ルリハツタケ

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ルリハツタケ
分類
界 : 菌界 Fungi
門 : 担子菌門 Basidiomycota
亜門 : 菌蕈亜門 Hymenomycotina
綱 : 真正担子菌綱 Homobasidiomycetes
目 : ハラタケ目 Agaricales
科 : ベニタケ科 Russulaceae
属 : チチタケ属 Lactarius
種 : ルリハツタケ L. subindigo
学名
Lactarius subindigo Verbeken & E. Horak

ルリハツタケ(Lactarius subindigo Verbeken & E. Horak)は、ベニタケ科のキノコの一種である。中国、インド、パプアニューギニア[1]、日本(本州・四国・九州[2])から知られている。夏から秋にかけて松・楢・椎などの林の地表に発生するが、日本では稀な種である。食用[3]。

従来、ルリハツタケはLactarius indigoに与えられた和名であった[4][5]。ところが、2000年に Lactarius subindigo Verbeken & E. Horak が記載されると、従来ルリハツタケと呼ばれていた種は Lactarius indigo ではなく本種であるとする説が提唱された[6]。詳細はラクタリウス・インディゴ#分類学と命名参照。

形態

傘と柄から構成される。傘は直径5から10センチ[3]。はじめ中央が窪んだ丸山形であるが、のちに扁平に開いて漏斗形となる。傘の上側は湿っていれば粘性を持ち、藍青色[2]。環紋をあらわすが、古くなると褪色し黄緑色となる。傘の下側にはやや密な藍青色の襞があり、傷つくと緑色に変色する[3]。

柄は長さ3から5センチ、傘の上側と同じかやや淡い藍青色。肉は白色。傷つくと藍色の乳液を分泌する[2]。

担子胞子は広楕円形ないし広卵形。長径6.5-8,5マイクロメートル、短径5.5-6マイクロメートル[2]。

脚注

出典

  1. ↑ Lactarius subindigo Verbeken & E. Horak, Global Biodiversity Information Facility
  2. 1 2 3 4 北隆館 2021, p. 388.
  3. 1 2 3 山と渓谷社 2011, p. 396.
  4. ↑ 今関六也、本郷次雄、椿啓介『標準原色図鑑全集第14巻 菌類(きのこ・かび)』保育社、1970年9月25日、122頁。doi:10.11501/1383287。
  5. ↑ 日本菌学会 編『菌類の事典』(初版第1刷)朝倉書店、2013年10月30日、392頁。ISBN 978-4-254-17147-1。
  6. ↑ Jorinde Nuytinck; Steven Miller; Mieke Verbeken (2006). “A taxonomical treatment of the North and Central American species in Lactarius sect. Deliciosi”. Mycotaxon (Ithaca, NY USA: Mycotaxon Ltd) 96: 261–307. ISSN 0093-4666.

参考文献

  • 『スタンダード版 新分類キノコ図鑑』前川二太郎(編著)(初版)、北隆館、2021年7月10日、388頁。ISBN 978-4-8326-0747-7。 
  • 『山渓カラー名鑑 日本のきのこ』今関六也, 大谷吉雄, 本郷次雄(編著)(初版第1刷)、山と渓谷社、2011年12月25日、396頁。ISBN 978-4-635-09044-5。