ごじょうし ウィキデータを編集
五條市
金剛山(近内町から望む)
吉野川(栄山寺橋付近より)
賀名生梅林
五條新町
赤鬼(父鬼)
青鬼(母鬼)
茶鬼(子鬼)
五條市旗
五條市旗
五條市章
五條市章
五條市旗 五條市章
(1958年10月1日制定)
国 日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 奈良県
市町村コード 29207-9
法人番号 1000020292079 ウィキデータを編集
面積 292.02km2
総人口 25,194人 [編集]
(推計人口、2025年2月1日)
人口密度 86.3人/km2
隣接自治体 御所市、吉野郡大淀町、下市町、天川村、黒滝村、野迫川村、十津川村、上北山村
大阪府:河内長野市、南河内郡千早赤阪村
和歌山県:橋本市、伊都郡高野町
市の木 クスノキ
市の花 キキョウ
五條市役所
市長 平岡清司
所在地 〒637-0006
奈良県五條市岡口1丁目3番1号
北緯34度21分23秒 東経135度41分44秒 / 北緯34.35633度 東経135.69558度 / 34.35633; 135.69558座標: 北緯34度21分23秒 東経135度41分44秒 / 北緯34.35633度 東経135.69558度 / 34.35633; 135.69558
市庁舎位置
外部リンク 公式ウェブサイト

五條市位置図

■ ― 市 / ■ ― 町 / ■ ― 村

ウィキプロジェクト
京奈和自動車道(五條道路)から市街を望む

五條市(ごじょうし)は、奈良県南西部の市。南和地域の中心都市。

地理

五條市中心部周辺の空中写真。
2011年11月26撮影の7枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

吉野川(和歌山県では紀の川)流域に位置し、大和国と紀伊国を結ぶ交通の要衝として、また吉野山地への入口として古来より重視されてきた。

吉野川が市の中央を分断するように西流している。金剛山と吉野連山に囲まれており、市街から少し離れると急坂が多くなる。

五條市では地域区分として、市域を1.中央地域、2.北東部地域、3.南部地域、4.西部地域、5.西吉野・大塔地域の5つに分けている[1]。天気予報の発表区分および気象警報・注意報の発表区分では、合併前の五條市域と旧吉野郡西吉野村域は「奈良県全域 > 奈良県北部 > 奈良県五條・北部吉野 > 五條市北部」、旧吉野郡大塔村域は「奈良県全域 > 奈良県南部 > 奈良県南西部 > 五條市南部」であり、合併後も区分変更は行われていないために同じ五條市内で天気予報の発表区分および警報・注意報の発表区分が2つある。いわゆる「平成の大合併」で天気予報の発表区分や気象警報・注意報の発表区分を2つ以上持つ市町村が数多く発生しているが、2011年(平成23年)1月現在、奈良県内ではいずれもこの五條市のみとなっている。なお、衆議院選挙区は現在の五條市全域が「奈良4区」であり、これは合併前と変わっていない。

気候

五條(2006年 - 2020年)の気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
最高気温記録 °C (°F) 17.8
(64)
21.6
(70.9)
25.0
(77)
29.2
(84.6)
32.6
(90.7)
35.7
(96.3)
37.4
(99.3)
37.9
(100.2)
35.7
(96.3)
32.3
(90.1)
26.8
(80.2)
26.8
(80.2)
37.9
(100.2)
平均最高気温 °C (°F) 8.3
(46.9)
9.5
(49.1)
13.8
(56.8)
19.2
(66.6)
24.5
(76.1)
27.0
(80.6)
30.6
(87.1)
32.7
(90.9)
28.1
(82.6)
22.2
(72)
16.2
(61.2)
10.8
(51.4)
20.3
(68.5)
日平均気温 °C (°F) 3.3
(37.9)
4.2
(39.6)
7.6
(45.7)
12.5
(54.5)
17.8
(64)
21.5
(70.7)
25.4
(77.7)
26.5
(79.7)
22.4
(72.3)
16.6
(61.9)
10.6
(51.1)
5.6
(42.1)
14.5
(58.1)
平均最低気温 °C (°F) −1.2
(29.8)
−0.7
(30.7)
1.6
(34.9)
5.9
(42.6)
11.3
(52.3)
16.8
(62.2)
21.3
(70.3)
21.7
(71.1)
17.9
(64.2)
11.8
(53.2)
5.5
(41.9)
0.9
(33.6)
9.4
(48.9)
最低気温記録 °C (°F) −6.2
(20.8)
−7.2
(19)
−4.9
(23.2)
−3.3
(26.1)
0.9
(33.6)
7.5
(45.5)
15.2
(59.4)
13.8
(56.8)
9.4
(48.9)
2.3
(36.1)
−1.8
(28.8)
−5.3
(22.5)
−7.2
(19)
降水量 mm (inch) 58.4
(2.299)
79.2
(3.118)
104.7
(4.122)
96.5
(3.799)
119.2
(4.693)
177.7
(6.996)
215.1
(8.469)
126.2
(4.969)
167.4
(6.591)
171.6
(6.756)
72.9
(2.87)
64.6
(2.543)
1,453.5
(57.224)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 7.9 8.5 10.3 10.3 9.0 11.9 12.8 9.1 10.5 10.3 7.9 8.9 117.2
平均月間日照時間 107.7 115.5 162.4 177.0 201.1 140.2 161.2 209.2 152.4 145.8 132.8 109.2 1,812.8
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[2]

隣接する自治体

地名表記 「五條」か「五条」か

市役所が「五條」を名乗る一方、JR和歌山線の駅名は五条駅と表記されている。こうした中で2002年7月1日、市内で局名に「ごじょう」の付く郵便局5局の表記が一斉に「五条→五條」と改訂された(五條郵便局も参照)。

「五條」表記

「五条」表記

『じょう』の表記についての運動

歴史

古代の宇智郡の地であり、宇智神社を始め、大和に移住させられた阿田隼人が祭った阿陀比売神社(旧・阿陀郷)などの延喜式内社が鎮座する。また栄山寺には奈良時代に藤原仲麻呂が創建した八角堂(国宝)も残る。 南北朝時代の1348年に南朝の本拠地である吉野が陥落した際に、後村上天皇が賀名生(現在の五條市西吉野町)に入り、一時期南朝が置かれた。 1600年に松倉重政が関ヶ原の戦いの論功で領土を与えられ、大和五条藩(現在の五條市二見)が成立、江戸時代に入り1616年に重政が島原藩に移封されるまで存続した。重政は五条藩では城下町である新町(現在の五條新町通り界隈)の振興に努めてその後の繁栄の基礎を作ったが、島原藩移封後は圧政を敷き島原の乱の原因を作った。その後、幕府の天領(幕領、公領)となり、1795年に五條代官所陣屋が設置され、河尻春之が赴任し、以下池田但季、辻守眉、竹内信氓、矢嶋藤蔵、青山秀堅、蓑正路、竹垣直道、小田又七郎、山上定保、内藤忠倫、松永祐貫、鈴木正信(源内)、中村一顎が赴任した。多数の街道や吉野川(紀の川)の水運など交通の便に恵まれ、南大和統治の中心地として栄えた。旧紀州街道に当たる新町通りが街の中心で、現在も往時をしのばせる家屋が多数残っている。 1863年(文久3年)8月17日(旧暦)、天誅組が五條代官所を襲撃、代官鈴木正信(源内)を殺害し倒幕運動の烽火を上げたことでも知られる(天誅組の変)。天誅組の本陣は桜井寺(現在の五條市須恵、本陣交差点の近く)に置かれ、一時「五條仮政府」を名乗った。 明治初年の一時期五條県が置かれた。 1912年9月22日の暴風雨により宇智郡五條町域で2丈3尺(約7m)もの浸水被害があった。[3][出典無効]

沿革

旧五條市役所庁舎(2008年2月撮影)

市域の変遷

明治22年明治24年昭和3年昭和32年昭和34年平成17年現在
奈良県
宇智郡五條市五條市五條市
五條町
野原村野原町
牧野村
北宇智村
宇智村
阪合部村
阿太村南阿太村
大阿太村
南宇智村
吉野郡
大塔村
白銀村西吉野村
賀名生村
宗桧村

行政

市長

市議会

議員:12人[8]

なお、衆議院議員選挙の選挙区は「奈良県第3区」、奈良県議会議員選挙の選挙区は「五條市選挙区」(定数:1)となっている[9]。

経済

産業

市内北東部の住川町には工業団地テクノパーク・ならや五條木材工業団地や、新興住宅地であるエルベタウン五條・ルネッサンスコートなどが、京奈和自動車道五條北インターチェンジや、居伝町には、北宇智工業団地が立地する。 市内北西部には、旧大和団地(現大和ハウス工業)が開発したニュータウンである「南大和ネオポリス」(町名は田園)、「なつみ台ヴェルデステージ」(町名はなつみ台)が広がっている。 商業施設は、ファッションセンターしまむら五條店、イオン五條店、オークワ五條店など、多数の店舗があり、国道24号線沿いに集中して立地している。一方で、国道から外れた五条駅周辺や、市役所周辺の商店街は衰退が著しい。また、その国道も京奈和自動車道五條道路(国道24号バイパス)の開通によって交通量が減少している。2005年4月には、隣接する和歌山県橋本市に地域最大級のショッピングモール(オー・ストリート橋本彩の台)が開業した。

主な事業所

金融機関

農業協同組合

日本郵政グループ

(※2014年6月現在)

  • 五條郵便局(須恵)▲★
  • 北宇智郵便局(住川町)
  • 五條田園郵便局(田園)
  • 五條今井郵便局(今井)
  • 五條須恵(すえ)郵便局(須恵)
  • 大阿太(おおあだ)郵便局(東阿田町)
  • 野原郵便局(野原西)
  • 五條二見郵便局(二見町)
  • 坂合部(さかあいべ)郵便局(中町)
  • 賀名生(あのう)郵便局(西吉野町和田)
  • 白銀(しろがね)郵便局(西吉野町尼ヶ生(あまがしょう))▲★
  • 宗桧(むねひ)郵便局(西吉野町阪巻) ▲
  • 立川渡(たてかわど)郵便局(西吉野町立川渡)
  • 阪本郵便局(大塔町阪本)
  • 辻堂郵便局(大塔町辻堂)▲★
  • 南阿田簡易郵便局(滝町)
  • 木ノ原簡易郵便局(木ノ原町)
  • 奥谷簡易郵便局(西吉野町奥谷)
  • 西日裏簡易郵便局(西吉野町西日裏)

▲印は集配局。

その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、★印の郵便局ではホリデーサービスを実施。

五條市内の郵便番号は以下の通り。

※民営化以前は賀名生郵便局が同区域の集配業務を担当していたが、2007年(平成19年)3月12日付で五條郵便局に移管、現在は窓口業務のみとなっている[11]。

地域

人口

五條市と全国の年齢別人口分布(2005年) 五條市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 五條市
■緑色 ― 日本全国
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
五條市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 41,546人
1975年(昭和50年) 40,892人
1980年(昭和55年) 40,089人
1985年(昭和60年) 39,600人
1990年(平成2年) 39,869人
1995年(平成7年) 40,871人
2000年(平成12年) 39,928人
2005年(平成17年) 37,375人
2010年(平成22年) 34,460人
2015年(平成27年) 30,997人
2020年(令和2年) 27,927人
総務省統計局 国勢調査より

奈良県統計 五條市の人口

※2005年の人口は、五條市・西吉野村・大塔村 合算

大阪都心部に直通する鉄道路線を持つ隣の橋本市、大淀町に比べて交通の便が悪い。両市町ではベッドタウンとして宅地開発が進み人口が急増したのに比べて、五條市の人口は横ばい傾向であった。

国の機関

県の機関

司法機関

生活

消防・救急・救助

医療

教育

高等学校

中学校

小学校

交通

鉄道

スイッチバック構造だった頃の北宇智駅
五條インターチェンジ

奈良県の市で唯一、近畿日本鉄道の路線が通っていない[注釈 2]。

路線バス

コミュニティバス

道路

五條市は大阪府・和歌山県方面、吉野山地方面に向かう道路の結節点になっている。

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

レジャー

明星ヶ岳と周辺の山容

観光

栄山寺八角堂(国宝)
五條新町
五條代官所 長屋門(五條市民俗資料館)

古代から近世に至るまでの史跡が市内に点在する。

遺構

祭り・伝統行事

著名な出身者

五條市を舞台にした作品

シンボルキャラクター

脚注

[脚注の使い方]

注釈

  1. ↑ 今井、上、中、平川、柞原(ほそはら)の各地域で、それ以外の地域(648-03xx)は野迫川郵便局(野迫川村北股)の集配担当。
  2. ↑ ただし、近鉄御所線の近鉄御所から延伸する計画はあったが、実現しなかった。

出典

  1. ↑ 第6章 地域別構想 五條市 (2024年10月31日閲覧)
  2. ↑ “五條 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2025年3月5日閲覧。
  3. ↑ 誰か昭和を思わざる 大正ラプソディー (大正元年)[出典無効]
  4. ↑ 小学館辞典編集部 編『図典 日本の市町村章』(初版第1刷)小学館、2007年1月10日、164頁。ISBN 4095263113。
  5. ↑ ~県内初の国・県・市集約型庁舎に、県南部地域の出先機関が移転~
  6. ↑ “~県内初の国・県・市集約型庁舎に、県南部地域の出先機関が移転~”. 奈良県. 2024年8月22日閲覧。
  7. ↑ “五條市長に初当選 平岡清司氏に当選証書|NHK 奈良県のニュース”. NHK NEWS WEB (2023年4月24日). 2023年4月26日閲覧。
  8. ↑ “○五條市議会議員の定数を定める条例”. 2018年12月16日閲覧。
  9. ↑ 選挙区と定数 奈良県選挙管理委員会
  10. ↑ 柿|五條市で“食べる”|五條市観光協会(2014年10月22日閲覧)
  11. ↑ 「集配拠点等の再編実施局」日本郵政公社近畿支社(当時)2007年2月28日付報道発表資料より。

外部リンク

⌬ Phoenix Mesh CID: 未登録 IPFS未登録 📡 0ピア N=1 CRITICAL PQS A87