ゾンビ イン ワンダーランド

ウィキペディアから、無料の百科事典
ゾンビ イン ワンダーランド
ジャンル お伽噺アクションシューティング
対応機種 Wiiウェア
開発元 アカオニ・スタジオ
発売元 アカオニ・スタジオ
マーベラスエンターテイメント(日本の旗)
音楽 Joan Martorell(カタルーニャ語版)
人数 1 - 2人
発売日 日本の旗 2010年3月16日
欧州連合の旗 2010年4月9日
アメリカ合衆国の旗 2010年5月3日
テンプレートを表示
ゾンビ パニック イン ワンダーランド Plus
ジャンル お伽噺アクションシューティング
対応機種 iOS
Android
開発元 アカオニ・スタジオ
発売元 アカオニ・スタジオ
音楽 Joan Martorell(カタルーニャ語版)
人数 1人
発売日 iOS:2012年3月1日
Android
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2012年11月8日
日本の旗 2013年1月9日
テンプレートを表示
ゾンビ パニック イン ワンダーランド DX
ジャンル 爽快おとぎアクションシューティング
対応機種 ニンテンドー3DS
iOS
Nintendo Switch
Steam
開発元 アカオニ・スタジオ
発売元 アカオニ・スタジオ
アークシステムワークス(日本の旗)
音楽 Joan Martorell(カタルーニャ語版)
人数 3DS・iOS・Steam:1人
Switch:1 - 2人
発売日 3DS
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2014年10月30日
日本の旗 2015年3月25日
iOS:2015年4月6日
Switch
アメリカ合衆国の旗欧州連合の旗 2019年1月25日
日本の旗 2019年11月21日
Steam:2019年11月7日
テンプレートを表示

『ゾンビ イン ワンダーランド』(Zombie Panic in Wonderland)は、スペインのゲームデベロッパーアカオニ・スタジオが開発したWiiウェア用サードパーソン・シューティングゲーム。日本ではマーベラスエンターテイメントから2010年3月16日に発売された。キャラクターデザインは日本のイラストレーター・bomiが手がけている。

本作のアレンジ移植作品としてiOS、Android用ソフト『ゾンビ パニック イン ワンダーランド Plus』が、リメイク作品としてニンテンドー3DS、iOS、Nintendo Switch、Steam用ソフト『ゾンビ パニック イン ワンダーランド DX』が制作された。『DX』日本版の発売元はアークシステムワークスが担当している。

なお、いずれも配信による提供で、物理的なソフトウェアは存在しない。

概要

さまざまな童話や民話が混在する世界「ワンダーランド」を舞台に、「桃太郎」「ドロシー(オズの魔法使い)」「白雪姫」など、民話や童話の主人公を摸したキャラクターたちが、突如出現した大量のゾンビと、マシンガン、火炎放射器など様々な銃器を駆使して戦うアクションシューティング。

ゲームシステム

基本操作
スティックでプレイヤーキャラクターの左右移動、Wiiリモコンで銃器の照準操作を行う。その他、無敵状態になる回避行動、特定の条件でのみ使える近接攻撃などがある。
回避行動
左右に素早く移動し、その間は敵の攻撃を受けない。連続で行えるため避け続けることもできるが攻撃も不可のため、時間切れ(後述)のリスクも伴う。
近接攻撃
一部のゾンビは掴みかかって拘束して来るものがおり、これで倒されることは無いが他の攻撃に対し完全に無防備になるため、近接攻撃で振り払う。なお近接攻撃はこの時以外使えない。
ゲーム進行
各ステージには制限時間とクリーンアップ値(%)が設定されている(ボス戦では制限時間は無い)。敵を倒したりボスにダメージを与えるとクリーンアップ値が増えていき、制限時間内に100%にすればステージクリア。
敵の攻撃に当たると倒れて残機が減り、残機が残っていれば立ち上がって再開する(その場復活)。制限時間が切れるか、残機が無くなった場合はゲームオーバー。コンティニューに制限は無いが、スコアが初期化される。
武器・アイテム
武器は、威力は低いが弾数制限の無いサブマシンガン、高威力のヘビーマシンガン、敵に継続ダメージを与える火炎放射器の三種類と、着弾点に爆発を起こし周囲を巻き込むボムがある。ヘビーマシンガン・火炎放射器・ボムは弾数制限があり、敵が落とすアイテムの入手で補充できる。
フィールド上のオブジェクトはほとんど破壊可能であり、敵を崩壊に巻き込んで大量に倒せたり、アイテムが出現したりすることがある。アイテムには上述の弾数補充の他、得点や1UPも存在。
ゲームモード
ストーリーに沿って進める全9ステージの「御伽噺モード」、御伽噺モードでクリアしたステージを自由に選択してプレイできる「アーケードモード」がある。また、アーケードモード限定のステージもある。

『Plus』『DX』の相違点

後発の作品では、プラットフォームに合わせた操作方法が適用されている(例えば照準操作は、スマートフォンやニンテンドー3DSではタッチ操作、Nintendo Switchでは右スティック等)。

『Plus』は序盤のステージのみが無料で、以降のステージや元は条件次第で使用可能になっていたプレイヤーキャラクターは、課金によって入手する。他に残機無限・弾数無限などの強化要素も課金で入手可能で、新規のステージや季節に応じたコスチュームも配信された。

『DX』は「御伽噺モード」が全12ステージに増加。敵の種類も増え、ステージ中の特定の敵出現時に演出イベントが挟まるようになった。ストーリーデモも、一種類しかなかったBGMが、デモごとに専用のBGMが流れるようになった。

登場キャラクター

プレイヤーキャラクター

モモタロウ
東の町が故郷の少年。16歳。額に黒い桃の紋様があり、古風な口調で話す。
鬼退治の後は気ままなフリーター生活をしていたが、久々に戻った故郷でゾンビの群れに襲われ、事態の解決に乗り出す。
本作の主人公的存在で、最初から使用可能。また、服装が異なる「桃太郎」も選択できる。
ドロシー
西の森で暮らす少女。14歳。
突如豹変し姿を消したブリキの木こりを捜すためモモタロウに同行する。
御伽噺モードをステージ4「西への道」まで進めると使用可能になる。
白雪姫
セクシーな衣装を身に着けた北の国の姫。18歳。勝気な性格。元々は淑やかだったが毒リンゴを食べて豹変したと言われている。
ゾンビ騒動の元凶であるチャーミー王子の暴走を止めるべく城に踏み込もうとしていた所をモモタロウ達と合流する。
御伽噺モードをステージ8「北の城 城門」まで進めると使用可能になる。また、御伽噺モードを3周クリアするとバニーガール衣装の「白雪バニー」が解禁される。
アリス
肩出しドレスを身につけた少女。モーションやボイスはドロシーと同じ。
御伽噺モードを2周クリアするとプレイヤーキャラクターとして使用可能となる。
無印では隠しキャラクターで物語にも絡まないが、『DX』ではメインキャラクターに昇格した。
赤ずきん
赤いドレスを身につけた少女。アリス同様、モーションやボイスはドロシーと同じ。
御伽噺モードを4周クリアするとプレイヤーキャラクターとして使用可能となる。
『DX』には登場しない。

開発

本作は前述のようにスペインで開発されたソフトだが、キャラクターデザイン担当には日本のイラストレーターのbomiを起用している。ディレクターのホセ・マヌエル・イニゲスによると、本作では開発当初から日本の漫画やアニメ風のデザインにすることを決めていたものの、日本人以外のイラストレーターが日本の漫画の真似をして失敗した例が多いことを考慮し、日本のイラストレーターの中から可愛らしく綺麗な作風を特徴とするbomiを選んだという[1]。

ストーリーモード序盤のステージではレトロな日本風の地域が舞台となるが、これは昭和初期から中期にかけての東京をイメージしている。また、このステージのBGMとして流れる昭和歌謡のようなボーカル曲は1945年の楽曲『リンゴの唄』を参考に作曲され、バルセロナで活動する日本人のオペラ歌手が歌唱を担当している[1]。

コラボレーション

2010年公開のアメリカのゾンビ映画『サバイバル・オブ・ザ・デッド』(監督:ジョージ・A・ロメロ)とコラボレーションが行われ、互いの公式ページに専用の壁紙がアップロードされた[2]。現在は配布を終了している。

脚注

外部リンク