ティム・ベッカム

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ティム・ベッカム
Tim Beckham
ボルチモア・オリオールズ時代
(2018年4月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ジョージア州スポルディング郡グリフィン(英語版)
生年月日 (1990-01-27) 1990年1月27日(34歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
190 lb =約86.2 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手、三塁手、遊撃手
プロ入り 2008年 MLBドラフト1巡目(全体1位)
初出場 2013年9月19日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ティモシー・ラマー・ベッカム(Timothy Lamar Beckham, 1990年1月27日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州スポルディング郡グリフィン(英語版)出身のプロ野球選手(内野手)。右投右打。愛称はスワッギーT(Swaggy T)[1]。

経歴

プロ入り前

グリフィン高等学校では走攻守3拍子揃った遊撃手として活躍し、ベースボール・アメリカからは高校生のトッププロスペクトとして紹介されていた。高校3年時の成績は打率.482、6本塁打、41打点、23盗塁を記録している[2]。

プロ入りとレイズ時代

2008年のMLBドラフト1巡目(全体1位)でタンパベイ・レイズから指名を受け、6月19日に高校生指名選手史上最高となる615万ドルの契約金[3]で契約した。1年目は主に傘下のアパラチアンリーグのルーキー級プリンストン・レイズ(英語版)で46試合に出場して打率.297、2本塁打、14打点、5盗塁を記録した。8月にA-級ハドソンバレー・レネゲーズへ昇格し、2試合に出場した。

2009年はA級ボーリンググリーン・ホットロッズ(英語版)でプレーし、125試合に出場して打率.275、5本塁打、63打点、13盗塁を記録した。レイズは、ベッカムの心身の成長に合わせてじっくりと育成をしていく方針であった[4]。

2010年はA+級シャーロット・ストーンクラブズでプレーし、123試合に出場して打率.256、5本塁打、57打点、22盗塁を記録した。

2011年はAA級モンゴメリー・ビスケッツでプレーし、107試合に出場して打率.275、7本塁打、57打点、15盗塁を記録した。7月には同僚の李學周、マット・ムーアと共にオールスター・フューチャーズゲームに選ばれた[5]。8月にAAA級ダーラム・ブルズへ昇格すると、24試合に出場して打率.255、5本塁打、13打点、2盗塁を記録した。

2012年はAAA級ダーラムで開幕を迎えたが、5月1日にドーピング検査で陽性となり、50試合の出場停止処分を受けた[6]。AAA級ダーラムでは72試合に出場して打率.256、6本塁打、28打点、6盗塁を記録した。シーズンオフの11月20日に40人枠入りを果たした[7]。

2013年、マイナーではAAA級ダーラムでプレーし、122試合に出場して打率.276、4本塁打、51打点、17盗塁を記録した。9月18日にメジャー初昇格を果たした[8]。翌19日のテキサス・レンジャーズ戦で代打としてメジャーデビュー。タナー・シェパーズから初打席初安打を放った。シーズン終了後、前十字靭帯の断裂が発覚し、2014年の開幕は絶望となった[9]。

タンパベイ・レイズ時代
(2015年8月31日)

2015年は2年ぶりにメジャーの舞台に戻り、控え内野手及び指名打者として起用され、82試合に出場。打率.222、9本塁打、37打点、3盗塁という成績を残した。守備面では二塁手を38試合、遊撃手を28試合で守ったほか、1試合だけ三塁手も守った。

2016年も前年と同様の役割を担い、64試合に出場。打撃面では打率.247・5本塁打・16打点・2盗塁という成績を記録した。二塁の守備は、19試合で無失策だった。また、遊撃手(25試合)では4失策を喫して守備率.958だった。さらに三塁手、一塁手を守る事もあった。

オリオールズ時代

2017年7月31日にトバイアス・マイヤーズとのトレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[10]。

2018年のシーズンに先立って、オリオールズは三塁手のマニー・マチャドを遊撃手にコンバートさせ、ベッカムを三塁手にコンバートさせることを発表した。4月25日に左鼠径部痛により故障者リスト入りとなり[11]、5月13日に60日間の故障者リストへ異動となった[12]。オフの11月30日にノンテンダーFAとなった[13]。

マリナーズ時代

2019年1月10日にシアトル・マリナーズと1年175万ドルの契約を結んだ[14]。3月にマリナーズと東京の東京ドームで開催されたMLB日本開幕戦にマリナーズのメンバーとして帯同した。8月6日に薬物検査で禁止薬物であるスタノゾロールの陽性反応が出たため、薬物違反で80試合の出場停止処分となり、そのままシーズン終了となった[15]。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[16]。

ホワイトソックス傘下時代

2020年2月12日にサンディエゴ・パドレスとマイナー契約を結んだ[17]と発表されたが、翌日に契約が取り消された[18]。この年はどの球団にも所属しなかった。オフの10月29日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナー契約を結んだ[19]。

2021年は傘下のAAA級シャーロット・ナイツでプレーしたが、怪我の影響で45試合の出場に留まった。オフの11月7日にFAとなった。

ツインズ時代

2022年2月5日にミネソタ・ツインズとマイナー契約を結んだ[20]。シーズンでは開幕を傘下のAAA級セントポール・セインツで迎えた。7月30日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[21]、翌31日のサンディエゴ・パドレス戦にて3年ぶりにメジャー復帰を果たした[22]。しかし、結果を残せず8月26日にDFA、29日にAAA級セントポールに降格、翌30日にFAとなった。

プレースタイル

高い運動能力と野球センスを併せ持つスター遊撃手の卵と評されていた[4]。60ヤード6.35秒の脚力、ベンチプレス127キロの筋力を持つ。

詳細情報

年度別打撃成績

年

度
球

団
試

合
打

席
打

数
得

点
安

打
二
塁
打
三
塁
打
本
塁
打
塁

打
打

点
盗

塁
盗
塁
死
犠

打
犠

飛
四

球
敬

遠
死

球
三

振
併
殺
打
打

率
出
塁
率
長
打
率
O
P
S
2013 TB 5871300031000100000.429.375.429.804
2015 822232032445749873731041303693.222.274.429.703
2016 6421519825491255861621201401673.247.300.434.734
2017 873453173182531212936541124021108.259.314.407.721
BAL 502302163666132101132611001202572.306.348.523.871
'17計 1375755336714818522242626511360416710.278.328.454.782
2018 96402369458517012138351212270310010.230.287.374.661
2019 SEA 8832830439722111514047130021031027.237.293.461.754
2022 MIN 1225251200021000000092.080.080.080.160
MLB:7年 4841776163920240475156369819913124811101451435.246.299.426.725
  • 2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

内野守備
年
度
球
団
一塁(1B)二塁(2B)三塁(3B)遊撃(SS)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2013 TB -305001.000-10000----
2015 -383159513.947122001.000282352210.974
2016 6381041.0001930440121.000707011.000252764414.958
2017 -172832211.968110001.0007067169933.963
BAL ---4973148933.961
'17計 -172832211.968110001.0001191403171866.962
2018 -347011.00040357179.93849801141231.942
2019 SEA 5350021.0008151823.94310715021.00041601041225.932
2022 MIN 281021.000---
MLB 13812081.00088108165940.968594595712.95226333065148146.953
外野守備
年
度
球
団
左翼(LF)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
2019 SEA 13102011.000
2022 MIN 430001.000
MLB 17132011.000
  • 2023年度シーズン終了時

記録

MiLB

背番号

  • 29(2013年)
  • 1(2015年 - 2019年)
  • 9(2022年)

脚注

  1. ↑ Orioles Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月4日閲覧
  2. ↑ イの一番指名は18歳のベッカム遊撃手 nikkansports.com(2008/06/06)
  3. ↑ ドラフト交渉期限終了 契約金最高額620万ドル SANSPO.COM(2008/08/16)
  4. 1 2 城野井道人 「本誌激戦 2009注目のマイナーリーガー100人」 『月刊スラッガー』2009年6月号、日本スポーツ企画出版社、2009年、雑誌15509-8、41頁。
  5. ↑ “Rays prospect Matt Moore pitched a perfect inning in Sunday's Futures Game | MLB.com: News” (英語). MLB.com (May 24, 2013). September 18, 2013閲覧。
  6. ↑ Danny Wild (May 1, 2012). “Rays' No. 1 pick Beckham suspended” (英語). MiLB.com. February 19, 2014閲覧。
  7. ↑ “Rays add four players to 40-man roster” (英語). MLB.com (November 20, 2012). February 19, 2014閲覧。
  8. ↑ “Rays to call up '08 top pick Beckham; Guzman added | raysbaseball.com: News” (英語). MLB.com. September 18, 2013閲覧。
  9. ↑ http://www.tampabay.com/sports/baseball/rays/rays-lose-beckham-to-torn-acl/2157078
  10. ↑ Bill Chastain (2017年7月31日). “O's land shortstop Beckham from TB” (英語). MLB.com. 2017年8月5日閲覧。
  11. ↑ https://www.mlb.com/news/tim-beckham-placed-on-dl-with-groin-strain/c-273826746
  12. ↑ https://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/orioles-tim-beckham-shifts-to-60-day-dl/
  13. ↑ Jeff Todd (2018年11月30日). “Orioles Non-Tender Tim Beckham, Caleb Joseph” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年1月4日閲覧。
  14. ↑ Greg Johns (2019年1月10日). “Seattle inks INF Beckham, RHP Gearrin” (英語). MLB.com. 2019年1月12日閲覧。
  15. ↑ “ベッカム、薬物違反で80日間の出場停止処分 - MLB : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2020年8月8日閲覧。
  16. ↑ Mark Feinsand (December 3, 2019). “These players just joined the free-agent pool” (English). MLB.com. December 9, 2019閲覧。
  17. ↑ “Padres' Tim Beckham: Gets MiLB deal from San Diego” (英語). CBSSports.com. 2020年2月19日閲覧。
  18. ↑ “No Deal Between Padres & Tim Beckham” (英語). Pro Sports Daily. 2020年7月25日閲覧。
  19. ↑ “White Sox Sign Tim Beckham To Minor League Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月29日閲覧。
  20. ↑ “Twins Sign Former Top Pick Tim Beckham To Minors Deal” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年2月6日閲覧。
  21. ↑ Mark Polishuk (2022年7月30日). “Twins Place Max Kepler, Miguel Sano On 10-Day Injured List” (英語). MLB Trade Rumors. 2022年8月2日閲覧。
  22. ↑ “Minnesota Twins at San Diego Padres Box Score, July 31, 2022” (英語). Baseball-Reference.com. 2022年8月2日閲覧。

関連項目

外部リンク