美室(びしつ / ミシル、540年代? - 612年以後[1])は、新羅第24代真興王から第27代善徳女王治世期にかけて実在[2]したとされる真骨の貴族女性。

生涯

彼女については、1989年に発見された『花郎世記』の文献に登場する以外、不明である。それによると美室は歴代王妃を輩出した一族に生まれ、類まれな美貌と教養を兼ね備え、花郎(ファラン、新羅に実在した貴族青年部隊)の最高指揮者「源花」(げんか)の地位に就き権力を掌握していた。また、夫の世宗(李氏朝鮮時代の王とは別人)以外に真興王をはじめ数多くの男性を誘惑、相手にしたと伝えられている。特に真興王の息子、第25代真智王、第26代真平王との色事は有名である。 真興王は美室を寵愛し彼女に『宮主』、『殿主』などの称号を付与した。真興王死後、真智王の廃位を主導し、真平王の在位期に玉璽を官理する『璽主』になった。

家族

テレビドラマ

2009年に放送されたMBCテレビドラマ『善徳女王』では主人公に敵対する人物として登場し、美室を演じたコ・ヒョンジョンが2009年度のMBC演技大賞を受賞した。

美室が登場する作品

参考文献

脚註

  1. ↑ 美室の生没年は不詳。
  2. ↑ 『花郎世記』以外の史書には言及がない。
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