横浜市立図書館

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横浜市立図書館
Yokohama City Library
本部機能がある横浜市中央図書館
施設情報
専門分野 総合
事業主体 横浜市
管理運営 山内図書館以外の17館は横浜市
山内図書館は有隣堂グループ
開館 1921年6月11日(横浜市図書館仮閲覧所)
所在地 横浜市(18館)
統計情報
蔵書数 4,053,605冊(2025年度末時点)
貸出数 11,240,142冊(2025年度)
条例 横浜市立図書館条例
公式サイト https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kyodo-manabi/library/
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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横浜市立図書館(よこはましりつとしょかん)は神奈川県横浜市にある市立図書館の総称である。横浜市内18区にそれぞれ1つの図書館があり、全館で約405万冊の図書を収蔵している。18館を「横浜市立図書館」と総称するが、各図書館の名前は「立」が入らない「横浜市○○図書館」である。

概要

1921年に横浜市中央図書館の前身である横浜市図書館として設立された。1974年の磯子図書館の開館を皮切りに順次、数を増やしていき、1994年の中央図書館の開館で1区1館計画が完成。1994年に出された「ゆめはま2010プラン」の基本計画では、図書館8館の新設と地区センター等とのネットワーク整備が構想されていたが、実際には青葉区と都筑区の分区に伴い1995年に2館が新設されたのみで、30年以上にわたり新館設置はなかった。地区センター図書室の蔵書は検索可能にはなったが、市立図書館とは分離されたままで、ごく一部の地区センターで図書館の蔵書を取り寄せることができるようになったが、地区センター同士のネットワーク化はされていない。

市町村立図書館の中で大阪市に次いで2位の蔵書数を誇るが、横浜市は全国の市町村のなかでもダントツの人口を有するため、人口当たりの蔵書数では1.1冊/人と全国の政令指定都市の中で最低である。人口の減少に伴い、利用者数も減少傾向にあったが、令和2年からは貸出冊数の増加が見られる。

2024年、大型図書館を新設する、さらに一部の館を中規模化されることが報じられた[1]。2025年12月15日、横浜市は「新図書館整備基本構想(素案)」を発表。2033~2036年ごろを目途に、港北区新横浜二丁目1番5に蔵書数100万冊規模の図書館を設置する計画。[2]

利用案内

開館日

  • 火曜日~金曜日: 午前9時30分~午後7時(中央図書館、山内図書館は午後8時30分まで)
  • 土・日・月曜日・祝日・12月28日: 午前9時30分~午後5時
  • 1月4日: 正午~午後5時
休館日
  • 施設点検日(毎月)
  • 年末年始(12月29日~1月3日)
  • 図書特別整理日
  • 臨時休館日

各種サービス

登録
横浜市内に在住または通勤・通学している者は利用登録ができる。そのほか、2017年3月から川崎市・鎌倉市・藤沢市・大和市と、2018年4月から横須賀市と、2020年11月から町田市と、2021年4月から逗子市[3]と相互利用を開始した(ただしカード種別が異なり、予約不可)[4]。
貸出
図書・雑誌あわせて10冊まで貸出できる。貸出期間は14開館日で、ほかに予約待ちの利用者が居ない本であれば、一度だけ更に14日間延長することができる。
返却
借りた図書館以外でも、横浜市立図書館18館及びその返却ポスト、移動図書館「はまかぜ号」でも返却できる。その他、日吉・都筑南・二俣川・東戸塚・港南台の図書取次所、青葉区内7ヶ所の地区センター等、市が尾駅・青葉台駅・たまプラーザ駅の返却ポストでも返却できる。(但し田園都市線3駅の返却ポストは返却時に図書館カードが必須)
予約
貸出中または未所蔵の資料は予約(リクエスト)をすることができる。件数は6件までで、図書館のカウンターまたは電話から申し込める。利用者自身によってホームページ上で「パスワード」の登録をしていれば、既に所蔵されている資料に限りインターネットの蔵書検索(OPAC)ページからも申し込み可能。パスワードとメールアドレスの登録をすると、日吉・都筑南・二俣川・東戸塚・港南台の図書取次所、青葉区内7ヶ所の地区センター等でも予約本の受け取りが可能になる。
横浜市立図書館で所蔵していない資料でも、神奈川県内の公共図書館や、提携している一部の大学図書館で所蔵していれば、無料を取り寄せることができる(図書館間相互貸借制度)。それ以外の国立国会図書館、県外公共図書館、大学図書館からの場合も、取り寄せは可能であるが、郵送料金は利用者負担となる。
コピー
横浜市立図書館では1999年から、コピー機の管理をリース業者に委託することで著作権法第31条の適用外(第30条の私的利用)だと主張し、利用者は一切の手続きなく無制限にコピーができるようになった。
オンラインデータベース
全館で国立国会図書館の図書館向けデジタル化資料送信サービス(但し図書館カードを持っている等の条件あり)、朝日新聞記事データベース「聞蔵IIビジュアル」、判例等の法律情報データベース「Westlaw Japan」、大宅壮一文庫の雑誌記事索引検索データベース「Web OYA-bunko」が利用できる。そのほか中央図書館では読売新聞記事データベース「ヨミダス歴史館」、日経新聞記事データベース「日経テレコン」、官報情報検索サービスなども利用できる。
電子書籍サービス
2021年3月に「横浜市立図書館電子書籍サービス」を開設。株式会社図書館流通センターの電子図書館サービスを導入し、約3,000コンテンツから開始した[5]。

各区の図書館

18ある行政区に、中央図書館を含め、18館ある。(以下の統計数値は2025年度のもの)

1区1館であるため、各図書館には基本的に区の名前がつけられているが、中央図書館(西区)と山内図書館(青葉区)のみ異なる。

名称 住所 蔵書数 延床面積 (m2) 年間貸出冊数(貸出延長含む) 入館者数 備考 設立年(括弧内は現在地における開館年)
中央図書館 西区老松町1 1,782,906 21,834 895,013 764,912 公共駐車場(有料)併設(工事中のため使用不可)。2025年4月、乳幼児と保護者専用の「のげやま子ども図書館 おやこフロア」を1階に併設オープン。 1921(1994)
鶴見図書館 鶴見区鶴見中央二丁目10-7 109,312 1,510 367,445 244,688 鶴見保育園併設。2030年10月に、鶴見区豊岡町27-1の「豊岡町複合施設」内へ移転予定。床面積は3倍になる。 1980
神奈川図書館 神奈川区立町20-1 115,503 1,502 515,340 305,251 老人福祉センター「うらしま荘」等併設  1987
中図書館 中区本牧原16-1 113,506 1,506 250,616 230,760 本牧地区センター、知的障害者通所施設「オリブ工房」併設  1989
南図書館 南区弘明寺町265-1 109,176 1,790 356,608 283,234 弘明寺公園屋外プール併設  1992
港南図書館 港南区野庭町125 113,397 1,503 339,510 169,854   1987
保土ケ谷図書館 保土ケ谷区星川一丁目2-1 154,985 2,507 434,884 311,682 保土ヶ谷公会堂併設 1982
旭図書館 旭区白根四丁目6-2 120,660 1,508 347,622 211,693   1986
磯子図書館 磯子区磯子三丁目5-1 144,846 2,892 436,770 340,551 磯子区総合庁舎内 1974(1999)
金沢図書館 金沢区泥亀二丁目14-5 145,666 2,121 468,196 396,573 金沢地区センター併設。2026年6月リニューアルオープン。 1980
港北図書館 港北区菊名六丁目18-10 164.981 2,522 633,290 426,830 菊名地区センター併設 1980
新図書館
(仮称)
港北区新横浜二丁目1-5
(予定)
1,000,000
(予定)
20,000
(予定)
  2033~
2036頃(予定)
緑図書館 緑区十日市場町825-1 119,450 1,987 519,594 376,027 十日市場地域ケアプラザ、老人福祉センター「緑ほのぼの荘」併設  1995
山内図書館 青葉区あざみ野二丁目3-2 194,779 2,147 609,094 428,529 山内地区センター併設、指定管理者「有隣堂グループ」 1977
都筑図書館 都筑区茅ケ崎中央32-1 163,257 2,396 974,782 765,406 都筑区総合庁舎内  1995
戸塚図書館 戸塚区戸塚町127 168,305 3,386 627,203 560,688 戸塚地区センター、戸塚公会堂等併設。2026年7月リニューアルオープン。 1978
栄図書館 栄区公田町634-9 110,489 1,518 410,803 246,279   1989
泉図書館 泉区和泉町6207-5 111,795 1,520 382,496 191,472   1989
瀬谷図書館 瀬谷区本郷三丁目22-1 110,592 1,548 259,170 146,379   1985

横浜市中央図書館(西区)

旧 横浜市図書館

横浜市中央図書館(よこはましちゅうおうとしょかん)は、西区老松町1にある公立図書館である。横浜市立図書館の中核部である。

横浜港開港60年・自治制施行30年記念事業として、1919年12月に建設が計画され、1921年6月に市内初の公立図書館として横浜公園内の図書館建設事務所内に「横浜市図書館仮閲覧所」の名称で開館。本館の建設計画を市議会に提出する目前の1923年9月、関東大震災で1万数千冊の蔵書とともに全焼。12月16日に南区中村町の石油倉庫跡のバラック(現在の横浜市立中村小学校付近)に「中村町閲覧所」を仮設し、被災者に娯楽を提供(本館完成後もしばらくの間存続)。1926年3月20日に横浜公園内に仮本館を再建し[6]、1927年に旧老松小学校跡(現在地)に建設した本館「横浜市図書館」に移転。1994年の建て替えで「横浜市中央図書館」に改称された。

2012年現在、日本の市立図書館の単館蔵書数としては、大阪市立中央図書館についで2番目の規模となっている[7]。

横浜市鶴見図書館

横浜市鶴見図書館

横浜市鶴見図書館(よこはましつるみとしょかん)は横浜市鶴見区鶴見中央二丁目10-7にある公立図書館である。

1980年11月に市内で5番目の図書館として開館した。2010年の開館30周年を記念して、マスコットキャラクターの「つるぽん」を制定した。

横浜市神奈川図書館

横浜市神奈川図書館

横浜市神奈川図書館(よこはましかながわとしょかん)は横浜市神奈川区立町20-1にある公立図書館である。

1987年10月に市内で12番目の図書館として開館した。キャッチフレーズは「図書館はあなたの知恵袋」。

横浜市中図書館

横浜市中図書館(よこはましなかとしょかん)は横浜市中区本牧原16-1にある公立図書館である。

1989年5月に市内で15番目の図書館として開館した。場所は同年にオープンしたマイカル本牧の隣地で、18館のうち唯一鉄道駅が近隣に無く、そのためか年間入館者数も貸出冊数も少ない(貸出冊数は横浜市立図書館の中で最少である)。

マスコットキャラクターは本を読む馬のモック。設立20周年の2009年に名前を公募して、2010年に決定した。

横浜市南図書館

横浜市南図書館

横浜市南図書館(よこはましみなみとしょかん)は、横浜市南区弘明寺町265-1にある公立図書館である。

施設概要

京急の弘明寺駅に隣接しており、18館のなかで最も駅に近い(地下鉄の弘明寺駅からは数百メートル離れている)。山の斜面を利用した鉄筋コンクリート造4階建てで、建物の1階は主に駅利用者のための自転車駐輪場、4階と屋上は弘明寺公園プール(夏季のみオープン)に利用されているため、2・3階部分のみが図書館となっている。

図書館の1階には主に児童図書、2階には一般図書が配架されている。そのほか、1階には「児童書研究コーナー」、「初めて出会う絵本コーナー」、「外国語の本コーナー」などがあり、2階には「おしごと応援コーナー」、「ティーンズコーナー」、「郷土資料コーナー」などがある。

南区には横浜国際高等学校があり、外国人居住比率も中華街のある中区に次いで高いため、しばしば外国の本や文化、風土を紹介するイベントを行っている。

歴史

1992年(平成4年)12月に市内で16番目の図書館として開館した。16区体制当時の最後に開館した図書館であり、この時点で1区1館構想が一旦実現したことになる[注釈 1]。

2012年12月、南図書館創立20周年を記念して、利用者の投票によって南図書館のマスコットキャラクター「ぐみょじい&ぐみょにゃん」が制定された。キャラクターは横浜国際高等学校エンターテイメント部の生徒がデザインした。

横浜市港南図書館

横浜市港南図書館

横浜市港南図書館(よこはましこうなんとしょかん)は横浜市港南区野庭町125にある公立図書館である。

1987年1月に市内で11番目の図書館として開館した。年間入館者数は横浜市立図書館の中でほぼ最少(瀬谷に次いで2番目に少ないが僅差)だが、貸出冊数は比較的多い。

横浜市保土ケ谷図書館

保土ヶ谷図書館(左側)および公会堂(右側)

横浜市保土ケ谷図書館(よこはましほどがやとしょかん)は横浜市保土ケ谷区星川1-2-1にある公立図書館である。

1982年5月に市内で8番目の図書館として、星川駅の南東側に開館した。公会堂が併設されている。

横浜市旭図書館

横浜市旭図書館

横浜市旭図書館(よこはましあさひとしょかん)は、横浜市旭区白根4-6-2にある公立図書館である。

鉄筋コンクリート造の2階建てで、主に1階に児童図書、2階は一般図書が配架されている。1階には児童図書室や一般文庫、ティーンズコーナーのほか、カウンターや会議室などがある。2階には一般図書室があり、新聞・雑誌などのコーナー、一般用閲覧席などがある。

相模鉄道本線の二俣川駅にある行政サービスコーナーでは、図書の貸出・返却取次サービスが行われており、利用者登録の更新などもできる。

1986年(昭和61年)5月に市内で10番目の図書館として開館した。2011年(平成23年)の開館25周年を機に「環境にやさしい図書館づくり」を目指して図書館の屋上を緑化し、「あさひくんの庭」として植物を花壇などで定植している。

横浜市磯子図書館

横浜市磯子図書館(よこはましいそごとしょかん)は横浜市磯子区磯子三丁目5-1にある公立図書館である。

1974年10月に市内で2番目の図書館として磯子センター内に開館した。1999年に磯子区総合庁舎の地下1階に移転した。

横浜市金沢図書館

横浜市金沢図書館(よこはましかなざわとしょかん)は横浜市金沢区泥亀二丁目14-5にある公立図書館である。

市民による図書館建設運動の結果、1980年5月に市内で6番目の図書館として開館した。2010年、開館30周年を記念して名前を公募し、マスコット「りーどくん」(コアラ)を制定した。

2009年から2012年まで、京浜急行の協力で金沢文庫駅に図書返却ポストを設置していたが、現在は終了している。

金沢区には横浜市立大学や関東学院大学のキャンパスがあり、大学との連携に力を入れている。

横浜市港北図書館

横浜市港北図書館

横浜市港北図書館(よこはましこうほくとしょかん)は横浜市港北区菊名六丁目18-10にある公立図書館である。

市民による図書館建設運動の結果、1980年8月に市内で7番目の図書館として開館した。旧港北区役所の建物を活用している。市民団体「港北図書館友の会」がある。

2010年の開館30周年を記念して、マスコットキャラクターの、としょんぼ(とんぼ)、てんてん(てんとうむし)、カブック(かぶとむし)を制定した。

横浜市緑図書館

横浜市緑図書館(よこはましみどりとしょかん)は横浜市緑区十日市場町825-1にある公立図書館である。

1995年5月に市内で18番目の図書館として開館した。1994年11月に、緑区から青葉区が分区したことに伴い、緑区の図書館であった山内図書館が青葉区の図書館となり、緑区に新たな図書館が作られた。

2007年から2010年まで、長津田駅に図書返却ポストを設置していたが、現在は終了している。

横浜市山内図書館(青葉区)

横浜市山内図書館
施設情報
延床面積 2,147.22 m2
開館 1977年(昭和52年)4月
所在地 〒241-0005
神奈川県横浜市青葉区あざみ野二丁目3-2
統計情報
蔵書数 199,211冊・点(2012年時点)
貸出数 719,596冊・点(2012年)
来館者数 560,787人(2012年)
公式サイト http://yamauchi-lib.jp/
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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横浜市山内図書館(よこはましやまうちとしょかん)は横浜市青葉区あざみ野二丁目3-2にある公立図書館である。

施設概要

鉄筋コンクリート造3階建てだが、山内地区センターを併設しているため、図書館は2階の1フロアのみである。

青葉台駅・市が尾駅・たまプラーザ駅に設置された返却ポストで横浜市立図書館の本の返却を受け付けている。なお、駅返却ポストでの図書返却には「横浜市立図書館カード」が必要である。2020年現在、駅返却ポストを設置しているのは山内図書館だけである。

美しが丘西地区センター、大場みすずが丘地区センター、奈良地区センター、藤が丘地区センター、若草台地区センター、田奈ステーション(青葉区区民活動支援センター)、青葉台コミュニティハウスの青葉区内7施設で貸出・返却取次サービスを行っている。

マスコットキャラクターはレッサーパンダの「やまちゃん」。

2017年現在、横浜市立図書館で唯一指定管理者として民間企業(有隣堂)に運営を委託している。そのため、独自のホームページをもつほか、ツイッターやメルマガやブログによる情報発信、青葉区風景写真データベースの作成、日経テレコンなど有料データベースの活用、開館時間の延長、図書購入の取次、館内文房具ショップ、託児サービス、図書の有料宅配サービス、登録不要の無線LANサービスの提供などユニークな活動を展開している。

民間企業に運営が委託されて以後、図書館長が司書資格を持つ女性になった。

歴史

1977年4月に市内で3番目の図書館として開館した(住民による図書館要求運動の成果)。当時は青葉区が分離する前の緑区にできた図書館だったが、まだ1区1館構想もなく、地元民の希望で山内村から名前をとって山内図書館となった。

2005年5月、図書館が遠くて不便という区民の声に応えて、市が尾駅、奈良地区センターでの図書返却サービスを開始する。12月には、青葉台駅、たまプラーザ駅、田奈ステーションでも返却サービスも開始し、同時に奈良地区センターで予約本を受け取れる取次サービスもモデル事業としてはじめた。

2007年、上記のモデル事業が好評であったことから、図書の貸出・返却取次サービスが青葉区内地区センター等6施設に拡大される(2017年現在は7施設)。

2010年、指定管理者制度を導入し、有隣堂グループによる運営を開始。平日火~金曜日の開館時間を午後8時30分まで延長。有料宅配サービスの試行開始。

横浜市都筑図書館

横浜市都筑図書館(よこはましつづきとしょかん)は横浜市都筑区茅ケ崎中央32-1にある公立図書館である。

施設概要

鉄筋コンクリート造地下1階地上6階建ての都筑区総合庁舎の1階が、都筑図書館である。

10倍以上の蔵書数がある中央図書館よりも年間の貸出冊数が多く、市民によく利用されている図書館の一つである(年間入館者数も中央図書館に次いで2位)。

民間の指定管理者制度を採用した山内図書館ほどではないが、図書館ホームページも横浜市立図書館のテンプレートに独自の改良を加えるなど、職員の熱心な活動で知られている。

無線LAN「フレッツ・スポット」(NTT東日本)が利用できる(要登録)。

歴史

1995年4月に市内で17番目の図書館として開館した。これは1994年11月の都筑区の誕生を受けて、都筑区総合庁舎の完成とともに1階フロアに開館したものである。区役所と同じ建物にあるため、中央図書館、磯子図書館と並び、駐車場が充実している(ただし有料)。

2000年3月の開館5周年記念シンポジウム「地域図書館の新たな役割を考える」のために公募した市民サポーターから地域サークル「つづき図書館ファン倶楽部」が生まれる。このサークルは、年4回ファン倶楽部通信を発行して無料配布するなど、利用者の増大に貢献している。図書館職員や市長とのミーティングもたびたび行っている[8]。

2010年、15周年を記念してマスコットキャラクターの「みゃーご(ブックトラックねこ)」と「ちゅーず(司書ねずみ)」が制定された。

2012年、港北図書館、緑図書館と共同で、横浜市北部地域写真アーカイブ『丘のヨコハマ写真館』[9]を作成した。

横浜市戸塚図書館

横浜市戸塚図書館

横浜市戸塚図書館(よこはましとつかとしょかん)は横浜市戸塚区戸塚町127にある公立図書館である。

1978年に市内で4番目の図書館として戸塚駅西口の戸塚センター内に開館した。1972年に作られた「戸塚に図書館を作る会」などの市民運動の成果である。

戸塚センターは鉄筋コンクリート造で地下1階地上3階建ての建物である。2階は戸塚地区センター、3階は公会堂となっていて、閲覧室は1階部分のみである。2階の一部と地下を事務室と書庫として利用している。

東戸塚駅の行政サービスコーナーでは、図書の貸出・返却取次サービスが行われており、利用者登録の更新などもできる。

横浜市栄図書館

横浜市栄図書館

横浜市栄図書館(よこはましさかえとしょかん)は横浜市栄区公田町634-9にある公立図書館である。

1989年3月に市内で14番目の図書館として開館した。

横浜市泉図書館

横浜市泉図書館

横浜市泉図書館(よこはましいずみとしょかん)は横浜市泉区和泉町6207-5にある公立図書館である。

1989年2月に市内で13番目の図書館として、いずみ野駅北口のそばに開館した。

2012年から「予約の多い本常置コーナー」を試験的に設け、予約数が多いために本棚に並ぶことのない本の一部を館外貸出禁止にして、館内閲覧用に提供している。なお、このコーナーは図書館の資料費で揃えた本ではなく、市民からの寄贈本だけで構成している。

横浜市瀬谷図書館

横浜市瀬谷図書館

横浜市瀬谷図書館(よこはましせやとしょかん)は横浜市瀬谷区本郷3-22-1にある公立図書館である。

1985年1月に市内で9番目の図書館として開館した。

図書取次サービス

予約した図書の貸出、図書の返却のみ可能。これら施設で予約図書を受け取るには、事前にパスワード設定・メールアドレス登録が必須。(以下の統計数値は2025年度のもの)

名称 住所 年間貸出冊数(貸出延長含む) サービス開始年
矢向地区センター(予定) 鶴見区矢向四丁目32-11 2027春(予定)
横浜駅ブックス&ラウンジ型
図書取次拠点(仮称)(予定)
横浜駅周辺(検討中) 検討中
藤棚地区センター(予定) 西区藤棚町2丁目198 2027春(予定)
上大岡ブックス&ラウンジ型
図書取次拠点(仮称)(予定)
港南区上大岡西一丁目6-1
上大岡京急百貨店6階
2027春(予定)
港南台図書取次所 港南区港南台五丁目3-1
港南台地区センター内
27,700 2016
二俣川図書取次所 旭区二俣川2丁目50-14
ジョイナステラス1 5階
二俣川駅行政サービスコーナー内
96,440 2005
若葉台地区センター(予定) 旭区若葉台三丁目4-2 2027春(予定)
ビアレヨコハマ(予定) 金沢区並木二丁目13-7 2027春(予定)
日吉図書取次所「日吉の本だな」 港北区日吉四丁目1-1
慶應義塾大学協生館1階
171,059 2022
中山地区センター(予定) 緑区中山二丁目1-1
ハーモニーみどり3階
2027春(予定)
美しが丘西地区センター 青葉区美しが丘西三丁目60-15 16,680 2007
大場みすずが丘地区センター 青葉区みすずが丘23-2 8,081 2007
奈良地区センター 青葉区奈良町1843-11 16,675 2005
藤が丘地区センター 青葉区藤が丘一丁目14-95 23,649 2007
若草台地区センター 青葉区若草台20-5 17,075 2007
田奈ステーション
(青葉区区民交流センター)
青葉区田奈町76-1
東急ストア田奈店1階
14,453 2005(返却のみ)
2007(貸出)
2025(移転)
青葉台ブックス&ラウンジ型
図書取次拠点(仮称)(予定)
青葉区青葉台二丁目1-1
青葉台東急スクエアSouth-1 本館5階
2027春(予定)
青葉台コミュニティハウス 青葉区青葉台二丁目25-4 36,451 2010
都筑南図書取次所「つづきの本ばこ」 都筑区池辺町4035-1
ららぽーと横浜3階
61,666 2025
東戸塚図書取次所 戸塚区品濃町692
東戸塚駅行政サービスコーナー隣接
164,016 2005
大正地区センター(予定) 戸塚区原宿三丁目59-1 2027春(予定)
上郷地区センター(予定) 栄区上郷町1173-5 2027春(予定)
下和泉地区センター(予定) 泉区和泉が丘一丁目26番1号 2027春(予定)

移動図書館「はまかぜ号」

五代目はまかぜ2号

移動図書館「はまかぜ号」は、図書館から遠い地域を巡回して、個人貸出を行うバスである。1970年8月に導入された[10]。横浜市中央図書館に2台所属している。図書館カードは横浜市立図書館と共通で、図書館カードの発行も行っている。移動図書館の本の貸出・返却以外に、予約した本の受け取り、他の横浜市立図書館で借りた本の返却もできる。巡回するステーションは以下の30か所で、隔週訪問している。図書館のネットワークに接続されるまでの間、貸与された3枚のプラスチック製の貸し出し券(トークン)との引き換えという形で書籍を貸し出していた。

名称住所施設名(公園等)
矢向ステーション 鶴見区矢向1丁目2 矢向一丁目公園
宮向ステーション 神奈川区羽沢町947 宮向団地管理事務所前
片倉ステーション 神奈川区神大寺3丁目25 神大寺中央公園
みなとみらいステーション 西区みなとみらい3丁目 グランモール公園
馬の博物館ステーション 中区根岸台 根岸森林公園第一駐車場横
永田みなみ台ステーション 南区永田みなみ台4 永田みなみ台公園
港南台ステーション 港南区港南台3丁目5 港南台中央公園
狩場ステーション 保土ヶ谷区狩場町325-5 狩場町第三公園
左近山ステーション 旭区左近山16-1 左近山ショッピングセンター南側広場
中沢ステーション 旭区中沢3丁目37 中沢町公園
希望が丘ステーション 旭区中希望が丘202-18 中希望が丘第五公園
杉田大谷ステーション 磯子区杉田7丁目25 杉田大谷第二公園
並木ステーション 金沢区並木3丁目3 イド藻公園
八景西ステーション 金沢区大川7 八景西公園
綱島東ステーション 港北区綱島東3丁目9-31 綱島東三丁目公園
南日吉ステーション 港北区日吉本町4丁目 コンフォール南日吉
北八朔ステーション 緑区北八朔町1988-79 北八朔第二公園
竹山ステーション 緑区竹山3丁目1-1 竹山中公園
奈良北ステーション 青葉区奈良町2964-10 奈良町第三公園
ならやまステーション 青葉区奈良1丁目4-1 奈良山公園
東山田ステーション 都筑区東山田町270 東山田地域ケアプラザ
俣野ステーション 戸塚区俣野町1403-64 ドリームハイツ第一公園
名瀬ステーション 戸塚区名瀬町762 名瀬下第三公園
品濃ステーション 戸塚区品濃町565 品濃谷宿公園
庄戸ステーション 栄区庄戸3丁目10 庄戸第三北公園
野七里ステーション 栄区野七里1丁目30 野七里テラス
緑園ステーション 泉区緑園5丁目1 緑園東公園
しらゆりステーション 泉区中田東1-41 しらゆり公園(プール側)
五貫目ステーション 瀬谷区五貫目町10-31 五貫目町公園
阿久和ステーション 瀬谷区三ツ境89-14 三ツ境大原第二公園

脚注

注釈

  1. ↑ 青葉区・都筑区が新設され18区体制になったのは1994年11月6日。

出典

  1. ↑ “横浜市が大型図書館を新設へ 中央図書館を補完、電子書籍にも対応”. カナロコ. 2024年12月11日閲覧.
  2. ↑ “横浜市 新図書館整備基本構想(素案)”. 横浜市教育委員会事務局教育政策推進課 (2025年12月). 2026年1月5日閲覧。
  3. ↑ “4月から、逗子市在住の方は横浜市の図書館で本が借りられるようになります”. 逗子市立図書館. 2021年4月28日閲覧。
  4. ↑ “近隣市図書館のご利用(広域利用)について”. 横浜市. 2021年4月28日閲覧。
  5. ↑ “「横浜市立図書館電子書籍サービス」オープンしました!”. 横浜市立図書館. 2021年4月28日閲覧。
  6. ↑ 横浜市役所市史編纂係 編『横浜市震災誌 第三冊』、横浜市、1926年、267-273ページ
  7. ↑ 『日本の図書館 統計と名簿2012』(社団法人日本図書館協会)に基づく。
  8. ↑ “つづき図書館ファン倶楽部”. 2013年8月4日閲覧。
  9. ↑ “横浜市立図書館 丘のヨコハマ写真館”. 2013年8月4日閲覧。
  10. ↑ 横浜市中央図書館開館記念誌編集委員会『横浜の本と文化』 横浜市中央図書館、1994年、ISBN 4946514015、651ページ

関連項目

外部リンク