| ムヨウラン属 | ||||||||||||||||||
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| 分類(APG IV) | ||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||
| Lecanorchis Blume | ||||||||||||||||||
| タイプ種 | ||||||||||||||||||
| Lecanorchis javanica Blume | ||||||||||||||||||
| 種 | ||||||||||||||||||
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地下に根茎があり、小型の鞘状鱗片を多数つける。根はひも状で長い。地上茎は直立し、硬い針金状で短い鞘状の苞葉が互生する。葉は無い。花は茎先に総状花序に2-10個つけ、筒状で半開するか、種によってはほとんど開かない。苞は小型である。子房と花被に間に皿状になる小型の副萼がある。3萼片と側花弁はほぼ同形、同長で細い。唇弁は先が3裂するか全縁になり、基部で細長い蕊柱と合着する。唇弁の内面には毛状突起がある[1]。
属名 Lecanorchis は、ギリシャ語で lecane(皿、たらい)+ orchis(ラン)からなり、子房と花被の間に皿状の副萼があることから[4]。
和名の50音順とし、学名は基本的に Plant of the Wrold Online, Kew (PWOK)に準拠した。なお、いくつかの種において黄花品種が知られているが、ここでは変種以上のタクサのみとした。また分布については、日本での分布は本土と琉球列島とを区別し、国外の分布はPWOKに準拠した。
クロムヨウラン(広義=花を開かない狭義のクロムヨウランと、変種で花を咲かせるトサノクロムヨウランとヤクムヨウランからなる)とムロトムヨウラン、タブガワムヨウランの3種2変種は、いずれも唇弁が匙状で先端が紫色を呈する点で共通する。花が咲かないクロムヨウランとその変種で花を咲かせるトサノクロムヨウランとの取り違えや、クロムヨウラン(広義)とよく似た別種ムロトムヨウランの混同により、分類や分布情報が混乱していた。2024年現在では、以下のように整理される[12]。狭義のクロムヨウランはつぼみのまま花を咲かせることなく結実する。花を咲かせるクロムヨウランとされてきたものの多くはトサノクロムヨウラン(クロムヨウランの変種)またはムロトムヨウラン。ムロトムヨウランと、クロムヨウランの開花型変種(トサノクロムヨウラン及びヤクムヨウラン)とは、ムロトムヨウランのほうが、1)花茎がより長い,2)花序がより長い,3)萼片および花弁の幅がより狭い,4)唇弁の先端部がごくわずかに3裂する,5)蕊柱の長さの3/5–2/3程度が唇弁と癒合する,6)結実時の果実の色が茶褐色である,7)蒴果が斜上に着く,等の特徴がある。
また、それぞれの分布に関して、狭義のクロムヨウランの分布はトサノクロムヨウランより狭く、和歌山県と高知県、宮崎県、徳島県、東京都伊豆八丈島[10]、トサノクロムヨウランの分布は関東(茨城県以西、東京都伊豆八丈島含む)から南限は九州宮崎県。ヤクムヨウランは鹿児島県屋久島、奄美大島、徳之島、国外では台湾、ジャワに分布[12]。ムロトムヨウランは高知県室戸岬、長崎県福江島、鹿児島県いちき串木野市、黒島、屋久島、中之島、奄美大島、沖縄県沖縄島、国外では台湾、ラオス。タブガワムヨウランは長崎県福江島、鹿児島県屋久島、奄美大島、沖縄県沖縄島に分布。
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