日本学術会議会長

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日本学術会議会長
President of the Science Council of Japan
現職者
加藤和人(第32代)

就任日 2026年10月
担当機関日本学術会議
任命日本学術会議会員のうちから、総会の決議
任期選任の時から、当該選任後3年以内に到来する会員の任期の末日以後最初に開催される総会において次の会長が選任される時まで
根拠法令日本学術会議法
前身学術研究会議会長
創設1949年1月
初代亀山直人
職務代行者日本学術会議副会長
ウェブサイト会長室|日本学術会議

日本学術会議会長(にほんがくじゅつかいぎかいちょう、英語: President of the Science Council of Japan)は、日本学術会議の長。

2026年(令和8年)10月1日施行の日本学術会議法(令和7年法律第70号)により、日本学術会議は特殊法人に改組された。これにより、日本学術会議が内閣府の特別の機関(内閣府設置法第40条3項[1])でなくなったことから日本学術会議会長についても特別職国家公務員の身分を失った。

※特記がない限り、日本学術会議法(令和7年法律第70号)を「新法」、日本学術会議法(昭和23年第121号)を「旧法」という。

法令

内閣総理大臣小渕恵三(中央)に勧告「地球圏‐生物圏国際協同研究計画(IGBP)の促進について」を手渡す日本学術会議会長吉川弘之(右)(1999年4月12日、総理大臣官邸にて)

現規定

日本学術会議会長は、日本学術会議を代表し、総会の議長を行う他、会議の運営事務を総理する(新法第16条)。

選任および任期

会長は特に優れた研究又は業績があり、人格が高潔で、かつ会議の業務を適切かつ効果的に運営できることができる会員のうちから、総会がその決議により選任する。(新法第21条)

会長の任期は、選任の時から、当該選任後3年以内に到来する会員の任期の末日以後最初に開催される総会において次の会長が選任される時までとする。(新法第21条2項)会長は、会長としての職務の執行が特に優れたものであるときは、1回に限り再任されることができる。(新法第21条3項)

その他

副会長は、会員のうちから、総会の同意を得て、会長が任命する(新法第22条2項)。

役員会は、会長および副会長および役員以外の会員のうちから会長が指名する者をもって組織する(新法18条2項)。

運営助言委員は、会員その他内閣府令で定める者以外の者であって、学術に関する研究の動向及びこれを取り巻く内外の社会経済情勢、産業若しくは国民生活における学術に関する研究成果の活用の状況又は組織の経営に関し広い経験と高い識見を有するもののうちから、会長が任命する(新法第27条3項)。

旧規定(日本学術会議法(昭和23年第121号))

日本学術会議会長は日本学術会議の会務を総理し、日本学術会議を代表する(旧法第9条)。

選任および任期

会長は会員の互選によって選任され(旧法第8条2項)、任期は3年とし再選されることができる(旧法第8条4項)。

その他

日本学術会議の最高議決機関である総会は年2回会長が召集する。また、総会は必要に応じて臨時に召集することができる(旧法第23条2項)。

日本学術会議の副会長は、総会の同意を得たうえで会長が指名する(旧法第8条3項)。日本学術会議の事務局の局長ら職員の任免は会長の申出を考慮して内閣総理大臣が行う(旧法第16条3項)。

日本学術会議連携会員は、優れた研究又は業績がある科学者のうちから会長が任命する(旧法第15条2項)。

名称

英語での表記は「President of the Science Council of Japan」[2]とされている。

歴代会長

日本学術会議会長(日本学術会議法(昭和23年法律第121号))
代氏名 専門就任日退任日期備考
1 亀山直人 化学1949年1月1951年1月第1期
2 1951年1月1954年1月第2期再任
3 茅誠司 物理学1954年1月1957年1月第3期
4 1957年1月1958年4月第4期再任
5 兼重寛九郎 1958年4月1960年1月
6 和達清夫 物理学1960年1月1963年1月第5期
7 朝永振一郎 物理学1963年1月1966年1月第6期
8 1966年1月1969年1月第7期再任
9 江上不二夫 化学1969年1月1972年1月第8期
10 越智勇一 獣医学1972年1月1975年1月第9期
11 1975年1月1978年1月第10期再任
12 伏見康治 物理学1978年1月1981年1月第11期
13 1981年1月1982年10月第12期再任
14 久保亮五 物理学1982年10月1983年5月
15 塚田裕三 神経化学1983年5月1985年7月
16 近藤次郎 航空工学1985年7月1988年7月第13期
17 1988年7月1991年7月第14期再任
18 1991年7月1994年7月第15期再任
19 伊藤正男 生理学1994年7月1997年7月第16期
20 吉川弘之 工学1997年7月2000年7月第17期
21 2000年7月2003年7月第18期再任
22 黒川清 医学2003年7月2005年9月第19期
23 2005年10月2006年9月第20期再任
24 金澤一郎 医学2006年10月2008年9月
25 2008年10月2011年6月第21期再任
26 広渡清吾 法学2011年7月2011年9月
27 大西隆 工学2011年10月2014年9月第22期
28 2014年10月2017年9月第23期再任
29 山極壽一 人類学2017年10月2020年9月第24期
30 梶田隆章 物理学2020年10月2023年9月第25期
31 光石衛 工学2023年10月2026年9月第26期
日本学術会議会長(日本学術会議法(令和7年法律第70号))
32 加藤和人 基礎医学、健康・生活科学2026年10月(現職)第27期

脚注

注釈 

出典 

  1. ↑ 令和8年9月30日まで
  2. ↑ Takashi Onishi, "Message from Professor Takashi Onishi, President of SCJ", Science Council of Japan - President's Room, Science Council of Japan.


外部リンク