ゴキブリ人民党
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2026年6月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
| ゴキブリ人民党 Cockroach Janta Party | |
|---|---|
| 略称 | CJP |
| 創立者 | Abhijeet Dipke |
| 創立 | 2026年5月16日 |
| シンボル | |
|
| |
| 公式サイト | |
|
www | |
| インドの政治 インドの政党一覧 インドの選挙 | |
ゴキブリ人民党(英語: Cockroach Janta Party、CJP)は、2026年5月に、アメリカ合衆国在住インド人社会活動家[1]のアビジート・ディプケー(Abhijeet Dipke[2])によって「設立」されたジョーク政党である[3]。2026年5月15日にインド最高裁判所長官スリア・カントが、国内の失業者を「ゴキブリ」と表現し、これに反発する形で発足した[4]。ゴキブリ民衆党とも呼ばれる[5]
この党名は、インドの与党であるインド人民党(Bharatiya Janata Party)に由来している[2]。
CJPのXアカウントは、5月21日に法的要請に伴ってインド国内からアクセス不能となった[4]。
国家教育制度における腐敗を理由に、インド全土で一連の抗議活動を組織した。その結果、インドの教育大臣ダルメーンドラ・プラダーンが辞任に追い込まれた。
設立
就職出来ない若者の中には、ゴキブリのように社会に寄生する者もいます。彼らはやがてメディアやソーシャルメディア、情報公開法活動家となり、社会システムを攻撃し始めるのです。
2026年5月15日、インド最高裁判所長官であるスーリヤカーントは、審理中に「ゴキブリのような若者たちがいる」と発言した[4]。同氏は偽の学位を持つ人々に対する発言であって、若者全体を指した言葉ではないとしたが[3]、インターネット上で批判が発生していた[4]。
翌5月16日、アーム・アードミー党(AAP)における活動経験を有する[3]、ボストン大学学生[4]のアビジート・ディプケー(Abhijeet Dipke)は[2][4]、「全てのゴキブリが集まったとしたらどうなるだろうか?」とXで投稿した[3]。その後ディプケーによって「ゴキブリ人民党」のSNSアカウント及びWebサイトが設置され、Googleフォームを通して「党員」の募集が行われ[8]、無職であることが入党条件とされた[1]。
インドは世界最大級の若年人口を抱える一方で若年層の失業が常態化しており、ゴキブリ人民党はこうした経済的な不満を背景に支持を広げた[4]。設立者のディプケーは英国放送協会(BBC)の取材に対し、2022年スリランカ反政府運動や2025年ネパールZ世代抗議デモとは状況が異なるとしつつ、若者が従来の政党とは異なる形で政治的勢力を築きつつあるとしている[2]。
活動
2026年6月6日、ゴキブリ人民党は首都ニューデリーで初めて街頭における抗議集会を行った[1]。この抗議集会は創設者であるアビジート・ディプケーがインドに帰国した上で行われ[9]、医学部不正入試を理由にダルメーンドラ・プラダーン教育相の辞任を求めた[10]。ニューデリーでは7月20日にも若者ら数千人が集まり、この日始まった夏季国会に合わせて国会議事堂に向け行進し、治安当局がバリケードや警棒、催涙弾で阻止を試みた[1]。
7月25日、ブラダーンが辞任を表明した。ゴキブリ人民党は要求が受け入れられたとして、抗議運動の終了を宣言した[11]。
反応
ゴキブリ人民党は設立から1週間足らずでInstagramのフォロワーが1900万人を超え、これはインド政府の公式アカウントの約2倍に相当する規模となった。AIによって生成された党のマスコットであるゴキブリの画像は、ソーシャルメディアやマスメディアに掲載されている[4]。
脚注
- 1 2 3 4 「インド若者 大規模抗議/雇用不足や格差 怒り/架空新党から運動拡大」『読売新聞』朝刊2026年7月21日(国際面)
- 1 2 3 4 Zoya Mateen (2026年5月21日), India has a new political superstar - a cockroach (英語), 英国放送協会, Wikidata Q140005676, 2026年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ
- 1 2 3 4 Sharma, Saurabh; Agarwala, Tora (2026年6月1日). “アングル:インド「ゴキブリ人民党」運動がZ世代に爆発的人気、政権の安定イメージに揺らぎ”. ロイター. 2026年6月1日閲覧.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 “ゴキブリが反体制運動のシンボルに、Z世代で支持広がる インド”. CNN. 2026年5月23日. 2026年6月1日閲覧.
- ↑ “インドで台頭する「ゴキブリ民衆党」 若者を「ゴキブリ」と呼んだエリートへの反感が招いたムーブメント #エキスパートトピ(六辻彰二) - エキスパート”. Yahoo!ニュース. 2026年6月6日閲覧。
- ↑ Rizwan, Hera (2026年5月18日). “The Cockroach Janta Party: How A CJI Comment Became A Movement”. BOOM Fact Check. 2026年6月1日閲覧.
- ↑ Abhijeet Dipke [@abhijeet_dipke] (16 May 2026). “What if all cockroaches come together?”. X(旧Twitter)より2026年6月1日閲覧.
- ↑ Saaliq, Sheikh (2026年5月22日). “Viral Cockroach Janta Party draws frustrated Indian youth”. AP通信. 2026年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ. 2026年6月1日閲覧.
- ↑ “インド首都で「ゴキブリ党」が抗議集会、初の街頭活動で教育相辞任要求”. ロイター. 2026年6月7日. 2026年6月15日閲覧.
- ↑ “「ゴキブリ党」、初の抗議集会 創設者帰国、教育相辞任要求―印”. 時事通信. 2026年6月6日. 2026年6月15日閲覧.
- ↑ “ゴキブリ党抗議でプラダン教育相辞任 試験問題流出に批判―インド”. 時事ドットコム (2026年7月25日). 2026年7月25日閲覧。
関連項目
- アンチ・エスタブリッシュメント
- インドにおける検閲
- 0ルピー紙幣:インドで発行されている模造紙幣
- 空飛ぶスパゲッティ・モンスター教
- 肉球新党
- 国際信州学院大学
- リッスンブール