハプニング!」が発生することがあり、宿屋内のMiiが1人風邪を引いてしまう。風邪を引いたMiiは冒険に出させることができなくなり、料理を与えたりデートに行かせることができなくなる。戦闘でレベルに応じた一定の経験値を稼ぐか、看病イベントで好きレベルが上がると治療して、再びパーティーに加わることができる。クリア後は主人公も風を引く可能性があるが、分断イベントが発動した場合は全員治療できる。
クリア後は別荘が出現し、さらに多くのMiiを入れることができる。別荘のメンバーと宿屋のメンバーを入れ替えたり、新規の旅人を作成できる。ただし仲間が分断されている間は使えなくなる。
Switch版ではストーリーで特定の所まで進むと、みんなでパーティを開催するイベントがある。(ハイライトで再閲覧は不可)
ルーレットではペア旅行券という景品があり、ペア旅行券を換金するとクラスに応じたお金を獲得できる。(Bクラス500G、Aクラス1000G、Sクラス1500G)
ルーレットではボロ装備も景品に含まれており、ボロ装備はカタログで50Gで購入できる。ボロ装備の入手方法はルーレットのみ。
ルーレットでは服や武器が当たる枠で、特定の条件を満たすと、HPバナナ10本に置き換わることがある。
HPバナナ、MPアメの値段は1個100Gだが、稀に「おこづかいをあげる」では3個入手することがある。基本的にHPバナナやMPアメの所持数が少ない時に発生しやすい。
出発前にHPバナナとMPアメをMiiにそれぞれ分配するが、基本的に2:1で分配される。
恐怖の塔
ネオンシティの奥にそびえたつ塔。1番街から順に8番街までのボスを連続で倒していく(強さはネオンシティの各番街で戦った時と変わらない)。一度入場すると、クリアが全滅まで帰還できない。ここでは、勝利しても経験値や料理は獲得できない(料理は一部の技で例外的に獲得できる)。
絶望の塔
Switch版で登場する。恐怖の塔よりも手強いボスと連戦する。恐怖の塔と同様、一度入場すると、クリアか全滅まで帰還できない。
クエストエリア
旅人の依頼を受け入れるとマップのどこかに隠しエリアが出現し、隠しエリアのステージを探索できる。このエリアは依頼毎に異なるステージ構成となっており、最深部まで進むと依頼人本人の顔をしたボスまたは大きなボスが登場し、撃破することで依頼をクリアできる。ただし、一度クリアするとそのマップは閉鎖され、二度と戻って来れなくなる[11]。クエストエリアでは、新しく登場するボスはもちろん、ストーリーで倒したボスが強化されて登場することがある。
括弧内はSwitch版でのデフォルトネーム。
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PQS A88