シアンモア記念

ウィキペディアから、無料の百科事典
シアンモア記念
開催国 日本の旗 日本
主催者 岩手県競馬組合
競馬場 盛岡競馬場
第1回施行日 1975年8月24日
2024年の情報
距離 ダート1600m
格付け M1
賞金 1着賞金1000万円
出走条件 サラブレッド系3歳以上オープン、岩手所属
負担重量 定量(3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減)
出典 [1]
テンプレートを表示

シアンモア記念(シアンモアきねん)は岩手県競馬組合が施行する地方競馬の重賞競走(平地競走)である。1975年創設。正式名称は、「農林水産省東北農政局長賞 優駿協賛 シアンモア記念」。

岩手県の小岩井農場に輸入された種牡馬シアンモアを記念して創設された競走である。シアンモアについては同馬の項目を参照。

概要

冬期間オフシーズンのある岩手競馬ではシーズン緒戦の古馬による重賞競走として定着していたが、2013年よりトライアルの赤松杯が重賞に格上げされたため、現在、古馬の重賞としてはシーズン2戦目となっている。

出走条件は長らく岩手所属馬限定であったが、2002年から東日本と九州地区交流、2005年から地方競馬全国交流となっている。いずれもサラブレッド系3歳(旧4歳)以上。

距離は当初はダート1900m、1980年からダート2000mに延長されたが、2000年からダート1600mに短縮されている。

2001年からは岩手朝日テレビから優勝杯の提供を受けた事に伴い、名称を「IAT杯 シアンモア記念」に変更されたが、2008年から岩手朝日テレビの優勝杯の提供がオパールカップに移ったため、本競走の優勝杯の提供から撤退し、名称を「シアンモア記念」に戻した。2010年からは「農林水産大臣賞」の副賞が付く様になった。2011年は東日本大震災により水沢競馬場が甚大な被害を受け競馬開催が中止されたため、本競走も中止された。

2016年に岩手競馬で重賞格付け制度が始まり、M1に格付けされた。

2019年は農林水産大臣賞が付かなくなり、またコースが水沢競馬場に変更となった。2020年からはレース名が「エフエム岩手杯 シアンモア記念」で行われ、2022年は「農林水産省東北農政局長賞」がつき、レース名が「農林水産省東北農政局長賞 ダーレー・ジャパン協賛 エフエム岩手杯 シアンモア記念」となった。2023年は盛岡開催に戻り、レース名も「農林水産省東北農政局長賞 ダーレー・ジャパン協賛 シアンモア記念」に変更、2024年は「農林水産省東北農政局長賞 優駿協賛 シアンモア記念」となる。

トライアル競走として水沢競馬場ダート1600mの岩手所属馬限定の定量(56kg、牝馬2kg減、格付賞金2000万円毎に1kg増)の重賞競走(2012年まではオープン特別[2])「赤松杯(せきしょうはい)」が行われ、上位3着までに本競走への優先出走権が与えられる[3]。なお、2007年 - 2008年では「栗駒賞」、2006年以前は「まんさく賞」が本競走へのトライアル競走であり、どちらも上位2着までに本競走への優先出走権が与えられた。

本競走は2009年からスタリオンシリーズ競走に指定されている。

条件・賞金等(2024年)

出走条件
サラブレッド系3歳以上オープン、岩手所属
  • 赤松杯で3着以上の馬に優先出走権がある[4]。
負担重量
定量、3歳55kg、4歳以上57kgで、牝馬2kg減。
賞金額
1着1000万円、2着350万円、3着200万円、4着130万円、5着70万円で、着外手当は5万円[5]。
副賞
農林水産省東北農政局長賞、株式会社優駿賞、岩手県知事賞、盛岡市長賞、岩手日報社賞、開催執務委員長賞[1]
スタリオンシリーズに指定されており、ベストウォーリアの配合権利が優勝馬馬主へ贈られる。

歴代優勝馬

コース種別を記載していない距離は、ダートコースを表す。

回数施行日競馬場距離優勝馬性齢所属タイム優勝騎手管理調教師
第1回1975年8月24日盛岡1900mユウズル牡6岩手2:00.6平澤芳三小西善一郎
第2回1976年8月29日水沢1900mカネマリモ牝6岩手2:04.2小西重征小西善一郎
第3回1977年9月4日盛岡1900mジヨーゲンオー牡6岩手2:01.3新田守佐々木豊
第4回1978年9月3日盛岡1900mウエスタンダツシユ牡7岩手2:01.1佐々木恒佐々木豊
第5回1979年9月2日盛岡1900mシーバランド牡8岩手2:04.0佐藤浩一小西善一郎
第6回1980年8月3日水沢2000mブルーハンサム牡6岩手2:10.1千葉次男千葉忠一
第7回1981年12月6日水沢2000mタイシヨウボーイ牡5岩手2:12.6小竹清一小野寺敏
第8回1982年8月29日盛岡2000mテルノエイト牡6岩手2:07.9佐藤浩一志村文雄
第9回1983年8月28日盛岡2000mトウケイホープ牡7岩手2:09.1千葉次男千葉忠一
第10回1984年8月26日盛岡2000mサクラススム牡5岩手2:09.0伊藤和遠藤陸夫
第11回1985年9月1日盛岡2000mボールドマツクス牡5岩手2:10.0小竹清一千葉忠一
第12回1986年8月31日盛岡2000mメジロゼウス牡8岩手2:10.4村上昌幸伊藤和
第13回1987年8月30日盛岡2000mボールドマツクス牡7岩手2:05.0三野宮通千葉忠一
第14回1988年8月14日盛岡2000mトウケイフリート牡5岩手2:10.7菅原勲村上実
第15回1989年8月13日盛岡2000mローマンプリンス牡8岩手2:09.8佐藤浩一志村文雄
第16回1990年8月12日盛岡2000mシヤドウイメージ牡5岩手2:10.3佐藤浩一大和正四郎
第17回1991年7月21日盛岡2000mスイフトセイダイ牡5岩手2:04.7小竹清一城地藤男
第18回1992年8月16日盛岡2000mスイフトセイダイ牡5岩手2:09.3小竹清一城地藤男
第19回1993年6月6日水沢2000mモリユウプリンス牡4岩手2:08.2小林俊彦千葉四美
第20回1994年6月5日水沢2000mトウケイニセイ牡7岩手2:11.0菅原勲小西重征
第21回1995年5月21日水沢2000mトウケイニセイ牡8岩手2:11.7菅原勲小西重征
第22回1996年5月12日水沢2000mミヤシロテュードオ牡7岩手2:10.9佐藤雅彦櫻田新一郎
第23回1997年5月11日水沢2000mミヤシロテュードオ牡8岩手2:17.3千田知幸櫻田新一郎
第24回1998年5月10日水沢2000mメイセイオペラ牡4岩手2:11.1菅原勲佐々木修一
第25回1999年5月9日水沢2000mメイセイオペラ牡5岩手2:11.1菅原勲佐々木修一
第26回2000年5月7日水沢1600mバンチャンプ牡7岩手1:41.5佐藤雅彦平澤芳三
第27回2001年5月13日水沢1600mトーホウエンペラー牡5岩手1:40.4村上忍千葉四美
第28回2002年5月12日水沢1600mトーヨーリンカーン牡4岩手1:39.3関本浩司小西重征
第29回2003年5月11日水沢1600mトニージェント牡6岩手1:43.0村上忍村上実
第30回2004年5月5日水沢1600mタイキシェンロン牡6岩手1:41.8菅原勲佐々木由則
第31回2005年5月5日水沢1600mタイキシェンロン牡7船橋1:42.9小林俊彦松代眞
第32回2006年5月7日盛岡1600mエアウィード牡6岩手1:39.2村上忍鈴木七郎
第33回2007年5月6日水沢1600mニューベリー牡9岩手1:42.7菅原勲小西重征
第34回2008年5月11日水沢1600mノムラリューオー牡9船橋1:43.1小林俊彦石井勝男
第35回2009年5月10日水沢1600mリュウノキングダム牡4船橋1:42.8菅原勲齊藤敏
第36回2010年5月9日水沢1600mキングスゾーン牡8愛知1:41.4安部幸夫原口次夫
第37回2012年5月13日水沢1600mリュウノボーイ牡5船橋1:42.3村上忍齊藤敏
第38回2013年5月12日盛岡1600mトウホクビジン牝7笠松1:41.2佐藤友則笹野博司
第39回2014年5月11日盛岡1600mナムラタイタン牡8岩手1:37.7坂口裕一村上昌幸
第40回2015年5月10日盛岡1600mライズライン牡4岩手1:39.2村上忍千葉幸喜
第41回2016年5月8日盛岡1600mナムラタイタン牡10岩手1:38.4坂口裕一村上昌幸
第42回2017年5月7日盛岡1600mユッコ牝5岩手1:41.1高松亮佐藤雅彦
第43回2018年5月6日盛岡1600mベンテンコゾウ牡4岩手1:36.6村上忍菅原勲
第44回2019年5月5日水沢1600mロジストーム牡6岩手1:40.3村上忍千葉幸喜
第45回2020年5月10日水沢1600mランガディア牡6岩手1:43.0鈴木祐板垣吉則
第46回2021年5月9日水沢1600mヒガシウィルウィン牡7岩手1:42.0山本聡哉菅原勲
第47回2022年5月8日水沢1600mヴァケーション牡5岩手1:42.3木村暁畠山信一
第48回2023年5月7日盛岡1600mノーブルサターン牡9岩手1:36.2高松亮板垣吉則
第49回2024年5月12日盛岡1600mグランコージー牡7岩手1:38.6石川倭千葉幸喜

※馬齢は2000年以前も現表記を用いる

脚注・出典

注釈

    出典

    1. 1 2 “令和6年度第1回盛岡競馬競走番組表(概定)” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年5月11日閲覧。
    2. ↑ “データ分析 第38回 赤松杯”. 週刊テシオ情報局 (2013年4月26日). 2014年5月11日閲覧。
    3. ↑ “★今日のメインレース”. 岩手競馬 公式WEBSITE. 2014年11月26日閲覧。
    4. ↑ “令和6年度番組編成要領及び諸規程集” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年5月11日閲覧。
    5. ↑ “令和6年度 第1回 盛岡競馬 改定番組” (PDF). 岩手競馬オフィシャルページ. 2024年5月11日閲覧。

    各回競走結果の出典

    関連項目

    外部リンク