- サファヴィー朝の歴史年表。縦長の色分けされた帯を、主たる要素として配置している。
- アレクサンドロス大王の生涯に焦点を当てた年表。その父のピリッポス2世も記載して、両者の人生が重なっていた時期や、アレクサンドロス大王が成果を上げた時期が大王の人生の中ではどのあたりなのか、を見る人に意識させている。
- ジョゼフ・プリーストリーの『歴史の新図表』(1765年)。縦軸方向には地理的な場所を配置し、見る人の視野を広くさせ、できるだけ世界全体の歴史を、時間・空間ともに俯瞰させよう、という心くばりがある。
年表(ねんぴょう、英: timeline タイムライン)は、(歴史上の)出来事を年の順(「年月日」の順、「日付」の順)に記載した表のこと[1]。
年表というのは、(日本語では)すでに起きたこと(=「歴史上のこと」)を、起きた日付で排列(配列)した表のことである[注釈 1]。
冒頭の条件を満たしていれば年表であるので、年表は多種多様であり、さまざまな種類があり、分類法もいくつもある。
テーマ、つまり何に焦点を当てているかで年表を分類することがある。
表に用いられている手法で分類することもある。(ほぼ)文字ばかりの表 / 視覚的効果も多用した表、といった線引きである。
年表は、教育的な場面でよく用いられる。歴史上の出来事の前後関係や、各時期の傾向、俯瞰的な概略などを、学習者が掴むのに、年表が手助けとなるからである。
特に図で表した年表の場合、出来事の間隔や(戦争や生涯などの)出来事が起きていた時間の長さ、同時に起きていた出来事などを視覚化することが出来る。
年表は歴史の学習で特によく用いられる。それにより、時間とともに変化する感覚が伝わるからである。戦争や社会運動は年表の主題としてよく使われる。また、伝記でも使われる。
年表は自然科学、特に天文学・生物学・地質学の学習者のために使われる。
なお教育者や研究者も、他者を教育するためだけでなく、出来事を整理整頓しなおして自分の理解の助けとするために年表を作ることがある。
英語、ドイツ語、フランス語などの「横書き」が原則の(圧倒的に多い)言語では、結果として縦方向に伸びてゆくように、古い出来事ほど上に、新しい出来事ほど下になるように構成される。
現代の日本語というのは横書きでも縦書きでも書かれるものなので、そういう言語では年表は、横書き時には縦方向に、縦書き時には横方向に伸びるように構成される。日本語では縦書き時には右から左へと書く習慣なので、縦書き時には、古い出来事は右側に、新しい出来事は左側に配置されることが一般的。
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