マリオ・ゴメス

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マリオ・ゴメス
シュトゥットガルト時代(2018年)
名前
本名 マリオ・ゴメス・ガルシア
Mario Gómez García
愛称 闘牛士、スーパーマリオ
ラテン文字 Mario Gómez
基本情報
国籍 ドイツの旗 ドイツ
スペインの旗 スペイン
生年月日 (1985-07-10) 1985年7月10日(39歳)
出身地 西ドイツの旗 西ドイツ・リートリンゲン
身長 189cm
体重 88kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
クラブ1
年 クラブ 出場 (得点)
2003-2005 ドイツの旗 シュトゥットガルトII 43 (21)
2003-2009 ドイツの旗 シュトゥットガルト 121 (63)
2009-2013 ドイツの旗 バイエルン 115 (75)
2013-2016 イタリアの旗 フィオレンティーナ 29 (7)
2015-2016 →トルコの旗 ベシクタシュ (loan) 33 (26)
2016-2017 ドイツの旗 ヴォルフスブルク 33 (16)
2018-2020 ドイツの旗 シュトゥットガルト 70 (22)
代表歴
1999  ドイツ U-15 3 (1)
2000-2001  ドイツ U-17 14 (5)
2002  ドイツ U-18 4 (0)
2002-2003  ドイツ U-19 19 (11)
2005-2006  ドイツ U-20 8 (2)
2005-2006  ドイツ U-21 9 (1)
2006 ドイツの旗 ドイツ B 2 (1)
2007-2018 ドイツの旗 ドイツ 78 (31)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj

マリオ・ゴメス(Mario Gomez, 1985年7月10日 - )は、西ドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州リートリンゲン出身の元サッカー選手。元ドイツ代表。現役時代のポジションはFW。

2022年1月より、レッドブルグループのスポーツ部門における国際部門のテクニカルディレクターを務める[1]。

経歴

クラブ

シュトゥットガルト

2001年、SSVウルムからVfBシュトゥットガルトのユースに入団。2003-04シーズンの2004年3月9日、UEFAチャンピオンズリーグのチェルシーFC戦でプロデビューを果たし、2ヵ月後の5月8日にはブンデスリーガデビュー。その後はリザーブチームでのプレーを余儀なくされたが、2005-06シーズンは30試合6得点の成績を残した。2006-07シーズンはコンスタントに得点を重ね、15シーズンぶりのリーグ優勝に貢献。記者投票による2007年の年間最優秀選手に選ばれた。

しかし、2007年3月10日のヴォルフスブルク戦で、左ひざのじん帯の内側を負傷。その場でメディカルスタッフから治療を受けたが、腹立ちまぎれに医療器具の入ったケースを殴りつけ、右手中指を骨折するという不運に見舞われる。

バイエルン

バイエルン時代(2012年)

2009年5月、バイエルン・ミュンヘンへの移籍が発表された[2]。移籍金は3000万ユーロで、ブンデスリーガ史上最高額となった。しかし移籍初年度はリーグ戦10得点と、4年連続でのリーグ戦2ケタ得点を記録したものの、トーマス・ミュラーやイヴィツァ・オリッチの活躍に後塵を拝し、リーグ戦で先発出場したのは22試合に留まり、シーズンを通してレギュラーとはならず、期待に応えたとは言えない成績に終わった。

だがワールドカップを挟んでの2010-11シーズンは序盤こそ控えであったが8節のハノーファー戦でハットトリックを達成。その後は国内外の大会で得点を重ね、リーグ戦で5度、CLでも1度のハットトリックを達成するなど不動のレギュラーとして活躍。最終的にブンデスリーガでは28得点を挙げ、初の得点王に輝いた。

2012-13シーズンは負傷で出遅れ、新加入のマリオ・マンジュキッチに先発の座を奪われ、クラブは三冠に終わるも不満の残る成績となった。

フィオレンティーナ

2013年7月8日、ACFフィオレンティーナに移籍した[3][4][5]。移籍金は1600万ユーロともいわれる。背番号はバイエルン時代と同じ33番。2013-14シーズンでは、故障が相次いだ影響で全ての大会で15試合出場の4ゴールの結果に終わった。2014-15シーズンもリーグ戦では20試合5ゴールと目立つ活躍が出来ないままフィオレンティーナを去った。

ベシクタシュ

2015年7月29日、ベシクタシュJKへ2015-16シーズン終了まで1年間の期限付き移籍(買取オプション付き)することが発表された[6]。ベシクタシュでは33試合に出場して26得点を決めて得点王となり、チームのリーグ優勝に貢献したが、クーデターなどトルコの政情不安を理由に2016年7月20日に自身のフェイスブック上で退団を発表した[7]。

ヴォルフスブルク

2016年8月17日、VfLヴォルフスブルクがゴメスの獲得を発表[8] 。移籍金は700万ユーロと推定されている。これにより、3シーズンぶりにブンデスリーガへ復帰することとなった[9]。2017年4月レヴァークーゼン戦でハットトリックを達成[10] 、3点目のゴールはゴメスのブンデスリーガ通算150得点目となった[11]。2016-17シーズンはリーグ戦16ゴールの活躍を見せた。

シュトゥットガルト復帰

2017年12月22日、古巣のVfBシュトゥットガルトへ2020年6月までの2年半契約で完全移籍。8年半ぶりにシュトゥットガルトへ復帰した[12]。背番号は27番に決まった[13]。シュトゥットガルト公式サイトを通じて現役引退を表明した[14][15]。チームが1部昇格を決めたリーグ最終節・ダルムシュタット戦が現役最後の試合となった。

代表

ドイツ代表時代(2011年)

2007年2月にはスイス戦で代表デビュー、初得点を記録した[16]。国内リーグでの得点数は年々伸ばしていたが、代表では目立った活躍を出来なかった。

EURO 2008でも大会後半からはスターティングメンバーからも外れるなど、ノーゴールに終わった。2009年6月2日のUAEとの親善試合で代表初ハットトリック(4ゴール)を記録した[16]。2010 FIFAワールドカップ本戦メンバーにも選出され4試合に途中出場したものの、僅かなプレー時間しか与えられず、無得点に終わった。EURO 2012ではポルトガル戦で1ゴール、オランダ戦で2ゴールと[16]、合計3ゴールを決め、得点王を獲得した。

2013年以降は負傷の影響もあり、2014 FIFAワールドカップではメンバーを外れるなど、代表での出場機会が減少していたが、2016年3月26日のイングランドとの親善試合で約4年ぶりとなるゴールを記録[17]。UEFA EURO 2016では、グループリーグ最終戦のアイルランド戦、ラウンド16のスロバキア戦と2試合連続ゴール挙げる活躍を見せたが[16]、準々決勝のイタリア戦でハムストリングを負傷し途中交代[18][19]。フランスとの準決勝には出場できず、チーム唯一のセンターフォワードを欠いたドイツは敗退した[20]。

2018 FIFAワールドカップではグループリーグの第2戦、スウェーデン戦では途中出場からマルコ・ロイスのゴールをアシストするなど勝利に貢献したが[21][16]、第3戦の韓国戦で敗れ、グループリーグ敗退し、大会終了後の8月5日、代表引退を表明した[22]。

人物

父がスペイン人、母がドイツ人。父の影響でFCバルセロナを憧れのクラブと公言している。スペイン系のためシュトゥットガルトファンからは「闘牛士」という愛称をつけられており、闘牛のような強引な突破が持ち味。恵まれた体格から来るパワーと足元の技術を併せ持っている選手である。ヒーローはジェイジェイ・オコチャとロマーリオである[23]。

個人成績

クラブ

クラブ シーズン リーグ リーグ戦 カップ戦 国際大会 その他 合計
出場得点出場得点出場得点出場得点出場得点
シュトゥットガルトⅡ 2003-04 レギオナルリーガ 169---169
2004-05 2415---2415
通算4024---4024
シュトゥットガルト 2003-04 ブンデスリーガ 1000100020
2004-05 80101000100
2005-06 306005230388
2006-07 251452-003016
2007-08 25193643003228
2008-09 322423108004435
通算12163111121133015687
バイエルン・ミュンヘン 2009-10 ブンデスリーガ 291043121004514
2010-11 32285388004539
2011-12 3326521413005241
2012-13 21114672003219
通算115751814412400174113
フィオレンティーナ 2013-14 セリエA 93006100154
2014-15 2044482003210
通算29744143004714
ベシクタシュ 2015-16 スュペル・リグ 33263052004128
通算33263052004128
ヴォルフスブルク 2016-17 ブンデスリーガ 331621-213718
2017-18 12130-00151
通算451751-215219
シュトゥットガルト 2017-18 ブンデスリーガ 16800-00168
2018-19 31710-21348
2019-20 2. ブンデスリーガ 23710-00247
通算702220-217423
総通算4562314330814272587305

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 78試合 31得点(2007年-2018年)[24]
ドイツ代表国際Aマッチ
年出場得点
200773
2008133
2009115
2010103
201197
201274
201320
201410
201510
201684
201722
201870
通算7831

得点

開催年月日開催地対戦国スコア結果試合概要
1.2007年2月7日ドイツの旗デュッセルドルフ、エスプリ・アレーナスイスの旗 スイス2–03–1親善試合
2.2007年6月2日ドイツの旗ニュルンベルク、フランケンシュタディオンサンマリノの旗 サンマリノ4–06–0UEFA EURO 2008予選
3.5–0
4.2008年2月6日オーストリアの旗ウィーン、エルンスト・ハッペル・シュターディオンオーストリアの旗 オーストリア0–30–3親善試合
5.2008年3月26日スイスの旗バーゼル、ザンクト・ヤコブ・パルクスイスの旗 スイス0–20–4
6.0–4
7.2009年6月2日アラブ首長国連邦の旗アブダビ、シェイク・ザイード・スタジアムアラブ首長国連邦の旗 アラブ首長国連邦0–22–7
8.0–4
9.0–5
10.2–7
11.2009年9月7日ドイツの旗レバークーゼン、バイ・アレーナ南アフリカ共和国の旗 南アフリカ共和国1–02–0
12.2010年5月29日ハンガリーの旗ブダペスト、プシュカーシュ・フェレンツ・シュタディオンハンガリーの旗 ハンガリー0–20–3
13.2010年8月11日デンマークの旗コペンハーゲン、パルケン・スタディオンデンマークの旗 デンマーク0–12–2
14.2010年10月2日カザフスタンの旗アスタナ、アスタナ・アリーナカザフスタンの旗 カザフスタン0–20–3UEFA EURO 2012予選
15.2011年3月29日ドイツの旗メンヒェングラートバッハ、ボルシア・パルクオーストラリアの旗 オーストラリア1–01–2親善試合
16.2011年5月29日ドイツの旗ジンスハイム、ライン・ネッカー・アレーナウルグアイの旗 ウルグアイ1–02–1
17.2011年6月8日オーストリアの旗ウィーン、エルンスト・ハッペル・シュターディオンオーストリアの旗 オーストリア0–11–2UEFA EURO 2012予選
18.1–2
19.2011年6月7日アゼルバイジャンの旗バクー、トフィク・バフラモフ・スタジアムアゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン0–21–3
20.2011年10月7日トルコの旗イスタンブール、トルコ・テレコム・アリーナトルコの旗 トルコ0–11–3
21.2011年10月11日ドイツの旗デュッセルドルフ、エスプリ・アレーナベルギーの旗 ベルギー3–03–1
22.2012年5月31日ドイツの旗ライプツィヒ、レッドブル・アレーナイスラエルの旗 イスラエル1–02–0親善試合
23.2012年6月9日ウクライナの旗リヴィウ、アリーナ・リヴィウポルトガルの旗 ポルトガル1–01–0UEFA EURO 2012
24.2012年6月13日ウクライナの旗ハルキウ、メタリスト・スタジアムオランダの旗 オランダ0–11–2
25.0–2
26.2016年3月22日ドイツの旗ベルリン、オリンピアシュタディオンイングランドの旗 イングランド2–02–3親善試合
27.2016年5月29日ドイツの旗アウクスブルク、WWKアレーナスロバキアの旗 スロバキア1–01–3
28.2016年6月21日フランスの旗パリ、パルク・デ・プランス北アイルランドの旗 北アイルランド0–10–1UEFA EURO 2016
29.2016年6月26日フランスの旗ヴィルヌーヴ=ダスク、スタッド・ピエール=モーロワスロバキアの旗 スロバキア2–03–0
30.2017年3月26日アゼルバイジャンの旗バクー、トフィク・バフラモフ・スタジアムアゼルバイジャンの旗 アゼルバイジャン1–31–42018 FIFAワールドカップ・ヨーロッパ予選
31.2017年9月4日ドイツの旗シュツットガルト、メルセデス・ベンツ・アレーナノルウェーの旗 ノルウェー6–06–0

タイトル

クラブ

シュトゥットガルト
バイエルン・ミュンヘン

個人

脚注

  1. ↑ 鈴木達郎 (2022年1月26日). “マリオ・ゴメスがRBグループ国際部へ。見据えるグループ全体の未来”. footballista. 2022年1月31日閲覧。
  2. ↑ “Mario Gomez wechselt zu Bayern” (ドイツ語). kicker. 2022年1月6日閲覧。
  3. ↑ http://www.fcbayern.telekom.de/de/aktuell/news/2013/43542.php
  4. ↑ “Gomez-Wechsel nach Florenz perfekt” (German). Bild. (8 July 2013) 28 July 2013閲覧。
  5. ↑ “Mario Gómez Says Bayern Munich Coach Pep Guardiola Advised Fiorentina Transfer (VIDEO)”. The Huffington Post. (16 July 2013) 28 July 2013閲覧。
  6. ↑ http://www.bjk.com.tr/tr/haber/63179/mario_gomez_lsquo_besiktas_rsquo_ta_basarili_olacagima_inaniyorum_rsquo.html
  7. ↑ https://www.afpbb.com/articles/-/3094744
  8. ↑ “Mario Gómez joins the Wolves”. VfL Wolfsburg (17 August 2016). 17 August 2016閲覧。
  9. ↑ M・ゴメス、3年ぶりにブンデスリーガ復帰 ヴォルフスブルク移籍が決定、www.goal.com
  10. ↑ “Mario Gomez hat trick in Wolfsburg draw against Bayer Leverkusen”. ESPN (3 April 2017). 4 April 2017閲覧。
  11. ↑ Dunbar, Ross (3 April 2017). “Five things we learned from Bundesliga Matchday 26”. Fox Sports Asia. 4 April 2017閲覧。
  12. ↑ “Mario Gomez kehrt zum VfB zurück”. VfBシュトゥットガルト (2017年12月22日). 2017年12月22日閲覧。
  13. ↑ “Letzte Formalitäten geklärt”. VfBシュトゥットガルト (2017年12月28日). 2017年12月29日閲覧。
  14. ↑ “Danke, Mario!”. VfBシュトゥットガルト (2020年6月28日). 2020年6月29日閲覧。
  15. ↑ “「最後の任務を完遂」し、マリオ・ゴメスが現役引退”. Kicker日本語版 (2020年6月29日). 2020年6月29日閲覧。
  16. 1 2 3 4 5 “Mario Gómez National team”. 5 June 2020閲覧。
  17. ↑ マリオ・ゴメス、4年ぶり代表ゴール!E・ダイアーの90分弾も見る2016年3月26日
  18. ↑ イタリアに勝利もケディラとゴメスが負傷交代キッカー、2016年7月3日
  19. ↑ ドイツ、負傷者続出で黄色信号。3選手が出場微妙に…加えてフンメルスも出場停止フットボールチャンネル、2016年7月5日
  20. ↑ ドイツ代表、深刻化する“FW問題”。ゴメス不在の応急処置も奏功せず…世界王者は2年前の振り出しにフットボールチャンネル、2016年7月8日
  21. ↑ “World Cup 2018: Germany revive World Cup hopes with late winner over Sweden”. www.bbc.com. 5 June 2020閲覧。
  22. ↑ マリオ・ゴメスがドイツ代表からの引退を発表Kicker日本語版 2018年8月6日
  23. ↑ footballista 2008/12/26号
  24. ↑ マリオ・ゴメス - National-Football-Teams.com

外部リンク