第6期女流順位戦
| ヒューリック杯 第6期 白玲戦・女流順位戦 | |
|---|---|
| 開催期間 | 2025年10月9日 - 2026年10月10日 |
| 第5期白玲 | 西山朋佳 |
| 挑戦者 | 福間香奈 |
| 第6期白玲 | 西山朋佳 |
| 白玲戦・女流順位戦 < 第5期第7期 > | |
第6期白玲戦・女流順位戦(だい6き はくれいせん・じょりゅうじゅんいせん、スポンサー名義を含めた棋戦名はヒューリック杯 第6期 白玲戦・女流順位戦)は、2026年度[注 1](2025年10月9日 - 2026年10月10日)の白玲戦および女流順位戦である。ここでは白玲戦および女流順位戦の第6期について合わせて記述する。
女流順位戦A級では福間香奈がプレーオフで伊藤沙恵を破り、白玲への挑戦権を獲得した。白玲戦七番勝負では、前期白玲の西山朋佳が福間を4勝1敗で破り、通算5期目の白玲獲得でクイーン白玲となり、棋士となる資格を獲得した。
棋戦の展開
女流順位戦
A級では、8回戦終了時点で、福間香奈と伊藤沙恵が6勝2敗、加藤桃子、山根ことみ、上田初美が5勝3敗で、この5人に挑戦権獲得の可能性があった[1][2]。最終戦は福間と伊藤がともに勝利し7勝2敗となり、プレーオフとなった[2][3]。2026年7月7日に行われたプレーオフでは、福間が勝ち挑戦権を得た[3][4]。降級争いについては、最終戦を前に、鈴木環那と加藤圭の降級が決定した[1]。
B級では、7回戦で中村真梨花が勝ち、7戦全勝で昇級を決めた。前期からの連続昇級だった[5]。8回戦では前期A級から降級した香川愛生が昇級を決めた[1]。最終戦では昇級を決めた者同士で来期の順位に影響する対局となり、中村が香川に勝ち1位での昇級となった[6]。降級争いについては、前期C級から昇級した日本将棋連盟会長の清水市代が7回戦で、伊奈川愛菓と小髙佐季子が8回戦で降級を決めた[1][5]。
C級では、7回戦で磯谷祐維が上位争いをしていた内山あやに勝ち昇級を決めた[1][7]。最終戦では大島綾華と木村朱里が勝ち昇級を決めた[7]。中澤沙耶は自力昇級という状況であったが敗れ昇級とはならなかった[7]。長谷川優貴、堀彩乃、藤田綾、川又咲紀が最終戦で敗れ降級となった[7]。
D級では、7回戦で元奨励会三段の中七海が勝ち、7戦全勝で昇級を決めた[1][8]。最終戦も勝ち8戦全勝での昇級となった[3][8]。最終戦では、山口稀良莉、今井絢、宮澤紗希が昇級を決めた[3][8]。自力だった渡辺弥生と宮宗紫野が敗れ、追っていた礒谷真帆も敗れたため、山口稀良莉との直接対決に敗れた宮澤の昇級が決まった[3][8]。降級点は、村田智穂、島井咲緒里、石高澄恵、中倉宏美、長沢千和子、飯野愛、水町みゆ、井道千尋の8人に付与された[8]。このうち、今年度から整備されたフリークラス制度により、降級点が3つとなった中倉と井道がフリークラスへの降級となった[3][8]。フリークラス規定が発表される前の女流棋士引退規定により引退が決まっていた島井は、D級最終戦が最後の対局となった[8]。
白玲戦七番勝負
第5期白玲の西山朋佳に、プレーオフを制した福間香奈が挑戦した。2026年8月22日の第1局で西山が勝利、8月29日の第2局で福間が勝利したのち、9月12日の第3局、9月26日の第4局、10月10日の第5局を西山が連勝し、4勝1敗で防衛した[9][10]。
西山は白玲通算5期となったことでクイーン白玲となり、昨年導入された規定により棋士となる資格を獲得した[10][11]。対局後のインタビューで権利を行使するか聞かれると「すぐに答えを出せる状況ではない」と回答した[11]。
脚注・出典
出典
- 1 2 3 4 5 6 遠山雄亮 (2026年6月27日). “【将棋】第6期白玲戦女流順位戦 福間と伊藤が挑戦権の一騎打ち、中は全勝昇級。7月に最終決戦”. Yahoo!ニュース エキスパート. 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 遠山雄亮 (2026年7月12日). “【将棋】女流順位戦、福間女流五冠が挑戦権獲得!世代交代と新制度、クイーン白玲懸かる七番勝負の展望”. Yahoo!ニュース エキスパート. 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 遠山雄亮 (2026年5月30日). “第6期白玲戦・女流順位戦A~D級の現在地。福間女流五冠が挑戦権争いで一歩リード。全クラス大混戦!”. Yahoo!ニュース エキスパート. 2026年10月17日閲覧。
- ↑ “第6期ヒューリック杯 白玲戦・女流順位戦”. 日本将棋連盟. 2026年10月17日閲覧。
- 1 2 “西山朋佳白玲、将棋史上初の女性棋士資格 権利行使は保留”. 日本経済新聞. 2026年10月17日閲覧。