定理
1点に作用する3つの力F1 , F2 , F3 が釣り合い状態にあるならば、その大きさと作用線のなす角の間に次式が成り立つ。

ここで、θ1 はF2 とF3 の成す角、θ2 はF3 とF1 の成す角、θ3 はF1 とF2 の成す角である。
証明
座標系を用いる証明
F1 の向きにx 軸をとると、それぞれの力は次のように表される。

これらの力が釣り合っているから、その和のy 成分を考えれば

が成り立つ。
F1 /sinθ1 についても、F2 の向きにx 軸を取り直し同様のことを考えればよい。
正弦定理を用いる証明
3つのベクトルF1 , F2 , F3 を、三角形ができるよう配置しなおす。この三角形に対し正弦定理を適用すると、

が成り立つ。sin(π-θ) = sinθであることを考えればラミの定理が成り立つ。
脚注
- ↑ 青木 弘・木谷 晋、『工業力学(第3版)』森北出版、1994年、18頁