WACCA
ジャンル リズムアクションゲーム
対応機種 アーケード
開発元 マーベラス
発売元 マーベラス
プロデューサー 横山達也
音楽 HARDCORE TANO*C
美術 LAM(キャラクターデザイン)
人数 1人(シングルプレイ時)
2-4人(マルチプレイ時)
稼働時期 2019年7月18日
最新版 Ver.3.10.00/ 2022年8月31日
エンジン Unreal Engine 4
アスペクト比 1:1(16:9レターボックス)
システム基板 ALLS HX
その他 初代Aime・バナパスポート及びAmusement IC対応
2022年8月31日オンラインサービス終了
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『WACCA』(ワッカ)は、マーベラスにより開発・販売されたアーケードゲーム。オンライン稼働期間は2019年7月18日 - 2022年8月31日[1]。現在はオフラインのみでの稼働。

概要

日本最大のハードコアテクノの楽曲グループであるHARDCORE TANO*Cとの協業タイトルで、マーベラスとしては初となるアーケード向け音楽ゲームである。

筐体には、丸い画面の周りに高精度LED付きの360度のタッチパネル「ワッカコンソール」が搭載され、タップやホールド、奥から手前にスナップ、右から左にスライドしながらプレイする。また、専用のサウンドシステムやイヤフォンジャックも搭載されている。

ネットワークシステムにはセガ(2020年3月まではセガ・インタラクティブ)のALL.Netを採用し、Aime・バナパスポート及びAmusement ICを使用することでデータの保存などが可能としていた(オフライン移行後は利用不可)。

イメージキャラクター

エリザベス
声 - 大西沙織
発表当初からのイメージキャラクター[2]。
リリィ
声 - 青木志貴
『WACCA Lily』より追加[3]。
ルーン
声 - 河瀬茉希
『WACCA Reverse』より追加[4]。

歴代バージョン

WACCA
2019年7月18日に稼働開始。キャッチコピーは『ワッカで遊ぶタノシー!リズムゲーム登場!』。
WACCA S
2020年1月23日実施のオンラインアップデートより稼働開始。キャッチコピーは『音と光が旋回する!』。初のメジャーアップデートとなる。主な調整点を以下に記す(一部抜粋)[5]。
WACCA Lily[7]
2020年9月7日実施のオンラインアップデートより稼働開始。キャッチコピーは『ここだけの音世界 あなたと。』。2回目のメジャーアップデートとなる。主な新要素を以下に列記する。
WACCA Lily R[8]
2021年3月11日実施のオンラインアップデートより稼働開始。キャッチコピーは『つながるひろがる』。3回目のメジャーアップデートとなる。主な新要素を以下に列記する。
WACCA Reverse[9]
2021年8月10日実施のオンラインアップデートより稼働開始。キャッチコピーは『さあ、ぼくと遊ぼうか』。4回目のメジャーアップデートとなる[10]。

オンラインサービス終了後の対応

WACCAは段階的に各種オンラインサービスを終了させ、2022年8月31日にはゲームのオンラインサービスを終了。同年9月1日よりオフラインサービスへ移行された[11]。

オンラインサービス終了後に利用不可になるもの

オフラインサービスで引き続き利用可能なもの

収録アーティスト、楽曲などについて

WACCAにはHARDCORE TANO*Cのコンポーザーによる楽曲を中心に、様々な楽曲が定期的に追加されている。版権曲の他、音楽ゲームへの収録は初となる2.5次元舞台の楽曲も収録されている[2]。また、HARDCORE TANO*Cクルーの楽曲は全編試聴動画がYouTubeアカウントから投稿されている。

ジャンルは「アニメ/POP」「ボカロ」「東方アレンジ」「2.5次元」「バラエティ」「オリジナル」「TANO*C」の7種。公式サイトではジャンル「TANO*C」と「TANO*C(オリジナル)」が区別されて記載されている。

制作

背景

もともと子ども向けのゲームを強みとしていたマーベラスは、第2・第3の柱の一環としてプライズゲーム機『トライポッド』を制作し、成功を収めており、[12]本作は同社による新たなる挑戦をするという目的で開発された[12]。 開発プロデューサーの横山達也は、本作のジャンルを音楽ゲームにした理由として、自分が好きだったからというのが大きかったと2018年の10月19日のオープニングイベントの中で話している[12]。

開発

本作の開発は2017年ごろに開始され、コンセプトが固まっていない段階からHARDCORE TANO*Cを起用することが決まった[2]。 HARDCORE TANO*Cを起用したのは、横山が彼らのファンだったことに加え、彼らが音楽活動だけにとどまらず、楽しいことを積極的に挑戦していく姿が横山にとって魅力的であり、彼ら自身がプレイヤーであるという点が挙げられる[12]。 HARDCORE TANO*Cは本作以外にも、音楽ゲームへの楽曲提供を積極的に行っているが、全面的に開発にかかわるのは本作が初めてとなる[12]。 開発初期の筐体デザインは、最終的な形に至るまで20種類の試作が重ねられ、彼らがDJであるということにちなんでDJ卓をモチーフするという案もあった[12]。最終的なデザイン案が固まってからは、『CircuRing』(サーキュリング)というタイトルで開発がされていた。[13]

「WACCA」というタイトルも紆余曲折の末につけられたものであり、良い意味で違和感があるものがよいということで選ばれた[12]。 横山は「あえて音楽的な要素は入れなかったことでほかのタイトルとの差別化ができて,輪っかのような外見にかかっているという分かりやすさもある。いい名前になったと思います。」とオープニングイベントの中で振り返っている[12]。

細かいシステムを踏まえたうえで、ノーツの譜面と楽曲を並行して制作することも、HARDCORE TANO*Cにとって初めての試みとなった[12]。

メンバーのDJ Genkiは並行制作の利点について「『こんな(ノーツの)叩かせ方をしたいから,こういうフレーズを入れよう』という感じで,フレーズが浮かびやすいところですね。」と話しており、REDALiCEも「曲の展開を細かくしなくても,ゲームとして面白いものが成立させやすいとは思っていて。」とこの試みを肯定的に受け止めている[12]。

多くの音楽ゲームにおいてはテンポが速い曲ほど難易度が上がるのに対し、本作は360度のタッチパネルを生かす形で、テンポ以外の要素で難易度を調節できるようになった[12]。これにより、「Poseidon」のようにテンポが遅い曲を高難易度に設定することができた[12]。

ロケテスト

2018年9月28日に本作のカウントダウンサイトが開設され、同年10月4日に本作のお披露目会が行われた[2]。発表された模様はマーベラス公式YouTubeチャンネルで生放送された[2]。

また、同年10月19日から11月4日にかけて、3日間ずつのロケテストが全国4店舗で実施された[2]。このうち、セガ秋葉原3号館では2018年10月19日から21日までの3日間に開催され、初日のオープニングイベントには開発プロデューサーの横山達也と、HARDCORE TANO*Cのメンバーが登壇した[12]。また、11月9日から11日18日にかけて第2回ロケテストが実施された[14]。

2019年6月18日のYouTube生放送で稼働日が7月18日に決定。稼働開始に先駆け、先行無料体験会が順次開催された[15]。

反響

10月19日に開かれたセガ秋葉原3号館でのロケテストでは、金曜日という平日にも拘わらず、開始から30分の10時30分の時点で整理券を受け取った人の数が100人を突破した[12]。

出典

[脚注の使い方]
  1. ↑ “【重要】オンラインサービス終了とオフライン版稼働について”. 「WACCA Reverse」公式Webサイト. 2022年6月24日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 6 蒼之スギウラ (2018年10月5日). “マーベラスの新作リズムゲーム「WACCA」は,360度タッチパネルでのプレイがTANO*C! お披露目生放送の模様と試遊レポートをお届け”. www.4gamer.net. Aetas. 2020年5月8日閲覧。
  3. ↑ “『WACCA(ワッカ)』の新シリーズ『WACCA Lily』が9月17日稼働。新ナビ・リリィの声優は青木志貴さん”. 電撃オンライン. 2022年6月24日閲覧。
  4. ↑ “「WACCA Reverse」が稼働開始!新規書下ろし曲や新ナビゲーター「ルーン(CV:河瀬茉希)」などを追加”. Gamer. 2022年6月24日閲覧。
  5. ↑ “WACCA公式ニュース”. 2020年1月23日閲覧。
  6. 1 2 横山達也『『WACCA S』は遊びやすさとやりこみを両立! 横山プロデューサーにこの半年とアップデートについて質問』(インタビュアー:kbj)、2020年1月24日。2020年5月8日閲覧。
  7. ↑ “WACCA Lily 新要素 │ WACCA Lily公式Webサイト │ ここだけの音世界 あなたと。”. web.archive.org (2020年10月27日). 2022年10月31日閲覧。
  8. ↑ “「WACCA Lily R」稼働開始!”. 「WACCA Lily R」稼働開始!. 2022年10月31日閲覧。
  9. ↑ “「WACCA Reverse」公式Webサイト │ さあ、ぼくと遊ぼうか”. 「WACCA Reverse」公式Webサイト │ さあ、ぼくと遊ぼうか. 2022年10月31日閲覧。
  10. ↑ “『WACCA Reverse』稼働開始!”. WACCA Reverse 公式Webサイト (2021年8月10日). 2021年8月11日閲覧。
  11. ↑ “マーベラスのアーケード音ゲー「WACCA」、サービス終了へ 終了後もオフライン稼働に対応”. ITmedia news (2022年6月21日). 2022年6月21日閲覧。
  12. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 横山達也; HARDCORE TANO*C『新作リズムゲーム「WACCA」ロケテスト初日の模様とインタビューをお届け。マーベラスとHARDCORE TANO*Cの新たな挑戦について話を聞いた』(インタビュアー:丸谷健太)、Aetas、2018年10月19日。2020年5月8日閲覧。
  13. ↑ (日本語)『【WACCA】オンラインサービス終了 今までのふりかえり』。2022年6月23日閲覧。
  14. ↑ “「WACCA」、第2回ロケテストの開催が決定”. GAME Watch. 2022年6月24日閲覧。
  15. ↑ “マーベラス、アーケード向け新作リズムゲーム『WACCA』の稼働日が7月18日に決定!”. gamebiz. 2022年6月24日閲覧。

外部リンク

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