日野瑛太郎

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日野 瑛太郎
生誕 (1985-07-14) 1985年7月14日(41歳)
日本の旗 茨城県
職業 小説家
言語 日本語
国籍 日本の旗 日本
最終学歴 東京大学大学院工学系研究科修士課程
活動期間 2024年 -
ジャンル ミステリ
主な受賞歴 江戸川乱歩賞(2024年)
デビュー作 「フェイク・マッスル」
配偶者 既婚[1]
公式サイト 日野瑛太郎 (@hino_eitaro) - X(旧Twitter)
ウィキポータル 文学
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日野 瑛太郎(ひの えいたろう[2]、1985年[3]7月14日[4] - )は、日本のブロガー、小説家。

茨城県生まれ[2]。186cm、71kg、A型[2]。日本推理作家協会会員[4]。

経歴

茨城工業高等専門学校、東京大学工学部卒業。同大学院工学系研究科修士課程修了[2][3]。

大学時代には出資型コンペ企画の募集に応募し、大学の友人、友人の先輩の三人でゲーム会社を立ち上げた。数か月後に危機に陥ったときに、後輩で後に作家となる白川尚史がバイトで入る。売上が立つようになったが安泰とは言えず、就活の時期が近づいていたこともあり、会社から離脱。会社はその後空中分解した[5]。

IT関連企業に入るも、激務でプライベートと仕事との境目が無い状態となり、2012年に「脱社畜ブログ」を開設(現在は非公開)。月間約50万PVの反響を呼び、ブログの収入が伸びたこともあり2年で会社を辞める[6]。フリーランスとなったところ、別の人と起業した白川に誘われPKSHA Technologyへ入社[5][7][8]。

日本人の働き方に関する実用書を数冊著したが[6]、書けることや書き方にあらかじめ縛りがあって窮屈に感じていた。2013年に大沢在昌の『売れる作家の全技術』と高野和明の『13階段』を読んで「ミステリー系なら乱歩賞」と目標を決め、フィクションを書き始めた[9][10]。

2020年度より江戸川乱歩賞に足かけ5年にわたって応募を続け、史上初となる4作連続の最終候補となる「フェイク・マッスル」で、2024年に第70回江戸川乱歩賞を受賞し小説家デビュー[3][9][11]。

人物

  • 本格ミステリーよりも、そのシチュエーションで人間がどうしていくか、という話に興味があるという。「安易に殺すのはまずいと思って」おり、江戸川乱歩賞に応募した作品は人が1人も殺されていない[12]。
  • 好きな作家は奥田英朗で、中でも『サウスバウンド』と『空中ブランコ』を好きな作品に挙げている。奥田のような幅広い作風を持ち、どの作品も全部面白い小説家になるのが目標と語っている[12]。

作品

小説

実用書

  • 脱社畜の働き方(2013年10月 技術評論社)
  • あ、「やりがい」とかいらないんで、とりあえず残業代ください。(2014年1月 東洋経済新報社)
  • 定時帰宅。「働きやすさ」を自分でつくる仕事術(2014年8月 大和書房)
  • はい。作り笑顔ですが、これでも精一杯仕事しています。(2020年4月 KADOKAWA)

アンソロジー

「」内が日野の作品

  • 新しい法律ができた(2025年5月 講談社)「推し活制限法」
  • 5分後にお風呂に入りたくなる! 湯けむり文学(2026年6月 講談社)「そして誰も風呂に入らなくなった」

雑誌掲載

小説

  • 「一億円集めた猫」 - 『小説現代』2025年1月・2月合併号
  • 「上司ガチャ」 - 「小説丸 超短編!大どんでん返しExcellent」2025年1月13日[13]
  • 「化学反応」 - 『小説現代』2026年11月号

エッセイ・コラムなど

  • 「ネタバレ嫌い」 - 『小説すばる』2024年12月号
  • 「わたしの東京」 - 『小説新潮』2024年12月号
  • 「「清澄白河がカフェの聖地に!?」と驚愕 作家・日野瑛太郎が「東京の中の故郷」と呼ぶ街の変化…実際に見に行ってみると」 - 「デイリー新潮」2025年2月5日[14]

対談・インタビュー

  • 「日野瑛太郎さん『フェイク・マッスル』*PickUPインタビュー*」 - 「小説丸」2024年9月20日[12]
  • 「第70回江戸川乱歩賞受賞作『フェイク・マッスル』刊行記念 日野瑛太郎×白川尚史 同窓対談」 - 『小説現代』2024年10月号
  • 「ノベル ダヴィンチ 発表!第70回江戸川乱歩賞&第77回推理作家協会賞 [インタビュー] 霜月流 / 日野瑛太郎」 - 『ダ・ヴィンチ』2025年2月号

脚注

出典

  1. ↑ @hino_eitaro「妻から受賞祝いに花をもらいました。ありがとう!!」2024年5月12日。2026年5月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2026年5月25日閲覧。
  2. 1 2 3 4 橋本紀子 (2024年9月1日). “《江戸川乱歩賞受賞》日野瑛太郎氏『フェイク・マッスル』インタビュー「小学生の頃に自分の書いた話をみんなが喜んでくれた時の感覚が僕の求める全て」”. NEWSポストセブン. 小学館. 2024年9月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月25日閲覧。
  3. 1 2 3 『70年目の大収穫!江戸川乱歩賞受賞作『フェイク・マッスル』発売開始!』(プレスリリース)講談社、2024年8月21日。2026年5月25日閲覧。
  4. 1 2 “会員名簿 日野瑛太郎”. 日本推理作家協会. 2026年5月27日閲覧。
  5. 1 2 あわいゆき (2024年8月30日). “東大からの学生起業……「エリートコース」を歩む二人が小説家として出会い直す奇跡”. 現代ビジネス. 講談社. 2024年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月25日閲覧。
  6. 1 2 信原一貴 (2017年1月23日). “ゾンビのように広がる長時間労働 「脱社畜ブログ」が決めた撤退基準”. withnews. 2025年2月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月25日閲覧。
  7. ↑ “取締役山田尚史、第 22 回『このミステリーがすごい!』大賞で大賞受賞” (PDF). マネックスグループ (2023年10月2日). 2026年6月24日閲覧。
  8. ↑ 三浦香代子 (2023年12月27日). “マネックス取締役・山田尚史 『このミス』大賞受賞の秘訣”. 日経BOOKプラス. 2026年6月24日閲覧。
  9. 1 2 橋本紀子 (2024年9月1日). “《江戸川乱歩賞受賞》日野瑛太郎氏『フェイク・マッスル』インタビュー「小学生の頃に自分の書いた話をみんなが喜んでくれた時の感覚が僕の求める全て」”. NEWSポストセブン. 小学館. 2024年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月25日閲覧。
  10. ↑ “会報2024年11月号 入会のご挨拶”. 日本推理作家協会 (2025年1月22日). 2026年5月27日閲覧。
  11. ↑ “江戸川乱歩賞に霜月流さん「遊郭島心中譚」と、日野瑛太郎さん「フェイク・マッスル」”. 産経ニュース. 産経新聞 (2024年5月10日). 2026年5月25日閲覧。
  12. 1 2 3 瀧井朝世 (2024年9月20日). “日野瑛太郎さん『フェイク・マッスル』*PickUPインタビュー*”. 小説丸. 小学館. 2026年5月27日閲覧。
  13. ↑ “▽▷△超短編!大どんでん返しExcellent▼▶︎▲ 日野瑛太郎「上司ガチャ」”. 小説丸. 小学館 (2025年1月13日). 2026年5月25日閲覧。
  14. ↑ “「清澄白河がカフェの聖地に!?」と驚愕 作家・日野瑛太郎が「東京の中の故郷」と呼ぶ街の変化…実際に見に行ってみると(全文)”. デイリー新潮 (2025年2月5日). 2025年2月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2026年5月25日閲覧。