ジョナサン・テイヴズ
| ジョナサン・テイヴズ OM | |
|---|---|
|
シカゴ・ブラックホークス時代(2013年) | |
| 本名 | ジョナサン・ブライアン・テイヴズ |
| 原語名 | Jonathan Bryan Toews |
| 愛称 | キャプテン・シリアス |
| 生誕 |
1988年4月29日(38歳) マニトバ州ウィニペグ |
| 身長 | 6 ft 2 in (1.88 m) |
| 体重 | 201 lb (91 kg; 14 st 5 lb) |
| ポジション | センター |
| ショット | 左打ち |
| 所属したチーム |
シカゴ・ブラックホークス ウィニペグ・ジェッツ |
| 代表 |
|
| NHLドラフト |
全体3位(2006年) シカゴ・ブラックホークス |
| プロ選手期間 | 2007年 – 2026年 |
| 獲得メダル | ||
|---|---|---|
| 男子アイスホッケー | ||
| オリンピック | ||
| 金 | 2010 バンクーバー | |
| 金 | 2014 ソチ | |
| 世界選手権 | ||
| 金 | 2007 ロシア | |
| 銀 | 2008 カナダ | |
| ワールドカップ | ||
| 優勝 | 2016 トロント | |
| 世界ジュニア選手権 | ||
| 金 | 2006 カナダ | |
| 金 | 2007 スウェーデン | |
ジョナサン・テイヴズ OM(英語: Jonathan Toews, 英語発音: [teɪvz] TAYVZ[1], 1988年4月29日 - )は、 カナダ連邦マニトバ州ウィニペグ生まれのプロアイスホッケー選手。ポジションはセンター。マニトバ勲章受勲者。
シカゴ・ブラックホークスのキャプテンとして、2010年代にチームを3度のスタンレーカップ優勝に導いた。
経歴
プロ入り前
2003年のWHLバンタムドラフトで、トライシティ・アメリカンズから全体1位指名されたが、代わりに高校でプレーすることを選び、高校最後の年にはミネソタ州フェアリボーのシャタック・セントメリーズで64試合110ポイントを記録した。その後2年間ノースダコタ大学ファイティング・ホークスで76試合で85ポイント、プラス38を記録し、2006年と2007年の両年にチームをフローズン・フォーに導いた。
プロ入りとシカゴ・ブラックホークス時代
2006年のNHLエントリードラフトでシカゴ・ブラックホークスに全体3位で指名された。2007年秋に18歳でNHLにデビューし、最初の10試合すべてでポイントを獲得した。シーズン終了後にはカルダー記念賞のファイナリストに選出され、[2]NHLオールルーキーチームに選出された。
翌2008-09シーズン、ダンカン・キースやパトリック・ケインと共にホークスを2002年以来初めてプレーオフ進出に導くと、2008年12月にオルタネイト・キャプテンに任命され、2009年7月18日には20歳という若さでキャプテンに任命された。2009年12月には、年間約650万ドルの6年間の契約延長を結んだ。

2010年5月、ウェスタン・カンファレンス準決勝の重要な第4戦で3ゴール2アシストを記録し、スタン・ミキタの持つブラックホークスの1試合最多ポイント記録 (5ポイント) に並ぶと、最終的にチームを1961年以来初めて、49年ぶり通算4度目のスタンレーカップ優勝に導いた。テイヴズはプレーオフ22試合で7ゴール22アシストを記録し、プレーオフ最優秀選手に贈られるコーン・スマイス賞を史上最年少のキャプテンとして受賞した。2010年のホークスは強固なディフェンスで、リーグトップの1試合平均25.1本の被シュート率を誇った。
2013年と2015年にチームをさらに2度のスタンレーカップ優勝に導き、2013年には最優秀ディフェンシブフォワードに贈られるフランク・J・セルケ賞を受賞し、2015年にはリーダーシップおよび社会貢献者としてマーク・メシエ・リーダーシップ賞を受賞した。また、ESPNノミネーション委員会によってベストNHLプレーヤーにも選ばれた。2009年から2017年の間、NHLオールスターゲームに6回選出され、そのうちの4回に出場した。
2015-16シーズンから2017-18シーズンにかけて、チームは2年連続のプレーオフ1回戦敗退後、2017-18シーズンにはポストシーズン進出を逃し、個人としてはプレーオフ11試合で1ゴール7アシストにとどまったが、2017年にはキース、ケインとともに、最高のNHLプレーヤー100人に選ばれた。
2017年夏にスピードと技術により重点を置くトレーニングプランに変更したことが功を奏し、2018-19シーズンにキャリアハイの35ゴール、46アシスト、81ポイントを記録し、翌シーズンも70試合で60ポイントを獲得し、プレーオフでは9試合でチーム最多の5ゴールを記録した。
慢性炎症反応症候群のため2020-21シーズン全体を欠場し、2022年3月31日にブラックホークス史上8人目となるNHL通算1,000試合目を迎えた。
2023年2月21日から4月1日まで新型コロナウィルスの影響で離脱したテイヴズとシカゴは再契約せず、2023年7月1日に無制限フリーエージェントとなった。
ウィニペグ・ジェッツ時代
健康上の問題による2シーズンの離脱を経て、故郷であるウィニペグに戻ることを選択し、2025年7月2日にウィニペグ・ジェッツと1年200万ドルの契約を結び、1月29日のシカゴでの初ゲームとなったユナイテッド・センターでは3分以上続くスタンディングオベーションを受けた。[3]2025-26シーズンはジェッツで82試合に出場し、ボトムシックス(3、4列目のライン)のセンターとして29ポイント (11ゴール、18アシスト) 、フェイスオフの成功率は62.1%を記録した。シーズン終了後にはビル・マスタートン記念賞のファイナリストに選出された。[4]
2026年6月19日に正式にNHLを引退した。ブラックホークスとジェッツで1,149試合に出場し、合計912ポイント(383ゴール、529アシスト)を記録している。[5]
代表歴
テイヴズはカナダ代表として国際大会に出場し、2005年の世界U-17ホッケーチャレンジ、2006年と2007年の世界ジュニア選手権、2007年世界選手権、2010年冬季オリンピック(チーム最多の8ポイント、大会トップの7アシスト、最優秀フォワード、オールスターチームに選出)、2014年冬季オリンピックで金メダルを獲得し、2016年のワールドカップ・オブ・ホッケーで優勝している。
2007年に世界ジュニアと世界シニアで金メダルを獲得し、同年の2冠を達成した初のカナダ人となったことを受けて、2007年6月29日にマニトバ州バッファローハント勲章を受勲した。[6]2010年に22歳41日の史上最年少でトリプル・ゴールド・クラブを達成し、同じシーズンにオリンピック金メダルとスタンレーカップを獲得したわずか9人の選手の1人でもある。[7]
人物
「キャプテン・シリアス」のニックネームは、テイヴズの仕事に備え、真剣に取り組む実務的な能力と姿勢を称賛したチームメイトから名付けられたものである。パワープレー、ペナルティキル、5対5など、あらゆる状況でプレーできるオールラウンドな能力と決して問題を起こさない慎重なプレースタイルはファンの支持を得て、コーチと選手の間の優れた調整能力とオフアイスでの立ち振る舞いの良さ、地元シカゴでの数々の社会貢献活動も含めて、3度のスタンレーカップ優勝に導いたチームリーダーとして多くの尊敬を集めることにつながった。2014年のオリンピックでキャプテンを務めたシドニー・クロスビーはテイヴズにその就任について事前に確認をとったと伝えられる。
氷上全体での優れた守備とフェイスオフの能力で知られているが、必要に応じて試合を支配することもできた。特にプレーオフではホークス史上最多タイ11の決勝ゴールを挙げているクラッチプレーヤーの1人である。[8]
詳細情報
レギュラーシーズンとプレーオフでの成績
太字はリーグトップ
| レギュラーシーズン | プレーオフ | |||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| シーズン | チーム | リーグ | 試合 | G | A | Pts | PIM | 試合 | G | A | Pts | PIM | ||
| 2002–03 | Winnipeg Warriors | Bantam AAA | 48 | 98 | 95 | 193 | — | — | — | — | — | — | ||
| 2003–04 | シャタック・セントメリーズ | Midget AAA | 70 | 64 | 54 | 118 | — | — | — | — | — | — | ||
| 2004–05 | シャタック・セントメリーズ | Midget AAA | 64 | 48 | 62 | 110 | 38 | — | — | — | — | — | ||
| 2005–06 | ノースダコタ大学 | WCHA | 42 | 22 | 17 | 39 | 22 | — | — | — | — | — | ||
| 2006–07 | ノースダコタ大学 | WCHA | 34 | 18 | 28 | 46 | 22 | — | — | — | — | — | ||
| 2007–08 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 64 | 24 | 30 | 54 | 44 | — | — | — | — | — | ||
| 2008–09 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 82 | 34 | 35 | 69 | 51 | 17 | 7 | 6 | 13 | 26 | ||
| 2009–10 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 76 | 25 | 43 | 68 | 47 | 22 | 7 | 22 | 29 | 4 | ||
| 2010–11 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 80 | 32 | 44 | 76 | 26 | 7 | 1 | 3 | 4 | 2 | ||
| 2011–12 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 59 | 29 | 28 | 57 | 28 | 6 | 2 | 2 | 4 | 6 | ||
| 2012–13 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 47 | 23 | 25 | 48 | 27 | 23 | 3 | 11 | 14 | 18 | ||
| 2013–14 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 76 | 28 | 40 | 68 | 34 | 19 | 9 | 8 | 17 | 8 | ||
| 2014–15 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 81 | 28 | 38 | 66 | 36 | 23 | 10 | 11 | 21 | 8 | ||
| 2015–16 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 80 | 28 | 30 | 58 | 62 | 7 | 0 | 6 | 6 | 10 | ||
| 2016–17 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 72 | 21 | 37 | 58 | 35 | 4 | 1 | 1 | 2 | 0 | ||
| 2017–18 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 74 | 20 | 32 | 52 | 47 | — | — | — | — | — | ||
| 2018–19 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 82 | 35 | 46 | 81 | 40 | — | — | — | — | — | ||
| 2019–20 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 70 | 18 | 42 | 60 | 48 | 9 | 5 | 4 | 9 | 2 | ||
| 2021–22 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 71 | 12 | 25 | 37 | 39 | — | — | — | — | — | ||
| 2022–23 | シカゴ・ブラックホークス | NHL | 53 | 15 | 16 | 31 | 43 | — | — | — | — | — | ||
| 2025–26 | ウィニペグ・ジェッツ | NHL | 82 | 11 | 18 | 29 | 38 | — | — | — | — | — | ||
| NHL 合計 | 1,149 | 383 | 529 | 912 | 645 | 137 | 45 | 74 | 119 | 84 | ||||
代表
| 年 | チーム | 大会 | 結果 | 試合 | G | A | Pts | PIM | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2005 | Canada West | U17 | 6 | 8 | 4 | 12 | 2 | ||
| 2005 | カナダU18 | U18 | 5 | 5 | 3 | 8 | 0 | ||
| 2006 | カナダU20 | 世界ジュニア | 6 | 0 | 2 | 2 | 2 | ||
| 2007 | カナダU20 | 世界ジュニア | 6 | 4 | 3 | 7 | 12 | ||
| 2007 | カナダ | 世界選手権 | 9 | 2 | 5 | 7 | 6 | ||
| 2008 | カナダ | 世界選手権 | 9 | 2 | 3 | 5 | 8 | ||
| 2010 | カナダ | オリンピック | 7 | 1 | 7 | 8 | 2 | ||
| 2014 | カナダ | オリンピック | 6 | 1 | 2 | 3 | 0 | ||
| 2016 | カナダ | ワールドカップ | 6 | 3 | 2 | 5 | 0 | ||
| ジュニア合計 | 23 | 17 | 12 | 29 | 16 | ||||
| シニア合計 | 37 | 9 | 19 | 28 | 16 | ||||
賞歴
- 世界U17ホッケーチャレンジMVP:2005年
- 世界ジュニア選手権オールスターチーム:2007年
- NHLオールルーキーチーム:2008年
- NHLオールスターゲーム選出:6回(2009, 2011, 2012, 2015, 2016, 2017年)
- スタンレーカップ優勝:3回(2010, 2013, 2015年)
- コーン・スマイス賞:1回(2010年)
- 冬季オリンピックベストフォワード:1回(2010年)
- 冬季オリンピックオールスターチーム:1回(2010年)
- トリプル・ゴールド・クラブ:2010年
- フランク・J・セルケ賞:1回(2013年)
- NHLオールスターチーム:セカンドチーム1回(2013年)
- マーク・メシエ・リーダーシップ賞:1回(2015年)
- ESPY賞(ベストNHLプレーヤー):1回(2015年)
- 最高のNHLプレーヤー100人:2017年
背番号
- 19
脚注
- ↑ 「2025-26 NHL PRONUNCIATION GUIDE」NHL Media. Retrieved June 17, 2026 2026年7月24日閲覧
- ↑ 「Calder Memorial Trophy」NHL.com Records 2026年7月5日閲覧
- ↑ 「Toews calls time with Blackhawks ‘dream come true’ in NHL farewell」Tracey Myers, NHL.com Staff Writer June 20, 2026 2026年7月5日閲覧
- ↑ 「Dahlin, Landeskog, Jonathan Toews voted Masterton Trophy finalists」NHL Public Relations@NHLPR May 05, 2026 2026年7月4日閲覧
- ↑ 「Toews retires after 16 seasons, won Stanley Cup 3 times with Blackhawks」NHL.com June 20, 2026 2026年7月5日閲覧
- ↑ 「Jonathan Toews Joins Order Of The Buffalo Hunt」News Releases Manitoba.ca June 29, 2007 2026年7月5日閲覧
- ↑ 「Jonathan Toews says farewell」 Andrew Podnieks, IIHF.com | 19 JUN 2026 2026年7月5日閲覧
- ↑ 「Playoff Skater Records Most Game-Winning Goals, Playoff Career」NHL.com Records 2026年7月4日閲覧
外部リンク
- “Jonathan Toews #19 C” (英語). NHL公式サイト. NHL.com. 2026年7月4日閲覧。
- Bob Verdi (2017年1月1日). “Jonathan Toews: 100 Greatest NHL Players” (英語). ブラックホークス公式サイト. Blackhawks.com. 2026年7月4日閲覧。
- “Jonathan Toews” (英語). The Hockey Writers. 2026年7月4日閲覧。
- Gail Kauchak (2026年6月21日). “Jonathan Toews: Beyond the Glory” (英語). The Hockey Writers. 2026年7月4日閲覧。
NHL.com, or Eliteprospects.com, or ESPN.com, or Eurohockey.com, or Hockey-Reference.com, or The Internet Hockey Database