普通科連隊

普通科(ふつうか、英: Infantry)は、陸上自衛隊における職種の一つで、軍隊における歩兵科相当の呼称である。陸上自衛隊の中では最も基本となる職種であり、人員も多い。職種標識の色は赤。
概要
普通科連隊など普通科を基幹とする部隊は、師団等あるいは諸職種連合部隊(戦闘団等)の基幹部隊となり、各種戦術行動において主として近接戦闘により敵を撃破または捕捉し、あるいは必要な地域を占領確保するのを任務とする。
20式5.56mm小銃、89式5.56mm小銃、06式小銃てき弾やミニミ軽機関銃など小火器による直接照準火力、L16 81mm 迫撃砲や120mm迫撃砲 RTなど迫撃砲による間接射撃火力、中距離多目的誘導弾や01式軽対戦車誘導弾など対戦車兵器による対機甲火力、そして、普通科隊員による近接戦闘能力を備えている。各種車両または徒歩で行動し、いわゆる機械化歩兵部隊、あるいはヘリボーン部隊等として行動することもある。また、空挺部隊や水陸両用部隊の骨幹をなす職種でもある。
教育課程
自衛官候補生として入隊した任期制隊員は、3か月間の「自衛官候補生教育」を経て2等陸士に任官し、各職種部隊での「新隊員特技課程」に進む[1]。普通科連隊が後期教育で行う「基本特技」の課程には「基本軽火器」と「基本迫撃砲」の二種類があるが、主力は当然前者である[2]。
基本軽火器特技は、小銃手、84mm無反動砲装填手や機関銃副射手として必要な知識および技能を修得させ、当該特技職に必要な資質を養うものであり、特技番号は11101である[2]。
一方、基本迫撃砲特技は、迫撃砲手および弾薬手として必要な知識および技能を修得させ、当該特技職に必要な資質を養うものであり、特技番号は11201である[2]。
いずれも、一人前になるためには更に練成訓練や陸士特技課程の履修が必要である[2]。
指揮官教育は、警察予備隊・保安隊においては久留米駐屯地の普通科学校で行われていた[3]。その後、1954年(昭和29年)の陸上自衛隊の発足とともに、習志野駐屯地の特科学校および相馬原駐屯地の特車教育隊と統合して富士学校が設置されて[3]、以後、普通科の専門・特技教育は、野戦特科や機甲科とともに統轄して行われるようになった[4]。幹部初級課程(BOC)、幹部上級課程(AOC)、幹部特修課程(FOC)は、普通科部・特科部・機甲科部に共通する教育課程として行われる[3]。一方、幹部特技課程は職種ごとに行われている[3]。
部隊配置
主な普通科部隊の配置。
北部方面隊【北海道地方】
東北方面隊【東北地方】
東部方面隊【関東地方・甲信越地方・静岡県】
中部方面隊【近畿地方・静岡県を除く東海地方・北陸地方・中国・四国地方】
西部方面隊【九州・沖縄地方】
陸上総隊直轄部隊
普通科連隊
普通科連隊(ふつうかれんたい)は、師団等隷下の普通科の編制単位である。第1から第52までの52個の番号付き連隊が編成されている。
管区隊隷下の普通科連隊(警察予備隊~陸上自衛隊)
警察予備隊では、同時期のアメリカ陸軍の3単位制歩兵師団に準拠した管区隊4個を基本作戦単位としており、その基幹となる普通科連隊も、アメリカ陸軍の歩兵連隊に準じた編制を採用していた[5][6]。下記のように隷下には戦車部隊(特車中隊)や工兵部隊(工作補給小隊)もいるほか、幕僚もおり、日本陸軍出身者からするとミニ師団というべき贅沢な編制であった[5]。3個普通科大隊隷下の小銃中隊・重火器中隊および連隊長直轄の重迫撃砲中隊・特車中隊には通し番号が振られており、重火器中隊が第4・8・12中隊、重迫撃砲中隊が第13中隊、特車中隊が第14中隊であった[6]。豊富な無反動砲・迫撃砲と車両装備も日本陸軍出身者にとっては印象的だったが、一部の装備は警察予備隊時代には充足しなかった[5][6]。
- 警察予備隊時代の編制
- 普通科連隊(3,210名)
この編制は保安隊でも踏襲されたが、陸上自衛隊への移行の際に、普通科連隊の第14中隊(特車中隊)の廃止や小銃中隊の火器小隊の迫撃砲小隊への改編(57mm無反動砲の廃止)、連隊本部中隊および管理中隊の圧縮などが行われた[7]。また陸上自衛隊では、10個作戦単位の整備を目指して管区隊を6個に増設するとともに、これを補完する4個混成団の編成に着手した[7]。
なお発足当時は普通科など付かずに単に「第〇連隊」と称されていたが、職種が制定されたことで「普通科第〇連隊」と称されるようになり、陸上自衛隊への移行とあわせて「第〇普通科連隊」と称されるようになった[8]。
- 管区隊隷下の普通科連隊の一覧
※移駐、所属の変更が頻繁に行われているため陸上自衛隊発足後の最初の編成地、所属を記載する。
- 第1普通科連隊(練馬駐屯地)第1管区隊
- 第2普通科連隊(新発田駐屯地)第1管区隊
- 第3普通科連隊(名寄駐屯地)第2管区隊
- 第4普通科連隊(帯広駐屯地)第2管区隊
- 第5普通科連隊(青森駐屯地)第1管区隊
- 第6普通科連隊(美幌駐屯地)第2管区隊
- 第7普通科連隊(福知山駐屯地)第3管区隊
- 第8普通科連隊(海田市駐屯地)第3管区隊
- 第9普通科連隊(善通寺駐屯地)第3管区隊
- 第10普通科連隊(大村駐屯地)第4管区隊
- 第11普通科連隊(小月駐屯地(現・海上自衛隊小月航空基地))第4管区隊
- 第12普通科連隊(鹿屋駐屯地(現・海上自衛隊鹿屋航空基地))第4管区隊
- 第13普通科連隊(松本駐屯地)
- 第14普通科連隊(水島駐屯地(廃止))第1管区隊
- 第15普通科連隊(善通寺駐屯地)
- 第16普通科連隊(大村駐屯地)
- 第17普通科連隊(小月駐屯地(現・海上自衛隊小月航空基地))第4管区隊
- 第18普通科連隊(東千歳駐屯地)
- 第19普通科連隊(福岡駐屯地)第4管区隊
- 第20普通科連隊(青森駐屯地)
- 第21普通科連隊(高田駐屯地)第6管区隊
- 第22普通科連隊(南仙台駐屯地(現・仙台駐屯地))第6管区隊
混成団隷下の普通科連隊
10個作戦単位の整備を目指して管区隊を6個に増設するとともに、これを補完する4個混成団の編成に着手した[7]。当初、これは機動運用を前提とした機械化部隊とする予定であったが、装備品を確保できず、結局は管区隊の単なる縮小版となった[7]。管区隊では3個ある普通科連隊が混成団では1個のみになったため、予備兵力確保のため普通科大隊が4個に増設されたほか、普戦協同の観点から特車中隊が普通科連隊の隷下に入った[7]。1961年(昭和36年)2月には第7混成団の機械化改編に伴い、4個普通科中隊を基幹とした編制で改編(第11普通科連隊)、新編(第23普通科連隊、第24普通科連隊)された。これに続き、同様の編制をとっていた他の普通科連隊も改編および普通科連隊の新編が行われた。
- 混成団隷下の普通科連隊の一覧
- 第18普通科連隊(真駒内駐屯地)第7混成団:4個普通科大隊、1個特車中隊基幹。
- 1956年(昭和31年)1月25日:第7混成団新編に伴い、隷下に編入。第4大隊および特車中隊が編成完結。
- 第12普通科連隊(国分駐屯地)第8混成団:4個普通科大隊、1個特車中隊基幹。
- 1956年(昭和31年)1月26日:第8混成団新編に伴い、隷下に編入。第4大隊および特車中隊が編成完結。
- 第5普通科連隊(八戸駐屯地)第9混成団:4個普通科大隊、1個特車中隊基幹。
- 1957年(昭和32年)2月21日:第9混成団新編に伴い、隷下に編入。
- 第14普通科連隊(金沢駐屯地)第10混成団:4個普通科大隊、1個特車中隊基幹。
- 1958年(昭和33年)6月26日:第10混成団新編に伴い、隷下に編入。
- 第11普通科連隊(東千歳駐屯地)第7混成団(機械化):4個普通科中隊、重迫撃砲隊基幹。1961年(昭和36年)2月22日(改編)から
- 第23普通科連隊(東千歳駐屯地)第7混成団(機械化):4個普通科中隊、重迫撃砲隊基幹。1961年(昭和36年)2月28日(新編)から
- 第24普通科連隊(真駒内駐屯地)第7混成団(機械化):4個普通科中隊、重迫撃砲隊基幹。1961年(昭和36年)2月28日(新編)から
師団隷下の普通科連隊
13個師団体制の時代
1961年(昭和36年)度より、6個管区隊・4個混成団体制から13個師団体制へと移行するにあたり、普通科連隊の編制も大規模に改訂された[7]。従来の普通科連隊は、3単位制の管区隊にあわせて編制が大規模になっていたため、隘路を一夜の機動で通過しきれない場合があるなど、小規模な平地が点在する日本の国土・地形の特性に不適な面が指摘されていた[7]。このことから、13個師団体制においては4単位制を基本とするように変更し、連隊を増設する一方で、個々の連隊の規模を縮小することとなった[7]。
普通科連隊における最大の変更点が大隊結節の消失で[7]、連隊長が4個普通科中隊、本部管理中隊、重迫撃砲中隊を直轄する編制となった[6]。大隊の隷下にあった重火器中隊も消失し、機関銃は小銃分隊に組み入れられ、81mm迫撃砲は迫撃砲小隊に引き継がれ、無反動砲小隊も装備を106mm無反動砲に更新して小銃中隊の隷下に入った[6][7]。これらの改編に伴って小銃中隊は普通科中隊、小銃分隊は小銃班と改称された[6][7]。
この改編によって人員数はほぼ半減し、通信機能の強化もあって軽快な運用が可能となった[6][7]。連隊単位での戦闘能力の低下には不満もあり、旧陸軍の軍人からは「増強歩兵大隊」とも揶揄されたが、実際には師団の戦車・特科部隊などを配属されて連隊戦闘団(RCT)として行動することもあって、時間が経つに連れて不満は薄れていった[6]。
その後、小銃小隊の3.5インチロケット発射筒は89mmロケット発射筒、ついで84mm無反動砲へと更新されていった[7]。また普通科中隊の無反動砲小隊に装備されていた106mm無反動砲が対戦車ミサイルに更新されると、部隊名は対戦車小隊に変更された[9]。更に、後に対戦車隊が廃隊となった師団では、その機能は普通科連隊に組み込まれ、連隊の下にも対戦車中隊が編成されていった[6]。
- 13個師団体制時代の編制[7]

- 普通科連隊(約1,200名)
- 連隊本部
- 本部管理中隊
- 中隊本部
- 連隊本部班
- 人事班
- 管理整備小隊
- 施設作業小隊
- 情報小隊:オートバイとジープを有する斥候部隊で、1967年(昭和42年)度からはレーダーの装備も開始した。
- 通信小隊
- 衛生小隊
- 対射撃分隊
- 4個普通科中隊
- 中隊本部
- 4個小銃小隊
- 無反動砲小隊(106mm無反動砲4門)
- 迫撃砲小隊(81mm迫撃砲4門)
- 重迫撃砲中隊
- 中隊本部
- 4個小隊(107mm重迫撃砲3門)
9個師団体制の時代
冷戦終結などの内外情勢の変化を受けて、1995年(平成7年)に閣議決定された防衛計画の大綱(07大綱)に基づき、陸上自衛隊は9個師団体制へ移行するとともに、各作戦単位は機能別に分化することになった[6]。北海道の部隊はあらゆる事態に対応しうる編制を維持した「総合近代化師団」とされる一方、それ以外の地域の部隊は重装備を効率化した「即応近代化師団」とされ、後者については特に地域の特性にあわせた政経中枢タイプと離島タイプも派生した[10]。
これらの普通科連隊では普通科中隊のうち1個が装甲化されており、即応近代化師団においては軽装甲機動車、総合近代化師団では96式装輪装甲車が用いられる[10]。その他の中隊も、高機動車によって自動車化されている[10]。政経中枢タイプの即応近代化師団については、2002年(平成14年)に第1師団が改編される際、隷下の普通科連隊の重迫撃砲中隊を廃止する一方、普通科中隊を5個に強化した[6][8]。ただし重迫撃砲中隊の廃止は師団の固有火力の絶対的な低下を招いたことから、2006年(平成18年)に第3師団が政経中枢タイプ即応近代化師団に改編された際には重迫撃砲中隊の廃止は行われず、第5普通科中隊の純増という形で改編された[11]。また第1師団でも、廃止された第6地対艦ミサイル連隊の要員を充てる形で、2011年(平成23年)には重迫撃砲中隊を復活させた[8]。
地域配備師団の普通科連隊の一覧 第1師団、第3師団の普通科連隊には、1個普通科中隊が増強されている。
- 第1普通科連隊(練馬駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第5普通科連隊(青森駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第7普通科連隊(福知山駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第14普通科連隊(金沢駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第16普通科連隊(大村駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第21普通科連隊(秋田駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第32普通科連隊(大宮駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第34普通科連隊(板妻駐屯地)第1師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第33普通科連隊(久居駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第35普通科連隊(守山駐屯地)第10師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第39普通科連隊(弘前駐屯地)第9師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第36普通科連隊(伊丹駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第37普通科連隊(信太山駐屯地)第3師団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第40普通科連隊(小倉駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第41普通科連隊(別府駐屯地)第4師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
機動師団の普通科連隊の一覧
- 第12普通科連隊 (国分駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第20普通科連隊(神町駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第25普通科連隊(遠軽駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第26普通科連隊(留萌駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第43普通科連隊 (都城駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第44普通科連隊(福島駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
機甲師団の普通科連隊の一覧
- 第11普通科連隊(東千歳駐屯地)第7師団:6個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
旅団隷下の普通科連隊
07大綱に基づく9個師団体制への移行に伴い、4個師団が旅団に縮小改編されるとともに、13個師団体制下で新編されていた2個混成団も旅団に改編された[12]。旅団の下の結節としては、当初は2等陸佐を指揮官とする普通科大隊4個を配置することも検討されたが、結局は1等陸佐を指揮官とする普通科連隊が存続することになった[13]。これは旅団の基幹となる戦術単位として、戦闘団を編成して行動する場合に、2等陸佐では諸職種連合部隊の指揮に不安が残ると判断されたためとされる[13]。
旅団隷下の普通科連隊は「普通科連隊(軽)」と通称され、普通科中隊は3個に削減されたほか、重迫撃砲中隊も廃止されて本部管理中隊に重迫撃砲小隊を組み込む形となっており[6]、定員は600-700名に削減されている[10]。2004年(平成16年)に第5師団が旅団に縮小改編された際には、同旅団隷下の第4・6・27普通科連隊だけは4個普通科中隊を基幹としており、定員約750名と、他の連隊よりも100名多かったが、2011年(平成23年)の総合近代化旅団への改編時に他の旅団と同様に削減された[14]。一方、第14旅団が機動旅団に改編される際に、その隷下の第50普通科連隊には重迫撃砲中隊が再編された[15]。第12旅団の改編の際にも第2・第13・第30普通科連隊に重迫撃砲中隊が再編された。
- 地域配備旅団の普通科連隊(軽)の一覧
第51普通科連隊のみ重迫撃砲中隊が増強されている。
- 第8普通科連隊(米子駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第17普通科連隊(山口駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第46普通科連隊(海田市駐屯地)第13旅団:3個普通科中隊基幹
- 第51普通科連隊(那覇駐屯地)第15旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 機動旅団の普通科連隊(軽)の一覧
本州配備の機動旅団には旅団固有の野戦特科部隊が無いため、重迫撃砲中隊が増強されている。
- 第2普通科連隊(高田駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第4普通科連隊(帯広駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹
- 第13普通科連隊(松本駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第18普通科連隊(真駒内駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹
- 第27普通科連隊(釧路駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹
- 第28普通科連隊(函館駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹
- 第30普通科連隊(新発田駐屯地)第12旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第50普通科連隊(高知駐屯地)第14旅団:3個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 通常編制の普通科連隊に改編された普通科連隊(軽)の一覧
新編時は第47普通科連隊は第13旅団の、第48普通科連隊は第12旅団の隷下にあったが方面混成団の隷下に移管された。
方面混成団隷下の普通科連隊
方面混成団隷下の普通科連隊は即応予備自衛官を主体として構成されるコア部隊で通常の編成から改編された連隊とコア部隊として新編された連隊がある。東北方面混成団新編以降、1個普通科連隊を有する方面混成団が各方面隊隷下に編成された。連隊の編制は、方面混成団へ異動するまでは所属する師団・旅団の普通科連隊と同じであったが、逐次師団普通科連隊と同等の編制に増強改編されている。また、一部の連隊は隷下の普通科中隊を別の駐屯地へ分派している。2013年(平成25年)3月26日には東部方面混成団に第12旅団隷下の第48普通科連隊(コア部隊)が、2014年(平成26年)3月26日には中部方面混成団に第10師団隷下の第49普通科連隊(コア部隊)が、2018年(平成30年)3月27日には西部方面混成団に第8師団隷下の第24普通科連隊(コア部隊)が編合され東部、中部、西部の各方面混成団は2個普通科連隊を有することとなった。
- 方面混成団普通科連隊の一覧
一部の連隊は、隷下の普通科中隊を即応予備自衛官の出頭駐屯地に配置している。
- 第19普通科連隊(福岡駐屯地)西部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第24普通科連隊(えびの駐屯地)西部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第31普通科連隊(武山駐屯地)東部方面混成団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第38普通科連隊(多賀城駐屯地)東北方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第47普通科連隊(海田市駐屯地)中部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第1普通科中隊(善通寺駐屯地)
- 第48普通科連隊(相馬原駐屯地)東部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第49普通科連隊(豊川駐屯地)中部方面混成団:5個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第52普通科連隊(真駒内駐屯地)北部方面混成団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹
- 第2普通科中隊(旭川駐屯地)
- 第3普通科中隊(帯広駐屯地)
即応機動連隊に改編された普通科連隊の一覧
- 第3普通科連隊(名寄駐屯地)第2師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2022年3月16日、第3即応機動連隊に改編。
- 第6普通科連隊(美幌駐屯地)第5旅団:3個普通科中隊基幹。2023年3月16日、第6即応機動連隊に改編。
- 第10普通科連隊(滝川駐屯地)第11旅団:3個普通科中隊基幹。2019年3月26日、第10即応機動連隊に改編。
- 第15普通科連隊(善通寺駐屯地)第14旅団:3個普通科中隊基幹。2018年3月27日、第15即応機動連隊に改編。
- 第22普通科連隊(多賀城駐屯地)第6師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2019年3月26日、第22即応機動連隊に改編。
- 第42普通科連隊(北熊本駐屯地)第8師団:4個普通科中隊、1個重迫撃砲中隊基幹。2018年3月27日、第42即応機動連隊に改編。
廃止された普通科連隊の一覧
対戦車隊および対舟艇対戦車隊
方面隊または師団直轄の対機甲戦闘を専門として編成される、無反動砲や誘導弾を用いて戦車、装甲車、舟艇などの撃破を行う部隊である。かつては師団隷下に対戦車隊が編成されたが、順次廃止された。隊長は2等陸佐が充てられ、隊旗は赤の大隊旗を使用する。
対舟艇対戦車隊の一覧
対戦車中隊
中隊編制の普通科の対戦車部隊については、旅団隷下や師団の対戦車隊の廃止に伴って普通科連隊隷下に編成されたが順次廃止された。隊長は3等陸佐が充てられる。26中期防以降は離島奪還任務において対機甲火力を増強することを目的として、水陸機動団隷下の水陸機動連隊において編成された。
普通科の中隊
小銃中隊
小銃中隊(しょうじゅうちゅうたい)は、中隊本部、3個小銃小隊(3個小銃分隊、火器分隊(3.5インチロケット発射筒1門装備))、火器小隊(60mm迫撃砲3門、57mm無反動砲3門装備)からなる陸上自衛隊の普通科部隊である。普通科大隊の隷下で主要部隊として近接戦闘等を行う。陸上自衛隊初期には、普通科連隊は隷下に大隊の結節を持つ編制をしていて普通科大隊に3個の小銃中隊が重火器中隊とともに第1・2・3・5・6・7・9・10・11中隊として隷属していた。
重火器中隊
重火器中隊(じゅうかきちゅうたい)は、中隊本部、第1小隊(機関銃8丁装備)、第2小隊(75mm無反動砲4門装備)、第3小隊(81mm迫撃砲4門装備)からなる陸上自衛隊の普通科部隊である。普通科大隊の隷下で主要部隊として火力戦闘等を行う。陸上自衛隊初期には、普通科連隊は隷下に大隊の結節を持つ編制をしていて普通科大隊に重火器中隊が3個の小銃中隊とともに第4・8・12中隊として隷属していた。
普通科中隊
普通科中隊(ふつうかちゅうたい)は、中隊長に3等陸佐が充てられ、中隊本部、数個の小銃小隊、迫撃砲小隊(一部の中隊は、対戦車小隊を含む。)からなる陸上自衛隊の普通科部隊である。普通科連隊、普通科大隊、警備隊の隷下で主要部隊として近接戦闘等を行う。過去には、独立した普通科中隊が編成されていた。
独立普通科中隊(廃止)
独立普通科中隊(どくりつふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊第1混成群隷下に編成されていた普通科部隊で第301と第302の2個中隊が1973年(昭和48年)10月16日から2010年(平成22年)3月25日の間、那覇駐屯地に駐屯していた。第1混成団の第15旅団への改編に伴い廃止された。
独立普通科中隊の一覧
- 第301普通科中隊「1混群-301普」(那覇駐屯地)第1混成群
- 第302普通科中隊「1混群-302普」(那覇駐屯地)第1混成群
独立普通科中隊の概要
第301普通科中隊(だいサンマルイチふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
- 創設 :1973年(昭和48年)10月16日
- 編成地 :那覇駐屯地
- 部隊長 :3等陸佐
- 部隊旗 :赤の中隊旗(甲)
- 車両表示:1混群-301普
- 上級部隊:第1混成群
- 支援部隊:第101後方支援隊
- 廃止 :2010年(平成22年)3月25日
- 廃止地 :那覇駐屯地
- 後継部隊:第51普通科連隊の普通科中隊の一部(普通科中隊等)
第302普通科中隊(だいサンマルニふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
普通科連隊隷下の普通科中隊
3個の小銃小隊、1個の迫撃砲小隊からなる普通科部隊の編制単位である。一部の普通科中隊は対戦車小隊を有する。
装備車両に差異があり、装甲戦闘車、装甲車、装輪装甲車、軽装甲機動車、高機動車等を装備する中隊があり、機械化、自動車化されている。
警備隊隷下の普通科中隊
4個小銃小隊を基幹としており、中隊としての規模は普通科連隊隷下の普通科中隊より増強された編制単位である。普通科連隊ではないが、離島警備部隊も同種の編成装備表(TOE)を採用している。
警備隊隷下の普通科中隊の一覧
- 対馬警備隊普通科中隊「対馬警-普」(対馬駐屯地)第4師団
- 奄美警備隊普通科中隊「奄美警-普」(瀬戸内分屯地)第8師団
- 宮古警備隊普通科中隊「宮古警-普」(宮古島駐屯地)第15旅団
- 八重山警備隊普通科中隊「八重山警-普」(石垣駐屯地)第15旅団
警備隊隷下の普通科中隊の編成の例
- 中隊本部
- 第1小銃小隊:軽装甲機動車
- 第2小銃小隊:軽装甲機動車
- 第3小銃小隊:軽装甲機動車
- 第4小銃小隊:軽装甲機動車
- 迫撃砲小隊:L16 81mm 迫撃砲
- 狙撃班:対人狙撃銃
警備隊隷下の普通科中隊の概要
対馬警備隊普通科中隊(つしまけいびたいふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊対馬駐屯地(長崎県 対馬市)に駐屯する第4師団対馬警備隊隷下の普通科部隊である。
- 創設 :1980年(昭和55年)3月25日
- 編成地 :対馬駐屯地
- 部隊長 :3等陸佐
- 部隊旗 :赤の中隊旗(甲)
- 車両表示:対馬警-普
- 編制 :
- 中隊本部
- 第1小銃小隊
- 第2小銃小隊
- 第3小銃小隊
- 迫撃砲小隊
- 狙撃班
- 上級部隊:対馬警備隊
- 支援部隊:対馬警備隊後方支援隊
- 備考 :
奄美警備隊普通科中隊(あまみけいびたいふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊瀬戸内分屯地(鹿児島県 大島郡 瀬戸内町)に駐屯する第8師団奄美警備隊隷下の普通科部隊である。普通科中隊長は、瀬戸内分屯地司令を兼務する。
- 創設 :2019年(平成31年)3月26日
- 編成地 :対馬駐屯地
- 部隊長 :3等陸佐
- 部隊旗 :赤の中隊旗(甲)
- 車両表示:奄美警-普
- 編制 :
- 中隊本部
- 第1小銃小隊
- 第2小銃小隊
- 第3小銃小隊
- 迫撃砲小隊
- 狙撃班
- 上級部隊:奄美警備隊
- 支援部隊:奄美警備隊後方支援隊
- 備考 :
宮古警備隊普通科中隊(みやこけいびたいふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊宮古島駐屯地(沖縄県 宮古島市)に駐屯する第15旅団宮古警備隊隷下の普通科部隊である。
- 創設 :2019年(平成31年)3月26日
- 編成地 :宮古島駐屯地
- 部隊長 :3等陸佐
- 部隊旗 :赤の中隊旗(甲)
- 車両表示:宮古警-普
- 編制 :
- 中隊本部
- 第1小銃小隊
- 第2小銃小隊
- 第3小銃小隊
- 迫撃砲小隊
- 狙撃班
- 上級部隊:宮古警備隊
- 支援部隊:宮古警備隊後方支援隊
- 備考 :
八重山警備隊普通科中隊(やえやまけいびたいふつうかちゅうたい)は、陸上自衛隊石垣駐屯地(沖縄県 石垣市)に駐屯する第15旅団八重山警備隊隷下の普通科部隊である。
- 創設 :2023年(令和5年)3月16日
- 編成地 :石垣駐屯地
- 部隊長 :3等陸佐
- 部隊旗 :赤の中隊旗(甲)
- 車両表示:八重山警-普
- 編制 :
- 中隊本部
- 第1小銃小隊
- 第2小銃小隊
- 第3小銃小隊
- 迫撃砲小隊
- 狙撃班
- 上級部隊:八重山警備隊
- 支援部隊:八重山警備隊後方支援隊
- 備考 :
評価支援隊隷下の普通科中隊
部隊訓練評価隊隷下の評価支援隊には普通科中隊が2個編成される。
迫撃砲中隊(廃止)
迫撃砲中隊(はくげきほうちゅうたい)は、普通科大隊隷下に編成されていた普通科部隊で迫撃砲を装備・運用する火力戦闘部隊で2008年(平成20年)3月26日に廃止され普通科大隊の普通科中隊に迫撃砲小隊として分割、配属された。
普通科大隊隷下の迫撃砲中隊の一覧
重迫撃砲中隊
重迫撃砲中隊(じゅうはくげきほうちゅうたい)は、普通科連隊隷下に編成される普通科部隊で重迫撃砲を装備・運用する火力戦闘部隊である。第1混成群編成時は、独立した重迫撃砲中隊が編成されていた。
普通科連隊隷下の重迫撃砲中隊
普通科連隊隷下の重迫撃砲中隊(ふつうかれんたいれいかのじゅうはくげきほうちゅうたい)は、120mm迫撃砲 RTを装備・運用する普通科連隊隷下に編成される火力戦闘を任務とする普通科部隊である。中隊長は3等陸佐が充てられ、隊旗は赤の中隊旗(甲)を使用する。第11普通科連隊重迫撃砲中隊のみが96式自走120mm迫撃砲で自走化されている。旅団の普通科連隊(軽)には重迫撃砲中隊が編成されていなかったが、一部の連隊には、旅団の改編に合わせて編成されている。
独立重迫撃砲中隊(廃止)
独立重迫撃砲中隊(どくりつじゅうはくげきほうちゅうたい)は、第1混成群隷下に編成されていた普通科部隊で第301重迫撃砲中隊が1973年(昭和48年)10月16日から2010年(平成22年)3月25日の間、那覇駐屯地に駐屯していた。第1混成団の第15旅団への改編に伴い廃止された。
独立重迫撃砲中隊の一覧
- 第301重迫撃砲中隊「1混群-301重迫」(那覇駐屯地)第1混成群:2010年(平成22年)3月25日廃止。
独立重迫撃砲中隊の概要
第301重迫撃砲中隊(だいサンマルイチじゅうはくげきほうちゅうたい)は、陸上自衛隊那覇駐屯地に駐屯していた第1混成群隷下の普通科部隊で2010年(平成22年)3月25日に廃止された。
沿革
警察予備隊
- 1951年(昭和26年)
- 5月1日:警察予備隊の第1連隊から第12連隊の新編。
- 第1連隊が久里浜駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊は豊川駐屯地に配置。第1管区隊に隷属。
- 第2連隊が松本駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊欠。第1管区隊に隷属。
- 第3連隊が高田駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊欠。第1管区隊に隷属。
- 第4連隊が帯広駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊(本部中隊、第9、10、11、12、13、14中隊)は遠軽駐屯地に配置。第2管区隊に隷属。
- 第5連隊が金沢駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第1管区隊に隷属。第3大隊は函館駐屯地に配置され第2管区隊に隷属。
- 第6連隊が宇都宮駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊は船岡駐屯地に配置。第1管区隊に隷属。
- 第7連隊が水島駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊)で新編。第2大隊は福山駐屯地、第3大隊と特車中隊である第14中隊は舞鶴駐屯地に配置。第3管区隊に隷属。
- 第8連隊が広島県呉市広[注 2](連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊)で新編。第2大隊は海田市駐屯地、第3大隊は米子駐屯地に配置。第3管区隊に隷属。
- 第9連隊が善通寺駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊は松山駐屯地に配置。第3管区隊に隷属。
- 第10連隊が福岡駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊は針尾駐屯地に配置。第4管区隊に隷属。
- 第11連隊が警察予備隊小月訓練所(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊)で新編。第2大隊は曾根駐屯地、第3大隊は中津駐屯地に配置。第4管区隊に隷属。
- 第12連隊が鹿屋駐屯地(連隊本部、本部中隊、直轄中隊、第1大隊、第2大隊)で新編。第3大隊は熊本駐屯地に配置。第4管区隊に隷属。
- 1952年(昭和27年)
- 1月15日:第11連隊第3大隊(中津駐屯地)が第10連隊第3大隊に改編。
- 1月19日:部隊改編。
- 第1連隊第2大隊(久里浜駐屯地)が第6連隊第3大隊に改編。
- 第2連隊第3大隊(新町駐屯地)が第1連隊第2大隊に改編。
- 第3連隊本部(高田駐屯地)が第6連隊本部に称号変更[注 3]。
- 第3連隊第1大隊(高田駐屯地)が第3連隊第3大隊に改称。
- 第3連隊第2大隊(高田駐屯地)が第62連隊第2大隊に改編。
- 第3連隊第3大隊(金沢駐屯地)が第2連隊第3大隊に改編。
- 第4連隊第3大隊(遠軽駐屯地)が第6連隊第2大隊に改編。
- 第5連隊第3大隊(函館駐屯地)が第4連隊第3大隊に改編。
- 第6連隊連隊本部、第1大隊および第2大隊(宇都宮駐屯地)が第3連隊本部、第1大隊および第2大隊に称号変更。
- 第6連隊第3大隊(船岡駐屯地)が第5連隊第3大隊に改編。
- 第7連隊本部および第1大隊(水島駐屯地)が福知山駐屯地へ移駐。
- 第7連隊第2大隊(福山駐屯地)が第8連隊第3大隊に改編。
- 第8連隊第3大隊(米子駐屯地)が第7連隊第2大隊に改編。
- 第10連隊第3大隊(針尾駐屯地)が第12連隊第3大隊に改編。
- 第12連隊第3大隊(熊本駐屯地)が第10連隊第2大隊に改編。
- 第62連隊第2大隊(美幌駐屯地)が第6連隊第1大隊に改編。
- 1月20日:第10連隊第2大隊(福岡駐屯地)が第11連隊第3大隊に改編。
- 1月23日:第10連隊本部および第1大隊(福岡駐屯地)が針尾駐屯地へ移駐。
- 1月26日:第6連隊本部(高田駐屯地)が美幌駐屯地へ移駐。
- 3月6日:第5連隊本部および直轄中隊(金沢駐屯地)が青森駐屯地へ、第5連隊第2大隊(金沢駐屯地)が秋田駐屯地へ移駐し、第5連隊は第2管区隊隷下に編入。
- 6月25日:第7連隊第14中隊(舞鶴駐屯地)が福知山駐屯地へ移駐。
- 7月7日:第10連隊本部および第1大隊(針尾駐屯地)が大村駐屯地へ移駐。
- 7月9日:第7連隊第3大隊(舞鶴駐屯地)が久居駐屯地へ移駐。
- 8月5日:第12連隊第2大隊(鹿屋駐屯地)が都城駐屯地へ移駐。
- 時期不明:第8連隊本部および第1大隊(広島県呉市広)が水島駐屯地へ移駐。
保安隊
- 1952年(昭和27年)
- 10月15日:保安隊が発足。
- 10月18日:第6連隊隷下に駐屯地管理隊・福祉隊(後の美幌駐屯地業務隊)が編成。
- 1953年(昭和28年)
- 2月5日:第6普通科連隊第3大隊(久里浜駐屯地)が旭川駐屯地へ移駐。連隊全部が北海道に移駐。
- 3月11日:第3連隊第1大隊および第2大隊(宇都宮駐屯地)が名寄駐屯地に移駐し、第2管区隊に隷属。
- 3月26日:第3連隊第3大隊(高田駐屯地)が名寄駐屯地に移駐。
- 3月28日:第2連隊本部、直轄中隊および第2大隊(松本駐屯地)が高田駐屯地へ移駐。
- 4月1日:奥羽4県の警備が第1管区隊に移管されたことにより、第5連隊が第1管区隊に隷属。
- 第2連隊第3大隊(金沢駐屯地)が新発田駐屯地へ移駐。
- 第8連隊第3大隊(福山駐屯地)が水島駐屯地へ移駐。
- 1954年(昭和29年)
- 6月24日:第7連隊第3大隊(久居駐屯地)が富士駐屯地へ移駐。
陸上自衛隊
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:陸上自衛隊が発足。
- 第1普通科連隊(練馬駐屯地)第1管区隊:第1連隊を称号変更。
- 第2普通科連隊(高田駐屯地)第1管区隊:第2連隊を称号変更。
- 第3普通科連隊(名寄駐屯地)第2管区隊:第3連隊を称号変更。
- 第3普通科連隊本部(名寄駐屯地)
- 第3普通科連隊本部中隊(名寄駐屯地)
- 直轄中隊(名寄駐屯地)
- 第1普通科大隊(名寄駐屯地)
- 第2普通科大隊(名寄駐屯地)
- 第3普通科大隊(留萌駐屯地)
- 第4普通科連隊(帯広駐屯地)第2管区隊:第4連隊を称号変更。
- 第4普通科連隊本部(帯広駐屯地)
- 第4普通科連隊本部中隊(帯広駐屯地)
- 直轄中隊(帯広駐屯地)
- 第1普通科大隊(帯広駐屯地)
- 第2普通科大隊(帯広駐屯地)
- 第3普通科大隊(釧路駐屯地)
- 第5普通科連隊(青森駐屯地)第1管区隊:第5連隊を称号変更。
- 第5普通科連隊本部(青森駐屯地)
- 第5普通科連隊本部中隊(青森駐屯地)
- 直轄中隊(青森駐屯地)
- 第1普通科大隊(青森駐屯地)
- 第2普通科大隊(秋田駐屯地)
- 第3普通科大隊(青森駐屯地)
- 第6普通科連隊(美幌駐屯地)第2管区隊:第6連隊を称号変更。
- 第7普通科連隊(福知山駐屯地)第3管区隊:第7連隊を称号変更。
- 第8普通科連隊(海田市駐屯地)第3管区隊:第8連隊を称号変更。
- 第9普通科連隊(善通寺駐屯地)第3管区隊:第9連隊を称号変更。
- 第9普通科連隊本部(善通寺駐屯地)
- 第9普通科連隊本部中隊(善通寺駐屯地)
- 直轄中隊(善通寺駐屯地)
- 第1普通科大隊(善通寺駐屯地)
- 第2普通科大隊(善通寺駐屯地)
- 第3普通科大隊(松山駐屯地)
- 第10普通科連隊(大村駐屯地)第4管区隊:第10連隊を称号変更。
- 第11普通科連隊(小月駐屯地)第4管区隊:第11連隊を称号変更。
- 第11普通科連隊本部(小月駐屯地)
- 第11普通科連隊本部中隊(小月駐屯地)
- 直轄中隊(小月駐屯地)
- 第1普通科大隊(小月駐屯地)
- 第2普通科大隊(曾根駐屯地)
- 第3普通科大隊(福岡駐屯地)
- 第12普通科連隊(鹿屋駐屯地)第4管区隊:第12連隊を称号変更。
- 7月31日:第6普通科連隊第14中隊[注 4](旭川駐屯地)が帯広駐屯地に移駐。
- 8月10日:
- 第16普通科連隊(大村駐屯地)第4管区隊:新編。
- 第16普通科連隊本部(大村駐屯地)
- 第16普通科連隊本部中隊(大村駐屯地)
- 第1普通科大隊(大村駐屯地)
- 第2普通科大隊(熊本駐屯地)
- 第3普通科大隊(前川原駐屯地)
- 8月17日:第10普通科連隊第2大隊(熊本駐屯地)が東千歳駐屯地へ移駐。
- 8月20日:第9普通科連隊第14中隊(善通寺駐屯地)と第11普通科連隊第14中隊を母体として第102特車大隊を富士駐屯地で新編。
- 8月25日:第18普通科連隊(第18普通科連隊本部および本部中隊)が北千歳駐屯地で新編。
- 8月30日:
- 第1普通科連隊第3大隊(福島駐屯地)、第5普通科連隊第3大隊(船岡駐屯地)が東千歳駐屯地に移駐し、第18普通科連隊に編入。
- 第10普通科連隊[注 5](大村駐屯地)が東千歳駐屯地へ移駐し、第2管区隊隷下に入る。
- 9月10日:
- 第5管区隊が帯広駐屯地で新編。
- 第4普通科連隊が第5管区隊に隷属。
- 第6普通科連隊が第5管区隊に隷属。
- 第6管区隊が福島駐屯地で新編。
- 第2普通科連隊が第6管区隊に隷属。
- 第5普通科連隊が第6管区隊に隷属。
- 第6普通科連隊第3大隊(旭川駐屯地)が第9普通科連隊第2大隊に改編。
- 第15普通科連隊(善通寺駐屯地)第3管区隊:第9普通科連隊第2大隊(善通寺駐屯地)を基幹に新編。
- 第15普通科連隊本部(善通寺駐屯地)
- 第15普通科連隊本部中隊(善通寺駐屯地)
- 第1普通科大隊(善通寺駐屯地)
- 第2普通科大隊(善通寺駐屯地)
- 第17普通科連隊(小月駐屯地)第4管区隊:新編。
- 第17普通科連隊本部(小月駐屯地)
- 第17普通科連隊本部中隊(小月駐屯地)
- 第1普通科大隊(小月駐屯地)
- 第2普通科大隊(曾根駐屯地)
- 9月13日: 第15普通科連隊第3大隊が松山駐屯地で新編。
- 9月19日:
- 第11普通科連隊が東千歳駐屯地へ移駐開始。
- 9月23日:第11普通科連隊が東千歳駐屯地に移駐完了。
- 9月25日:
- 第6普通科連隊第3大隊が美幌駐屯地で新編。
- 第13普通科連隊(松本駐屯地)第1管区隊:第2普通科連隊第1大隊(松本駐屯地)を基幹に新編(第3大隊欠)。
- 第13普通科連隊本部(松本駐屯地)
- 第13普通科連隊本部中隊(松本駐屯地)
- 第1普通科大隊(松本駐屯地)
- 第2普通科大隊(松本駐屯地)
- 第14普通科連隊(水島駐屯地):新編。
- 第14普通科連隊本部(水島駐屯地)
- 第14普通科連隊本部中隊(水島駐屯地)
- 第1普通科大隊(水島駐屯地)
- 第2普通科大隊(出雲駐屯地)
- 第3普通科大隊(久居駐屯地)
- 第18普通科連隊第1大隊が真駒内駐屯地で新編。
- 9月26日:第3普通科連隊第3大隊(留萌駐屯地)が第10普通科連隊第1大隊に改編。
- 9月30日:
- 第9普通科連隊[注 6]が善通寺駐屯地(主力)および松山駐屯地(第3大隊)から東千歳駐屯地へ移駐し、第2管区隊に隷属。
- 第11普通科連隊が第5管区隊に隷属。
- 10月5日:
- 第1普通科連隊第3大隊を練馬駐屯地で新編。
- 第3普通科連隊第3大隊が名寄駐屯地で新編。
- 第4普通科連隊第14中隊(帯広駐屯地)および第6普通科連隊第14中隊(帯広駐屯地)を基幹として第5特車大隊が帯広駐屯地に新編。
- 第18普通科連隊(東千歳駐屯地):東千歳駐屯地において編成完結。
- 第18普通科連隊本部(北千歳駐屯地)
- 第18普通科連隊本部中隊(北千歳駐屯地)
- 第1普通科大隊(真駒内駐屯地)
- 第2普通科大隊(東千歳駐屯地)
- 第3普通科大隊(東千歳駐屯地)
- 10月9日:第14普通科連隊本部および直轄中隊(水島駐屯地)が金沢駐屯地へ移駐し、第1管区隊に隷属。
- 10月16日:第14普通科連隊第2大隊(出雲駐屯地)が金沢駐屯地へ移駐。
- 10月20日:第14普通科連隊第1大隊(水島駐屯地)が金沢駐屯地へ移駐。
- 10月28日:第16普通科連隊第3大隊(前川原駐屯地)が大村駐屯地へ移駐。
- 10月30日:
- 第9普通科連隊[注 6](東千歳駐屯地)が真駒内駐屯地へ移駐。
- 第10普通科連隊(東千歳駐屯地)が真駒内駐屯地へ移駐。
- 第18普通科連隊(東千歳駐屯地)が真駒内駐屯地へ移駐。
- 7月1日:陸上自衛隊が発足。
- 1955年(昭和30年)
- 7月15日:第10普通科連隊[注 7](真駒内駐屯地)が滝川駐屯地へ移駐。
- 8月31日:空挺教育隊が習志野駐屯地で新編。
- 9月10日:第18普通科連隊第2大隊(真駒内駐屯地)が倶知安駐屯地へ移駐。
- 10月21日:
- 1956年(昭和31年)
- 1月16日:第3普通科連隊第5中隊の要員が第18普通科連隊に所属変更し、滝川駐屯地へ移駐。
- 1月23日:第7混成団新編に伴い、第11普通科連隊第6中隊の要員が第18普通科連隊に所属変更。
- 1月25日:
- 第1普通科連隊第2大隊(新町駐屯地)が第13普通科連隊第3大隊に改編。新たな第1普通科連隊第2大隊が第1普通科連隊の第3、第9中隊を基幹として練馬駐屯地で新編。
- 第18普通科連隊(真駒内駐屯地)に第4大隊および特車中隊を新編。第18普通科連隊は第7混成団に隷属。
- 第19普通科連隊(福岡駐屯地)第4管区隊:新編。
- 第19普通科連隊本部(福岡駐屯地)
- 第19普通科連隊本部中隊(福岡駐屯地)
- 直轄中隊(福岡駐屯地)
- 第1普通科大隊(福岡駐屯地)
- 第2普通科大隊(福岡駐屯地)
- 第3普通科大隊(福岡駐屯地)
- 第20普通科連隊(青森駐屯地)第6管区隊:新編。
- 第20普通科連隊本部(青森駐屯地)
- 第20普通科連隊本部中隊(青森駐屯地)
- 直轄中隊(青森駐屯地)
- 第1普通科大隊(青森駐屯地)
- 第2普通科大隊(青森駐屯地)
- 第3普通科大隊(秋田駐屯地)
- 普通科教導連隊(富士駐屯地):第13普通科連隊第3大隊を基幹に新編。
- 普通科教導連隊本部(富士駐屯地)
- 普通科教導連隊本部中隊(富士駐屯地)
- 管理中隊(富士駐屯地)
- 第1普通科大隊(富士駐屯地)
- 第2普通科大隊(富士駐屯地)
- 重迫撃砲中隊(富士駐屯地)
- 第101空挺大隊が習志野駐屯地で新編。空挺教育隊に隷属。
- 1月26日:西部方面隊が新編。
- 1957年(昭和32年)
- 1958年(昭和33年)
- 4月1日:普通科教導連隊に陸曹教育隊を設置。
- 6月17日:第22普通科連隊(南仙台駐屯地)第6管区隊:新編。
- 第22普通科連隊本部(南仙台駐屯地)
- 第22普通科連隊本部中隊(南仙台駐屯地)
- 第1普通科大隊(南仙台駐屯地)
- 第2普通科大隊(南仙台駐屯地)
- 第3普通科大隊(南仙台駐屯地)
- 6月24日:第101空挺大隊(習志野駐屯地)を廃止。
- 6月25日:
- 第1空挺団普通科群(習志野駐屯地):第1空挺団新編。
- 普通科群本部
- 普通科群本部中隊
- 第1普通科中隊
- 第2普通科中隊
- 第3普通科中隊
- 第1空挺団無反動砲隊を習志野駐屯地に新編。
- 6月26日:
- 第2普通科連隊が管区隊の再編により、第6管区隊から第1管区隊に隷属替え。
- 第14普通科連隊が新編された第10混成団に隷属。
- 1959年(昭和34年)
- 6月2日:第14普通科連隊第2大隊(金沢駐屯地)が守山駐屯地へ移駐。
- 1960年(昭和35年)
- 1月14日:東部方面隊の新編。
- 第1空挺団が東部方面隊に隷属。
- 1961年(昭和36年)
- 2月22日:第11普通科連隊が第7混成団に隷属。
- 2月28日:第7混成団の機械化部隊への改編に伴う新改編。
- 第11普通科連隊(東千歳駐屯地)第7混成団:第11普通科連隊第1大隊、第11普通科連隊第2大隊第4中隊、第1特科団第113特科大隊第3中隊を母体に機械化連隊として再編成。
- 第11普通科連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1普通科中隊
- 第2普通科中隊
- 第3普通科中隊
- 第4普通科中隊
- 迫撃砲隊
- 第11普通科連隊第2大隊は第4中隊を新第11普通科連隊、第6中隊を第23普通科連隊、第5中隊を第24普通科連隊に異動。
- 第18普通科連隊が第4大隊を除き、第5管区隊に隷属。
- 第23普通科連隊(東千歳駐屯地)第7混成団:第11普通科連隊第2大隊第6中隊、第11普通科連隊第3大隊、第1特科団第113特科大隊第1中隊を母体に機械化連隊として新編。
- 第23普通科連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1普通科中隊
- 第2普通科中隊
- 第3普通科中隊
- 第4普通科中隊
- 迫撃砲隊
- 第24普通科連隊(真駒内駐屯地)第7混成団:第11普通科連隊第2大隊第5中隊、第18普通科連隊第4大隊、第1特科団第113特科大隊第2中隊を母体に機械化連隊として新編。
- 第24普通科連隊本部
- 本部管理中隊
- 第1普通科中隊
- 第2普通科中隊
- 第3普通科中隊
- 第4普通科中隊
- 迫撃砲隊
師団の編成
管区隊の師団への改編に伴い、普通科連隊を6個中隊編制(本部管理中隊、4個普通科中隊および重迫撃砲中隊)に改編するとともに師団対戦車隊を新編。
- 1962年(昭和37年)
- 1月18日:
- 第1管区隊が第1師団(甲師団)に改編。以下の普通科部隊が第1師団に隷属。
- 第2管区隊が第2師団(甲師団)に改編。以下の普通科部隊が第2師団に隷属。
- 第3管区隊が第3師団(乙師団)に改編。以下の普通科部隊が第3師団に隷属。
- 第5管区隊が第5師団(乙師団)に改編。以下の普通科連部隊が第5師団に隷属。
- 第10混成団が第10師団(乙師団)に改編。以下の普通科部隊が第10師団に隷属。
- 第11師団(甲師団)を新編。以下の普通科部隊が第11師団に隷属。
- 第12師団(乙師団)を新編。以下の普通科部隊が第12師団に隷属。
- 第13師団(乙師団)を新編。以下の普通科部隊が第13師団に隷属。
- 第1空挺団普通科群本部情報小隊特車班が第1空挺団普通科群本部中隊空挺戦車小隊に改称。
- 13個師団体制完成
- 1962年(昭和37年)
- 8月15日:
- 1963年(昭和38年)
- 4月30日:第11普通科連隊に62式7.62mm機関銃26丁が配備される。
- 1965年(昭和40年)
- 1968年(昭和43年)
- 1970年(昭和45年)
- 3月10日:第3師団、第6師団、第13師団の甲師団編制化による連隊新編。
- 3月31日:第44普通科連隊に自衛隊旗授与。
- 1972年(昭和47年)
- 1973年(昭和48年)
- 1975年(昭和50年)
- 3月:第8普通科連隊本部および本部管理中隊を改編。
- 3月31日:第23普通科連隊に73式装甲車が配備。
- 1980年(昭和55年)
- 1981年(昭和56年)
- 3月24日:第7師団が機甲師団に改編。
- 第23普通科連隊(東千歳駐屯地)が廃止。
- 第24普通科連隊が第7師団の機械化師団から機甲化師団への改編のため連隊旗を返還。所属人員のうち東千歳駐屯地勤務希望者を増強改編の第11普通科連隊へ異動。残りの人員は北海道内の普通科連隊へ分散の他、九州転属希望者は移駐準備隊として駐屯地新編の準備要員となりえびの駐屯地業務隊へ転属。
- 3月25日:
- 第7師団の機甲師団への改編に伴う第11普通科連隊が完全機械化部隊へ再編。
- 廃止された第23普通科連隊の2個普通科中隊と移駐した第24普通科連隊の2個普通科中隊を併合し、普通科中隊は4個から6個へと増加し所属人員を増強。
- 第23普通科連隊の2個重迫小隊と移駐した第24普通科連隊の2個重迫小隊を併合し、重迫撃砲中隊は6個小隊編制となる。
- 第2混成団を新編。
- 第15普通科連隊が隷属。
- 第2混成団本部中隊対戦車小隊が善通寺駐屯地で新編。
- 第24普通科連隊が九州転属希望者を中心に在九州部隊から人員を受け入れ北熊本駐屯地において再編成、第8師団長から改めて連隊旗が授与され第8師団隷下に編入。
- 12月20日:第24普通科連隊(北熊本駐屯地)がえびの駐屯地へ移駐。
- 1987年(昭和62年)
- 3月26日:第1空挺団普通科群(習志野駐屯地)に第4普通科中隊が新編。
- 1988年(昭和63年)
- 3月25日:第2師団の近代化への改編。
- 第3普通科連隊が装甲車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 第9普通科連隊、第25普通科連隊、第26普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 3月26日:普通科教導連隊装甲輸送隊を廃止し、第4普通科中隊、第5普通科中隊に編入。
- 1989年(平成元年)
- 3月24日:
- 1990年(平成2年)
- 3月11日:第44普通科連隊本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 3月26日:
- 第4師団の近代化改編に伴い第16普通科連隊、第19普通科連隊、第40普通科連隊および第41普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 第6師団の近代化改編に伴い第20普通科連隊、第21普通科連隊、第22普通科連隊および第44普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 第9師団の近代化改編に伴い第5普通科連隊、第38普通科連隊および第39普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 6月29日:第3普通科連隊に73式装甲車が配備。
- 1991年(平成3年)
- 3月29日:
- 第8師団の近代化改編に伴い第12普通科連隊、第42普通科連隊および第43普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 第10師団の近代化改編に伴い第14普通科連隊、第33普通科連隊および第35普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。高機動車等を装備。
- 第12師団の近代化改編に伴い第2普通科連隊、第13普通科連隊、第30普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。第2普通科連隊の1個普通科中隊が教育担当中隊となる。
- 第13師団の近代化改編に伴い第8普通科連隊、第17普通科連隊、第46普通科連隊が自動車化連隊に改編。本部管理中隊に輸送小隊が新編。
- 第44普通科連隊無反動砲小隊を対戦車小隊に改編。
- 8月1日:第6普通科連隊が「新たな人員充足管理」に基づく隊務運営の試行に伴う編成を完結、第4普通科中隊が特定中隊として32名編制となる。
- 1992年(平成4年)
- 3月27日:
- 第1師団の近代化改編に伴い第1普通科連隊、第31普通科連隊、第32普通科連隊および第34普通科連隊が自動車化連隊に改編。
- 第3師団の近代化改編に伴い第7普通科連隊、第36普通科連隊、第37普通科連隊および第45普通科連隊が自動車化連隊に改編。
- 第11師団の改編に伴い第18普通科連隊が装甲車化連隊に改編。
- 第2混成団改編に伴い第15普通科連隊が自動車化連隊に改編。
- 4月2日:第11普通科連隊の各中隊に89式5.56mm小銃が配備。
- 10月26日:第11普通科連隊へ89式装甲戦闘車の装備開始。
- 1994年(平成6年)
- 3月27日:第3師団の乙師団化改編。
- 第45普通科連隊(大久保駐屯地)が廃止。
- 第3対戦車隊(大津駐屯地)が廃止。
- 3月28日:
- 第7普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が福知山駐屯地で新編。第7普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。
- 第36普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が伊丹駐屯地で新編。第36普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。
- 第37普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が信太山駐屯地で新編。第37普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。
- 普通科教導連隊対戦車中隊が滝ヶ原駐屯地で新編。
- 対馬警備隊本部中隊対戦車小隊が対馬駐屯地で新編。
- 1995年(平成7年)
- 3月27日:第2師団の改編に伴う廃止。
- 第9普通科連隊(旭川駐屯地)が廃止。
- 第2対戦車隊(上富良野駐屯地)が廃止。
- 3月28日:
- 第2師団の改編。
- 第3普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が名寄駐屯地で新編。第3普通科連隊の60式自走81mm迫撃砲、60式自走107mm迫撃砲を用途廃止し、重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。
- 第25普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が遠軽駐屯地で新編。第25普通科連隊の60式自走81mm迫撃砲、60式自走107mm迫撃砲を用途廃止し、重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。
- 第26普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が留萌駐屯地で新編。第26普通科連隊の60式自走81mm迫撃砲、60式自走107mm迫撃砲を用途廃止し、重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16が配備。コア部隊編成であった第4普通科中隊を廃止し、第9普通科連隊廃止に伴う処置により旭川駐屯地で第4普通科中隊が再編成。第26普通科連隊教育隊を編成。
- 第1混成群隷下に第301重迫撃砲中隊が那覇駐屯地に新編。
- 12月5日:第11普通科連隊に5.56mm機関銃MINIMIが配備。
- 1996年(平成8年)
- 3月28日:
- 第29普通科連隊(倶知安駐屯地)が廃止。第11師団の改編に伴う廃止。
- 第8対戦車隊(北熊本駐屯地)が廃止。
- 3月29日:
- 第8師団の改編。
- 第12普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が国分駐屯地で新編。第12普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16、高機動車、89式5.56mm小銃が配備。
- 第24普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)がえびの駐屯地で新編。第24普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16、高機動車、89式5.56mm小銃が配備。
- 第42普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が北熊本駐屯地で新編。第42普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16、高機動車、89式5.56mm小銃が配備。
- 第43普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が都城駐屯地で新編。第43普通科連隊の重迫撃砲中隊に120mm迫撃砲 RTが、各普通科中隊に81mm迫撃砲 L16、高機動車、89式5.56mm小銃が配備。
- 第29普通科連隊の廃止により、第28普通科連隊第4中隊(函館駐屯地)が倶知安駐屯地へ移駐。
- 1997年(平成9年)
- 3月5日:第11普通科連隊重迫撃砲中隊に96式自走120mm迫撃砲の1号車が配備。
- 1998年(平成10年)
- 3月26日:
- 第19普通科連隊が陸上自衛隊初となる即応予備自衛官指定部隊(コア部隊)に改編。
- 第13師団司令部に第47普通科連隊編成準備隊を編組。
- 8月28日:96式装輪装甲車を装備。
冷戦終結に伴う07大綱を受けた一部師団の旅団化の開始
- 1999年(平成11年)
- 3月28日:
- 第13師団の廃編に伴う部隊改編。
- 第13対戦車隊(出雲駐屯地)が廃止。
- 第8普通科連隊の第4普通科中隊および重迫撃砲中隊が廃止。
- 第17普通科連隊の第4普通科中隊および重迫撃砲中隊が廃止。
- 第46普通科連隊の第4普通科中隊および重迫撃砲中隊が廃止。
- 第6対戦車隊(大和駐屯地)が廃止。
- 3月29日:
- 第2師団の改編。
- 第3普通科連隊が装輪装甲車化連隊に改編。
- 第6師団の改編。
- 第20普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が神町駐屯地で新編。
- 第22普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が多賀城駐屯地で新編。
- 第38普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が多賀城駐屯地で新編。
- 第44普通科連隊対戦車中隊(79式対舟艇対戦車誘導弾装備)が福島駐屯地で新編。
- 第9師団の改編。
- 第13旅団の新編。
- 第8普通科連隊(米子駐屯地)が4個中隊編制(普通科連隊(軽):本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第8普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊を新編。
- 第17普通科連隊(山口駐屯地)が4個中隊編制(普通科連隊(軽):本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第17普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊を新編。
- 第46普通科連隊(海田市駐屯地)が4個中隊編制(普通科連隊(軽):本部管理中隊、3個普通科中隊)に改編。第46普通科連隊本部管理中隊重迫撃砲小隊を新編。
- 第47普通科連隊が4個中隊編制(普通科連隊(軽):本部管理中隊、3個普通科中隊)として海田市駐屯地で新編。即応予備自衛官を主体として構成されるコア部隊として編成。
- 第13対戦車中隊が出雲駐屯地で新編。
- 12月1日:第32普通科連隊(市ヶ谷駐屯地)が大宮駐屯地へ移駐。
- 2000年(平成12年)
- 3月28日:
- 第7師団改編に伴い第11普通科連隊の第6普通科中隊と重迫撃砲中隊の1個小隊がコア部隊となる。
- 第12師団司令部において第48普通科連隊編成準備隊が編組。
- 2000年(平成12年)
- 3月29日:富士教導団本部付隊対舟艇対戦車隊(96式多目的誘導弾システム装備)が富士駐屯地で新編。
脚注
注釈
出典
- ↑ 臼井 2022.
- 1 2 3 4 古井 1987.
- 1 2 3 4 松村 2010.
- ↑ 藤井 1987.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 古井 1986a.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 藤井 2004.
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 古井 1986b.
- 1 2 3 奈良原 2021, pp. 57–63.
- ↑ 竹中 1989.
- 1 2 3 4 駐屯地シリーズ編纂委 2005.
- ↑ 奈良原 2021, pp. 63–65.
- ↑ 藤井 1996.
- 1 2 軍事情報研究会 1998.
- ↑ 奈良原 2021, pp. 46–49.
- ↑ 奈良原 2021, pp. 39–43.
参考文献
- 古井貞方「自衛隊の“歩兵” 1」『偕行』第426号、偕行社、28-38頁、1986年6月。doi:10.11501/11435508。「1986a」
- 古井貞方「自衛隊の“歩兵” 2」『偕行』第427号、偕行社、15-27頁、1986年7月。doi:10.11501/11435509。「1986b」
- 古井貞方「自衛隊の"新隊員"教育 (自衛隊の"歩兵")」『偕行』第435号、偕行社、13-18頁、1987年3月。doi:10.11501/11435517。
- 完倉寿郎; 田中賢一「富士学校普通科部長 大東将補に聞く (自衛隊の"歩兵")」『偕行』第658号、偕行社、13-18頁、1987年6月。doi:10.11501/11435520。
- 藤井久「陸上自衛隊の職種(兵科)と教育体系」『陸上自衛隊』〈日本の防衛戦力〉1987年。ISBN 978-4643870084。
- 竹中繁春「内地師団の近代化に着手」『軍事研究』第24巻、第5号、ジャパンミリタリー・レビュー、34-41頁、1989年5月。doi:10.11501/2661740。
- 藤井久「変身する陸上自衛隊――13個師団体制の崩壊と旅団」『軍事研究』第31巻、第3号、ジャパン・ミリタリー・レビュー、102-117頁、1996年3月。doi:10.11501/2661822。
- 軍事情報研究会「シリーズ・最新世界の軍隊第15回 陸自2000年の旅団化改編」『軍事研究』第33巻、第5号、123-145頁、1998年5月。doi:10.11501/2661848。
- 藤井久「歴史的背景とその特徴 陸上自衛隊普通科連隊」『軍事研究』第39巻、第6号、ジャパン・ミリタリー・レビュー、82-92頁、2004年6月。 NAID 40006217174。
- 駐屯地シリーズ編纂委「陸自職種紹介 普通科部隊(歩兵)の編成・装備」『偕行』第658号、偕行社、20-23頁、2005年10月。doi:10.11501/11435740。
- 松村興延「陸自駐屯地紹介シリーズ 第61回 富士駐屯地」『偕行』第720号、偕行社、24-29頁、2010年12月。doi:10.11501/11435740。
- 臼井総理「自衛官にはどうやったらなれる? 入隊式までの道のり」『MAMOR』2022年10月。
- 奈良原裕也「第1章 21世紀自衛隊の新体制」『大変革の陸上自衛隊』ジャパン・ミリタリー・レビュー〈軍事研究アーカイブ〉、2022年、26-91頁。ASIN B0BD39WG31。