アツギ株式会社
Atsugi Co., Ltd.
アツギ本社
アツギ本社
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 3529
1961年10月2日上場
本社所在地 日本の旗 日本
〒243-0493
神奈川県海老名市大谷北一丁目3番2号
設立 1947年(昭和22年)12月24日
業種 繊維製品
法人番号 4021001026648 ウィキデータを編集
事業内容 衣料品の製造
代表者 工藤洋志(代表取締役社長)
資本金 200億円
(2021年3月31日現在)
発行済株式総数 1,731万9,568株
売上高 連結:162億28百万円
単独:126億92百万円
(2021年3月期)
営業利益 連結:△25億93百万円
単独:△19億44百万円
(2021年3月期)
経常利益 連結:△19億95百万円
単独:△21億38百万円
(2021年3月期)
純利益 連結:△38億26百万円
単独:△42億21百万円
(2021年3月期)
純資産 連結:339億56百万円
単独:321億34百万円
(2021年3月31日現在)
総資産 連結:443億43百万円
単独:415億28百万円
(2021年3月31日現在)
従業員数 連結:1,479人
単独:169人
(2021年3月31日現在)
決算期 3月31日
会計監査人 EY新日本有限責任監査法人
主要株主 東レ株式会社 6.39 %
主要子会社 株式会社レナウンインクス 100%
アツギ東北株式会社 100%
アツギ佐世保株式会社 100%
神奈川スタッフ株式会社 100%
アツギケア株式会社 100%
厚木香港有限公司 100%
煙台厚木華潤靴下有限公司 95%
阿姿誼(上海)国際貿易有限公司 100%
厚木(上海)時装貿易有限公司 100%
厚木靴下(煙台)有限公司 100%
関係する人物 堀禄助(創業者)
外部リンク https://www.atsugi.co.jp/
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アツギ株式会社(英文社名:ATSUGI CO.,LTD.)は、日本の繊維製品の製造・販売メーカー。

概要

主にパンティストッキング・靴下・下着を製造・販売している。2011年より女性向けストッキング「ASTIGU(アスティーグ)」ブランドを主力とする。男性向けアイテムや児童向けアイテムなども展開している。2020年には倒産した旧レナウンのインナー部門であるレナウンインクスを買収し、「アクアスキュータム」ブランドなどを引き継ぎ、展開している。その他不動産の販売・賃貸、介護用品の製造等の事業がある。

1955年に日本初のシームレスストッキングを生産・発売した[注 1]。1961年には全国に直販網を確立してシームレスストッキングの本格展開を開始した。以来、ストッキングのトップメーカーとして業界を先導した。1963年、東証一部に上場した。

2000年代以降、グンゼや福助などの競合ストッキングメーカーに押され、売上が徐々に下降している。2019年には赤字に転落し、2021年には無配に転落した。2022年には国内工場を閉鎖して中国工場に集約し、2023年には上場維持基準未達により東証プライム市場から東証スタンダード市場に降格する[1]など、近年は特に苦境にある。2020年以降のコロナ禍の苦境を乗り切るため、2021年より傘下のレナウンインクスを通じ、福助と協業するなどの取組を講じている。

2021年3月期の連結売上構成は繊維事業92.3%、不動産事業その他7.7%となっている。

国内生産から撤退

2022年時点で、ストッキングの製造は子会社であるアツギ東北や中華人民共和国の現地子会社で行っており、特に青森県むつ市の「アツギ東北むつ事業所」(1966年設立)は、全盛期には1000人以上を雇用し、2022年時点でも500人以上が働く日本最大級のストッキング工場であった。

アツギは2022年1月20日に、2019年3月期から3期連続で最終赤字を計上した事や、新型コロナウイルスにより需要が減少したため、アツギ東北の2工場を2022年5月に閉鎖し、製造拠点は中華人民共和国の現地子会社へ集約する事を発表した[2][3][4]。アツギ東北閉鎖後の生産拠点は中華人民共和国の現地子会社へ集約される予定である。

沿革

社名の由来

会社の所在地は海老名市であるが、社名に相模川対岸の町である「厚木」の名前を使用した経緯として、会社設立前に近隣にある厚木基地に連合軍総司令官ダグラス・マッカーサーが降り立った。そこで創業者の堀は「世界中に知れ渡った厚木の名を社名にすれば、いちから宣伝しなくても済む」とひらめいたことが記されている。ただし厚木基地は厚木市内ではなく、綾瀬市と大和市にまたがった地域にある。所在地に近い厚木駅も厚木市内ではなく海老名市にある。ちなみに発明学会元会長・豊沢豊雄の著書によると厚木ではないからアツギナイロンと命名したとある。

「厚木」(アツギも含む)に関しては、上記の「厚木基地」の知名度を広めるという理由などであえて、厚木市に隣接した自治体にある企業の工場などで「厚木工場」「厚木製作所」などと名乗っているものも実在する。

主な製品

ASTIGU(アスティーグ)ブランドのストッキング

CMモデル

また1970年代には、「スクールマルチ」の商品モデルに山口百恵・麻丘めぐみ・片平なぎさが起用されたが、CMは製作されたかは不明。

アツギイメージガール

アツギイメージガール(ATSUGI Image Girl)とは、2007年の同社創立60周年を記念して創設したキャンペーンガールの名称。元々は「ミラキャラットガール」という名称であった。毎年9月にオーディションで2名を選出し、翌年9月までの1年間にわたり同社の顔としてPR活動を行っている。

提供番組

関係会社

連結子会社

関連会社

テレビ提供番組

いずれも過去。フジテレビ番組やTBS番組が多い。

アクセス

海老名駅から相鉄バス、神奈川中央交通で「アツギ株式会社前[注 2]」バス停で下車。

論争

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ それまでのストッキングは後ろに縫い目があり、女性はいちいちバックシームの位置を気にする必要があった。
  2. ↑ 本社前のバス停の名称は相鉄バス・神奈川中央交通ともに2023年10月に「厚木ナイロン」から「アツギ株式会社前」へ改称された。
  3. ↑ よむは2019年にニコニコニュース編集の竹中プレジデントと同行する形でアツギを取材し、同社との関係を有していた[9]。
  4. ↑ 公式Facebook・Instagramアカウントは2021年4月に再開している

出典

  1. ↑ プライム市場の上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況およびスタンダード市場への選択申請の決定に関するお知らせ アツギ株式会社
  2. 1 2 生産体制の再編に伴う国内生産子会社の生産業務終了に関するお知らせアツギ 2022年1月20日
  3. 1 2 アツギむつ工場閉鎖へ東奥日報 2022年1月21日
  4. 1 2 データを読む ストッキングのアツギ、国内生産を終了へ東京商工リサーチ 2022年1月20日
  5. ↑ 株式会社レナウンインクスの株式取得(子会社化)に関するお知らせ アツギ 2020年8月20日
  6. ↑ アツギ、レナウン子会社を買収 肌着や靴下を強化、取得額は非開示日本経済新聞 2020年8月20日
  7. ↑ アツギが新ロゴを発表、今後は肌に心地よい・心に響く「フィールウェア」を展開 - FASHIONSNAP(2023年5月11日)2023年7月18日閲覧。
  8. ↑ プライム市場の上場維持基準の適合に向けた計画に基づく進捗状況およびスタンダード市場への選択申請の決定に関するお知らせアツギ 2023年6月23日
  9. ↑ よむ; 竹中プレジデント (2019年11月2日). “【 #タイツの日 】創業72年を迎える老舗タイツメーカーに直撃取材! タイツの秘密をいろいろ聞いてみた【聞き手:よむ】”. ニコニコニュース. 株式会社ドワンゴ. 2021年7月29日閲覧。
  10. ↑ アツギ (2020年11月2日). “@ATSUGI_jp 2020年11月1日 午後3:21(UTC、日本時間2020年11月2日 午前0:21)のツイート”. Twitter. 2020年11月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月7日閲覧。
  11. ↑ “タイツの日のラブタイツで炎上して消されたイラスト魚拓まとめ”. 千里高校報道部 (2020年11月4日). 2020年12月2日閲覧。
  12. ↑ “暴走SNSで緊急謝罪!炎上を招いたブランド企業の「ラブタイツ企画」とは?”. Asagei Biz. 2023年1月16日閲覧。
  13. ↑ “アツギが「性的消費」と炎上。タイツを履いた女性のイラストで商品をPR”. ハフポスト (2020年11月4日). 2020年11月6日閲覧。
  14. 1 2 “アツギ、「タイツの日」PR企画の不適切表現を謝罪 Twitterで「性的」と批判相次ぐ”. ITmedia NEWS (2020年11月4日). 2020年11月6日閲覧。
  15. ↑ “アツギ、タカラトミー、サントリー、キリン…炎上広告はどうすれば防げたのか”. wezzy (2020年11月14日). 2020年12月2日閲覧。
  16. ↑ 松田純子 (2020年11月12日). “「アツギSNS問題」女性担当者でも、ジェンダー炎上してしまうたった一つの理由”. President Online. 2023年1月16日閲覧。
  17. ↑ “アツギが"タイツの日"のキャンペーン取り下げ ツイッターは新規投稿を休止”. FASHIONSNAP.COM (2020年11月4日). 2020年12月2日閲覧。
  18. ↑ ラブタイツキャンペーンに関するお詫びとご報告 アツギ 2020年11月3日
  19. ↑ よむ (2020年11月9日). “Twitter @y_o_m_y_o_m”. Twitter. 2020年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年12月7日閲覧。
  20. ↑ よむ (2020年11月7日). “@y_o_m_y_o_m 2020年11月7日 午後11:21(日本時間)のツイート”. Twitter. 2020年12月7日閲覧。
  21. ↑ ふじいりょう (2020年11月5日). “「企画自体には問題がなかったと認識しています」 批判殺到『ラブタイツキャンペーン』のアツギに中止の理由を聞いてみた”. ガジェット通信. 東京産業新聞社. 2021年7月29日閲覧。
  22. 1 2 “SNS 公式アカウントの運用再開について”. アツギ株式会社 (2021年7月27日). 2021年7月28日閲覧。

外部リンク

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