ラヴァンダ

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ラヴァンダ
第29回秋華賞パドック
(2024年10月13日)
欧字表記 Lavanda[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 牝[1]
毛色 黒鹿毛[1]
生誕 2021年3月10日(5歳)[1]
父 シルバーステート[1]
母 ゴッドパイレーツ[1]
母の父 ベーカバド[1]
生国 日本の旗 日本(北海道新冠町)[1]
生産者 森永聡[1]
馬主 森永聡[1]
調教師 中村直也(栗東)[1]
競走成績
生涯成績 22戦4勝[1]
獲得賞金 2億3637万4000円[1]
(2026年10月11日現在)
勝ち鞍
GIIアイルランドT2025年
GIII中京記念2026年
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ラヴァンダ(欧字名:Lavanda、2021年3月10日 - )は、日本の競走馬[1]。主な勝ち鞍に2025年のアイルランドトロフィー、2026年の中京記念。

馬名の意味は、ラベンダー(伊)[2]。

経歴

2歳(2023年)

2023年10月9日、京都競馬場第4レースの2歳新馬戦(芝1400m)で、鞍上に藤岡佑介を起用しデビューした。道中は中団に付け追走。直線に入って先頭に並びかけるが、バンドシェルとサリュエに振り切られ3着に敗れる[3]。気を取り直して挑んだ未勝利戦は、新たに鞍上に岩田望来を迎え、初の1番人気で迎えた。4コーナーで加速を開始すると、馬場の真ん中を突き抜け初勝利を挙げる[4]。次走は阪神ジュベナイルフィリーズへの出走を予定してたが、抽選により除外となった[5]。1勝クラス・つわぶき賞に出走すると、直線で追い上げを見せたが、ステラスプレンダーを交わすのがやっととなり3着となった[6]。

3歳(2024年)

3歳シーズンは1勝クラス・こぶし賞から始動した。道中は2番手に付け、先頭のポエットリーに追走するも、直線でオフトレイルに差し切られ3着[7]。陣営は初の重賞挑戦の舞台としてチューリップ賞を選択。鞍上は松若風馬となった。道中は折り合いを欠きつつ中団を追走。直線に入ると、進路を2度塞がれてしまう不利も受け7着に敗れる[8]。桜花賞は賞金が足りず出走できなかったため、フローラステークスを選択。鞍上は望来に戻した。内側の好位に付けると、直線で内側から強襲。 アドマイヤベルには及ばなかったものの、2着に好走し優駿牝馬の優先出走権を得た[9][10]。予定通り、初のGI競走挑戦となる優駿牝馬に出走。中団に付けて追走するも、終盤の直線で脚が鈍って失速し11着[11]。秋シーズン初戦として選択したローズステークスでは[12]、少し出遅れてしまい序盤から脚を使ってしまう展開に。前団に付けるものの、後続に交わされ7着[13]。次走は秋華賞を選択[14]。単勝オッズは13番人気と低評価だった。道中はセキトバイーストが1000m57秒1の大逃げをする中、中団で脚を溜める。直線に入り前団を追い、チェルヴィニア・ボンドガール・ステレンボッシュには及ばなかったものの、4着に好走した[15][16]。

4歳(2025年)

4歳シーズンは3勝クラス・寿ステークスから始動したものの、馬場が合わなかったこともあり、直線で失速してしまい16着に大敗[17]。巻き返しを図った難波ステークスは、馬群を掻き分けて一時は先頭に立ったものの、最後にサブマリーナに交わされ2着[18]。次走の阪神牝馬ステークスでは、少し出遅れた上に、道中の位置取りが上手くいかなかったものの、直線では急追を見せ3着[19]。シドニートロフィーでは、2回目の1番人気に推される。小数頭でのレースの中で逃げる形を取るが、直線で内からランスオブクイーンに交わされ2着[20]。府中牝馬ステークスは、外側を追走し、馬場の真ん中から脚を伸ばしたが3着と勝ちきれない競馬が続く[21]。次走の3勝クラス・仲秋ステークスは、3度目の1番人気で迎える。前団を追走すると、他馬のアクシデントもある中、好位に付ける。最後の直線で、一度減速するものの再度加速。最後の最後にマイネルチケットを差し切りオープン入りを決めた[22]。今年から新名称となったアイルランドトロフィーに参戦。道中は中団に付け、外側から馬群の様子を伺う。直線に入ると、鞍上の鞭に反応し一気に加速。ゴール直前でアンゴラブラックとカナテープを交わし、重賞初制覇を飾った[23][24]。この勝利で、エリザベス女王杯の優先出走権を獲得したが、陣営はマイルチャンピオンシップへの参戦も検討していると発表[25]。その後、マイルチャンピオンシップへの出走を決めた[26]。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[27]およびnetkeiba.com[28]に基づく。

競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2023.10.9 京都 2歳新馬 芝1400m(重) 17 3 6 7.3(3人) 3着 1:22.9(35.9) 0.2 藤岡佑介 55 バンドシェル 464
11.26 京都 2歳未勝利 芝1400m(良) 18 7 13 2.3(1人) 1着 1:21.7(34.8) -0.4 岩田望来 55 (ペプチドシュチク) 476
12.9 中京 つわぶき賞 1勝 芝1400m(良) 14 4 6 6.9(4人) 3着 1:21.4(34.3) 0.5 小沢大仁 55 バウンシーステップ 478
2024.2.10 京都 こぶし賞 1勝 芝1600m(良) 9 7 7 5.3(3人) 3着 1:35.1(34.3) 0.2 岩田望来 55 オフトレイル 480
3.2 阪神 チューリップ賞 GII 芝1600m(稍) 16 7 14 65.9(11人) 7着 1:33.8(35.2) 0.7 松若風馬 55 スウィープフィート 476
4.21 東京 フローラS GII 芝2000m(良) 14 3 3 10.2(6人) 2着 1:59.1(34.6) 0.1 岩田望来 55 アドマイヤベル 466
5.19 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 5 9 86.2(12人) 11着 2:25.1(35.2) 1.1 岩田望来 55 チェルヴィニア 466
9.15 中京 ローズS GII 芝2000m(稍) 15 5 9 29.2(8人) 7着 2:00.5(34.4) 0.6 岩田望来 55 クイーンズウォーク 476
10.13 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 15 7 12 123.2(13人) 4着 1:57.6(34.9) 0.5 岩田望来 55 チェルヴィニア 478
2025.1.6 中京 寿S 3勝 芝2000m(稍) 18 5 9 5.2(3人) 16着 2:06.3(39.8) 4.3 岩田望来 55 グランドカリナン 488
3.15 阪神 難波S 3勝 芝1800m(良) 15 1 1 8.0(4人) 2着 1:45.3(33.9) 0.1 岩田望来 56 サブマリーナ 484
4.12 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(良) 14 6 9 19.1(8人) 3着 1:32.8(32.7) 0.0 岩田望来 55 サフィラ 482
5.24 京都 シドニーT 3勝 芝2000m(稍) 8 4 4 2.3(1人) 2着 2:05.1(34.2) 0.1 岩田望来 56 ランスオブクイーン 482
6.22 東京 府中牝馬S GIII 芝1800m(良) 14 8 14 5.8(2人) 3着 1:46.3(35.0) 0.3 岩田望来 54 セキトバイースト 488
9.14 阪神 仲秋S 3勝 芝1600m(良) 11 7 8 2.4(1人) 1着 1:32.2(33.2) 0.0 岩田望来 56 (マイネルチケット) 492
10.12 東京 アイルランドT GII 芝1800m(良) 16 8 15 7.0(4人) 1着 1:45.7(32.4) -0.1 岩田望来 55 (アンゴラブラック) 488
11.23 京都 マイルCS GI 芝1600m(良) 18 5 10 20.2(6人) 16着 1:32.8(34.5) 1.5 岩田望来 56 ジャンタルマンタル 492
2026.2.10 東京 東京新聞杯 GIII 芝1600m(良) 16 1 2 7.5(4人) 2着 1:32.3(33.3) 0.1 岩田望来 56 トロヴァトーレ 498
4.11 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(良) 10 4 4 4.2(3人) 8着 1:32.3(33.7) 0.7 岩田望来 56 エンブロイダリー 492
5.17 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 18 3 6 23.3(8人) 7着 1:31.6(33.6) 0.7 岩田望来 56 エンブロイダリー 494
8.16 中京 中京記念 GIII 芝1600m(良) 16 2 3 5.8(2人) 1着 R1:31.1(33.6) -0.1 岩田望来 56 (ミニトランザット) 494
10.11 東京 アイルランドT GII 芝1800m(良) 16 6 11 5.2(2人) 3着 1:44.9(33.6) 0.5 横山和生 56 カムニャック 490
  • タイム欄のRはレコード勝ちを示す。
  • 競走成績は2026年10月11日現在

血統表

ラヴァンダの血統(出典[§ 1])
父系 サンデーサイレンス系/ヘイロー系 [§ 2]
父
シルバーステート
2013 青鹿毛
父の父
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
父の母
*シルヴァースカヤ
2001 黒鹿毛
Silver Hawk Roberto
Gris Vitesse
Boubskaia Nijinsky
Frenetique
母
ゴッドパイレーツ
2014 鹿毛
*ベーカバド
2007 鹿毛
Cape Cross Green Desert
Park Appeal(英語版)
Behkara Kris
Behera
母の母
ゴッドインチーフ
1996 芦毛
*コマンダーインチーフ *ダンシングブレーヴ
Slightly Dangerous
*ファーガーズプロスペクト Chief's Crown
Fager's Glory
母系 (F-No.) ファーガーズプロスペクト(USA)系  (FN: 3-d) [§ 3]
5代内の近親交配 Roberto 5×4
Lyphard 5×5
Hail to Reason 5・5(父内)
Danzig 5・5(母内) [§ 4]
出典
  1. ↑ [29]
  2. ↑ [30][31]
  3. ↑ [29]
  4. ↑ [29]

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 “ラヴァンダ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年10月13日閲覧。
  2. ↑ “競走馬情報 ラヴァンダ”. 日本中央競馬会. 2025年10月13日閲覧。
  3. ↑ 「【メイクデビュー】(京都4R)バンドワゴン産駒のバンドシェルが外から鮮やかに差し切りデビュー勝ち」『ラジオNIKKEI』。2025年10月13日閲覧。
  4. ↑ “レース結果 | 2023年11月26日京都2R | 競馬ブック”. 競馬ブック. 2025年10月13日閲覧。
  5. ↑ 「【阪神JF出走馬決定順】フルゲート18頭に26頭登録 収得賞金400万円で3/10抽選の見込み」『netkeiba.com』。2025年10月13日閲覧。
  6. ↑ 「【つわぶき賞】(中京)バウンシーステップが外から差し切って勝利」『ラジオNIKKEI』。2025年10月13日閲覧。
  7. ↑ 「【こぶし賞】オフトレイルがゴール寸前で差し切り2勝目!」『サンスポZBAT!』。2025年10月23日閲覧。
  8. ↑ 「ラヴァンダは距離延長を歓迎 中村師「状態は問題ない、もっとやれていい馬」/フローラS」『日刊スポーツ』。2025年10月24日閲覧。
  9. ↑ 「【フローラS】6番人気ラヴァンダが2着でオークス切符 岩田望来騎手「力は示してくれた」」『スポーツ報知』。2025年10月24日閲覧。
  10. ↑ 「【サンスポ賞フローラS】2着ラヴァンダもオークスの出走権を獲得」『サンスポZBAT!』。2025年10月24日閲覧。
  11. ↑ 「【ローズS】オークス11着以来のラヴァンダが巻き返しへ 中村調教師「ひと段階、成長してくれていれば」」『スポーツ報知』。2025年10月24日閲覧。
  12. ↑ 「【ローズS】岩田望騎手実りの秋へ ラヴァンダで狙う仏遠征後初の重賞制覇」『サンスポZBAT!』。2025年10月24日閲覧。
  13. ↑ 「【秋華賞1週前】ローズS 7着のラヴァンダに中村師「舞台も対応できると思います」巻き返しに期待」『中日スポーツ』。2025年10月24日閲覧。
  14. ↑ 「【秋華賞・耳より】1週前に自己ベスト更新!ラヴァンダ適距離で巻き返しへ 中村直也調教師「良くなっていると思います」」『東京スポーツ』。2025年10月26日閲覧。
  15. ↑ 「【秋華賞】レースを終えて…関係者談話」『サンスポZBAT!』。2025年10月26日閲覧。
  16. ↑ 「【秋華賞】13番人気ラヴァンダ健闘4着 岩田望「いい競馬をしてくれた」」『スポーツニッポン』。2025年10月26日閲覧。
  17. ↑ 「【府中牝馬S追い切り】格上挑戦のラヴァンダ力強く坂路駆け上がる 僚馬と併走し最後は1馬身先着」『中日スポーツ』。2025年10月26日閲覧。
  18. ↑ 「【難波S】(阪神)馬群を縫って出たサブマリーナがオープン入り」『ラジオNIKKEI』。2025年10月26日閲覧。
  19. ↑ 「【阪神牝馬S】格上挑戦のラヴァンダが鼻+鼻差の3着 岩田望来騎手「最初のポジション取りが…」3連単36万円超」『スポーツ報知』。2025年10月26日閲覧。
  20. ↑ 「【シドニーT】(京都)ランスオブクイーンが荒れた内側を突いて熾烈な攻防を制す」『ラジオNIKKEI』。2025年10月26日閲覧。
  21. ↑ 「【府中牝馬S】「もう1列前で…」ラヴァンダ3着に岩田望来騎手「枠的にも大外だったので厳しかった」」『スポーツ報知』。2025年10月26日閲覧。
  22. ↑ 「【仲秋S】(阪神)力強い末脚をみせたラヴァンダがゴール直前で捉え切る」『ラジオNIKKEI』。2025年10月26日閲覧。
  23. ↑ 「【アイルランドT】ラヴァンダ豪脚炸裂!初代女王 重賞8度目挑戦ついに満開初V 岩田望来騎手「GⅠでも通用する」」『サンスポZBAT!』。2025年10月26日閲覧。
  24. ↑ 「ラヴァンダが重賞初制覇で初代女王!岩田望が信頼「逃げも追い込みもできます」/アイルランドT」『日刊スポーツ』。2025年10月26日閲覧。
  25. ↑ 「【注目馬動向】ラヴァンダはマイルCS本線だがエリザベス女王杯へ参戦も ヤマニンチェルキは来春の中東遠征に照準」『スポーツ報知』。2025年10月26日閲覧。
  26. ↑ 「【エリザベス女王杯】リンクスティップはCデムーロ騎手で出走可能に、ラヴァンダはマイルCSへ」『日刊スポーツ』。2025年11月11日閲覧。
  27. ↑ “ラヴァンダ 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年10月13日閲覧。
  28. ↑ “ラヴァンダの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2025年10月13日閲覧。
  29. 1 2 3 “血統情報:5代血統表|ラヴァンダ”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2025年10月13日閲覧。
  30. ↑ “ラヴァンダ - Lavanda - 競走馬データベース”. 競馬ラボ. 2025年10月19日閲覧。
  31. ↑ “ラヴァンダの血統表|競走馬データ”. netkeiba. 株式会社ネットドリーマーズ. 2025年10月13日閲覧。

外部リンク