ジョー・アデル

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ジョー・アデル
Jo Adell
クリーブランド・ガーディアンズ #7
エンゼルス時代
(2021年8月27日 エンゼル・スタジアム)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ケンタッキー州ルイビル
生年月日 (1999-04-08) 1999年4月8日(27歳)
身長
体重
6' 2" =約188 cm
215 lb =約97.5 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 外野手
プロ入り 2017年 MLBドラフト1巡目(全体10位)
初出場 2020年8月4日
年俸 $5,200,000(2026年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
プレミア12 2019年

ジョーダン・スコット・アデル(Jordon Scott Adell, 英語発音: /ˈd͡ʒɔ˞dən skɑt əˈdɛl/[2]; 1999年4月8日 - )は、アメリカ合衆国ケンタッキー州ルイビル出身のプロ野球選手(外野手)。右投右打。MLBのクリーブランド・ガーディアンズ所属。

経歴

プロ入りとエンゼルス時代

2017年のMLBドラフト1巡目(全体10位)でロサンゼルス・エンゼルスから指名され、プロ入り[3][4][5][6]。

2018年はA級バーリントン・ビーズ(英語版)とA+級インランド・エンパイア・シックスティシクサーズ(英語版)でプレーし[7]オールスター・フューチャーズゲームにアメリカ合衆国選抜として出場した[8]。

2019年

2019年はA+級インランド・エンパイア、AA級モービル・ベイベアーズ、AAA級ソルトレイク・ビーズでプレーし、3球団合計で76試合に出場して打率.289、10本塁打、36打点、7盗塁を記録した。また、7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカンリーグ選抜に選出された[9]。オフには11月に開催の第2回WBSCプレミア12・アメリカ合衆国代表に選出された[10]。

2020年8月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし、同日に敵地で行われたシアトル・マリナーズ戦に「7番・右翼手」で先発出場してメジャーデビューを果たし、初回の第1打席でジャスティン・ダンからメジャー初安打となる内野安打を記録した[11]。また、29日に本拠地で行われた同戦で2回にジャスティス・シェフィールドからメジャー初本塁打を記録した[12]。この年は打率.161、3本塁打と成績が低迷し、守備でも未熟なプレーが散見された[13]。

2021年は傘下AAA級ソルトレイク・ビーズで開幕を迎え、8月2日にメジャー再昇格を果たした[14]。故障で離脱したジャスティン・アップトンに代わり主に左翼手を務め、打率.246、4本塁打、26打点を記録した[14]。

2022年は開幕40人枠入りし、開幕前にDFAとなったジャスティン・アプトンに代わり主に左翼手を務めることになった[15]。しかし守備に課題があることや、同じ外野手であるテイラー・ウォードやブランドン・マーシュの成長が著しく、彼らを先発出場させるとアデルの出場機会が限られることから、守備力の向上と出場機会の確保を図るため、5月3日に傘下AAA級ソルトレイク・ビーズに降格した[16]。その後はメジャーへの昇格とマイナーへの降格を繰り返していたが、ブランドン・マーシュがフィラデルフィア・フィリーズにトレードされた夏以降は再びメジャーに定着し、この年新加入のミッキー・モニアックとともに左翼手として出場を続けた[14]。

2023年は故障やマイナー暮らしが響き、ここまでのキャリアでワーストとなる17試合の出場で打率も.207、3本塁打、6打点、1盗塁に終わった[14]。

2024年は130試合と出場試合数を大幅に伸ばし、20本塁打、62打点を記録した[14]。打率は前年と同じ.207と低迷したものの、盗塁は15盗塁と数を伸ばした[14]。その一方で盗塁失敗も10個を数えるなど走塁面では収穫と同時に課題も残るシーズンとなった[14]。

2025年はここまでのキャリアで最高となる152試合に出場。打率.236、キャリアハイを更新する37本塁打、98打点を記録し、自己最高のシーズンとなった(盗塁は1盗塁を記録したのみ)[14]。

2026年は移籍の前までに3年連続100試合以上となる112試合に出場して打率.239、16本塁打、62打点、3盗塁を記録していた[14]。

ガーディアンズ時代

2026年8月3日にジェイコブ・コザート(英語版)とのトレードで、クリーブランド・ガーディアンズへ移籍した[17][18]。移籍後、翌4日に新たに本拠地となったプログレッシブ・フィールドでのインターリーグのニューヨーク・メッツ戦では「2番・右翼」でスタメン出場して移籍後初出場を果たし、初回の第1打席で相手先発ショーン・マネイアから単打を記録した[19]。

エピソード

2021年8月25日のボルチモア・オリオールズ戦(オリオール・パーク・アット・カムデン・ヤーズ)では、ファンサービスで左翼席にボールを投げ込むも、そのボールがオリオールズファンの子どもが持っていた飲み物に直撃し、こぼれてしまう。すると、アデルは次の回の攻守交代時に、自らのサインバットを持って守備位置まで走って行き、飲み物がこぼれた子どもにそのバットをプレゼントした。更にその子どもから写真撮影を求められて一緒に写真に納まった。アデルの紳士的な振る舞いに感激したその子どもは、自身のTwitterで「ジョー・アデル選手、バットをありがとう!新しいお気に入り選手」とつぶやいた[20]。

2026年4月4日のマリナーズ戦で1試合で3回本塁打性の打球を捕球した[21]。この際に使用したグローブはアメリカ野球殿堂に寄贈されることになった[22]。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2020 LAA 381321249204033370100701553.161.212.266.478
2021 35140130173252453262110801323.246.295.408.703
2022 88285268226012285327420111041073.224.264.373.637
2023 1762587123132661000400251.207.258.448.706
2024 1304514055484152201636215100335171269.207.280.402.682
2025 15257352663124181372559851013301015110.236.293.485.778
2026 11145642346101161161676230031601410812.239.287.395.682
CLE 4820418024441007753220021814495.244.324.417.741
'26計 15966060370145261232429450053411815717.240.298.401.699
MLB:7年 6192303211424247783998872320321511013224165349.226.283.412.695
  • 2026年度シーズン終了時

年度別打撃成績所属リーグ内順位

年

度
年

齢
リ
|
グ
打

率
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
打

点
盗

塁
出
塁
率
202021 ア・リーグ --------
202122 --------
202223 --------
202324 --------
202425 --------
202526 ----4位8位--
202627 -----6位--
  • -は10位未満(打率は規定打席未到達の場合も-と表記)

年度別守備成績

年
度
球
団
左翼(LF)中堅(CF)右翼(RF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2020 LAA -411010.9173461220.969
2021 25450001.000-19372011.000
2022 6999440.963-1540111.976
2023 260001.0007200001.0009140001.000
2024 -460001.000119228340.983
2025 -89204150.97669129321.985
2026 760001.000320001.000105168450.972
CLE 990001.000-28414001.000
'26計 16150001.000320001.000133209850.977
MLB 112165440.977107243160.97639871819143.981
  • 2026年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 59(2020年)
  • 7(2021年 - )

代表歴

脚注

  1. ↑ “Jo Adell | MLB Contracts & Salaries” (英語). Spotrac. 2026年4月19日閲覧。
  2. ↑ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2019年11月17日閲覧。
  3. ↑ “MLB.com 2017 Prospect Watch”. Major League Baseball. 2018年8月3日閲覧。[リンク切れ]
  4. ↑ “Tournament of Stars Day One: Adell Stands Out”. BaseballAmerica.com (2016年6月22日). 2018年8月3日閲覧。[リンク切れ]
  5. ↑ “Ballard’s Adell closing in on major decision”. WLKY Channel 32 (2016年9月4日). 2018年8月3日閲覧。
  6. ↑ “Angels draft Jordon Adell in first round”. Los Angeles Angels. 2018年8月3日閲覧。[リンク切れ]
  7. ↑ Angels' Jo Adell: Headed to High-A CBSSports.com 2018年5月22日
  8. ↑ “Former Ballard High star Jo Adell named to MLB's Futures Game roster”. Courier-Journal (2018年6月6日). 2018年8月3日閲覧。
  9. ↑ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2019年7月3日). 2020年8月5日閲覧。
  10. ↑ USA Baseball Names Premier12 Roster USA Baseball 2019年10月10日
  11. ↑ “Los Angeles Angels vs Seattle Mariners Box Score: August 4, 2020” (英語). Baseball-Reference.com. 2026年8月4日閲覧。
  12. ↑ “Seattle Mariners vs Los Angeles Angels Box Score: August 29, 2020” (英語). Baseball-Reference.com. 2026年8月4日閲覧。
  13. ↑ 「3アウトチェンジのはずが…エ軍アデルが痛恨の珍プレー 右飛を弾いて“本塁打”プレゼント」『Full-Count』2020年8月10日。2023年8月2日閲覧。
  14. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 MLB公式プロフィール参照。2026年8月4日閲覧。
  15. ↑ Angels’ Mike Trout embraces a new workout regimen he hopes will keep him in lineup Orange County Register 2022年4月7日
  16. ↑ エンゼルス、アデルのマイナー降格を発表 「もう少し安定して試合に出られる状況を」マドン監督 日刊スポーツ 2022年5月4日
  17. ↑ Tim Stebbins (2026年8月3日). “Guardians get Jo Adell from Angels for catching prospect” (英語). MLB.com. 2026年8月4日閲覧。
  18. ↑ Steve Adams (2026年8月3日). “Guardians To Acquire Jo Adell” (英語). MLB Trade Rumors. 2026年8月4日閲覧。
  19. ↑ “New York Mets vs Cleveland Guardians Box Score: August 4, 2026” (英語). Baseball-Reference.com. 2026年8月4日閲覧。
  20. ↑ 「大谷翔平の同僚が取った紳士的な行動に敵地オリオールズファンが歓喜」『スポーツ報知』2021年8月26日。2021年8月26日閲覧。
  21. ↑ Rhett Bollinger (2026年4月6日). “'It was the Jo Show': Adell robs 3 home runs” (英語). MLB.com. 2026年4月8日閲覧。
  22. ↑ Rhett Bollinger (2026年4月7日). “Adell's glove from 3 HR robbery game headed to Cooperstown”. MLB.com. 2026年4月8日閲覧。

関連項目

外部リンク