S.I.C.(エス・アイ・シー、Super Imaginative Chogokin[1])とは、BANDAI SPIRITSが販売を行うフィギュアのシリーズ名である。

概要

竹谷隆之、安藤賢司[注釈 1]といった人気原型師を起用し、石ノ森章太郎原作の東映特撮作品に登場するキャラクターを原型師独自の解釈で立体化したものである[2]。「Chogokin」の名は、すでに人気を得ていた『超合金魂』の延長線上に位置するハイターゲット商品であることを意味している[3]。

当初は固定ポーズのスタチュー的フィギュアであったが、VOL.11「サイドマシーン&キカイダー」以降は関節可動を特徴の一つとしたアクションフィギュアとなる[2][4]。また、VOL.6「イナズマン」における「外装を換装することによるフォームチェンジ」ギミックも、本商品の特徴として積極的に取り入れられていった[5]。

一部商品は限定生産となっているが、実際には、限定生産ではない商品も在庫が売れてしまえば再発が行われない限りは店頭に並ぶことはほぼなく、専門のショップやネットオークションなどではプレミアム価格で取引されている。また、再販が行われた場合でも、パッケージの色合いなどに微妙な差異が見られる場合も多々ある。

歴史

1995年ごろよりアクションフィギュアブームが起き、マクファーレントイズの『スポーン』やバンダイの『超合金魂』『マスターグレード』など大人の鑑賞にも耐えうる玩具に注目が集まっていた[6]。バンダイでは、新たなハイターゲット向け商品としてホビージャパン発行の書籍『S.M.H.』に掲載された竹谷隆之らによる作例の商品化を検討し、この企画自体は実現には至らなかったものの、「竹谷のような、マニア界隈において著名な原型師の手で日本のキャラクターをアクションフィギュアとしてリメイクする」というコンセプトは開発が継続され、その第1弾として『人造人間キカイダー』が採用された[3][6]。

他方、1997年に石ノ森が東映に『キカイダー00』と『ロボコン』のテレビ新作の企画を持ち込んでおり[注釈 2]、この企画が上述したバンダイ側の企画と結びついたことで、ジオラマストーリー『KIKAIDER 00』として具体化に至る[7][8][6]。これは石ノ森最晩年の時期であり、VOL.1「キカイダー」とVOL.2「ビジンダー」の原型は石ノ森自ら病床で監修した[7]。

1998年3月、東京おもちゃショーバンダイブースにおいて試作品が展示され大きな話題を呼び[6]、同年12月にVOL.1「キカイダー」を発売[4]。それに連動して雑誌『月刊ホビージャパン』1999年1月号より『KIKAIDER 00』の連載も開始された[6]。平成仮面ライダーシリーズの開始やTVアニメ『人造人間キカイダー THE ANIMATION』などとの相乗効果により人気を高め[4]、『00』完結後は仮面ライダーシリーズを中心としたラインナップへと移行していく[4]。

商品一覧

S.I.C.

VOL品名発売原型製作主なポイント
VOL.1 キカイダー 1998年12月 竹谷隆之 良心回路を脱着可能。
VOL.2 ビジンダー 安藤賢司 オリジナル武器「エンジェル・クロウ」「エンジェル・ファング」を装着可能[9]。
VOL.3 キカイダー00 1999年2月 オリジナル武器「電磁ブレード」「電磁ファング」「アークエンド用腕部」を装着可能[10]。
VOL.4 ハカイダー 1999年5月 竹谷隆之 脳パーツを換装することで光明寺ハカイダーとギルハカイダーを再現可能[11]。
VOL.5 キカイダー01 1999年7月 安藤賢司 オリジナル武器「ゼロワンブースター」を装着可能[9]。
VOL.6 イナズマン 1999年9月 竹谷隆之 サナギマンへの換装可能[12]。
VOL.7 仮面ライダー 2000年2月 竹谷隆之(頭部)
安藤賢司(ボディ)
旧1号仕様。ショッカーライダーへの換装可能[13]。
VOL.8 仮面ライダー2号 2000年6月 新2号仕様。旧2号への換装可能[13]。
VOL.9 仮面ライダーV3 2000年8月 安藤賢司 「帰ってきたV3」への換装可能[13]。
VOL.10 ロボット刑事K 2000年11月 トレンチコートの装着、萬画版の終盤に登場する武装開放状態への換装が可能。
VOL.11 サイドマシーン&キカイダー 2001年3月 竹谷隆之 初のフル可動モデル[13]。
VOL.12 ハカイダー&バイク 2001年9月
VOL.13 仮面ライダークウガ 2001年12月 ライジングマイティ仕様。グローイングフォーム、アルティメットフォームへの換装可能[13]。
VOL.14 仮面ライダー&サイクロン 2002年4月 安藤賢司 旧1号仕様。サイクロンのフロントカウルにある立花レーシングクラブのエンブレムを換装することで、ショッカーサイクロン(萬画版)を再現可能[14]。
VOL.15 仮面ライダー2号&ショッカーライダー 2002年8月 初の2体セット。2号は新2号仕様。一文字隼人の素顔頭部パーツが付属。
VOL.16 仮面ライダーBLACK RX&仮面ライダーBLACK 2002年10月 竹谷隆之 RXからBLACKへの換装可能。BLACKの造形は萬画版に準拠。
VOL.17 シャドームーン&仮面ライダーBLACK(グリーンバージョン) 2002年12月 シャドームーンからBLACK(グリーンバージョン、萬画版におけるBlack第1形態に相当)への換装可能。
VOL.18 仮面ライダーV3&ライダーマン 2003年2月 安藤賢司 2体セット。オリジナル武器としてライダーマンのアタッチメントを装着可能な銃が付属。
VOL.19 仮面ライダーアギト 2003年6月 グランドフォームからフレイム、ストーム、トリニティの各フォームと「雪菜アギト」への換装可能。
VOL.20 アナザーアギト&バーニングフォーム・シャイニングフォーム 2003年9月 2体セット。アギトはバーニングフォームからシャイニングフォームへの換装可能。
VOL.21 仮面ライダーアマゾン&ジャングラー 2003年12月 竹谷隆之
VOL.22 仮面ライダークウガ マイティフォーム 2004年3月 ドラゴン、ペガサス、タイタンの3フォームへの換装可能。
VOL.23 仮面ライダー龍騎 2004年5月 安藤賢司 龍騎サバイブへの換装可能。分解し、武器として装備できるドラグレッダーが付属。
VOL.24 仮面ライダーナイト&王蛇 2004年7月 2体セット。ナイトはナイトサバイブへの換装可能。
VOL.25 オルタナティブ・ゼロ&仮面ライダーリュウガ 2004年9月 2体セット。
VOL.26 仮面ライダーZO&ドラス 2004年12月 竹谷隆之
VOL.27 仮面ライダーゾルダ&仮面ライダータイガ 2005年3月 安藤賢司
VOL.28 仮面ライダーファイズ 2005年4月 ウルフオルフェノクへの換装可能。
VOL.29 仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム&オートバジン 2005年8月 オートバジンはビークルモードからバトルモードへの組み替え変形可能。
VOL.30 仮面ライダーカイザ&仮面ライダーデルタ 2005年9月 2体セット。
VOL.31 アクマイザー3 2005年12月 竹谷隆之 ザビタン、イビル、ガブラの3体セット。
VOL.32 仮面ライダー響鬼 2006年3月 安藤賢司 装甲響鬼への換装可能。
VOL.33 仮面ライダー響鬼紅&仮面ライダー轟鬼 2006年6月 2体セット。轟鬼は戸田山変身体への換装可能。
VOL.34 仮面ライダー威吹鬼&仮面ライダー斬鬼 2006年8月 2体セット。
VOL.35 仮面ライダーブレイド 2006年12月 キングフォームまたはライトニングソニック発動状態への換装可能。
VOL.36 仮面ライダーギャレン&仮面ライダーカリス 2007年2月 2体セット。カリスはジョーカーまたはマンティスアンデッドへの換装可能。
VOL.37 仮面ライダーブレイド ジャックフォーム&仮面ライダーレンゲル 2007年3月 2体セット。
VOL.38 キカイダー01&ダブルマシーン 2007年5月 竹谷隆之
VOL.39 仮面ライダーG3&仮面ライダーG4 2007年7月 安藤賢司 2体セット。G3はG3-Xへの換装可能。オリジナル武器として「腕部シールド」が付属。
VOL.40 仮面ライダーアギト&マシントルネイダー 2008年1月 マシントルネイダーはスライダーモードへの組み替え変形可能。
VOL.41 仮面ライダーX&アポロガイスト 2008年5月 竹谷隆之 2体セット。アポロガイストは再生アポロガイストへの換装、素顔へのパーフェクターの装着が可能。
VOL.42 仮面ライダー電王 ソードフォーム&モモタロスイマジン 2008年7月 安藤賢司 2体セット。ソードフォームはプラットフォームへの換装可能。
VOL.43 仮面ライダー電王 ガンフォーム&リュウタロスイマジン 2008年9月 2体セット。
VOL.44 仮面ライダーゼロノス&デネブイマジン 2008年12月 2体セット。ゼロノスはアルタイルフォームからベガフォームへの換装可能。
VOL.45 仮面ライダー電王 ライナーフォーム&仮面ライダーゼロノス ゼロフォーム 2009年1月 2体セット。
VOL.46 仮面ライダー1号&サイクロン(仮面ライダー THE FIRST) 2009年2月 竹谷隆之
VOL.47 仮面ライダー電王 クライマックスフォーム&ウラタロスイマジン 2009年3月 安藤賢司 2体セット。
VOL.48 仮面ライダーガオウ&キンタロスイマジン 2009年5月
VOL.49 変身忍者 嵐&魔神斎 2009年7月 藤岡ユキオ(嵐)
鬼木祐二(魔神斎)
VOL.50 仮面ライダーキバ 2009年8月 安藤賢司 キバフォームのみ。
VOL.51 仮面ライダーディケイド 2009年11月 コンプリートフォームへの換装可能。
VOL.52 仮面ライダーカブト 2010年1月 ライダーフォームからハイパーフォーム、ゼクターカブト、ディケイドカブトへの換装可能。
VOL.53 仮面ライダーダークカブト&仮面ライダーガタック 2010年3月 2体セット。ダークカブトはマスクドフォーム、ガタックはゼクトルーパーへの換装可能。ダークカブト マスクドフォーム用の外装はVOL.52にも装着することができ、カブト マスクドフォームを再現可能。
VOL.54 仮面ライダーイクサ&仮面ライダーダークキバ 2010年5月 2体セット。イクサはセーブモードへの換装可能。
VOL.55 仮面ライダーストロンガー&電波人間タックル 2010年9月 2体セット。ストロンガーはチャージアップ形態への換装可能。シリーズ初の発光ギミック内蔵。
VOL.56 仮面ライダークウガ(ディケイドエディション) 2010年12月 アメイジングマイティ、クウガゴウラム、ディケイドクウガへの換装可能。
VOL.57 仮面ライダーW サイクロンジョーカー 2011年4月 サイクロンジョーカーエクストリームへの換装可能。
VOL.58 仮面ライダーW ヒートメタル&仮面ライダーW ルナトリガー 2011年6月 2体セット。VOL.57と組み合わせて、劇中に登場したハーフチェンジによる9フォームへの換装可能。
VOL.59 仮面ライダーW ファングジョーカー&仮面ライダースカル 2011年8月 2体セット。スカルはスカルクリスタルへの換装可能。
VOL.60 スカイライダー 2011年11月 竹谷隆之
藤岡ユキオ
初期カラー仕様。
VOL.61 仮面ライダースーパー1 2011年12月 ファイブハンドを換装可能。
VOL.62 仮面ライダーZX 2012年3月
VOL.63 仮面ライダーギルス&アナザーアギト 2012年6月 安藤賢司 2体セット。
VOL.64 仮面ライダーオーズ タトバコンボ 2012年9月 能力開放版トラアーム、バッタレッグが付属。
VOL.65 仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ 2012年12月 能力開放版クジャクウィング、コンドルレッグが付属。VOL.64と組み合わせて、タカジャバおよびタカトラドルへの換装可能。
VOL.66 仮面ライダーオーズ プトティラコンボ 2013年5月 能力開放版エクスターナルフィン、ワインドスティンガー、テイルディバイダーが付属。
VOL.67 仮面ライダーキックホッパー&パンチホッパー 2013年9月 2体セット。
VOL.68 仮面ライダー新1号 2014年1月 エフェクトパーツ、専用ディスプレイ台座が付属。
VOL.69 仮面ライダー旧2号 2014年4月
VOL.70 仮面ライダーウィザード フレイムスタイル 2014年8月 オリジナルギミックとして、レッドガルーダとの合体によりガルーダShow Timeへの換装可能。
VOL.71 仮面ライダーウィザード フレイムドラゴン&オールドラゴン 2015年2月 オールドラゴンへの換装可能。
VOL.72 仮面ライダー鎧武 オレンジアームズ 2016年6月 オリジナルギミックとして、専用ディスプレイ台座を使い、日本甲冑風に飾ることが可能。
VOL.73 仮面ライダードライブ タイプスピード 2016年12月 谷口順一 タイプスピード フレアへの換装可能。
Vol.74 仮面ライダーアマゾンアルファ 2018年10月 竹谷隆之 これよりBANDAI SPIRITSに移管。パッケージはナンバリングがないが、便宜上Vol.74として表記。

Superior Imaginative Colosseum

2019年から発売のシリーズ。商品名は「S.I.C.」のままだが、「SUPERIOR IMAGINATIVE COLOSSEUM」の略となっている[15]。クウガを除く各製品には企画のロゴと担当原型師の名前がプリントされた専用ディスプレイスタンドが付属。

複数の造形師が手掛けた作品に対する投票を行い、その結果により商品開発が進められた[15]。

品名発売原型製作 順位主なポイント
仮面ライダーフォーゼ ベースステイツ 2019年9月 坂本洋一×KOMA 1位[16] ロケットモジュール、ドリルモジュールが付属。
仮面ライダーゴースト オレ魂 安藤賢司 3位[16] ムサシ魂に換装できる他、ユルセンも付属。ガンガンセイバーはブレードモード、二刀流モード、オリジナルの燭台モードに変形可能。
仮面ライダー龍騎 2020年1月 浅井真紀 2位[16] 分解し、武器として装備できるドラグレッダーが付属。龍騎サバイブへの換装ギミックはない。
仮面ライダークウガ マイティフォーム 大山竜 4位[16] 専用ディスプレイ台座が付属。
仮面ライダーファイズ 2020年10月 坂本洋一×KOMA 「得票数1位を獲得した作品の担当原型師にはもう1体作品を作る権利を与える」という公約に基づき発表された。オリジナル武器として、3種類の武器に分割変形させられるアタッシュケースが付属。
仮面ライダーフォーゼ ロケットステイツ 2020年12月 坂本洋一×KOMA 『Amazon.co.jp』限定販売。

S.I.C. CLASSIC

2007年に発売を開始したシリーズ。過去の作品の再発売品であり、パッケージの変更やブックレットが付属するなどの仕様の違いが見られる。

S.I.C. LIMITED

小売店で販売される初回限定生産品。

限定品

イベント・ネット通販・誌上限定通販限定品や、プレゼント専用の商品など。

S.I.C.匠魂

S.I.C.と同様のコンセプトで造られた手のひらサイズのトレーディングフィギュアである。ミニジオラマ仕立ての台座の上でシーンを作り出しており、それ単体で世界観を表現している。1つ500円(税抜)と低価格であるにもかかわらず、完成度が高い。

ラインナップは4種類×2種+シークレット1つの全9種で、シークレットは通常ラインナップのマイナーチェンジ。VOL.5で投入された仮面ライダークウガのホワイトカラーバージョンは単なる色違いではなく、劇中に登場した体色の白い形態である「グローイングフォーム」を表現するため造型もノーマルカラーから一部変更され、続くVOL.6以降は造形師の要望を汲んだ「アーティストカラー」として、また、一部造型を異なるものに変えることで『HERO SAGA』に登場したオリジナルカラーや劇中に登場した別フォームなどを表現するようになった。なお、VOL.3ではラインナップ中、ロボコンのみカラーバリエーションが他のラインナップと異なる銅色のカッパーとなっている。

コンビニや小売店の店頭で、中の見えない箱(ブラインドボックス)に入れられて販売されていた。

魂コレクターズ

これまではフィギュアのみ、あるいは台座が付属するのみであったが、このシリーズは『S.I.C. HERO SAGA』の作例を元にした大型のジオラマとなっている。専用ACアダプター(別売)を用いることで、LEDによりジオラマの一部を発光させるギミックも盛り込まれている。

S.I.C.極魂

全身20箇所以上が可動する全長約120mmのミニサイズのアクションフィギュア。

限定版

  • 仮面ライダー響鬼紅
    • イベント『魂ネイション2009』限定。
  • 仮面ライダーネガ電王
    • ジャスコにて限定販売。
  • モモタロスイマジン未契約ver.
    • イベント『魂ネイション2010』限定。
  • デンライナーDXセット
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。ウラタロスイマジン、キンタロスイマジン、リュウタロスイマジンが付属。車両は繋げられる。
  • 仮面ライダーアギト ストームフォーム&フレイムフォーム
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。ストームハルバード、フレイムセイバーはエフェクト仕様。
  • ホースオルフェノク疾走態
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。
  • 仮面ライダークウガ3フォームセット(ドラゴンフォーム、ペガサスフォーム、タイタンフォーム)
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。各エフェクトや専用魂ステージも3種類ずつ付属。
  • 装甲機ゴウラム
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。トライチェイサー2000との合体でトライゴウラムも再現可能。ライジングビートゴウラム用パーツも付属。
  • 仮面ライダークウガ ライジングマイティ&ビートチェイサー2000セット
    • 『魂ウェブ商店プレミアムバンダイ店』限定。仮面ライダークウガ ライジングマイティとビートチェイサー2000のセット。

派生商品

S.I.C. CLASSIC

SUPER IMAGINATIVE COLLECTION CLASSIC。TVアニメ『人造人間キカイダー THE ANIMATION』に登場するキャラクターを立体化した商品。2001年5月に発売された。なお、本家S.I.C.の"C"は"Chogokin"のCであるが、S.I.C.CLASSICの"C"は"Collection"のCである。

  1. キカイダー
  2. ハカイダー
  3. 量産型ハカイダー

MOVIE REALIZATION

主に仮面ライダーシリーズとは別の作品を立体化した作品。第1弾である「スチームボーイ」のみジオラマであり他はアクションフィギュアである。原型師がS.I.C.と同じ竹谷隆之・安藤賢司であり、MOVIE REALIZATIONの可動システムがS.I.C.へ移植されたり、逆にS.I.C.の可動システムがMOVIE REALIZATIONへ移植されることがある。

ロードオブバイストンウェル

サンライズ制作のアニメ『聖戦士ダンバイン』に登場するオーラバトラーを立体化した商品。アニメのオーラバトラーよりさらに「異世界に住む生物の甲殻や筋肉組織を利用して構築されているロボット」であることを強調したデザインとなっている。

牙狼シリーズ

TVドラマ『牙狼-GARO-』に登場するキャラクターを立体化した商品。S.I.C.の流れを汲んだ商品として『イクイップ&プロップ』や『魔戒可動』『GARO極魂』が発売されている。

イクイップ&プロップ:番組にも参加している造形作家の竹谷隆之が造形監修を行ったアクションフィギュア。差し替え(イクイップ)式の生身のフィギュアは本編のイメージを再現するため俳優の顔を3Dスキャンして造形されており、作品内に登場する小道具(プロップ)を模したオブジェが付属する。

魔戒可動:「イクイップ&プロップ」を元に、肩・肘・腰・股・膝に新たな関節機構を盛り込んだ事実上のリメイク商品。造形はそのままだがプロポーションが少し変わっている。造形監修を竹谷隆之が、原型製作を藤岡ユキオが担当。

衝撃可動:TVドラマ『衝撃ゴウライガン!!』に登場するキャラクターを立体化したアクションフィギュア。

GARO極魂:S.I.C.極魂の『牙狼』版。

自分魂

自分の顔がフィギュアになるオーダーメイドフィギュア。顔写真を元にフェイスベースにプリントされマスクを脱いだ頭部を作成、また専用スタンドやプリスターパッケージに好きな文字を入れられる。

  1. 仮面ライダー1号(THE NEXT版)[注釈 3](2009年6月26日から3000個限定受注販売)
  2. シャア・アズナブル(2009年10月16日から受注販売)

MANGA REALIZATION

映画を題材にした『MOVIE REALIZATION』とは違い、漫画のキャラクターを立体化した商品。

ジオラマストーリー

S.I.C.シリーズを用いたジオラマ(情景模型)の写真を挿絵の代わりに使った小説作品。石森プロの早瀬マサトによって雑誌『月刊ホビージャパン』誌上で連載されている。基本的にS.I.C.のフィギュアの写真を使用しているため、変身可能な人物は変身後しか登場しない完全な仮面劇の構成となっている。

『KIKAIDER 00』

1999年1月号から2002年1月号まで連載。基本的にはTV版『人造人間キカイダー』と『キカイダー01』の続編とされているが、随所に原作萬画版を踏襲した場面・設定や他の石森プロ作品(スピンオフ作品を含む)とのクロスオーバーが存在している。

タイトルリスト
章題サブタイトル話数ディオラマ製作[17]
序章 「序章・哀しき天使ビジンダー」 Prologue:001 谷口順一
「序章2・キカイダー迷走」 Prologue:002
第1章 「誕生!! キカイダー00」 Chapter:001 谷口順一、五島純
「死闘!! グリーンマンティスVS00」 Chapter:002 谷口順一
「地獄の使者グレイサイボーグ」 Chapter:003
「逆襲! ダブルキカイダー」 Chapter:004
第2章 「残害! キカイダー01」 Chapter:005
「悲しき玩具、そして冥王降臨」 Chapter:006
「蜘蛛の糸」 Chapter:007
「蜘蛛舞(くもまい)」 Chapter:008
「邂逅」 Chapter:009
「ハカイダー四人衆」 Chapter:010
「寄生(パラサイト)」 Chapter:011
「叛乱」 Chapter:012 谷口順一、五島純
「ガッタイダー」 Chapter:013 谷口順一
「1000年の孤独」 Chapter:014
「シンクロニシティ」 Chapter:015
第3章 「兄弟」 Chapter:016 五島純
「残存…」 Chapter:017 谷口順一
「サンクチュアリ」 Chapter:018
「神躯」 Chapter:019
「狂鬼」 Chapter:020
「破戒(ハカイ)」 Chapter:021
「メギド」 Chapter:022
「黒い聖母」 Chapter:023 谷口順一、藤岡ユキオ
「神審人(さにわ)」 Chapter:024
「心霊(スピリチュアル)」 Chapter:025 鬼頭栄作
「GILL」 Chapter:026 谷口順一
「混沌」 Chapter:027 鬼頭栄作
「黒と白」 Chapter:028 谷口順一
「赤」 Chapter:029
第4章 「青」 Chapter:030
「楯」 Chapter:031 鬼頭栄作
「断罪」 Chapter:032
「業」 Chapter:033 谷口順一
終章 「終章・帰還」 Epilogue 五島純

『S.I.C. HERO SAGA』

『KIKAIDER 00』終了後、2002年2月号から連載開始。

内容はTV版の挿話であったり、設定的な穴埋めであったり、パラレルワールドの話であったりと様々で、TV作品に登場しない本作品オリジナルのキャラクターが登場することもある。また連載の合間にはS.I.C.商品を使った改造作例も紹介されている。

連載内容を纏めた単行本が『S.I.C.HERO SAGA』としてホビージャパン社から発売されており、2010年5月1日には『MASKED RIDER DEN-O EDITION|MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-』のみを纏めた『S.I.C.HERO SAGA 仮面ライダー電王SPECIAL』や、『MASKDE RIDER EDITION -仮面ライダー #99-』以降の長編ストーリー2編のみ掲載されたシリーズが正式なナンバーとは別に発売された。

タイトルリスト
「収録」は、掲載されている単行本を指す。
  • 『vol.1』=『S.I.C.HERO SAGA vol.1』
  • 『vol.2』=『S.I.C.HERO SAGA vol.2』
  • 『vol.3』=『S.I.C.HERO SAGA vol.3』
  • 『vol.4』=『S.I.C.HERO SAGA vol.4』
  • 『電王SP』=『S.I.C.HERO SAGA 仮面ライダー電王SPECIAL』
  • 『KR/W編』=『S.I.C.HERO SAGA 仮面ライダー/仮面ライダーウィザード編』
  • 『D/G編』=『S.I.C.HERO SAGA 仮面ライダーディケイド/仮面ライダー鎧武編』
作品タイトルホビージャパン掲載収録
MASKED RIDER KUUGA EDITION -オデッセイ-2002年2月号 - 2002年5月号vol.1
MASKED RIDER EDITION -Missing Link-2002年7月号 - 2002年10月号
MASKED RIDER BLACK RX EDITION -After 0-2002年12月号 - 2003年3月号
MASKED RIDER V3 & RIDERMAN EDITION -RIDERMAN ANOTHER AFTER-2003年5月号 - 2003年8月号
MASKED RIDER AGITΩ EDITION -HEAVEN'S DOOR-2003年10月号 - 2004年3月号vol.2
MASKED RIDER AMAZON EDITION -プレ・ステージ-2004年5月号 - 2004年7月号vol.1
MASKED RIDER RYUKI EDITION -アドベントカレンダー-2004年8月号 - 2004年12月号vol.2
MASKED RIDER ZO (& J) EDITION -ZO vs J-2005年2月号 - 2005年5月号vol.1
MASKED RIDER RYUKI EDITION -IFの世界-2005年6月号 - 2005年8月号vol.2
MASKED RIDER EDITION -ここより永遠に-vol.1 書下ろしvol.1
MASKED RIDER 555 EDITION -ロスト・ワールド-2005年10月号 - 2006年1月号vol.2
AKUMAIZAR3 EDITION -BEFORE and AFTER-2006年3月号 - 2006年4月号
MASKED RIDER HIBIKI EDITION -SEVEN OGRES-2006年6月号 - 2006年9月号
MASKED RIDER EDITION -脱出-2006年10月号vol.1
MASKED RIDER BLADE EDITION -DAY AFTER TOMORROW-2007年2月号 - 2007年5月号vol.2
KIKAIDER01 EDITION -ANOTHER YESTERDAY-2007年8月号vol.3
MASKED RIDER AGITΩ EDITION -PROJECT G1-2007年10月号 - 2008年1月号vol.2
MASKED RIDER KUUGA EDITION -DARK SIDE-vol.2 書下ろし
HERO SAGA SPECIAL EDITION -FOUR CARDS-2008年3月号 - 2008年6月号vol.3
MASKED RIDER X EDITION -ゼウスの息子-2008年7月号 - 2008年9月号
MASKED RIDER DEN-O EDITION -1971年4月3日-2008年12月号 - 2009年10月号vol.3
電王SP
MASKED RIDER KIVA -KING OF VAMPIRE-2010年1月号 - 2010年4月号vol.3
MASKED RIDER DECADE -ストロンガーの世界-2010年6月号 - 2011年5月号
MASKED RIDER KABUTO EDITION -since 1986-vol.3 書下ろし
KAMEN RIDER W -Playback-2011年7月号 - 2012年1月号vol.4
MASKED RIDER ZX -FORGET MEMORIE'S-2012年3月号 - 2012年6月号
MASKED RIDER GILLS -仮面ライダーになってしまった男-2012年8月号 - 2012年11月号
KAMEN RIDER OOO EDTION -OOZ-2013年2月号 - 2014年1月号
MASKED RIDER SHIN EDITION -終わりの始まり、始まりの終わり-vol.4 書下ろし
MASKED RIDER EDTION -仮面ライダー #99-2014年3月号 - 2014年7月号『KR/W編』
KAMEN RIDER WIZARD EDTION -魔法使いの弟子-2014年10月号 - 2015年9月号
MASKED RIDER DECADE EDTION -オーズの世界-2015年12月号 - 2017年3月号『D/G編』
KIKAIDER REBIRTH 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』2017年7月号 - 2018年5月号
KAMEN RIDER AMAZONS 『獣人症候群(シンドローム)』2018年10月号 - 2018年11月号
MASKED RIDER DEN-O 『ロスト・トレイン』2019年3月号 - 2020年8月号
スタッフ
  • 原作 - 石ノ森章太郎
  • ストーリー - 早瀬マサト(石森プロ)
  • ディオラマ監修・製作 - 竹谷隆之、安藤賢司
  • ディオラマ製作 - 谷口順一、五島純、伊澤靖志、小関正明、松宮誠一、山口泰弘、中島健一、井田恒之、野原啓幸

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ S.I.Cのパロディとして、2007年冬のワンダーフェスティバルで安藤賢司作「クラッシャーカズヨシ」フィギュアが50個販売された。
  2. ↑ ロボコンの企画は、後年の『燃えろ!!ロボコン』とは異なるものであった[7]。
  3. ↑ S.I.C.やMOVIE REALIZATIONの流用ではなく、新規造形である。

出典

  1. ↑ “S.I.C.-SUPER IMAGINATIVE CHOGOKIN- スペシャルページ”. 魂ウェブ. 2021年1月25日閲覧。
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  4. 1 2 3 4 KIKAIDER00 2002, pp. 110–111, 「キカイダーズルーム特別編 MAKING OF KIKAIDER 00」
  5. ↑ “[魂の骨格] 15年目のS.I.C. 安藤賢司&五島純スペシャルインタビュー”. 魂ウェブ. 2021年1月25日閲覧。
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  7. 1 2 3 キカイダートリビュート 2001, p. 32, 「スタッフ編 早瀬マサト」
  8. ↑ KIKAIDER00 2002, pp. 100–101, 「INTERVIEW with Masato HAYASE」
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  10. ↑ 魂大全 2008, p. 77, 「KIKAIDER 00」
  11. ↑ 魂大全 2008, p. 73-75, 「人造人間キカイダー」
  12. ↑ KIKAIDER00 2002, p. 96, 「S.I.C.製品カタログ」
  13. 1 2 3 4 5 KIKAIDER00 2002, p. 97, 「S.I.C.製品カタログ」
  14. ↑ 魂大全 2008, p. 18-19, 「仮面ライダー」
  15. 1 2 “SUPERIOR IMAGINATIVE COLOSSEUM スペシャルページ”. 魂ウェブ. 2021年2月2日閲覧。
  16. 1 2 3 4 “SUPERIOR IMAGINATIVE COLOSSEUM 投票ページ”. 魂ウェブ. 2021年2月2日閲覧。
  17. ↑ KIKAIDER00 2002, p. 112, 「Appendix:キカイダーズルーム秘話」

参考文献

関連項目

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