アケビコノハ
アケビコノハ Eudocima tyrannus 成虫
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 節足動物門 Arthropoda
綱 : 昆虫綱 Insecta
上目 : Panorpida
目 : チョウ目 Lepidoptera
階級なし : 有吻類 Glossata
階級なし : 異脈類 Heteroneura
階級なし : 二門類 Ditrysia
上科 : ヤガ上科 Noctuoidea
科 : ヤガ科 Erebidae[1]
亜科 : エグリバ亜科 Calpinae[1]
族 : エグリバ族 Calpini[1]
属 : Eudocima
種 : アケビコノハ E. tyrannus
学名
Eudocima tyrannus
(Guenée, 1852)
シノニム

Ophideres tyrannus
Guenée, 1852
Ophideres amurensis
Staudinger, 1892
Adris tyrannus
(Guenee, 1852)[2]

和名
アケビコノハ(通草木葉蛾)

アケビコノハ(通草木葉蛾、学名: Eudocima tyrannus)は、チョウ目ヤガ科の昆虫。大形のガの一種。

分類

本種は近年の体系では Erebidae 科に含めることも多い。

形態・生態

前翅は枯葉状で褐色、後翅は橙色地に黒色紋がある。静止時には派手な後翅を完全に前翅の下に隠し、枯葉に擬態する。開帳は90mmほどになる。

幼虫は体表がなめらかなイモムシで、体前部に大きな眼状紋がある。刺激を受けるとその部分を持ち上げ、頭を内側に折り曲げるようにする。これは眼状紋が目立つ姿勢であり、威嚇の意味があると考えられている。名前の通りアケビを食草とするが、そのほか庭のムベにも発生するため、住宅地でみかけることも多い。

分布

日本をはじめ中国からヒマラヤ、ロシア連邦アムール地方などに分布する。

近縁種

本種を含む Eudocima 属はアジアをはじめとして世界に広く分布し、南アメリカ、アフリカなどの熱帯に多い。日本では、このほかにキマエコノハやヒメアケビコノハを産する。いずれも夜間果樹園に飛来し、モモ、ナシ、ミカン、ブドウなどの熟果の液を吸い大害を与える。

脚注

  1. 1 2 3 神保宇嗣 (2020年). “List-MJ 日本産蛾類総目録 version 3β”. 2021年1月16日閲覧。
  2. ↑ “日本産昆虫学名和名辞書(DJI)”. 昆虫学データベース KONCHU. 九州大学大学院農学研究院昆虫学教室. 2012年4月8日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

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