定年ゴジラ

ウィキペディアから、無料の百科事典

『定年ゴジラ』(ていねんゴジラ)は、重松清の長編小説。『小説現代』(講談社)に1997年7月号より連載された[1]。重松にとって初の連載小説であった。1998年3月に同社より単行本で出版、2001年2月に、続編となる『帰ってきた定年ゴジラ』を追加収録し、講談社文庫より再出版[1]。

第119回直木賞にノミネートされたが、受賞は逃している。

2001年にはテレビドラマ化された。

概要

大手銀行に42年間勤め定年を迎えた主人公の山崎さんの、定年してからの日々と仲間たちとの交流、そして家庭の中で自分の「居場所」を見つけるまでの苦悩を描く。

題名は、「定年」を自分の中でどう受け入れるか、戸惑い、悩む定年仲間たちが開発当初の団地の模型を踏み潰すシーンから名づけられた[1]。

収録作品

  • 定年ゴジラ
  • ふうまん
  • きのうのジョー
  • 夢は今もめぐりて
  • 憂々自適
  • くぬぎ台ツアー
  • 家族写真
  • 帰ってきた定年ゴジラ (講談社文庫版より追加収録)

書誌情報

テレビドラマ

2001年(2月24日、3月2日、9日)、NHK BS2にてテレビドラマ化された。脚本は田渕久美子。第38回ギャラクシー選奨受賞作品。 同年5月12日~5月26日に地上波でも放映された[2]。

キャスト

舞台

劇団文学座により舞台化された[3]。紀伊國屋サザンシアターにて2009年11月5日から上演[3]。脚本は杉浦久幸。

キャスト

ほか

コミカライズ

三山節子によるコミカライズが、2001年4月10日に秋田文庫(秋田書店)から発売された[4]。

脚注

  1. 1 2 3 ゴジラ365日 2016, p. 177, 「7月1日」
  2. ↑ ゴジラ365日 2016, p. 130, 「5月12日」
  3. 1 2 ゴジラ365日 2016, p. 317, 「11月5日 / 11月6日」
  4. ↑ ゴジラ365日 2016, p. 103, 「4月10日」

参考文献

  • 野村宏平、冬門稔弐『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日。ISBN 978-4-8003-1074-3。 

外部リンク