
窰洞(ヤオトン、窯洞)は、中国の陝西省北部、甘粛省東部、山西省中南部、河南省西部の農村に普遍的に見られる住宅形式である[1]。地坑院(ちこういん)とも言われる。黄土高原の表土である沈泥は、柔らかく、非常に多孔質であるために簡単に掘り抜くことができ、約1千万人の人々[2]が崖や地面に掘った穴を住居として利用している[3]。
窰洞は穴を掘ることで作られる住宅であり、主に2つのタイプがある。
横穴にも東部と西部でそれぞれ特徴がある[4]。東部では入り口の部分を掘り残してくびれを造り、その奥に長方形の居室が続く。西部では横穴を一旦掘り抜いて、掘り出した土で作った日干し煉瓦を積んで入り口を設ける。 住居の内側は室内を明るくするために白石灰で塗られるなどの工夫がされる。室断熱性と保温性に優れ、冬は暖かく夏は涼しいが、通風が悪いため湿気が多い欠点もある[1]。寒冷な西部では入り口付近にかまどの排気を利用した床暖房である火炕(カン)を設ける特徴がある[4]。
未登録
IPFS未登録
📡 0ピア
N=1
CRITICAL
PQS C57