ネズミヤマアラシ

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ネズミヤマアラシ
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 哺乳綱 Mammalia
目 : 齧歯目 Rodentia
亜目 : ヤマアラシ形亜目 Hystricomorpha
下目 : ヤマアラシ顎下目Hystricognathi
科 : ヤマアラシ科 Hystricidae
属 : ネズミヤマアラシ属 Trichys
種 : ネズミヤマアラシ T. fasciculata
学名
Trichys fasciculata
Shaw, 1801

ネズミヤマアラシ(英:Long-tailed porcupine)は、ヤマアラシ科の動物である。ネズミヤマアラシ属の単型で、ブルネイ、インドネシア、マレーシアで見られる。

外見

ネズミヤマアラシの外見は、ラットと似ている。重さは通常、1.7-2.3kgであるが、1.5kg程の小さいものもある。体長は尾を除いて27.9-48cmで、尾の長さは最長24cmにもなる。大型哺乳類やヘビ、鳥等の捕食者から逃れるため、尾は掴まれると外れ、後に再生する。掌の幅が広いため、木登りが得意であり、食物を探すために木や低木に登ることができる。前足は四指、後足は五指である。

全体的に黒色または茶色であるが、腹部は白色である。根元が白く黒褐色で扁平な短い棘は、頭部と腹部を除く体全体に、剛毛の間に生えている。棘の長さは5cm以下で、ヤマアラシ科では最も短い。尾の色は茶色で、大部分が鱗で覆われている。尾の先端、後部、後部は、他のヤマアラシの種とは異なり、振っても音を出さないブラシのような中空の針で覆われている。

食物

主に草食性(草葉食)であり、葉、木、根、樹皮、形成層、果実、種子、タケノコ等を食べる。また、昆虫や節足動物を食べることもある。ネズミヤマアラシは、果実や種子を収集し、貯蔵することで、種の伝搬を助ける。さらに、木の形成層を食べることで木が枯死し、鳥類の生息地を作り出している。パイナップル等の作物を食べてしまうため、人にとっては害獣と見られることもある。

出典