ミトノオー

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ミトノオー
第25回ジャパンダートダービー出走時
(2023年7月12日)
欧字表記 Mitono O[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牡[1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2020年4月24日(5歳)[1]
抹消日 2025年2月27日(JRA)
父 ロゴタイプ[1]
母 シダクティヴリー[1]
母の父 サンダーガルチ[1]
生国 日本の旗 日本(北海道新ひだか町)[2]
生産者 築紫洋[1]
馬主 ロイヤルパーク[1]
調教師 牧光二(美浦)[1]
競走成績
生涯成績 16戦5勝[1]
中央:11戦4勝
地方:5戦1勝
獲得賞金 1億5486万7000円[1]
中央:9386万7000円
地方:6100万円
(2025年2月23日現在)
勝ち鞍
JpnII兵庫CS2023年
GIII平安S2024年
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ミトノオー(欧字名:Mitono O、2020年4月24日 - )は、日本の競走馬[1]。2023年の兵庫チャンピオンシップ、2024年の平安ステークスの勝ち馬である。

馬名の意味は、冠名+王[3]。

戦績

2022年夏の新潟ダート1800mの新馬戦で木幡巧也の騎乗でデビュー。「抜け出したら遊んで、ハミを噛んでいませんでした。その分、脚を使えませんでした」と粗削りなパフォーマンスながらも2着馬に2馬身半の差をつけ新馬勝ちを果たす[4]。 3ヶ月の間隔を空けて出走したオキザリス賞は道中で他馬のキックバックを嫌がる仕草を見せ、また2度の不利を受けたことも影響し11着と大敗する[5]。

明け3歳となった2023年、初戦の黒竹賞でキャリア初の単勝1番人気に支持される。このレースでは馬の行く気に任せた逃げの戦術を取り、自ら速いペースを刻みながら最後は後続に3馬身半差をつけて逃げ切った[6]。 続く同コースの伏竜ステークスも不良馬場を逃げ、他の先行馬が総崩れとなる中でミトノオーの脚色は鈍らずリードを広げる。後方2番手から大外を回して追い込んだモックモックと早めに仕掛けたヒーローコールの2着争いを尻目にこれらに2馬身半差をつけ、過去20年の同レース最速の1分51秒9の好タイムにて優勝[7][8]。木幡巧が「直線で脚音がなくなったので、楽勝だなと思った」と振り返る完勝を収めた[9]。

続いて兵庫チャンピオンシップで初めて重賞に参戦。馬主の希望により、過去3度同レースを制覇している武豊を鞍上に迎えた[10]。ここには2戦2勝のメイショウオーロラやエーデルワイス賞勝ちのマルカラピッドなども出走してきたが、本馬は単勝オッズ1.4倍とこれまで以上の人気に支持される。楽に先手を奪うと持ったまま馬なりにレースを進め、直線でも大きなアクションを見せることなく後続との差を6馬身つける大楽勝で初の重賞優勝を果たした[11]。レース後、武は「素質はすごくあると思うし、馬体もかっこいい馬で、乗っていても乗り味のいい馬なので今後も楽しみですね。フットワークはとても綺麗で、バランスのいい走りで心臓も強そうなので、このまま成長してくれればもっと大きなところも狙える馬じゃないかと思います」と能力を高く評価した[12]。なお、この勝利は父ロゴタイプにとって初のグレード重賞優勝である(重賞優勝はこのレース5着のベラジオソノダラブが2022年に達成)。

迎えたジャパンダートダービーでは好スタートからハナを主張して軽快に逃げると最後の直線でミックファイアとキリンジにかわされるも3着に粘った。秋に入り、9月の日本テレビ盃では6着に終わるも、11月の浦和記念ではスタートから積極的にレースを引っ張りディクテオンの2着と好走する。12月の名古屋グランプリでは9着に沈み、3歳シーズンを終えた。

明け4歳となった2024年初戦のマーチステークスではヴァルツァーシャルの2着に逃げ粘ると、5月の平安ステークスではスタートからハナを奪いマイペースの逃げに持ち込むと最後はハピの追撃をクビ差で振り切り重賞2勝目をマークする[13]。しかし、その後は精彩を欠き、5歳となった2025年2月のフェブラリーステークス15着ののち、同年2月27日付けでJRAの競走馬登録を抹消され、名古屋競馬へ移籍する[14]。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[15]およびnetkeiba.com[16]の情報に基づく。

競走日 競馬場 競走名 格 距離(馬場) 頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2022.8.7 新潟 2歳新馬 ダ1800m(良) 15 7 13 15.4(4人) 1着 1:54.9(38.6) -0.4 木幡巧也 54 (ツウカイリアル) 480
11.12 東京 オキザリス賞 1勝 ダ1400m(良) 16 5 10 19.2(5人) 11着 1:26.6(38.3) 1.5 木幡巧也 55 ペリエール 496
2023.1.7 中山 黒竹賞 1勝 ダ1800m(良) 16 6 12 3.6(1人) 1着 1:53.3(39.5) -0.6 木幡巧也 56 (タイセイマンボ) 498
3.25 中山 伏竜S OP ダ1800m(不) 14 5 7 2.5(1人) 1着 1:51.9(38.8) -0.4 木幡巧也 56 (モックモック) 492
5.3 園田 兵庫CS JpnII ダ1870m(良) 12 5 6 1.4(1人) 1着 2:00.7(38.9) -1.0 武豊 57 (キリンジ) 493
7.12 大井 JDダービー JpnI ダ2000m(良) 11 6 7 3.7(3人) 3着 2:05.2(40.0) 0.6 武豊 57 ミックファイア 501
9.27 船橋 日本テレビ盃 JpnII ダ1800m(良) 11 7 8 2.4(2人) 6着 1:53.6(39.5) 1.9 武豊 54 ウシュバテソーロ 504
11.23 浦和 浦和記念 JpnII ダ2000m(良) 12 2 2 4.3(3人) 2着 2:07.1(37.8) 0.5 松山弘平 55 ディクテオン 506
12.21 名古屋 名古屋GP JpnII ダ2100m(良) 12 4 4 4.5(3人) 9着 2:17.0(43.6) 4.6 武豊 56 ディクテオン 504
2024.3.24 中山 マーチS GIII ダ1800m(良) 14 8 13 7.5(4人) 2着 1:50.8(37.8) 0.1 木幡巧也 57.5 ヴァルツァーシャル 520
5.18 京都 平安S GIII ダ1900m(良) 16 1 2 8.8(5人) 1着 1:57.4(37.0) 0.0 松山弘平 57 (ハピ) 518
8.4 札幌 エルムS GIII ダ1700m(稍) 14 5 7 5.1(3人) 5着 1:44.8(37.7) 0.8 松山弘平 58 ペイシャエス 506
11.3 京都 みやこS GIII ダ1800m(重) 15 2 2 11.1(4人) 14着 1:53.6(41.4) 3.9 松山弘平 57 サンライズジパング 502
12.1 中京 チャンピオンズC GI ダ1800m(良) 16 6 11 167.5(15人) 10着 1:51.4(38.1) 1.3 松山弘平 58 レモンポップ 514
12.28 京都 ベテルギウスS L ダ1800m(良) 16 2 3 21.9(8人) 14着 1:52.6(39.9) 2.3 幸英明 61 サンデーファンデー 514
2025.2.23 東京 フェブラリーS GI ダ1600m(良) 16 2 3 159.6(15人) 15着 1:38.3(38.9) 2.8 田辺裕信 58 コスタノヴァ 518
  • 競走成績は2025年2月23日現在

血統表

ミトノオーの血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サドラーズウェルズ系
[§ 2]
父

ロゴタイプ
2010 黒鹿毛
父の父
ローエングリン
1999 栗毛
Singspiel In the Wings
Glorious Song
*カーリング Garde Royale
Corraleja
父の母
ステレオタイプ
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
スターバレリーナ Risen Star
*ベリアーニ
母

*シダクティヴリー
Seductively
2003 鹿毛
*サンダーガルチ
Thunder Gulch
1992 栗毛
Gulch Mr. Prospector
Jameela
Line of Thunder Storm Bird
Shoot a Line
母の母
Torrid Affair
1997 黒鹿毛
Alydeed Shadeed
Bialy
Lover's Talk Vice Regent
Lover's Walk
母系(F-No.) (FN:11-f) [§ 3]
5代内の近親交配 Halo 5×4(父内)
Northern Dancer 5×5
[§ 4]
出典
  1. ↑ [17]
  2. ↑ [18]
  3. ↑ [17]
  4. ↑ [17]

脚注

注釈

    出典

    1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 “ミトノオー”. JBISサーチ. 公益財団法人日本軽種馬協会. 2023年9月27日閲覧。
    2. ↑ “ミトノオー”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年9月27日閲覧。
    3. ↑ “競走馬情報 - ミトノオー”. 日本中央競馬会. 2023年9月27日閲覧。
    4. ↑ 【2歳新馬】ロゴタイプ産駒ミトノオーが力強く抜け出してデビュー勝ち 木幡巧「これは勝てるな、と感じていました」 東スポ競馬、2022年8月7日、2023年5月4日閲覧
    5. ↑ 【黒竹賞】(中山)ミトノオーが逃げて突き放す強い競馬で2勝目 ラジオNIKKEI、2023年1月7日、2023年5月4日閲覧
    6. ↑ 1番人気ミトノオー3馬身半差快勝、木幡巧騎手「リズム良かったらこれくらいは走れる」/黒竹賞 日刊スポーツ、20231月7日、2023年5月4日閲覧
    7. ↑ 【伏竜S】ミトノオーが逃げて圧勝 ダート1800メートルは3戦全勝 サンケイスポーツ、20233月25日、2023年5月4日閲覧
    8. ↑ ダート界に新たなスター誕生!伏竜S逃げ切りVのミトノオーは「強い」【現場ノート・3月25日(土)】 東スポ競馬、2023年3月27日、2023年5月4日閲覧
    9. ↑ ミトノオー連勝、前崩れ展開を桁違いの先行力で押し切る 木幡巧騎手「強いね」/伏竜S 日刊スポーツ、2023年3月25日、2023年5月4日閲覧
    10. ↑ 【兵庫チャンピオンシップ】武豊鞍上で挑むミトノオー 牧調教師が挙げた重賞初Vへのポイント「小回りはマイナスにはならない」 東スポ競馬、2023年5月3日、2023年5月4日閲覧
    11. ↑ 【兵庫CS】武豊 ミトノオーが6馬身差の圧勝!圧巻の逃走劇を演じる 競馬のおはなし、2023年5月3日、2023年5月4日閲覧
    12. ↑ 【兵庫CS】ミトノオーが楽々逃げて6馬身差の圧勝!武豊騎手は14年ぶり4勝目 サンケイスポーツ、2023年5月3日、2023年5月4日閲覧
    13. ↑ 【平安S】5番人気ミトノオーが逃げ切り!クビ差も〝余裕〟の勝利 光った松山の好騎乗「強かったと思います」東スポ競馬web(東京スポーツ)、2024年5月18日配信・閲覧
    14. ↑ ミトノオーが先月27日に抹消 23年兵庫CS、24年平安Sの覇者netkeiba.com(株式会社ネットドリーマーズ)、2025年3月3日配信・閲覧
    15. ↑ “ミトノオー 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年9月27日閲覧。
    16. ↑ “ミトノオーの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2023年9月27日閲覧。
    17. 1 2 3 “血統情報:5代血統表|ミトノオー|JBISサーチ (JBIS-Search)”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年5月7日閲覧。
    18. ↑ “ミトノオーの血統表”. netkeiba.com. 2023年5月7日閲覧。

    外部リンク