小池水音

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小池 水音
(こいけ みずね)
生誕 1991年(34 - 35歳)
日本の旗 日本 東京都
職業 小説家
言語 日本語
最終学歴 慶應義塾大学総合政策学部
活動期間 2020年 -
ジャンル 小説
代表作 『息』(2023年)
『あのころの僕は』(2024年)
主な受賞歴 新潮新人賞(2020年)
河合隼雄物語賞(2025年)
デビュー作 「わからないままで」(2020年)
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小池 水音(こいけ みずね、1991年 - )は、日本の小説家。東京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業[1]。

経歴

2020年、「わからないままで」で第52回新潮新人賞を受賞してデビュー[2]。2023年、「息」で第36回三島由紀夫賞候補[3]、同作を表題作とする初の単行本『息』で第45回野間文芸新人賞候補に選ばれる[1]。2025年、「あなたの名」で第38回三島由紀夫賞候補[4]、『あのころの僕は』で第13回河合隼雄物語賞を受賞[5]。

デビュー以来、ライフスタイル誌の編集者として勤務しながら作家活動していたが、2025年春に出版社を退職した[6][7]。

作品

単行本

  • 『息』(新潮社、2023年5月)
    • 息 - 『新潮』2022年10月号
    • わからないままで - 『新潮』2020年11月号
  • 『小説 こんにちは、母さん』(講談社文庫、2023年7月) - ノベライズ
  • 『あのころの僕は』(集英社、2024年9月)
  • 『あなたの名』(新潮社、2025年7月)
    • あなたの名 - 『新潮』2024年12月号
    • 二度目の海 - 『新潮』2024年6月号

アンソロジー収録

  • 「月の砂漠」 - 『ベスト・エッセイ2022』(光村図書出版、2022年8月)
    • 初出:『すばる』2021年2月号
  • 「私たちの喉」 - 『身体を記す』(文藝春秋、2026年9月)

単行本未収録作品

小説

  • 「アンド・ソングス」 - 『新潮』2021年12月号
  • 「承前」 - 『すばる』2026年10月号

エッセイ

  • 「サーモンフライ」[8] - 『群像』2022年2月号
  • 「世界と片手をつなぐこと」 - 『文藝』2024年秋季号
  • 「本の名刺 あのころの僕は」 - 『群像』2025年1月号
  • 「べつの眼差し――『Black Box Diaries』を見て」 - 『文學界』2025年6月号
  • 「ふもとの飛沫」 - 『文學界』2025年11月号
  • 「二つの道は通じている。」 - 『すばる』2026年4月号
  • 「窓を覗く」 - 『文學界』2026年5月号

書評

  • 「影の模様」(カズオ・イシグロ『クララとお日さま』) - 『新潮』2021年7月号
  • 「眼差し 『夜が明ける』西加奈子」[9] - 『新潮』2022年2月号
  • 「そのようにしか語りえなかった声」(ローベルト・ゼーターラー『野原』)[10] - 『波』2022年11月号
  • 「十字架のありか――池澤夏樹『また会う日まで』を読む」 - 『新潮』2023年7月号
  • 「最後で最新の小説。」( 田中慎弥『流れる島と海の怪物』)[11] - 『群像』2023年12月号
  • 「私の書棚の現在地」
    • 「想像の誘惑」(オスタップ・スリヴィンスキー『戦争語彙集』) - 『新潮』2024年4月号
    • 「心の鏡と仕分け箱」(チャールズ・ブコウスキー『勝手に生きろ!(新装版)』) - 『新潮』2024年8月号
    • 「誰もに息づくなにかの実在」(藤田壮眞『わたしは、あなたとわたしの区別がつかない』) - 『新潮』2024年11月号
    • 「「A」の微振動」(ジャン・アメリー『老いについて 反乱と諦念』) - 『新潮』2025年2月号
    • 「休刊と閉園」(『母の友』最終号) - 『新潮』2025年5月号
    • 「スケッチからはじめる」(光嶋裕介『建築のはじまり 光嶋裕介の旅とスケッチ2007–2024』)[12] - 『新潮』2025年8月号
    • 「かつて強く思った」(小山田浩子『作文』) - 『新潮』2025年11月号
    • 「プレースホルダー」(イーユン・リー『自然のものはただ育つ』) - 『新潮』2026年2月号
  • 「距離のもたらす遠さと近さ」(池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』)[13] - 『波』2024年6月号
  • 「そのカフェの景色を」(カーソン・マッカラーズ『哀しいカフェのバラード』) - 『文學界』2025年1月号
  • 「物語について語るときに僕たちの語ること――町屋良平『生活』を読む」 - 『新潮』2025年9月号
  • 「手記が許す暗所」(中村文則『彼の左手は蛇』) - 『群像』2025年12月号
  • 「白い光に目がくらむ」(角田光代『神さまショッピング』) - 『文學界』2026年1月号
  • 「流れを逃れた静けさの果て」(間宮改衣『弔いのひ』) - 『新潮』2026年3月号
  • 「あらゆる要請を逃れる光線」(芝夏子『わたしは社会』) - 『新潮』2026年8月号

対談・往復書簡

  • 「なんでもいいよ、楽しければ。 対談 二階堂高嗣×小池水音」 - 『TVガイドAlpha』2024年4月13日号
  • 「小池水音×又吉直樹 世界と自分のずれを描く」[14] - 『すばる』2024年12月号
  • 「朝比奈秋×小池水音 死を見るもの 死を見たもの 死を書くもの」 - 「文学茶釜(何が出るかな)」2026年8月から連載[15]

脚注

  1. 1 2 “小池水音 | 著者プロフィール”. 新潮社. 2025年7月30日閲覧。
  2. ↑ “(黒板)第52回新潮新人賞”. 朝日新聞. 2020年10月9日. 2023年11月26日閲覧.
  3. ↑ “第36回 三島由紀夫賞 候補作品”. 新潮社コーポレートサイト. 新潮社. 2025年8月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月26日閲覧。
  4. ↑ “第38回 三島由紀夫賞 候補作品”. 新潮社コーポレートサイト. 新潮社. 2025年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年12月26日閲覧。
  5. ↑ “第13回河合隼雄物語賞が決定いたしました!”. 河合隼雄文化財団 (2025年6月2日). 2025年6月3日閲覧。
  6. ↑ “【聞きたい。】小池水音さん 『息』”. Book Bang. 2024年11月9日閲覧。
  7. ↑ “死を前にAIに記憶語る痛み 近未来を描く小池水音さん新刊「あなたの名」”. 読売新聞. 2025年9月25日. 2025年9月27日閲覧.
  8. ↑ “『群像』エッセイ集 | サーモンフライ/小池水音”. tree. 2025年7月30日閲覧。
  9. ↑ “眼差し――西加奈子『夜が明ける』書評”. 「新潮」編集部 note (2022年4月14日). 2025年7月30日閲覧。
  10. ↑ “そのようにしか語りえなかった声 ローベルト・ゼーターラー『野原』 | レビュー”. Book Bang. 2024年3月15日閲覧。
  11. ↑ “田中慎弥が見つめる「近代小説」の最後…小説的な小説の向こうに潜む怪物を釣り上げる”. 講談社 (2023年11月21日). 2025年7月30日閲覧。
  12. ↑ “スケッチからはじめるーー光嶋裕介『建築のはじまり』を読む”. 「新潮」編集部 note (2025年8月27日). 2025年9月27日閲覧。
  13. ↑ “距離のもたらす遠さと近さ 池澤夏樹『ノイエ・ハイマート』”. Book Bang. 2024年9月4日閲覧。
  14. ↑ “『あのころの僕は』刊行記念対談 小池水音×又吉直樹「世界と自分のずれを描く」”. 集英社 文芸ステーション. 2024年11月9日閲覧。
  15. ↑ “連載 死を見るもの 死を見たもの 死を書くもの”. WEB文芸誌 文学茶釜(何が出るかな). U-NEXT (2026年8月19日). 2026年9月24日閲覧。

外部リンク