アンディ・バーナム

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アンディ・バーナム
Andy Burnham
首相公式肖像(2026年)
生年月日 (1970-01-07) 1970年1月7日(56歳)
出生地 イギリスの旗 イギリス
イングランドの旗 イングランド エイントリー(英語版)
出身校 ケンブリッジ大学フィッツウィリアム・カレッジ(MA)
所属政党 協同組合党
配偶者 マリー=フランス・ファン・ヒール(英語版)
子女 3人
宗教 キリスト教カトリック
公式サイト andyburnham.org.uk
内閣 バーナム内閣
在任期間 2026年7月20日 - 現職
国王 チャールズ3世
在任期間 2017年5月8日 - 2026年6月19日[1]
内閣 ブラウン第3次改造内閣
在任期間 2009年6月5日 - 2010年5月11日
内閣 ブラウン第1次改造内閣(英語版)
ブラウン第2次改造内閣
在任期間 2008年1月24日 - 2009年6月5日
内閣 ブラウン内閣
在任期間 2007年6月28日 - 2008年1月24日
その他の職歴
イギリスの旗 庶民院議員
(リー選挙区(英語版))
(2001年6月7日 - 2017年5月3日)
(メイカーフィールド選挙区(英語版))
(2026年6月19日 - 現職)
第23代 労働党党首
(2026年7月17日 - 現職)
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アンドルー・マレー・“アンディ”・バーナム(英語: Andrew Murray "Andy" Burnham, 1970年1月7日 - )は、イギリスの政治家。同国第81代首相(2026年7月20日 -)。第23代労働党党首。庶民院議員。元グレーター・マンチェスター市長。

協同組合党の議員である[2]。

来歴

保険大臣在任時(2009年)

1970年、リバプール郊外のエイントリーで生まれる。

電話会社BTの技術者の父と医院の受付の母は共に熱心な労働党支持者だった。その影響もあり14歳で同党に入党した。ケンブリッジ大学フィッツウィリアム・カレッジで英文学を学び、ジャーナリズムの道に進んだ。

2001年、総選挙に出馬して当選。庶民院(下院)議員となった。ゴードン・ブラウン率いるブラウン内閣で財務担当首席秘書官、文化・メディア・スポーツ大臣、保健大臣を歴任した。

2010年・2015年の党首選挙に出馬した。

市長

2016年5月5日、マンチェスターの労働党幹部から市長選挙への出馬要請を受ける。5月18日、市長選挙への立候補を決定する。8月に労働党の候補者として選出される。

2017年5月5日、グレーター・マンチェスター市長に当選。

路線バスの公設民営を進め、市が管理・整備して利便性を向上させる。コロナ禍では政権のロックダウン措置に反対。地域経済を守る姿勢から「北部の王」と呼ばれた。

補選

2026年6月18日に投票が行われた庶民院メイカーフィールド選挙区の補選に立候補し、リフォームUKのロバート・ケニョン(Robert Kenyon)らを破り当選。下院議員に返り咲いた。この補選は5月の地方選の労働党大敗を受け、キア・スターマー首相(労働党党首)を批判する同党のジョシュ・サイモンズ(英語版)がバーナムに議席を譲るために議員を辞職したことにより実施された。バーナムが党首選出馬の要件である国政復帰を果たしたことで、退陣圧力にさらされるスターマーに代わって政権を握る道が開けた[3]。バーナムの当選後、スターマーは「党首選になれば逃げずに出馬する」と語っていたが[4]、程なくして辞任を余儀なくされた[5][6]。

3回目の労働党党首選挙立候補

キア・スターマーの辞任表明後、バーナムは労働党党首選挙への立候補を表明した[7]。

ウェス・ストリーティング(英語版)はバーナムの最も有力な対立候補と予測されていたが[8][9]、ストリーティングはバーナムへの支持を表明した。

バーナムは党内から多数の支持を獲得していたため、党首選挙の前から無投票当選の可能性が目されていた[10]。7月9日に立候補に必要な候補者指名投票が実施され、唯一名乗りを上げたバーナムが1回目の投票で党所属の下院議員403人中322人から支持を受けた[11]。16日に立候補手続きが締め切られ、バーナムのみが立候補を届け出たため17日の党特別総会での無投票当選が事実上確定した[12]。

2026年7月17日、労働党特別総会に於いて正式に第23代党首に選出され就任した[13]。

第81代首相

2026年7月20日、バーナムはバッキンガム宮殿に参内し、イギリス国王チャールズ3世よりグレートブリテン及び北アイルランド連合王国首相兼第一大蔵卿に任命され就任した[14]。バーナムは就任後直ちにダウニング街10番地(首相官邸)に於いて就任スピーチを執り行った[14]。その後、新政権の人事に着手して同日中に主な閣僚名簿を発表してバーナム内閣を発足させた[15]。

就任直後にドナルド・トランプアメリカ合衆国大統領と電話会談を行い、自身が議長国を務める翌年のG20サミットの開催地であるマンチェスターへ招聘すると伝えた。会談ではトランプ大統領にイラン軍事衝突について、イギリスを含む同盟国の航行の自由を確保するよう訴えた[16]。

人物・家族

妻はケンブリッジ大学フィッツウィリアム・カレッジの同級生だった米国生まれのオランダ系英国人マリー=フランス・ファン・ヒール(英語版)。マリー・フランスは元マーケティング・コンサルタント。2人は2000年に結婚、子どもは3人。

『ゲーム・オブ・スローンズ』になぞらえて「北部の王(King of the North)」という異名を持つ[17]。

サッカーのイングランド・プレミアリーグ、エヴァートンの長年のサポーターでもある。

脚注

  1. ↑ “Andy Burnham's win means change at the top for Greater Manchester” (英語). www.bbc.com (2026年6月19日). 2026年6月19日閲覧。
  2. ↑ “「英国初の『協同党首相』誕生へ 英国政治に染み出すアナキズム」ブレイディみかこ”. AERA (2026年7月14日). 2026年7月18日閲覧。
  3. ↑ “英補選で与党候補が勝利 「バーナム首相」誕生に道”. 時事通信. 2026年6月19日. 2026年6月19日閲覧.
  4. ↑ “窮地のスターマー英首相、残された選択肢は辞任か禅譲か…はたまた敗北覚悟で党首選へ挑むのか”. 読売新聞. 2026年6月20日. 2026年6月23日閲覧.
  5. ↑ “スターマー英首相が辞任意向、アンディ・バーナム氏の下院補選圧勝で「禅譲」選択…7月にも交代か”. 読売新聞. 2026年6月22日. 2026年6月22日閲覧.
  6. ↑ “辞任表明のスターマー英首相後任、9月までに就任 最有力はバーナム前マンチェスター市長”. 産経新聞. 2026年6月22日. 2026年6月22日閲覧.
  7. ↑ “スターマー英首相、辞任発表 次の与党党首が決まるまでは留任”. BBC. 2026年6月22日. 2026年6月22日閲覧.
  8. ↑ Stacey, Kiran (19 June 2026). “'Astonishing' win for Andy Burnham puts pressure on Starmer to step aside”. The Guardian. 2026年6月19日閲覧.
  9. ↑ Andy Burnham Confirms Run to Replace Starmer (イギリス英語). www.bbc.co.ukより2026年6月22日閲覧.
  10. ↑ “Who Is Andy Burnham, the Man Who Could Be Britain’s Next Prime Minister?”. The New York Times (2026年6月19日). 2026年6月23日閲覧。
  11. ↑ “バーナム氏、次のイギリス首相になる見通し 労働党議員322人が党首指名投票で支持”. BBC. 2026年7月10日. 2026年7月17日閲覧.
  12. ↑ バーナム氏、20日に首相就任=党首選立候補締め切り、無投票―英与党 時事通信社 2026年7月17日配信 2026年7月17日閲覧
  13. ↑ JILL LAWLESS (2026年7月17日). “Andy Burnham is declared leader of UK's Labour Party, pledges to restore hope”. ABC News (アメリカ英語). American Broadcasting Company. 2026年7月18日閲覧.
  14. 1 2 “Andy Burnham to appoint cabinet after becoming UK prime minister — follow live”. THE TIMES (British English). News Corporation. 2026年7月20日. 2026年7月20日閲覧.
  15. ↑ Callum Sutherland; Olivia-Anne Cleary (2026年7月21日). “5 Key Moments From Andy Burnham’s First Day as U.K. Prime Minister, Including His Invite to President Trump”. TIME (アメリカ英語). Time USA, LLC. 2026年7月21日閲覧.
  16. ↑ 「英国のバーナム新首相、トランプ氏と電話会談…市長務めたマンチェスターでのG20開催を伝達し招待」『読売新聞』2026年7月21日。2026年7月26日閲覧。
  17. ↑ “アンディ・バーナム英次期首相に急浮上”. Chosun Biz (2026年6月23日). 2026年7月28日閲覧。

外部リンク

グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国議会
先代
ローレンス・カンリフ(英語版)
リー選挙区(英語版)選出庶民院議員
2001年6月7日 – 2017年5月3日
次代
ジョー・プラット(英語版)
先代
ジョシュ・サイモンズ(英語版)
メイカーフィールド選挙区(英語版)選出庶民院議員
2026年6月19日 –
現職
公職
先代
ステファン・ティムス(英語版)
イギリスの旗 財務省主席担当官(英語版)
2007年6月28日 – 2008年1月24日
次代
イヴェット・クーパー
先代
ジェームズ・パーネル(英語版)
イギリスの旗 文化・メディア・スポーツ大臣(英語版)
2008年1月24日 – 2009年6月5日
次代
ベン・ブラッドショウ(英語版)
先代
アラン・ジョンソン
イギリスの旗 保健大臣(英語版)
2009年6月5日 – 2010年5月11日
次代
アンドルー・ランズリー(英語版)
先代
トニー・ロイド(英語版)
(暫定)
グレーター・マンチェスター市長(英語版)
初代:2017年5月8日 – 2026年6月19日
次代
ポール・デネット(英語版)
(代行)
先代
キア・スターマー
イギリスの旗 イギリス首相
第81代:2026年7月20日 –
現職
イギリスの旗 行政機構担当大臣
2026年7月20日 –
イギリスの旗 第一大蔵卿
2026年7月20日 –
党職
先代
キア・スターマー
労働党党首
第23代:2026年7月17日 –
現職