RGSS (Ruby Game Scripting System) は、オブジェクト指向言語 Ruby を拡張して開発されたスクリプト言語である。
2010年3月現在、下記のソフトに右記のバージョンが搭載されている。以下では、これらのソフトをまとめて「RPGツクール」と記す。
PC向けRPGツクールの最新作であるRPGツクールMVでは、JavaScriptベースのゲームエンジンが採用された。そのため、2017年10月時点で存在するRGSSは上記の3つのみである。
RPGツクールXPに搭載された。RGSS の最初のバージョンである。
RPGツクールVXには RGSS2 という名称で搭載された。RPGツクールXPのものから一部の仕様が変更されているため、インターネットなどで配布されているスクリプトの多くは、RPGツクールXP向けのものと互換性がない。
RPGツクールVX Aceに RGSS3 という名称で搭載された。RPGツクールXPやRPGツクールVX用のスクリプトとの完全な互換性はない。
RPGツクールのゲームプログラムは、基本的にすべて RGSS で書かれている。
RPGツクールのユーザーは、初期状態で与えられたプログラム(プリセットスクリプト)を改造して、イベントコマンドなどでは実現できないシステム等を構築するために RGSS を用いる。
ただし、プリセットスクリプトを全く使用せず、自分好みのゲームシステムのためのスクリプトを一から RGSS で組み上げることも可能である。また、RGSS 自体は RPG 作成に特化したものとはいえ、その他の種類のゲーム(アクションゲームなど)を作ることも可能である。
具体的に例を挙げると、RGSS が搭載される以前のRPGツクールでは、文字の大きさを自由に変更したり、メニュー画面を自由に変更したり、HPが1京である敵を作ったりすることは容易でなかった。イベントコマンドを不可能ではなかったものの、処理が複雑になり汎用性に欠けるものであった。
しかし RGSS を使用すると、ゲームの土台となるデータ(スクリプト)から書き変えるため、あとは特別にイベントを呼び出すなどの必要がなくなり、よりスムーズに製作ができるようになった。
現在、RGSS の自作スクリプトを公開しているサイトは多くあり、そのほとんどは「プリセットスクリプトに貼り付けるだけでOK」という手軽なものである。
Rubyをベースとしたゲームライブラリが多々生まれている。
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