十八成浜

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十八成浜
大字
北緯38度21分19.050秒 東経141度29分43.360秒 / 北緯38.35529167度 東経141.49537778度 / 38.35529167; 141.49537778座標: 北緯38度21分19.050秒 東経141度29分43.360秒 / 北緯38.35529167度 東経141.49537778度 / 38.35529167; 141.49537778
国 日本の旗 日本
都道府県 宮城県の旗 宮城県
市町村 石巻市
行政区 十八成[1]
地域 牡鹿地域
人口情報(2024年12月末現在[2])
 人口 114 人
 世帯数 67 世帯
設置日 1889年(明治22年)
4月1日
郵便番号 986-2527[3]
市外局番 0225[4]
ナンバープレート 宮城
町字ID[5] 139000
運輸局住所コード[6] 04501-1828
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十八成浜(くぐなりはま)は、宮城県石巻市牡鹿総合支所管区内にある大字である。旧牡鹿郡牡鹿町大字十八成浜、旧牡鹿郡鮎川町大字十八成浜、旧牡鹿郡鮎川村大字十八成浜、旧牡鹿郡浜方十八成組十八成浜に相当する[7]。郵便番号は986-2527[8]。なお、2020年3月末時点での域内の人口は132人(住民基本台帳より)[2]

概要

十八成浜は鮎川で盛んであった捕鯨の基地、鮎川への物資を中継地点として繁栄していた。また、域内の浜はかつて鳴き砂で知られており、その音から十八成浜と命名されたのだが、現在は防潮堤によって隔てられている[7]。

また、第一次漁港である十八成浜漁港を基地として漁業も盛んであるが、平地が少なく山地が多いため、農業は発達していない。

なお、気仙沼市の気仙沼大島に十八鳴浜という鳴き砂で著名な浜があるが、関連性はない。

歴史

仙台藩政期には大肝煎が住んでいたが、近年では隣接している鮎川浜の商圏となっている。

地理

石巻市の南東部、牡鹿半島の中部に位置し、東は鮎川浜と、西は小渕浜と、北は泊浜と接して、南で石巻湾に面する。

小字

仙台法務局石巻支局の「石巻市登記所備付地図データ」(2024年10月5日時点)およびデジタル庁公表のアドレス・ベース・レジストリの「宮城県町字マスターデータセット」(2024年8月13日時点)および運輸局公表の「東北運輸局宮城運輸支局住所コード表」(2024年11月1日時点)によれば、牧浜の小字は以下の通りである[9][6][5]。なお、町字IDは「宮城県町字マスターデータセット」(2024年8月13日時点)に基づく。

町字ID 大字 小字 出典
町字マスター 運輸局コード 登記
139101 十八成浜 青ノ角 ○ ○ ○
139102 ニテーボ ○ ○ ○
139103 ニテーボ東 ○ ○ ○
139104 ボナラ石 ○ ○ ○
139105 金剛田 ○ ○ ○
139106 金剛畑 ○ ○ ○
139107 坂ノ上 ○ ○ ○
139108 鮫島 ○ ○ ○
139109 三本松 ○ ○ ○
139110 山下 ○ ○ ○
139111 山上 ○ ○ ○
139112 寺下 ○ ○ ○
139113 寺下入 ○ ○ ○
139114 寺山 ○ ○ ○
139115 十八成 ○ ○ ○
139116 清崎山 ○ ○ ○
139117 清崎長谷浜 ○ ○ ○
139118 前田 ○ ○ ○
139119 太田山 ○ ○ ○
139120 大嵐山 ○ ○ ○
139121 中山 ○ ○ ○
139122 中平 ○ ○ ○
139123 白浜 ○ ○ ○
139124 葉ノ木沢 ○ ○ ○
139125 葉ノ木沢入 ○ ○ ○
139126 疣石山 ○ ○ ○

明治期の小字

宮城県各村字調書によると明治17、18年頃の牧浜の小字は以下の通りである[10]。

  • 寺下
  • 中平
  • 前田
  • 坂ノ上
  • 葉ノ木沢
  • 三本松
  • 青ノ角
  • ニテボウ
  • 山下
  • 鮫島
  • 中山
  • 寺山
  • 清崎山
  • 大嵐山
  • 金剛北
  • イボ石山
  • 葉ノ木沢上
  • 日向山
  • 木ナラ山

人口

2024年(令和6年)12月末時点での人口は以下の通りである[2]。

大字小字世帯数男女計
十八成浜 大嵐山 14世帯 14人 12人 26人
太田山 1世帯 1人 0人 1人
清崎山 2世帯 2人 1人 3人
十八成 28世帯 22人 22人 44人
金剛田 6世帯 4人 7人 11人
金剛畑 3世帯 2人 2人 4人
坂ノ上 1世帯 1人 2人 3人
寺山 6世帯 6人 9人 15人
中山 2世帯 2人 0人 2人
葉ノ木沢 1世帯 0人 1人 1人
前田 1世帯 1人 0人 1人
山下 2世帯 2人 1人 3人
合計 67世帯 57人 57人 114人

また、2020年(令和2年)3月末時点での住民基本台帳による年代別・男女別の人口は以下の通りである[2]。

世代男女計
0歳〜4歳 1人 0人 1人
5歳〜9歳 0人 0人 0人
10歳〜14歳 0人 1人 1人
15歳〜19歳 0人 1人 1人
20歳〜24歳 1人 0人 1人
25歳〜29歳 2人 3人 5人
30歳〜34歳 3人 1人 4人
35歳〜39歳 0人 2人 2人
40歳〜44歳 0人 1人 1人
45歳〜49歳 2人 1人 3人
50歳〜54歳 5人 3人 8人
55歳〜59歳 3人 5人 8人
60歳〜64歳 5人 5人 10人
65歳〜69歳 9人 5人 14人
70歳〜74歳 8人 5人 13人
75歳〜79歳 14人 11人 25人
80歳〜84歳 4人 7人 11人
85歳〜89歳 4人 10人 14人
90歳〜94歳 5人 2人 7人
95歳〜99歳 0人 3人 3人
100歳〜 0人 0人 0人

施設

  • 十八成浜ビーチパーク[11]。
  • 陽山寺

文化

  • ハラマシギ - 4月14日に年男が山に入り、カツヌ木(ヌルデ木)をとってきて、長さ30cmくらいに切り、皮をはいで削りかけをつけた棒をハラマシギないしハラメン棒という[12]。家の男の子供の数だけそれを作り、神棚に上げておき、15日の明け方になると子供たちがこの棒をもって家をまわり、玄関や雨戸を叩き、家の中に入って家族の身体を「ハラメ、ハラメ」や「達者で暮らせ」と唱えながら、ハラマシギでたたいたり、こすったりするという風習がある[12]。

交通

鉄道

域内に鉄道は通っていないが、最寄駅は女川駅などが挙げられる。

バス

道路

学区

小学校は石巻市立鮎川小学校へ、中学校は石巻市立牡鹿中学校へと進学する[13]。

東日本大震災

十八成浜での東日本大震災の震度は概ね6弱であったと推測され、2012年時点では域内の犠牲者は5人である[14]。また、126世帯中77世帯(175人)が被災し、40%以上の住民が十八成浜を離れた[15]。

2012年12月時点での域内の世代・男女別の犠牲者・死亡率・当時の人口(2010年国勢調査によるもの)は以下の通りである[14][16]。

世代と性別犠牲者死亡率当時の人口
男性 1人 0.85% 118人
女性 4人 2.78% 144人
15歳未満 0人 0.00% 9人
15〜64歳 0人 0.00% 96人
65歳以上 5人 3.18% 157人
合計 5人 1.91% 262人

関連項目

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 4 宮城県、角川書店、1979年12月1日。ISBN 4040010302。 
  • 牡鹿町誌編纂委員会 編『牡鹿町誌』 上巻、安住重彦、1988年11月20日。 
  • 大石直正, 難波信雄 編『街道の日本史』 7 平泉と奥州道中、吉川弘文館〈1〉、2003年8月20日。ISBN 4642062076。 
  • 平凡社地方資料センター『日本歴史地名大系第4巻 宮城県の地名』平凡社、1998年7月10日。ISBN 4582490042。 

脚注

  1. ↑ “石巻市行政委員規則”. 例規集. 石巻市. 2025年2月3日閲覧。
  2. 1 2 3 4 “第3章 人口”. 石巻市. 2025年1月16日閲覧。
  3. ↑ “郵便番号簿PDF(2024年度版) - 宮城県” (PDF). 日本郵便. 2024年11月20日閲覧。
  4. ↑ “市外局番の一覧”. 総務省. 2023年8月29日閲覧。
  5. 1 2 “日本 町字マスター データセット”. デジタル庁 (2022年3月31日). 2025年1月11日閲覧。
  6. 1 2 “自動車登録関係コード検索システム”. 国土交通省. 2023年8月29日閲覧。
  7. 1 2 牡鹿町誌編纂委員会 1988.
  8. ↑ “郵便番号”. 日本郵便. 2025年1月30日閲覧。
  9. ↑ “石巻市(仙台地方法務局石巻支局)登記所備付地図データ”. G空間情報センター. 一般社団法人社会基盤情報流通推進協議会 (2024年10月5日). 2025年1月11日閲覧。
  10. ↑ 角川日本地名大辞典 1979, p. 883.
  11. ↑ “公式ホームページ”. 十八成浜ビーチパーク. 2023年9月1日閲覧。
  12. 1 2 角川日本地名大辞典 1979, p. 959.
  13. ↑ “小・中学校の学区”. 石巻市. 2021年6月7日閲覧。
  14. 1 2 谷謙二「小地域別にみた東日本大震災被災地における死亡者および死亡率の分布」『埼玉大学教育学部地理学研究報告』第32号、埼玉大学教育学部地理学研究室、2012年、1-26頁、doi:10.24561/00016186、ISSN 0913-2724、NAID 120006388016、2021年10月24日閲覧。
  15. ↑ “大幅に遅れた高台移転事業 市町村には荷が重すぎた” (日本語). WEDGE Infinity: p. 2. (2021年3月2日) 2021年7月4日閲覧。
  16. ↑ “2 災害状況の整理(東日本大震災の災害検証)”. 石巻市. 2021年10月24日閲覧。