一休さん(いっきゅうさん)は、室町時代の臨済宗の僧一休宗純の愛称。主に、その生涯に様々な説話を残した事から江戸時代に説話『一休咄』が作られ、頓知で有名となる。
『一休咄』は作者不詳で、世に出たのは一休の遷化から200年余り後の江戸時代前期・元禄年間である。実在の一休が周建を名乗っていた幼少時代に時代が設定される。『一休咄』は民衆の願いを歴史上の人物に仮託した読み物で、一休の事績の他に、一休になぞらえた民間説話や登場人物を他の高僧から一休に置き換えた伝説が数多く挿入されており、史実とは言い難い。
このほかにも、『まんが日本昔ばなし』(1976年 - 1994年、グループ・タック)をはじめ、ウォーカーズカンパニーが製作したOVA『ビデオ絵本』やピーエスジーが販売するOVA『よいこのアニメ館 日本のおとぎ話』、アミューズビデオが製作したDVD「日本のめいさくどうわ」などで「一休さん」のタイトルで扱われた。また、「まんが偉人物語」(1977年 - 1978年)では「一休」のタイトルで扱われている。
頓智噺から「親しみやすい小坊主さん」という一般的イメージを得ている事から、しばしば仏壇店・墓石店など仏教に関係する業種のコマーシャルにオリジナルのアニメーションやイラストで登場する。それ以外でも頓智問答として「一休さん」が出ることもあるほか、前述の東映動画版アニメーションがキャラクターとして使われることも多い。
その他、一休さんのはなおかのものではないアニメーションやイラストも散見する。
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