年表(ねんぴょう、英: timeline タイムライン)は、(歴史上の)出来事を年の順(「年月日」の順、「日付」の順)に記載した表のこと[1]。

年表というのは、(日本語では)すでに起きたこと(=「歴史上のこと」)を、起きた日付で排列(配列)した表のことである[注釈 1]。

種類・分類

冒頭の条件を満たしていれば年表であるので、年表は多種多様であり、さまざまな種類があり、分類法もいくつもある。

テーマ、つまり何に焦点を当てているかで年表を分類することがある。


表に用いられている手法で分類することもある。(ほぼ)文字ばかりの表 / 視覚的効果も多用した表、といった線引きである。

図で表す場合、年表の主題と出来事によって、年表の時間軸はどんな時間スケールでも使うことができる。ほとんどの年表は線形スケールを使用している。図上の距離はそこで表される時間に比例している。この時間スケールは、年表中ので出来事に依存している。地球史の年表は何億年もの期間を表すが、アメリカ同時多発テロ事件のタイムライン(英語版)は数分の間に起きた出来事を表す。地球史年表のような非常に長い期間の年表には、対数スケールの時間軸が用いられる。

教育での利用

年表は、教育的な場面でよく用いられる。歴史上の出来事の前後関係や、各時期の傾向、俯瞰的な概略などを、学習者が掴むのに、年表が手助けとなるからである。

特に図で表した年表の場合、出来事の間隔や(戦争や生涯などの)出来事が起きていた時間の長さ、同時に起きていた出来事などを視覚化することが出来る。

歴史の学習での利用

年表は歴史の学習で特によく用いられる。それにより、時間とともに変化する感覚が伝わるからである。戦争や社会運動は年表の主題としてよく使われる。また、伝記でも使われる。

自然科学での利用

年表は自然科学、特に天文学・生物学・地質学の学習者のために使われる。

他

なお教育者や研究者も、他者を教育するためだけでなく、出来事を整理整頓しなおして自分の理解の助けとするために年表を作ることがある。

縦書き横書きと時間軸

英語、ドイツ語、フランス語などの「横書き」が原則の(圧倒的に多い)言語では、結果として縦方向に伸びてゆくように、古い出来事ほど上に、新しい出来事ほど下になるように構成される。

現代の日本語というのは横書きでも縦書きでも書かれるものなので、そういう言語では年表は、横書き時には縦方向に、縦書き時には横方向に伸びるように構成される。日本語では縦書き時には右から左へと書く習慣なので、縦書き時には、古い出来事は右側に、新しい出来事は左側に配置されることが一般的。

ギャラリー

各年代の項目

各年・各年代を表すページへの年代順の一覧。

1900年以降

19世紀1900年代1900
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1960年代1960196119621963196419651966196719681969
1970年代1970197119721973197419751976197719781979
1980年代1980198119821983198419851986198719881989
1990年代1990199119921993199419951996199719981999
2000年代2000
21世紀200120022003200420052006200720082009
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2020年代2020202120222023202420252026202720282029
2030年代2030203120322033203420352036203720382039

全体

有史以前〜11千年紀10千年紀9千年紀8千年紀7千年紀6千年紀5千年紀4千年紀
紀元前 3千年紀30世紀29世紀28世紀27世紀26世紀25世紀24世紀23世紀22世紀21世紀
2千年紀20世紀19世紀18世紀17世紀16世紀15世紀14世紀13世紀12世紀11世紀
1千年紀10世紀9世紀8世紀7世紀6世紀5世紀4世紀3世紀2世紀1世紀
紀元後 1千年紀1世紀2世紀3世紀4世紀5世紀6世紀7世紀8世紀9世紀10世紀
2千年紀11世紀12世紀13世紀14世紀15世紀16世紀17世紀18世紀19世紀20世紀
3千年紀21世紀22世紀23世紀24世紀25世紀26世紀27世紀28世紀29世紀30世紀
4千年紀以降

脚注

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注釈

  1. ↑ それに対して、まだ起きていないこと、未来の予定などを日付順に記載した表は、(日本語の場合は)「予定表」や「スケジュール表」などと呼ぶ傾向がある。英語では、過去のことを扱う場合でも、未来のことを扱う場合でも、ともかく、時(time)が、線(line)的に並んでいれば、おかまいなしに「timeline」と呼ぶ傾向が、近年強まっている。実は日本語の「年表」という用語にも、「過去でなければならない」という意味の漢字や語根は含まれていない。ただ(時を表すための字である)「年」と(表形式だという意味の字)「表」の組み合わせである。
  2. ↑ 本当は「歴史」と言っても、音楽史もあれば、科学史もあるし、庶民の(権力闘争とは縁遠い)普通の生活の歴史などもあるのだが、なぜか「歴史」と言うと、なぜか「権力史」になりがちで、政治権力や権力者のことばかりに焦点を当てて他を無視しがちである。たとえば100万人で構成された古代国家があった場合でも、権力者やその取り巻きになっているのはわずか数千人程度で、残りの大多数は権力とはほぼ無縁の、平凡な人々である。ごく一部の例外的な人間の権力闘争にばかり焦点が当てられ、残りの大多数の人々の生活や人生の実態に関する記述がないがしろにされてしまっている。このあたりの問題点は、アカデミックな世界でも、ここ数十年、頻繁に指摘されるようになってきている。

出典

  1. ↑ 広辞苑第六版「年表」

関連項目

外部リンク

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