ビリー・コッチ

ウィキペディアから、無料の百科事典
ビリー・コッチ
Billy Koch
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ニューヨーク州ナッソー郡ロックビルセンター(英語版)
生年月日 (1974-12-14) 1974年12月14日(49歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
210 lb =約95.3 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 MLBドラフト1巡目
初出場 1999年5月5日
最終出場 2004年8月26日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム アメリカ合衆国
五輪 1996年
オリンピック
男子 野球
銅1996野球

ウィリアム・クリストファー・コッチ(William Christopher "Billy" Koch, 1974年12月14日 - )は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ナッソー郡ロックビルセンター(英語版)出身の元プロ野球選手(投手)。右投右打。

経歴

1993年のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから4巡目に指名を受けるが契約せず、クレムゾン大学へ進学。最初の2年間は学業を優先させたが、3年時の1996年にチームメイトのクリス・ベンソン、マシュー・リークロイと共にアトランタオリンピックのアメリカ代表に選出される。先発で1試合、リリーフで準決勝の日本戦を含む2試合に登板し、銅メダルを獲得した[1]。同年6月のMLBドラフトでトロント・ブルージェイズから1巡目(全体4位)に指名を受け、オリンピック終了後の8月23日に契約金145万ドルで契約。

1997年にA+級ダニーデン・ブルージェイズでプロとしてのキャリアをスタートさせるも、右ヒジを痛めて4月23日にトミー・ジョン手術を受ける。医師からは復帰に1年6カ月以上かかると言われた[1]が、1998年のスプリングトレーニングに参加できるまでに回復[1]。A+級ダニーデンでリーグ最多の14勝を挙げ、シーズン終盤にはAAA級シラキュース・スカイチーフスに昇格した。

1999年は開幕をAAA級シラキュースで迎えたが、5試合に先発して3勝0敗・防御率3.86の成績でメジャーへ昇格し、5月5日のオークランド・アスレチックス戦でメジャーデビュー。マイナー時代は先発投手だったが、メジャーではリリーフとして起用され、5月7日のテキサス・レンジャーズ戦で初セーブを記録。その後も好投を続けてクローザーに定着し、前半戦で14セーブ・防御率1.34を記録。後半戦は防御率5.70と失速したが、シーズン通算で56試合に登板して31セーブ・防御率3.39の成績を挙げ、新人王の投票では7位に入った。2000年以降も100mph(約161km/h)の速球[2]を武器にクローザーとして起用され、2002年まで4年連続で30セーブ以上を記録した。

2001年12月7日、エリック・ヒンスキー、ジャスティン・ミラーとの交換トレードでアスレチックスへ移籍。

2002年はリーグ最多の84試合に登板してキャリアハイの44セーブ(リーグ2位)を記録し、チームは地区優勝。自身初のポストシーズンとなったミネソタ・ツインズとのディビジョンシリーズでは第2・3戦は無失点に抑えたが、2勝2敗のタイで迎えた第5戦、1-2と1点ビハインドの9回表に登板し3失点。その裏味方が3点を奪い1点差に詰め寄るも敗れ、リーグチャンピオンシップシリーズ進出はならなかった。シーズン終了後の12月3日にキース・フォークら3対3のトレードでシカゴ・ホワイトソックスへ移籍した。

2003年は防御率5.77、11セーブと、キャリアワーストの成績に終わり、2004年6月17日にウィルソン・バルデスとのトレードでフロリダ・マーリンズへ移籍。2002年にメジャーで最も速い球を投げるといわれていた速球のスピードは2年間で140キロ後半まで落ちた[3]。

2005年1月10日に古巣ブルージェイズと1年90万ドルで契約したが[4]、3月17日に解雇された[5]。

詳細情報

年度別投手成績

年

度
球

団
登

板
先

発
完

投
完

封
無
四
球
勝

利
敗

戦
セ
丨
ブ
ホ
丨
ル
ド
勝

率
打

者
投
球
回
被
安
打
被
本
塁
打
与
四
球
敬

遠
与
死
球
奪
三
振
暴

投
ボ
丨
ク
失

点
自
責
点
防
御
率
W
H
I
P
1999 TOR 56000005310.00027263.25553053570026243.391.34
2000 68000093330.75032678.27861842601028232.631.22
2001 69000025360.28630869.16973376555039374.801.47
2002 OAK 840000114440.73339893.27374664935038343.271.27
2003 CWS 55000055111.50024453.059102811423036345.771.64
2004 2400001181.50011423.12431642254015145.401.71
FLA 2300001203.33311525.22132000251010103.511.60
'04計 4700002384.40022949.04563642505025244.411.65
MLB:6年 379000029251635.5371777407.13794119127183571901921763.891.40
  • 各年度の太字はリーグ最高

年度別守備成績

年
度
球
団
投手(P)
試

合
刺

殺
補

殺
失

策
併

殺
守
備
率
1999 TOR 56312001.000
2000 6858021.000
2001 694611.909
2002 OAK 841412021.000
2003 CWS 5563001.000
2004 241110.667
FLA 2321021.000
'04計 473212.833
MLB 379354327.975
  • 各年度の太字はリーグ最高

背番号

  • 44(1999年 - 2004年途中)
  • 88(2004年途中 - 同年終了)

タイトル・表彰

脚注

  1. 1 2 3 福島良一「後半戦を熱くする新人投手 BILLY KOCH」『月刊メジャー・リーグ』 1999年9月号、ベースボールマガジン社、1999年、雑誌 08625-9、42頁。
  2. ↑ 『月刊スラッガー』2001年12月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-12、73頁。
  3. ↑ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2005』廣済堂出版、2005年、87頁頁。ISBN 978-4-331-51093-3。
  4. ↑ ESPN.com news services (2005年1月11日). “Sheffield expects to be ready for March” (英語). ESPN.com. 2009年6月28日閲覧。
  5. ↑ Fordin, Spencer (2005年3月17日). “Koch released by Blue Jays” (英語). MLB.com. 2009年6月28日閲覧。

関連項目

外部リンク