ストロングビル

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ストロングビル
(ダイワロイネットホテル横浜公園)
ストロングビルの位置(横浜市内)
ストロングビル
情報
用途 店舗、ホテル
旧用途 商社
設計者 矢部又吉
施工 不詳(旧建物)
大和ハウス工業(復元)[1]
建築主 ストロング商会
構造形式 鉄筋コンクリート構造(旧建物)[1]
建築面積 1,215 m² [2]
※建替後のホテル部分含む
延床面積 13,336 m² [2]
※建替後のホテル部分含む
状態 解体、復元
階数 地上3階、一部地下1階(旧建物)[1]
地上13階(ホテル部分)
竣工 1937年
解体 2007年
所在地 〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町204番地
座標 北緯35度26分36.8秒 東経139度38分31秒 / 北緯35.443556度 東経139.64194度 / 35.443556; 139.64194 (ストロングビル
(ダイワロイネットホテル横浜公園)
)
座標: 北緯35度26分36.8秒 東経139度38分31秒 / 北緯35.443556度 東経139.64194度 / 35.443556; 139.64194 (ストロングビル
(ダイワロイネットホテル横浜公園)
)
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ダイワロイネットホテル横浜公園
ホテル概要
ホテルチェーン ダイワロイネットホテルズ
運営 大和ハウスリアルティマネジメント
前身 ストロングビル
階数 4 - 13階
部屋数 292室
駐車場 普通車60台、ハイルーフ12台台
開業 2009年12月10日
最寄駅 横浜市営地下鉄ブルーライン・JR根岸線関内駅
みなとみらい線日本大通り駅
最寄IC 首都高速横羽線横浜公園出入口
所在地 〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町204番地1
公式サイト 公式サイト
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ストロングビルは、神奈川県横浜市中区山下町に所在した歴史的建築物である。1937年(昭和12年)[3][注釈 1]に外国商館として建設された。2007年に解体されたが、2009年にほぼ同じ位置に建設されたホテルの低層部に復元された。

ストロング商会

1871年(明治4年)、イギリスのG.ストラウス商会が日本に進出し、横浜と神戸に支店を開設した。同社は大正時代にストロング商会に商号を変更している。1937年、横浜公園の隣接地に社屋を建設した。第二次世界大戦後の1947年には独立し、ストロング極東株式会社(Strong & Company (Far East) Ltd.)となる。商社として貿易事業を行い、機械や繊維製品などを扱った。羽二重やクリスマス用飾り電球、箱根細工、グルタミン酸ナトリウムなど取扱品目は多岐にわたったようである[3]。

建築

設計は横浜出身の矢部又吉で[4]、市内では他に川崎銀行横浜支店(現 損保ジャパン横浜馬車道ビル)と第百銀行横浜支店(旧東京三菱銀行横浜中央支店)の銀行建築を手掛けている[5]。横浜公園の東側、大桟橋通りを挟んだ向かい側に位置し、通りに面した正面の中央にアーチ状の玄関ポーチがある。二階軒下や玄関ポーチの周りには飾り模様が施されている[3]。横浜に残る数少ない戦前のオフィスビルとして、テレビドラマ『私立探偵 濱マイク』のロケにも使用された[2][注釈 2]。後期には、1階の正面に向かって右側-にコンビニエンスストアのam/pmがテナントとして入居していた[2]。

2000年代に入り、建て替えが検討される。2006年には、日本建築家協会から保存の要望が寄せられた[7]。横浜市都市整備局も、所有者であるストロング極東社に建物の保全を要請。同社は、横浜公園側の正面とその両側面に外観の意匠を再現し、玄関周りには部材の一部を再利用することを承諾した[2]。2008年には横浜市認定歴史的建造物に認定された[4]。

2009年12月10日に、1~3階にストロングビルを復元した「ダイワロイネットホテル横浜公園」が開業した。復元部の1・2階にはコンビニエンスストアやレストランのテナント。3階にホテルのロビーがあり、4~12階に全292室、収容人数591人の客室を備える。13階には結婚式場が設けられている[8]。

脚注

注釈

  1. ↑ 建築年代を1938年とする資料もある[1]
  2. ↑ 主な舞台は若葉町の横浜日劇であったが、屋上が存在しなかったため本ビルの屋上が使われた[6]。

出典

  1. 1 2 3 4 “横浜市認定歴史的建造物_ストロングビル”. 横浜市都市整備局企画部都市デザイン室 (2019年3月6日). 2021年1月30日閲覧。
  2. 1 2 3 4 5 “歴史的建造物「ストロングビル」解体前に一般公開”. ヨコハマ経済新聞. (2007年8月24日) 2021年1月30日閲覧。
  3. 1 2 3 (横浜シティガイド協会 2002, pp. 70–71)
  4. 1 2 (都市デザイン室 2017, p. 80)
  5. ↑ “ストロングビル「JMAものづくりポータルコラム」”. 日本能率協会 (2020年6月1日). 2021年1月30日閲覧。
  6. ↑ “その後〜ストロングビル跡地〜”. ヨコハマ経済新聞アンテナ + (2007年10月17日). 2021年1月30日閲覧。
  7. ↑ “「横浜ストロングビル」の保存活用に関する要望書をSTRONG&COMPANY (FAR EAST) LTD.あてに提出しました。”. 日本建築家協会 (2006年7月21日). 2021年1月30日閲覧。
  8. ↑ “横浜公園前に「ダイワロイネットホテル」開業-ストロングビル跡地に”. ヨコハマ経済新聞. (2009年12月9日) 2021年2月7日閲覧。

参考文献・資料

  • NPO法人横浜シティガイド協会『ハマの建築探検』神奈川新聞社、2002年、70-71頁。ISBN 978-4-87645-315-3。 
  • 横浜市都市整備局都市デザイン室『都市の記憶―横浜の近代建築(I)復刻版』2017年9月、80頁。