ジャック・ドレイパー

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ジャック・ドレイパー
Jack Draper
2023年モンテカルロ・マスターズでのジャック・ドレイパー
基本情報
フルネーム Jack Alexander Draper
愛称 JD、ドラップス(Drapes)
国籍 イギリスの旗 イギリス
出身地 同・ロンドン
生年月日 (2001-12-22) 2001年12月22日(23歳)
身長 193cm
利き手 左
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2018年
ツアー通算 3勝
シングルス 3勝
ダブルス 0勝
生涯獲得賞金 5,436,539 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 4回戦(2025)
全仏 1回戦(2023・24)
全英 2回戦(2022・24)
全米 ベスト4(2024)
4大大会最高成績・ダブルス
全英 1回戦(2019)
国別対抗戦最高成績
デビス杯 ベスト8(2023)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 7位(2025年3月17日)
ダブルス 247位(2024年10月14日)
2025年3月17日現在

ジャック・ドレイパー(Jack Draper, 2001年12月22日 - )は、イギリスロンドン出身のプロテニス選手である[1][2]。これまでにATPツアーでシングルス3勝を挙げている。ATPランキング自己最高位はシングルス7位、ダブルス247位。

選手経歴

ジュニア時代

父親はイングランドのテニス協会の元最高経営責任者であるロジャーと母親は元英国ジュニアテニスチャンピオンのニッキーの元でロンドンのサットンで生まれ、近くのサリー州アシュテッドで育った。4歳から11歳までコブハムのストーク・ダバノンにあるパークサイド・スクールに通い、ジャスティン・シェリングの指導を受けた後、コブハムのリード・スクールに2年間通っていた。

2018年 ウィンブルドンジュニア準優勝

2018年ウィンブルドン選手権ジュニアでのジャック・ドレイパー

2018年ウィンブルドン選手権男子シングルスジュニアでは決勝で曾俊欣に1-6, 7-6(2), 4-6で敗れ、準優勝となった[3]。同年にプロ転向をする。

2021年 ツアー参戦

マイアミ・オープンではワイルドカードを貰い、ATPツアー本戦に初参戦を果たす。1回戦でのミハイル・ククシュキン戦では第1セット5-7で終了した時点で熱中症による体調不調でコートに倒れ込み、棄権を余儀なくされた。年間最終ランキングは265位。

2022年 トップ50入り

10月24日には世界ランキング45位を更新した。迎えたネクストジェネレーション・ATPファイナルズでは第3シードとして初参戦。グループステージで第2シードのロレンツォ・ムゼッティを4-1, 4-0, 4-3のストレートで下してベスト4進出。決勝トーナメントでは第4シードのブランドン・ナカシマに3-4, 4-1, 2-4, 3-4で敗れた。年間最終ランキングは42位。

2023年 ツアー初の決勝進出

2023年モンテカルロ・マスターズでのジャック・ドレイパー

11月、ソフィア・オープンではツアー初の決勝進出。決勝ではアドリアン・マナリノに6-7(6), 6-2, 3-6で敗れ、準優勝となった。年間最終ランキングは61位。

2024年 全米ベスト4 ツアー初優勝

1月、年始のアデレード国際では決勝進出。決勝でイジー・レヘチカに6-4, 4-6, 3-6の逆転で敗れ、準優勝を飾った。全豪オープンでは2回戦で第14シードのトミー・ポールに2-6, 6-3, 3-6, 5-7で敗れた。

6月、シュトゥットガルト・オープンでは決勝でマッテオ・ベレッティーニを3-6, 7-6(5), 6-4の逆転で下して、ツアー初優勝を果たした。翌週のクイーンズ・クラブ選手権では2回戦でカルロス・アルカラスを7-6(3), 6-3のストレートで勝利した。

7月、ウィンブルドン選手権では第28シードもして出場するも、2回戦では同胞の先輩であるキャメロン・ノリーに6-7(3), 4-6, 6-7(6)のストレートで敗退。

8月、ナショナル・バンク・オープンではジョーダン・トンプソンに5-7, 2-6のストレートで初戦敗退。ウエスタン・アンド・サザン・オープンでは2回戦でステファノス・チチパスを3-6, 6-4, 7-5、3回戦ではフェリックス・オジェ=アリアシムを5-7, 6-4, 6-4で破り、ベスト8進出。準々決勝ではホルガ・ルーネに4-6, 2-6のストレートで敗れた。

9月、全米オープンでは第25シードとして出場して、4回戦でトマーシュ・マハーチを6-3, 6-1, 6-2のストレートで下し、グランドスラム初のベスト8進出を果たした。さらに準々決勝では第10シードのアレックス・デミノーを6-3, 7-5, 6-2のストレートで破り、イギリス人男子としてアンディ・マレー以来12年ぶりとなるベスト4進出となる快挙となった。ジャパン・オープンでは2回戦でホベルト・ホルカシュを6-4, 6-4のストレートで破り、ベスト8進出。準々決勝でのウゴ・アンベール戦では腹部の負傷により途中棄権した。

10月、エルステ・バンク・オープンでは錦織圭やロレンツォ・ムゼッティらを下して、決勝進出。決勝ではカレン・ハチャノフを6-4, 7-5のストレートで破り、ATPツアー・500シリーズ初制覇及びツアー2勝目を挙げた[4]。年間最終ランキングは15位。

2025年 マスターズ初優勝 世界7位

1月、全豪オープンでは第15シードとして出場。1回戦ではマリアーノ・ナヴォーネ(英語版)を4-6, 6-3, 3-6, 6-3, 6-2、2回戦ではタナシ・コキナキスを6-7(3), 6-3, 3-6, 7-5, 6-3、3回戦ではアレクサンダル・ブキッチ(英語版)を6-4, 2-6, 5-7, 7-6(5), 7-6(8)のフルセットの熱戦の末にそれぞれ下して、大会初の4回戦進出。4回戦では第3シードカルロス・アルカラス戦で5-7, 1-6の第3セット終了時点で途中棄権することとなった。

2月、カタール・エクソンモービル・オープンでは準々決勝でマッテオ・ベレッティーニを4-6, 6-4, 6-3、準決勝でイジー・レヘチカを3-6, 7-6(2), 6-3の逆転で勝利し、決勝進出。決勝ではアンドレイ・ルブレフに5-7, 7-5, 1-6で敗れ、ATPツアー・500シリーズ準優勝となった。

3月、好調さは続き、BNPパリバ・オープンでは第13シードとして出場し、2回戦でジョアン・フォンセカを6-4, 6-0、3回戦でジェンソン・ブルックスビーを7-5, 6-4、4回戦でテイラー・フリッツを7-5, 6-4で下し、ベスト8進出。準々決勝ではベン・シェルトンを6-4, 7-5で破り、ここまでストレートでシード勢を下してATPマスターズ1000初のベスト4進出を果たした。準決勝ではカルロス・アルカラスを6-1, 0-6, 6-4で勝利し、マスターズ初の決勝進出をする[5]。決勝ではホルガ・ルーネを6-2, 6-2のストレートの快勝で破り、優勝[6]。「ATPマスターズ1000」初制覇を達成した[7]。大会後には世界ランキング7位となり、トップ10入りを果たした。

ATPツアー決勝進出結果

シングルス: 6回 (3勝3敗)

大会カテゴリ
グランドスラム (0–0)
ATPファイナルズ (0–0)
ATPツアー・マスターズ1000 (1–0)
ATPツアー500 (1–1)
ATPツアー250 (1–2)
サーフェス別タイトル
ハード (2–3)
クレー (0–0)
芝 (1–0)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2023年11月12日 ブルガリアの旗 ソフィア ハード (室内) フランスの旗 アドリアン・マナリノ 6-7(6-8), 6-2, 3-6
準優勝 2. 2024年1月13日 オーストラリアの旗 アデレード ハード チェコの旗 イジー・レヘチカ 6-4, 4-6, 3-6
優勝 1. 2024年6月16日 ドイツの旗 シュトゥットガルト 芝 イタリアの旗 マッテオ・ベレッティーニ 3-6, 7-6(7-5), 6-4
優勝 2. 2024年10月27日 オーストリアの旗 ウィーン ハード (室内) ロシアの旗 カレン・ハチャノフ 6-4, 7-5
準優勝 3. 2025年2月22日 カタールの旗 ドーハ ハード ロシアの旗 アンドレイ・ルブレフ 5-7, 7-5, 1-6
優勝 3. 2025年3月17日 アメリカ合衆国の旗 インディアンウェルズ ハード デンマークの旗 ホルガ・ルーネ 6-2, 6-2

成績

略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

グランドスラム

大会 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 2025 通算成績
全豪オープン A A A A A 1R 2R 4R 4–3
全仏オープン A A A A A 1R 1R 0–2
ウィンブルドン Q1 Q1 NH 1R 2R A 2R 2–3
全米オープン A A A A 3R 4R SF 10–3

大会最高成績

大会 成績 年
ATPファイナルズ A 出場なし
インディアンウェルズ W 2025
マイアミ 2R 2022, 2024
モンテカルロ 2R 2022
マドリード 2R 2022, 2024
ローマ 2R 2024
カナダ QF 2022
シンシナティ QF 2024
上海 A 出場なし
パリ 2R 2022
オリンピック 2R 2024
デビスカップ QF 2023
Next Gen ATPファイナルズ SF 2022

脚注

  1. ↑ “Jack Draper Biography”. Tennis Europe. Tennis Europe. 2022年10月30日閲覧。
  2. ↑ Holmes, Tom (2021年6月28日). “Jack Draper takes a set off Novak Djokovic but knocked out by defending champion” (英語). South West Londoner. 2022年1月23日閲覧。
  3. ↑ Carayol, Tumaini (2021年3月25日). “Britain's Jack Draper collapses at Miami Open due to heat-related illness”. The Guardian. 2021年6月18日閲覧。
  4. ↑ “「錦織圭を破ったドレイパーが優勝」”. tennis365.net (2024年10月28日). 2024年10月28日閲覧。
  5. ↑ “「2連覇中の王者破り決勝進出」”. tennis365.net (2025年3月16日). 2025年3月16日閲覧。
  6. ↑ “「ドレイパー「ATPマスターズ1000」初制覇」”. tennis365.net (2025年3月17日). 2025年3月17日閲覧。
  7. ↑ “「「思ってもみなかった」マスターズVに感激」”. tennis365.net (2025年3月17日). 2025年3月17日閲覧。

外部リンク