ハマクマノミ

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ハマクマノミ
雌
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : スズキ目 Perciformes
科 : スズメダイ科 Pomacentridae
亜科 : ソラスズメダイ亜科 Pomacentrinae
属 : クマノミ属 Amphiprion
種 : ハマクマノミ A. frenatus
学名
Amphiprion frenatus
Brevoort, 1856
シノニム
  • Prochilus polylepis Bleeker, 1877
  • Amphiprion polylepis (Bleeker, 1877)
英名
tomato clownfish 等

ハマクマノミ (学名:Amphiprion frenatus)は、スズメダイ科に分類される海水魚の一種。日本からインドネシアにかけての西太平洋に分布する[2]。blackback anemonefish、bridled anemonefish、fire clown、red tomato clownとも呼ばれる[3]。

形態

雄

体色は明るいオレンジ色で、目のすぐ後方に黒く縁取られた白い横帯が入る。雌は背中に黒い模様があり、老成魚では完全に体色が黒くなる[4]。雄は小さく、全体的に赤みがかる[3]。幼魚は暗い赤色で、2か3本の白い帯が入る[4]。背鰭は9 - 10棘と16 - 18軟条から、臀鰭は2棘と13 - 15軟条から成る[2]。日本のクマノミ属では最大の種で、最大で14 cmに達する[4]。

類似種

Australian clownfish (A. rubrocinctus)と似るが、A. rubrocinctus は白い帯が黒く縁取られない。またCinnamon clownfish (A. melanopus)とも似るが、A. melanopus は白い帯が本種より太く、腹鰭と臀鰭が黒色である[4]。

分布と生態

日本の奄美大島以南、南シナ海、マレーシア、インドネシアまで分布する[4]。

サンゴ礁の浅場に生息し、サンゴイソギンチャクと共生する[4]。シライトイソギンチャクとも共生する[5]。またウスカワイソギンチャク、タマイタダキイソギンチャクとも共生する[6]。卵を岩に産みつけ、口や胸鰭を用いて酸素を供給する。気が強く、卵に接近したものには積極的に噛み付く[7]。

人との関わり

観賞魚としてアクアリウムで飼育される。ブラインシュリンプや藻類など様々な餌を食べ、飼育下繁殖も可能[5]。

脚注

  1. ↑ Jenkins, A.; Allen, G.; Myers, R.; Yeeting, B. & Carpenter, K.E. (2017). “Amphiprion frenatus”. The IUCN Red List of Threatened Species 2017: e.T188518A1886965. doi:10.2305/IUCN.UK.2017-2.RLTS.T188518A1886965.en.
  2. 1 2 Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2024). "Amphiprion frenatus" in FishBase. March 2024 version.
  3. 1 2 『クマノミ全種に会いに行く』53頁
  4. 1 2 3 4 5 6 Fautin, Daphne G.、Allen, Gerald R.『Field Guide to Anemone Fishes and Their Host Sea Anemones』Western Australian Museum、1992年、78頁。ISBN 978-0-7309-5216-9。
  5. 1 2 Lougher, T. (2006). What Fish?: A Buyer's Guide to Marine Fish. Interpet Publishing. p. 14. ISBN 978-0-7641-3256-8
  6. ↑ 『小学館の図鑑Z 日本魚類館』313頁
  7. ↑ 『クマノミ全種に会いに行く』54頁

参考文献

関連項目