植松 伸夫
2006年
基本情報
出生名 植松 伸夫
別名 ノビヨ
ノビヨ師匠
生誕 (1959-03-21) 1959年3月21日(65歳)
出身地 日本の旗 日本・高知県高知市
学歴 神奈川大学外国語学部英文学科
ジャンル ゲームミュージック
劇伴
職業 作曲家
編曲家
音楽プロデューサー
キーボーディスト
担当楽器 シンセサイザー
キーボード
ピアノ
活動期間 1986年 -
レーベル DOG EAR RECORDS
事務所 SMILEPLEASE
共同作業者 THE BLACK MAGES
(2003 - 2010)
EARTHBOUND PAPAS
(2011 - )
公式サイト www.dogearrecords.com

植松 伸夫(うえまつ のぶお、1959年3月21日 - )は、日本の作曲家。高知県高知市出身。株式会社DOG EAR RECORDS、有限会社SMILEPLEASE代表。

愛称はノビヨ(公式)。姪が幼少の頃「ノブオ」の「ブ」と「オ」が発音しきれず、「ノビヨ」と呼ばれていたことに由来する。

『ファイナルファンタジーシリーズ』の音楽における生みの親である。世界的に高い評価を受けて、ビデオゲーム界のベートーベンと評される[1]。

来歴

生い立ち

1971年、12歳のときに姉のピアノを勝手に弄り始める。最初の作曲は小学生の時だった。高知学芸高等学校を経て、神奈川大学外国語学部英文学科卒業。CM音楽や日活ロマンポルノ作品の音楽制作などを経て、1986年、後に共に『FF』を作ることになる坂口博信に誘われてスクウェア(現スクウェア・エニックス)入社[2]。

スクウェアにて

スクウェア初期作品(PCゲーム、ファミコン、ディスクシステム等)や『FF』シリーズの大半の曲、『クロノ・トリガー』の一部の曲など、約30作のゲーム音楽を手掛ける。公式ファンクラブ「ノビヨのしっぽ」運営開始。2003年2月、バンド「THE BLACK MAGES」結成、自身はキーボードを担当。同時に、『FF』シリーズのバトル曲をロックアレンジしたファーストアルバム『THE BLACK MAGES』発売。

フリーランス以降

また、坂口の作品や古巣であるスクウェア・エニックスの作品、その他のRPG等で音楽を担当しており、オーケストラや吹奏楽のコンサート、自身のバンドのライブも積極的に行っている。

人物

エピソード

参加作品

家庭用ゲーム

モバイルゲーム

アーケードゲーム

映像作品

アレンジ作品

コンサート・ライブ収録作品

バンド作品

その他の作品

ライブ・公演・イベント

主催・企画イベント

参加イベント

代表曲

FINAL FANTASY
『FF1』でオープニングテーマとして作曲され、後の『FFシリーズ』内のテーマ曲としてオープニングやエンディングのテーマとして使用されている。
プレリュード
『FF1』で作曲される。「FINAL FANTASY」と並んで『FF』を象徴するメロディとして、オープニングやエンディング曲にフレーズが埋め込まれるなど、今日の『FF』でも使用されている。主にハープ系の音色で山型のアルペジオを描く曲。なお、2014年6月よりトヨタ・アクアのCM(「日本のハイブリッド 芝桜・雲海」篇)にもこの曲が使用されている。
マトーヤの洞窟
『FF1』で作曲される。
すぎやまこういちがこの曲を弦楽四重奏に編曲し、自身のコンサートで演奏。それが植松の楽曲で初めてコンサートで演奏されたものになった。のちにTHE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES II The Skies Above』でもアレンジされている。
チョコボのテーマ
『FFシリーズ』並びに、チョコボが関係する各作品において、「○○○(3文字が多い)deチョコボ」という曲名で植松伸夫を含む多くのコンポーザーの手によってアレンジされている。
涙を拭いて
『魔界塔士Sa・Ga』にて作曲される。『Sa・Ga2 秘宝伝説』にてアレンジされた。『サガシリーズ』を監督する河津秋敏のお気に入りの曲であり、『ロマンシング サ・ガ』を始めとする後のシリーズでもイントロが加えられアレンジされた。同シリーズにおいて重要な位置を占める曲である。
愛のテーマ
『FF4』で作曲。小学校高学年の音楽の教科書に現在掲載されている。
ビッグブリッヂの死闘
『FF5』で作曲。本人談によれば、「アルペジオが連続するだけの曲がなんで人気あるのかがわからない」とのこと。THE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES』や『FF12』や『FF15エピソードグラティオラス』でアレンジがなされている。
マリアとドラクゥ
『FF6』の劇中曲として作曲された。のちに「ファイナルファンタジーコンサート」でオペラ『マリアとドラクゥ』として再現・上演された。THE BLACK MAGESのサードアルバム『THE BLACK MAGES III Darkness and Starlight』にアレンジが収録されている(英語版ではなく日本版)。
妖星乱舞
『FF6』で作曲された、ラスボスの進化形態に合わせて曲が変化する4章構成の大作。曲が切り替わる際に繋ぎ目が出来るとプレーヤーの気が削がれてしまうため、楽曲を止めることなくスムーズに繋がるゲーム上の仕様をプログラマーに考えてもらったという[12]。THE BLACK MAGESのアルバム『THE BLACK MAGES』でアレンジされている。
2006年8月、ドイツのライプツィヒにて本物のパイプオルガンとオーケストラ、混声合唱による演奏が実現した。
エアリスのテーマ
『FF7』で登場したメインヒロイン、エアリスのテーマ曲。FFシリーズのBGM人気投票で1位となり、のちに白鳥英美子(『FF9』の主題歌を担当)により詞がつけられ、「Pure Heart」としてRIKKI(『FF10』の主題歌を担当)が歌唱した。
片翼の天使
『FF7』で作曲され、混声合唱をサンプリングしたものが使用されている。
THE BLACK MAGESや『FF7 AC』、『キングダム ハーツ FINAL MIX』などでアレンジ・使用される。
「VOICES music from FINAL FANTASY」ではTBMとオーケストラとの共同でアレンジアンコール上演2回ほど「再臨:片翼の天使」として演奏される。
曲名の「片翼」の読み方はSMILE PLEASEの2006年1月15日の日記により、「カタヨク」と読むのが正しい事が分かっている。
Eyes On Me
編曲:浜口史郎、ボーカル:フェイ・ウォン。『FF8』で作曲され、1999年の第14回日本ゴールドディスク大賞で洋楽ソング・オブ・ザ・イヤーに選ばれる。のちにアンジェラ・アキによってアレンジされ、VOICESなどで歌われている。
Melodies of Life
編曲:浜口史郎、ボーカル:白鳥英美子。『FF9』で作曲される。オーケストラコンサートの定番曲で、1972年札幌オリンピックの公式テーマ曲を歌ったトワ・エ・モワの白鳥英美子によって歌われている。
ゲーム内では「Melodies of Life〜Final Fantasy」というタイトルで、メインテーマのオーケストラアレンジとつながれていたが、「ファイナルファンタジーコンサート」では「いつか帰るところ〜Melodies of Life」といった形でつながれている。
ザナルカンドにて
『FF10』で作曲される。のちにTBMでボーカル・歌詞付きでハードロックアレンジされた。
『Image d'amour』には羽毛田丈史演奏による同曲が収録されている。
Otherworld
『FF10』で作曲された『FFシリーズ』初のラウドロックで、Bill Xtillidiex Muirによるデスヴォイスが取り入れた。
冒頭および実質上のラスボス戦の曲として使用された。
後にTHE BLACK MAGESでボーカル付でハードロックアレンジされている。
Memoro de la Ŝtono
『FF11』で作曲される。全編エスペラントの歌詞が付けられており、タイトルは日本語で「石の記憶」という意味。のちに「Distant Worlds」というアレンジボーカル曲もできた。

テレビ出演

インターネット

書籍

関連項目

脚注

[脚注の使い方]
  1. ↑
  2. ↑ 株式会社DOG EAR RECORDS代表 作曲家 植松 伸夫さんCREATIVE VILLAGE(2015年10月)
  3. ↑ “「FF」作曲家の植松伸夫氏が活動休止「心身ともに弱っている」”. サンケイスポーツ. 産業経済新聞社. (2018年9月20日) 2018年9月20日閲覧。
  4. ↑ 『キングスナイト』の曲は『ドルアーガの塔』を意識した──作曲家・植松伸夫が語るスクウェア初期作品の思い出
  5. ↑ 阿部美香「特集ゲームオンガク INTERVIEW植松伸夫」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p31
  6. ↑ FINAL FANTSYの楽曲で知られる世界をまたにかける作曲家『エンタメの今に切り込む新企画【ザ・プロデューサーズ】第十七回・植松伸夫氏』SPICE(2017年3月)
  7. ↑ スタジオベントスタッフ、スクウェア、 ファミ通書籍編集部 編『アンリミテッド・サガ 解体真書』エンターブレイン、2003年3月、536頁。ISBN 978-4-75-771418-2。
  8. ↑ 電ファミニコゲーマー編集部 (2018年5月31日). “「ささやかなことをメロディでつぶやいていたい」──『FF』音楽の父・植松伸夫の幼少期から今日までの体験。何を聴き、どう曲を紡ぐのか?”. 電ファミニコゲーマー – ゲームの面白い記事読んでみない?. 2024年1月7日閲覧。
  9. ↑ “植松伸夫氏や皆葉英夫氏が手掛けるMobage向けRPG「グランブルーファンタジー」発表会をレポート。平田広明さん,長谷川明子さんら豪華声優陣も登場”. 4Gamer.net (2013年11月9日). 2014年11月1日閲覧。
  10. ↑ “「勇者ヤマダくん」「moon」のサントラ発売も告知された,「タマネギ大忘年会 勇者たちの宴」レポート”. 4Gamer.net (2019年12月9日). 2020年4月26日閲覧。
  11. ↑ “グイン・サーガ : 作品情報”. アニメハック. 2020年9月15日閲覧。
  12. ↑ 阿部美香「特集ゲームオンガク INTERVIEW植松伸夫」『DTM magazine 2014年9月号』寺島情報企画、2014年、p31。
  13. ↑ 『題名のない音楽会』2015年11月22日「ゲーム音楽史の音楽会」
  14. ↑ 4月14日(木)放送「ゲーム音楽の巨匠 植松伸夫の世界」

外部リンク

旧サイト

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