| 逆転裁判 | |
|---|---|
| ジャンル | 法廷バトル |
| 開発元 | カプコン |
| 発売元 | カプコン |
| 主な製作者 |
巧舟 稲葉敦志 稲船敬二 スエカネクミコ 岩元辰郎 |
| 1作目 |
逆転裁判 (2001年10月12日) |
| 最新作 |
逆転検事1&2 御剣コレクション (2024年9月6日) |
| スピンオフ作品 |
『逆転検事』シリーズ 『大逆転裁判』シリーズ レイトン教授VS逆転裁判 |
| 公式サイト | 逆転裁判シリーズ 公式サイト |
『逆転裁判』(ぎゃくてんさいばん、英:Ace Attorney[1])は、カプコンの法廷バトルアドベンチャーゲームおよびシリーズ名。また、同作品に関連した漫画、映画、小説、舞台なども指す。スピンオフ作品『逆転検事』シリーズについては当該項目を参照。テレビアニメ版については『逆転裁判 〜その「真実」、異議あり!〜』を参照。
本作品は「法廷バトル」と呼ばれるジャンルを生み出したゲームである。プレイヤーは主人公の弁護士を操作し、無実の罪に問われている被告人を裁判で無罪にすることがゲームの目的。弁護する事件は主に殺人事件である。
ゲームは移動と会話を繰り返して、次の裁判で勝つために情報や証拠品を集める「探偵パート」と、そこで得た証拠を武器に、依頼人である被告人の弁護を行う「法廷パート」に分かれている。法廷パートでは、自分の手元にある入手した情報や証拠品、または検察側から提出された証拠品とつきあわせつつ、証人たちの証言を聞き、「尋問」で証言内容と事実と食い違う部分、つまり「ムジュン(矛盾)」を探し追及するのが、本シリーズの原則となっている。また、多くのムジュン点を暴いていくことで事件の「真相」を徐々に明らかにしていき、依頼人の無罪を立証するのが最大の目的である。序盤は倒叙ミステリーであることが多い。
ゲーム内の裁判制度は現実の日本のものとは大きく異なる(劇中の年代設定は2001年発売の『1』時点で2016年[2])。例えば、本作品特有の裁判のシステム「序審法廷制度」が最たるものだが、他にも盗撮写真が証拠品として普通に受理されるなど異なる点が多々ある。ゲーム中、裁判長の手にある木槌は実際の日本の法廷では使われておらず、「異議あり!」の発言も、証人に向かって叫ぶのではなく、弁護士・検事が互いの質問・尋問に対して判事に申し立てるものである。しかし、本作品のように弁護人や検事でない人物が法廷に立つことは、簡易/家庭/地方裁判所で「特別弁護人」として実際に認められている。
ゲームは複数の独立したエピソードで構成されており、各エピソードは主に「探偵パート」と「法廷パート」の2種類の章で構成されている。プレイヤーは両方のパートを交互に進行させて、事件の真相を明らかにしていく。1つのエピソードをクリアすると、次のエピソードをプレイできるようになる。
様々な人物から情報を手に入れたり、事件現場を調査して証拠品を集めるなどの行動を繰り返し、次の裁判に必要な手がかりを集めることが目的のパート。必要となる全ての証拠品および情報を得なければ次の法廷パートへ進むことができないため、「探偵パートで調べ忘れをしたために法廷パートのクリアが不可能になる」という、いわゆる「手詰まり」の状態は発生しないようになっている。
「探偵パート」で得た証拠品や情報をもとに証人の証言の「ウソ」や「ムジュン」を「尋問」で暴き、被告人を弁護するパート。「尋問」では、証言を十字ボタンの左右で切り替え、主に「ゆさぶる」「つきつける」の2つのコマンドを使用して証人を追い詰め、事件の真相を暴いていく。証人の「証言」にはウソやカン違いが含まれていることがあり、プレイヤーは「尋問」で証言のムジュンや真実を暴いていくことが、基本の流れとなる。審理が翌日に延びた場合は次の「探偵パート」が始まり、被告人の無罪判決を勝ち取った場合はそのエピソードはクリアとなる。なお、尋問中のBGMは、作品ごとに2種類(「尋問〜モデラート」・「尋問〜アレグロ」)用意されている。
| 2001 | 逆転裁判 |
|---|---|
| 2002 | 逆転裁判2 |
| 2003 | |
| 2004 | 逆転裁判3 |
| 2005 | 逆転裁判 蘇る逆転 |
| 2006 | |
| 2007 | 逆転裁判4 |
| 2008 | |
| 2009 | 逆転検事 |
| 2010 | |
| 2011 | 逆転検事2 |
| 2012 | レイトン教授VS逆転裁判 |
| 2013 | 逆転裁判5 |
| 2014 | 逆転裁判123 成歩堂セレクション |
| 2015 | 大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險- |
| 2016 | 逆転裁判6 |
| 2017 | 大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟- |
| 2018 | |
| 2019 | |
| 2020 | |
| 2021 | 大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟- |
| 2022 | |
| 2023 | |
| 2024 | 逆転裁判456 王泥喜セレクション |
| 逆転検事1&2 御剣コレクション |
ゲームボーイアドバンス、ニンテンドーDS、ニンテンドー3DSなどで発売されている。『4』以前のシリーズ作品のディレクターとシナリオは全編を通して巧舟が担当している。以下は、特に説明のない限り全て日本国内向けに発売されたバージョンについての情報。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ゲームボーイアドバンス[GBA] Windows Wii Uバーチャルコンソール[VC] |
| 発売元 |
カプコン ソースネクスト(Windows) |
| 人数 | 1人 |
| メディア | GBAROM |
| 発売日 |
[GBA]2001年10月12日 [Windows]2005年12月23日 [Wii U・VC]2015年11月4日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 | 207,859本(ベスト版含む)[4] |
シリーズ第1作目。『逆転裁判1』とも表記される[5]。全4話で構成されている。当初は続編が発売される予定はなかった。ゲームの基本システムはこの時点でほぼ完成されており以降のシリーズでも大きな変更はされていない。メインキャラクターデザインは末包久美子、BGMは杉森雅和が担当。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドーDS Wii(Wiiウェア) iアプリ EZアプリ S!アプリ iPhone/iPod touch Android(auスマートパス) |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
[DS]2005年9月15日 [iアプリ]2006年 [EZアプリ・S!アプリ]2007年 [Wiiウェア]2009年12月15日 [iPhone]2009年12月21日 [auスマートパス]2012年10月1日 |
| 対象年齢 |
[DS] CERO:B(12才以上対象) PEGI:7 |
| 売上本数 | 584,013本(ベスト版含む)[4] |
GBA版『1』のニンテンドーDSへの移植にあたり、『1』と『2』の間の時期に新エピソードを1話追加した作品。元は『逆転裁判』の海外進出のために開発されたもの[7]で、日本版でも設定を切り替えて英語版がプレイ可能。なお、英語版では物語に大きな変更はないが、場所の設定は日本からアメリカのロサンゼルスに変更されている。またGBA版と対照的に画面がズームアウトされ、キャラクターと背景が見えやすくなり、法廷記録の証拠品ファイルと人物ファイルの説明や台詞が表示される画面の大きさにも違いがある。このことから『蘇る逆転』は海外における『1』に相当する。
『蘇る』第1話-第4話のシナリオは基本的にGBA版と同一であるが、『蘇る』第1話のタイトルは「初めての逆転」から「はじめての逆転」とひらがな表記に変更され、一部のセリフや人物の動作、BGMが入るタイミングなどの演出、一部の登場人物の年齢などの設定が変更されている。本作品から物語クリア後に『蘇る』第1話 - 第4話のストーリー公式イラストが表示されるようになったが、『蘇る』第5話のみストーリー公式イラストが当時制作して無かった為表示されない。なおDSに本ソフトとGBA版『1』を差し込めば最初から全てのエピソードを遊べるようになる[8]。
DSの機能を活かして、法廷記録が下画面での1ページあたり8個の表示に変更され素早く選択できるようになっていたり、マイクを使った音声入力で「異議あり!」「待った!」「くらえ!」が可能だったりと、ユーザーインターフェースに改良がなされている。証言の再読・早送り、「ゆさぶる」「つきつける」の入力がタッチパネルに触れるだけの操作で可能となった[9]。また、追加された新エピソードではニンテンドーDSの機能を活かした3D証拠品や指紋検出といった「カガク捜査」が導入されている。
第5話の新規登場人物デザインおよびパッケージイラストは塗和也が担当。新規BGMは木村明美が担当。1 - 4話のBGMは『1』と同一であるが、ハードの変化により音質に若干の違いが生じている。また『1』のエンディングBGM(逆転裁判・終幕)は諸事情により未完成のBGMを用いていたため、リメイクに際して修正されている[10]。
Wiiウェア版は4話まで収録され、第5話は『2』『3』配信後の2010年3月16日より有料の追加コンテンツとして配信。Wiiウェア版ではWiiリモコンを活用した操作が可能で、証人をゆさぶる場合はリモコンを縦に振る、証拠をつきつける場合はリモコンを突き出すことで操作ができる(ボタン入力でも操作可能)。
iOS版の2話以降は有料の追加コンテンツとして配信された(3話以降は2010年1月配信)。iOS版は『逆転裁判123HD 〜成歩堂 龍一編〜』配信開始に伴い、配信終了となった。なおカプコンのケータイサイトにてフィーチャーフォン向けにも配信されていた。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ゲームボーイアドバンス Windows ニンテンドーDS Wii(Wiiウェア) Wii Uバーチャルコンソール[VC] iアプリ EZアプリ S!アプリ Android(auスマートパス) |
| 発売元 |
カプコン ソースネクスト(Windows) |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
[GBA]GBAROM [DS]DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
[GBA]2002年10月18日 [iアプリ・S!アプリ]2005年 [EZアプリ]2006年 [Windows]2006年3月31日 [DS]2006年10月26日 [Wiiウェア]2010年1月26日 [auスマートパス]2012年11月1日 [Wii U・VC]2015年12月2日 |
| 対象年齢 | CERO:A(全年齢対象) |
| 売上本数 | 652,324本(GBA・DS合計、ベスト版含む)[4] |
前述の通りもともと続編を作る予定はなかったが、『1』を気に入ったプロデューサーが続編の制作を決めた[11]。当初は全5話を予定していたが[12]、ロムカートリッジの容量不足からエピソードが1話削られた[13]。また、GBA版では全話を通して誤植が見られる(DS版ではほとんど修正されている)。基本的なゲームシステムは前作と同様だが以下のような変更点がある。
ニンテンドーDS版が2006年10月に発売されたが、『逆転』第1話 - 『蘇る』第4話に加えられた変更と同様、タッチペン対応の証拠品リストやマイクでの音声認識機能と英語版の追加はあるものの、新エピソードやその他の追加要素は特にない。ただし、『蘇る逆転』の追加による一部設定の変更や、「看護婦」表記を「看護師」に変更するなどのテキストの変更はされている。『蘇る』同様物語クリア後に物語のタイトルに絵が表示されるが、物語公式アートでなく主要人物が表示されるようになる。なお、DSにGBA版とDS版を同時に差し込むことで、最初から全てのエピソードを遊べるようになる。なおカプコンのケータイサイトにてフィーチャーフォン向けにも配信されていた。
ディレクターの巧は『2』の難易度の高さを「個人的に大きな反省点」として挙げている[14]。テレビCMでは、小雪と相島一之が出演、法廷シーンを再現した。キャラクターデザイン担当は岩元辰郎。BGM担当は木村明美。
ストーリー進行時間は第2話→第1話→第3話→第4話の順。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ゲームボーイアドバンス Windows ニンテンドーDS Wii(Wiiウェア)Wii Uバーチャルコンソール[VC] iアプリ EZアプリ S!アプリ Android(auスマートパスパソコンソフト) |
| 発売元 |
カプコン ソースネクスト(Windows) |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
[GBA]GBAROM [DS]DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
[GBA]2004年1月23日 [Windows]2006年3月31日 [DS]2007年8月23日 [Wiiウェア]2010年2月23日 [auスマートパス]2012年12月3日 [Wii U・VC]2016年3月2日 |
| 対象年齢 |
[GBA]CERO:12才以上対象 [DS]CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 | 569,963本(GBA・DS合計、ベスト版含む)[4] |
成歩堂の師匠・綾里千尋の新人時代が描かれる作品。本作品では前作にも増して「霊媒」の扱いが大きくなり、ある事件の中核にも直接関わっている。また本作品の第2話・第3話・第5話は、『2』の半年後という設定。ストーリー進行時間は第4話→第1話→第2話→第3話→第5話の順。
ゲームシステムは前作から大きな変更はないが、『2』では探偵パートでのみだった「一度クリアしたエピソードのメッセージスキップ」が法廷パートでも可能となった。一回の失敗でゲームオーバーになる場面も減らされており、システム面が改善されている。
なお、このゲームは2004年1月25日 - 1月29日および1月31日 - 2月5日に東京駅と新大阪駅構内で東海道新幹線利用者向けに午前10時から深夜24時にかけてゲームボーイアドバンスSPと共にソフトを無料で貸し出しするという鉄道サービスとしては世界で初めての試みも行われた。このサービスのキャッチコピーは「新大阪に着くまでに犯人を見つけ出せるか!?」であった。
2007年8月23日にはDS版が発売(GBA版とDS版の違いは『2』に準ずる)。これにより、1 - 4までの全ての作品がDSに揃った。キャラクターデザイン担当は岩元辰郎。BGM担当は岩垂徳行。なおカプコンのケータイサイトにてフィーチャーフォン向けにも配信されていた。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドーDS iアプリ EZアプリ iOS Android ニンテンドー3DS |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
[DS]DSカード [3DS]3DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
[DS]2007年4月12日 [iアプリ・EZアプリ]2009年 [iOS]2016年11月25日 [Android]2016年12月6日 [3DS]2017年11月22日 |
| 対象年齢 |
CERO:A(全年齢対象)(通常版) CERO:B(12才以上対象)(限定版) |
| 売上本数 |
[DS]625,990本(ベスト版含む)[4] [3DS]5,577本[16] |
「新章開廷!!」をコンセプトとし、『3』第5話の7年後が舞台の作品。新人弁護士の王泥喜法介が主人公。『蘇る逆転』に登場した「カガク捜査」、ポリゴンの証拠品などのシステムが全編に組み込まれ、本作品から「みぬく」システムが、法廷パートで登場。また、探偵パート・法廷パートで「人物ファイル」をいつでもつきつけること、『蘇る逆転』ではいつでも可能だった「カガク捜査」が「3D証拠品」以外のシステムが必要な場面でしかできなくなった。
当初は登場人物を一新させる予定だったが、製作総指揮の稲船敬二の意見により前作までの登場人物である成歩堂龍一が登場することになった[17]。旧作の亜内や裁判長、回想シーンのみで糸鋸が再登場し、『蘇る逆転』と『2』に登場した人物が再登場している。「霊媒」を除いた前作までに登場していた用語も引き続き登場。
テレビCMや広告などにはイメージキャラクターとして、丸山和也が出演した。広告キャッチフレーズは「嘘を暴く快感。」。初回限定版には『逆転裁判事典』と銘打ったこれまで発売されたシリーズのあらゆるデータを収録したソフトがもう一本付属していた。
なお、カプコンのオンライン販売サイトであるe-CAPCOMにて限定版の予約開始の際に、サーバーの許容範囲を遥かに超えるアクセスが殺到し、トップページ含むサイト内全てのアクセスが不能となり、翌日カプコンが陳謝する事態となった。
メインキャラクターデザインは塗和也が担当。BGM担当は堀山俊彦、奥河秀樹、木村明美。
2016年11月25日にiOS、2016年12月6日にAndroidが配信された。映像が高画質になり、タッチパネルとセーブ画面が『5』同様になり、『5』から導入されたオプションが追加された。なおカプコンのケータイサイトにてフィーチャーフォン向けにも配信されていた。
2017年11月22日にニンテンドー3DS版が発売。立体視の対応や画質・操作性の向上の他に英語版も同時収録された。タイトル画面の下でメッセージスキップのON/OFFを最初から切り替えることが可能。これにより『1』-『6』までの全ての作品が3DS版で揃った。
| 評価 | ||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||||||||||||||||||||||
本作品は批評家には好評であった[19]。1UP.comは「フェニックス・ライト(成歩堂龍一)編はDSでプレイできる最高のゲームであるがそれはアポロ・ジャスティス(王泥喜法介)でも変わりない」と述べた[20]。また、DSならではの機能について「実際にプレイしてみるとそれほど難しくなく、非常に魅力的」だとした。2013年11月21日、RPGFanではニンテンドーDSソフトのトップ20のうち5位にランクインした[28]。
IGNは概ね1UP.comと同意見だったが「本作品の始まりがフェニックス・ライト編と同様のもの」とした[26]。IGNオーストラリアは「プレイを通して正解を見つけるには試行錯誤を重ねる必要がある」という今まであった不満や「アポロ・ジャスティスではどんな手を使ってでも少しずつロジックを解く」ことでゲームを進められること。そして「問題解決するまでの道程が長い」ことがゲームに不必要で間延びしているとした。IGNは新機能を「少しの変わったもの」と感じたが、「大した経験にはならなかった」とした。だがIGNオーストラリアは本作品を「全体的に素晴らしいゲーム」だとの見解を示した[29]。IGN2008 Video Game AwardsでBest Storyにノミネートされたが受賞は逃した[30]。
これらの意見は反響が大きく、レビューでも多く触れられた。GameSpotはストーリーについて「カタツムリ程度の速さ」であり、「シリーズの欠陥がまだまだ存在している」と感じたとした[24]。GameProはアポロ・ジャスティス編について「シリーズ作品の堅実な成長」に必要な「革新と変化が欠如している」ことを重要なポイントに挙げた[23]。Nintendo World Reportは「ゲームプレイは過去3作とほとんど変わらない」としている[31]。GameSpyは犯行の様子を再現するタッチ機能は「大きく改善」したが「あまりにも簡単」だと指摘した[25]。
日本ではファミ通クロスレビューは9・9・9・9の36点でゴールド殿堂入り[32]。レビュアーは「二転三転するシナリオに引き込まれる」「完成度が高い」「矛盾を突くことが爽快」「万人向け」とした一方「より便利さが欲しいと思うところがある」「過剰な演出は好みがわかれるか」「本格ミステリーを望む人には向かない」「捜査パートはありがちなもので少しダレやすい」とした[32]。
ゲーマガでは満足度ランキング横丁のコーナーで2009年に読者投票として行われた「期待外れだったゲーム」で10位中4位にランクインしている(票数は不明)[33]。
本作品は発売1週目に25万本を売り上げ[34]、日本では2週間で50万本出荷された[35]。2007年末までに515,417を売り上げている[36]。北米では売れ行きがよく、発売週に5番目にベストセラーになったDS作品としてチャート入りした[37]。3DS版は日本では発売当初に4,832本を売り上げ、14番目のベストセラーだった[38]。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS iOS Android |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
3DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
2013年7月25日 [iOS]2014年7月9日 [Android]2017年7月27日 |
| 対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
| 売上本数 | 38.9万本[39] |
シリーズ第5作目。2007年5月22日に発売の予定のあることが発表され[40]、2012年1月29日に製作開始が発表された[41]。2013年7月25日発売。本作品より対応機種がニンテンドー3DSになり、グラフィックが2Dから3Dに一新。また、アニメパートが導入されており、制作は『レイトン教授VS逆転裁判』でアニメパートの制作を担当したボンズが担当。さらに有料のダウンロードコンテンツとして主要登場人物のコスチュームやおまけモードの『クイズ逆転推理』、追加シナリオなどが配信されている。また、本作品の発売を記念し、京浜急行電鉄とのコラボレーションイベントのミステリーラリーが実施された。
本作品からシナリオの制作が複数人体制となり、ディレクターの山﨑剛がシナリオの総括を担当。巧舟は関与していない。メインキャラクターデザインは布施拓郎が、BGMは岩垂徳行が担当。アニメーションのキャラクターデザインおよび総作画監督は伊藤嘉之が担当。
本作品は『4』の1年後が舞台で、主人公はある理由で弁護士に復帰することとなった成歩堂龍一。また『4』で登場した王泥喜法介やみぬきも引き続き登場。成歩堂龍一、王泥喜法介、新キャラクターの新人弁護士・希月心音がそれぞれ主役となるエピソードが収録され、この3人を中心にストーリーが展開する。ストーリー進行時間は第2話→特別編→第3話→第4話前半→第1話→第4話後半→第5話の順。
2014年7月9日にiOS、2017年7月27日にAndroid向けに配信。3DS版の立体視機能は削除されているが、画面サイズが拡張され、解像度が高くなり、アニメや人物のリアクションがより鮮明に描写され、ムービーが字幕付になった。物語クリア後に画面右下に「おわり」と表示される際に物語公式アートが表示されるようになった。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS iOS Android |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| メディア | 3DSカード |
| 発売日 |
2016年6月9日 [iOS]2017年9月22日 [Android]2017年9月22日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 |
|
シリーズ第6作目。2015年9月1日に発売決定の旨が発表された[43]。対応機種はニンテンドー3DS。本作品では、成歩堂龍一と王泥喜法介が「W(ダブル)主人公」として登場[44]し、架空の異国「クライン王国」がストーリーの主な舞台となる。クライン王国では成歩堂が、日本では王泥喜が主人公となり、最終話では2つの国で起こる事件が交錯し物語が展開される。時系列としては『5』から4ヶ月後が舞台となる。2016年3月6日、『3』以来登場していなかった、綾里真宵が再登場することが発表された[45]。アニメパートの制作は前作のボンズに代わりテレビアニメ版と同じA-1 Picturesが担当している[46]。
本作品では『3』以来に「霊媒」がゲームシステムとしても扱われ、コラボ作品を含めると『レイトン教授VS逆転裁判』、シリーズ全体では『大逆転裁判 -成歩堂龍之介の冒險』、ナンバリングタイトルでは『蘇る逆転』以来にペナルティが回数制になり、クライン王国では御魂、日本では弁護士バッジで表示される。
2017年9月22日にiOSとAndroid版が配信。3DS版の立体視機能は削除されているが、画面サイズが拡張され、解像度が高くなり、アニメや人物のリアクションがより鮮明になり、ムービーが字幕付になった。物語クリア後に画面右下に「おわり」と表示される際に物語公式アートが表示されるようになった。
成歩堂龍一の先祖・成歩堂龍ノ介を主人公とした、『逆転裁判』シリーズナンバリングから100年前の法の黎明期19世紀末(明治時代)の法廷を描く『逆転裁判』シリーズもう1つのスピンオフ[47]。
裁判制度の最先端であった大英帝国(イギリス)の首都・倫敦(ロンドン)が主要舞台であり、アーサー・コナン・ドイルの小説『シャーロック・ホームズシリーズ』の登場人物が、本作品の世界では実在の人物として複数登場する。ロンドンの大法廷では陪審員制を用いた、有罪か無罪を判別する陪審員との駆け引きも行われる。またペナルティがゲージ制から『蘇る』同様回数制に戻っている。他にも複数の証人を尋問したり問い詰めるなど、一部『レイトン教授VS逆転裁判』のシステムを継承している。さらにこれまでの『逆転裁判』シリーズの人物は2Dと3Dで決まった動きをしていたが、本作品では全ての人物が自由に動くようになる。
| ジャンル | 大法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドー3DS |
| 発売元 | カプコン |
| メディア | 3DSカード |
| 発売日 | 2015年7月9日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 | 19.3万本[48] |
シリーズ1作目。2014年2月14日に公開された『Nintendo Direct』において『逆転裁判 新プロジェクト』として発表[49]。同年4月23日にタイトルが発表された[50]。
本作品は『逆転裁判』シリーズでは珍しく、『検事』シリーズ同様法廷パートが無く現場が舞台で探偵パートだけのエピソードが存在する。
2017年9月1日にiOSとAndroidが配信され、3DSと比べると立体視が無いが、画面が大きく解像度も高くアニメや人物のリアクションがより鮮明になった。
| 評価 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| ||||||
ファミ通クロスレビューでは9、9、9、8の35点でプラチナ殿堂入り[51]。レビュアーはシリーズならではの個性的なキャラクターたちのコミカルな会話や過去作以上のキャラのアニメーションやオーバーリアクション、二転三転するストーリー、新要素の共同推理や陪審員システム、親切なヒントシステムにおかげでテンポがいいことを賞賛した[51]。
| ジャンル | 大法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 | ニンテンドー3DS |
| 発売元 | カプコン |
| メディア | 3DSカード |
| 発売日 | 2017年8月3日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 | 110,941本[52] |
シリーズ2作目。2016年9月17日開催の東京ゲームショウ2016で制作が発表された[53]。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
ニンテンドー3DS Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One Steam |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| メディア |
3DSカード ダウンロード |
| 発売日 |
[3DS]2014年4月17日 [Switch・PS4・Xbox]2019年2月21日 [Steam]2019年4月10日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 |
[3DS]37,477本[54] レジェンズ [Switch]3,704本[55] |
DS『蘇る』『2』『3』の3作品を1本に纏め、ニンテンドー3DS用に移植された作品。画面レイアウトや操作方法はいずれもDS版に準じているが、画面とテキストはHDになり、上画面は立体視機能に対応。3作品共に英語版も収録。
元々本作に先駆けて、iOS/Androidアプリ『逆転裁判123HD 〜成歩堂 龍一編〜』が配信されていたが、3DSへの移植に伴いタイトルが改題された。DS『蘇る』『2』『3』はGBAと対照的に画面がズームアウトされ、人物と背景が見やすかったが、本作品ではとGBA同様画面がズームアップに戻された。また今までの作品ではGBA『3』以降物語クリア後に全ての台詞が早送り可能だったが、iOS/Androidアプリ同様最初から全ての台詞が早送り可能なままで登場人物の動きもDSとGBAと違い一部の登場人物の顔と表情が変更された。iOS/Androidアプリで収録されたオプションだけ削除。なおiOS/Androidアプリ版に関して、auスマートパス会員だけだが、『蘇る』『2』『3』がそれぞれ単体で配信されていた。またDSではなかった『蘇る』第5話の物語公式アートが本作品から追加されていた。
2018年9月22日に開催された東京ゲームショウ2018で2019年初頭にNintendo Switch、PlayStation 4、Xbox One、Steamの発売が発表された。Nintendo Switch、PlayStation 4は2019年2月21日発売。Steamは2019年4月10日発売。Steamで対応言語でドイツ語、フランス語、韓国語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)が2019年8月22日に配信。画質が今までの240×160から1920×1080[57]の画質で画面も4:3から16:9になった[注 3]。探偵パートの「調べる」で一度調べた場所に赤チェックが付くようになり、どこを調べたか一目瞭然になった。心証ゲージが3作品共四角い白枠に白い斜め点線が入る青ゲージ10個になる。法廷記録の証拠品ファイルと人物ファイルがDSと3DSでは上に4個と下に4個の全8個表示されるリストだったが、本作品では横10個表示されるリストになった。iOS/Androidアプリと3DSと比べ登場人物の動きも鮮明になった。セーブデータの数が3作品共通で10個に増加されたが削除機能が無く上書きでデータ削除の設定になっている。日本語と英語でそれぞれ10個ずつ保存出来る。オプションが復活され、そこで始めから早送り可能だった台詞の早送りの調整と新たにコントロールの振動と台詞画面の透過の設定が追加され言語設定をオプションで変更出来るようになり、クレジットを見ることが出来るようになった。
2021年7月29日には、同日発売の『大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-』と本作品を同時収録した『成歩堂レジェンズコレクション』がNintendo Switch、PlayStation 4 、Steamで発売された。
2022年6月9日でiOS/Androidアプリ『逆転裁判123HD 〜成歩堂 龍一編〜』が配信終了され後続iOS/Androidアプリ『逆転裁判123 成歩堂セレクション』が2022年6月10日に配信された。
| ジャンル | 法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
Nintendo Switch PlayStation 4 Xbox One Steam |
| 発売元 | カプコン |
| 人数 | 1人 |
| 発売日 | 2024年1月25日 |
| 対象年齢 | CERO:C(15才以上対象) |
| エンジン | RE ENGINE[58] |
『4』『5』『6』の3作品を1本に纏め移植された作品。『大逆転裁判1&2』同様、謎解きが自動で行われるストーリーモードを搭載しているほか、チャプタージャンプを導入[59]。
| ジャンル | 大法廷バトル |
|---|---|
| 対応機種 |
Nintendo Switch PlayStation 4 PC(Steam) |
| 発売元 | カプコン |
| 発売日 | 2021年7月29日 |
| 対象年齢 | CERO:B(12才以上対象) |
| 売上本数 |
[Switch] 20,703本[60] [PS4] 3,470本[55] |
シリーズ2作品を1本にまとめた移植作品。オートモード、ストーリーモードといった新機能追加のほか、英語版ではホームズの名前がHerlock Sholmes[注 4]に変更されている[61]。
3DS版の有料DLCだったランドストマガジン第1号~第8号(大逆転裁判)、特製コスチューム 3種パック(大逆転裁判2)が収録されている一方で期間限定無料DLCのランドストマガジン0号及び「遊べる! 大逆転物語」は収録されていない。
レベルファイブのレイトン教授シリーズとのシリーズ初のコラボレーション作品。「今度のナゾはムジュンに満ちている」がコンセプト。
逆転裁判側の主人公は成歩堂龍一が務める。これまでの逆転裁判と異なり、中世風の異世界「ラビリンス・シティ」が舞台となっており、成歩堂と同じく異世界へ飛ばされたレイトン教授と共に魔女裁判の謎に挑む。
カプコンのケータイサイトにて『逆転パズル いれかえる逆転』『逆転裁判ポーカー』『逆転花札』『クイズ逆転裁判』『昇進テスト』といったオリジナル作品が配信されていた。
[ ]内はゲーム中に表示される名称。キャラクターのネーミングの由来について言及されている場合は、全て開発上の命名の由来を意味するものであり、劇中での設定ではない。
この節の加筆が望まれています。 |
『別冊ヤングマガジン』(講談社)にて、2006年8月11日発売の17号から連載開始。また、『週刊ヤングマガジン』(同)にも2007年3月26日発売の17号から2007年4月23日発売の21号まで短期連載されていた。全5巻。さらに、2009年4月13日発売の『週刊ヤングマガジン』20号から御剣怜侍を主人公にした『逆転検事』が連載開始した。こちらは全4巻。
時系列的には『3』以降の物語であるが、具体的に何年後とは設定されておらず、成歩堂や真宵ら主要登場人物の年齢も不明扱いにされている。基本的にオリジナルの登場人物たちによるオリジナルの事件が展開されるが、ゲーム本編のキャラクターも多数登場する。
成歩堂らが「異議あり!」と叫ぶそのフキダシの形と字体、ここぞという局面での顔のアップなど、ゲーム画面で使われている演出の多くがそのままの形で持ち込まれている。『検事』では第一話で一回だけ「これだ!」の演出がゲームと同じものが使用された。
『IN★POCKET』2007年6月号(2007年6月15日発売)・同年7月号(2007年7月13日発売)に掲載。7月号編集後記に「第二話は目下準備中」と告知されたものの、第二話以降は発表されていない。
小学上級以上向けのオリジナルストーリー。作:高瀬美恵、挿絵:菊野郎。
2017年にシリーズ15周年記念として『ミステリマガジン』に全4回で掲載され、ハヤカワ文庫から文庫本が発売された。小説は円居挽が手掛けている。時系列は15年前の事件が起きたのがDL6号事件が起きる2か月前であり、この裁判終了後にDL6号事件が起こっている。15年後の事件は『逆転裁判』2話 逆転姉妹が起きてから3週間後、トノサマン事件が起きる13日前の出来事である。
2007年のゴールデンウィーク期間中、本作品の世界観を実写化したテレビドラマ『逆転裁判ミステリー劇場』が、日本テレビとごく一部の系列局で放送された。内容は「尋問中に突然停電が発生し、電気が復旧すると証人が死亡していた。犯人は検事と弁護士のどちらか」というもの。
放送初日の5月1日から、『逆転裁判4』公式ホームページ上にて解答編が配信されている。
宝塚歌劇団によって以下の4作品が上演されている。いずれも鈴木圭が脚本と演出を担当し、宙組公演で初演している。
2013年7月31日から8月4日まで、六行会ホールで公演。斎藤栄作が脚本、スーパー・エキセントリック・シアターの大関真が演出を担当[69]。
2014年4月9日から13日まで、草月ホールで公演。前回に引き続き斎藤栄作が脚本、スーパー・エキセントリック・シアターの大関真が演出を担当。前回から一部キャストが変更された。
2015年4月29日から5月10日まで、俳優座劇場で公演。『逆転裁判 〜逆転のスポットライト〜』に続き斎藤栄作が脚本、大関真が演出を担当。
2015年10月31日から11月8日まで俳優座劇場で、11月21日から23日までABCホールで公演。前回に続き斎藤栄作が脚本、大関真が演出を担当。前回から一部キャストが変更された。
2019年1月16日から1月21日までシアター1010で公演[70]。前回に続き斎藤栄作が脚本を担当し、演出はほさかようが担当[70]。
外部リンク
| 逆転裁判 | |
|---|---|
| 監督 | 三池崇史 |
| 脚本 |
飯田武 大口幸子 |
| 出演者 |
成宮寛貴 斎藤工 桐谷美玲 中尾明慶 大東駿介 柄本明 檀れい |
| 音楽 | 遠藤浩二 |
| 主題歌 | ポルノグラフィティ「2012Spark」 |
| 撮影 | 岡雅一 |
| 編集 | 山下健治 |
| 製作会社 | 「逆転裁判」製作委員会 |
| 配給 | 東宝 |
| 公開 |
|
| 上映時間 | 135分 |
| 製作国 |
|
| 言語 | 日本語 |
| 興行収入 | 5億4000万円[71] |
2012年2月11日に東宝系で公開の映画。監督は『一命』の三池崇史[72]、主演は『ドロップ』の成宮寛貴。2011年5月10日から6月下旬まで撮影が行われ、東映京都撮影所には大法廷のセットが建てられ、CG、VFXがふんだんに使われている[73]。
キャッチコピーは「偽りの真実を打ち砕け。」[74][注 6]。
全国275スクリーンで公開され、2012年2月11、12日の初日2日間で興収1億1,795万6,400円、動員8万5,382人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第5位となった[76]。
ストーリーは、映画オリジナルの導入アバンとして「DL6号事件」での綾里家における降霊の場面を据えた上で、本編においては原作『1』の第1話「はじめての逆転」の法廷パート後半を導入とし、第2話「逆転姉妹」および第4話「逆転、そしてサヨナラ」をメインストーリー軸の基として再構成している。また使用されなかったストーリーや未登場キャラクターは一部シーンへの流用や登場キャラクターがそれを匂わす行動をとるなど、いわゆる「小ネタ」的な使われ方をしている。基本的にシリアスなシナリオだが、原作同様ギャグシーンや漫才風の掛け合いも含まれており、人物のボケについて法廷内の人物が大きな音を立ててずっこけるなど一部ギャグシーンは強調されている。
20XX年。凶悪犯罪の増加に対応するため、日本政府は新たな司法システム『序審裁判』を導入した。これは、弁護士と検事の公開法廷における直接対決で、証拠と証拠をぶつけあいながら、3日以内に被告人の有罪・無罪のみを先行決定する制度である。
成歩堂龍一は25歳の新米弁護士。ある日、綾里法律事務所の所長で成歩堂の良き理解者でもあった上司の弁護士・綾里千尋が、「長年追いかけてきたある事件の新たな証拠を見つけた」というメッセージを残すが、その後千尋は殺害された。容疑者として逮捕されたのは、千尋の妹で見習い霊媒師の綾里真宵だった。彼女の弁護を引き受けた成歩堂は、無実を証明するため、かつての幼馴染でもあるエリート検事・御剣怜侍と対決し、見事無罪を勝ち取った。
その法廷の後、成歩堂の元に御剣が殺人容疑で逮捕されたという知らせが入る。成歩堂は御剣に弁護を名乗り出るが、御剣を起訴したのは彼の師匠で40年間無敗の経歴を誇る伝説の検事・狩魔豪だった。そして審理を重ねていくうちに、生前の千尋が調べていた15年前に地方裁判所で起きた「DL6号事件」が今回の殺人事件と深く関係していることを知る。
2012年8月22日発売。ブルーレイとDVDでリリース。発売・販売元はバップ。
映画版の脚本を基に構成されているが、一部シーンやセリフが変更されている。
2013年8月22日から9月19日まで、毎週木曜日更新で音泉で配信された。『5』公式ホームページでも配信されている。全5話。2013年10月16日に全話とボーナストラックを収録したドラマCDとして発売。
時系列は『5』と同じで、主要人物は『5』と同一のキャストで出演する。ただし劇中の時期設定はされておらず、また一部『5』本編の内容と矛盾している部分があり、本編とはパラレルとなっている。
変わった動物が売りのサーカス「チラミサーカス」で、みぬきがマジックショーを行うことが決まった。みぬきが行うマジックは団長・タカサカが有する三毛猫・ミケランジェロを消失・再出現させるというものであった。変わった動物が売りのサーカスで普通の三毛猫ということについて王泥喜と心音は疑問を抱くが、成歩堂はミケランジェロはオスなのではないかと推測する。三毛猫のオスは非常に希少価値が高く、数億の値段がつくこともあるという成歩堂の解説に愕然とした王泥喜は、みぬきが失敗してミケランジェロを傷つけないかと心配する。
サーカス当日、みぬきは実際にマジックを行うが、ミケランジェロは現れなかった。そこにタカサカが現れ、みぬきをミケランジェロ窃盗犯として告発する。疑いを晴らすため成歩堂たちはマジックの種を明かすようみぬきを説得するが、実父との約束から自らマジックの種を明かすことはできないとするみぬきは、やってきた番刑事に対して自分がミケランジェロを盗んだと名乗り出た。成歩堂と王泥喜、そして心音はみぬきの疑いを晴らすため、マジシャンのルールに触れないよう自分たちで考えてトリックを明かすとみぬきに伝え、真相を知るべく捜査を始める。
2016年4月2日から9月24日まで読売テレビ・日本テレビ系列にて放送。『逆転裁判』第1話から第4話、『逆転裁判2』第2話から第4話、アニメオリジナルエピソード1話を、全24話で描いている。
2018年10月6日から2019年3月30日まで同放送局でSeason2が放送。『逆転裁判2』第1話、『逆転裁判3』で描いている。
2008年の4月と9月に開催されたオーケストラコンサートで内容は、ほぼ同じである。
2008年の4月に行われたオーケストラコンサートである。
会場では逆転裁判シリーズのグッズが販売された。イラスト展示コーナーには、デザイナーの岩元辰郎、塗和也による描き下ろし作品をはじめとした雑誌表紙用のイラストなどが飾られていた。
コンサートの前には『逆転検事』の制作発表会があり、プロデューサーの江城元秀、ディレクターの山﨑剛、デザイナーの岩元が登壇した。
会場にはスクリーンが設置してあり、演奏に合わせてゲーム画面をつなぎ合わせて作られたムービー流され、10曲目は歴代のキャラクターたちが登場し、事件を振り返るというものであった。
演奏は東京フィルハーモニー交響楽団で指揮は栗田博文が務めた。
演奏曲
9月の公演では逆転裁判の舞台化の決定が発表され、成歩堂龍一役の蘭寿とむのビデオレターが上映された。この時、蘭寿とむは『逆転裁判ファンブック』のキャラクター診断テストに挑戦するが、御剣にあたってしまった。
演奏曲
アンコール
なお検査官組曲とタイホくん行進曲は逆転検事LIMITED EDITIONオーケストラミニアルバムに収録されている。
2005年以降、主に逆転シリーズの新作発表の際に東京ゲームショウ(TGS)やシリーズ公式イベント、動画サイトで公開されるプロモーション映像。
主要キャラクターが大した重罪にもならない裁判を行い、新作の宣伝を行いながらギャグ調で進める内容となっている。主要キャラクターはフルボイス(PV・『5』以降と同じ声優)で喋る。
このプロモーション映像の一部は該当作品の限定版付属のDVDにて視聴可能となっている。
『逆転裁判 配信版』で2008年3月11日から7月10日まで配信されていたFlashアプリケーション。『逆転裁判 配信版』の宣伝用として配信されていたために、短期間で配信を終了した。
ゲーム中の法廷パートにあたる部分を、自らオリジナルで作り上げることができる。
2016年には逆転裁判6の発売を記念して4月27日から5月25日の期間限定で復活した。
2013年7月にThanks Lab・DxL CREATION・Planet Kids Entertainment主催の体感型推理ゲーム『逆転裁判 逆転への挑戦 in ジョイポリス』が東京ジョイポリスにて約2ヶ月弱の間に全13日間実施された。本イベントはPKシアターとのコラボレーションによるもので逆転裁判5の発売を記念したイベントである。好評により追加公演され、2013年9月より約1週間半の間に全6日間実施された。
同イベントは逆転裁判123 成歩堂セレクションの発売を記念して、またも東京ジョイポリスで2014年4月に『逆転裁判 再演 逆転への挑戦inジョイポリス~』として約1ヶ月の間に全8日間実施。主催はThanks Labが抜け、ポリゴンマジックが加わった。制作はPKシアターのままである。
初演・再演ののち、再び東京ジョイポリスで2014年10月に『逆転裁判 逆転への挑戦2 in ジョイポリス』として約1ヶ月の間に全9日間実施された。主催と制作は『再演』と変わりない。
2015年4月24日には館内回遊型推理アトラクション『逆転裁判 in ジョイポリス』が東京ジョイポリスにオープンした。オープン時には第1話「逆転のFly High」のみ公開され、7月18日(土)から第2話「逆転の密室」、9月17日(木)から第3話「逆転のドン」が公開されている。
2015年6月より大逆転裁判第1作目とSCRAP主催の体感型謎解きイベントであるリアル脱出ゲームとのコラボレーション第1弾『倫敦大法廷殺人事件』が東京原宿にある常設スタジオ「原宿ヒミツキチオブスクラップ」にて約2ヶ月弱、名古屋矢場町にある常設スタジオ「名古屋ヒミツキチオブスクラップ」と大阪心斎橋にある常設スタジオ「大阪ヒミツキチオブスクラップ」にて約1カ月弱のロングランで開催された。3大都市での開催期間中に全国29都市を巡回した。同年9月には第2弾『容疑者夏目漱石失踪事件〜吾輩は無罪である〜』が博物館明治村で約2ヶ月弱のロングランで開催された。参加者は『倫敦大法廷殺人事件』では被告人である成歩堂龍ノ介の弁護士として不可解な殺人事件の裁判の弁護を引き受けながら様々な謎を駆使しつつ、1時間以内に無罪判決を勝ち取ることがクリア条件[注 9]。『容疑者夏目漱石失踪事件』では被告人である夏目漱石の弁護士として殺人および失踪事件の弁護を引き受けながら様々な謎を駆使しつつ、各々のペースで無罪判決を勝ち取ることがクリア条件。『倫敦大法廷殺人事件』では前売り券購入者で、当日会場でオリジナル『異議あり』団扇を全員にプレゼントした。
シリーズ第6作目作の発売時には発売を記念し、京浜急行電鉄(京急)・名古屋鉄道(名鉄)・京阪電気鉄道(京阪)との共同コラボレーションで『逆転裁判6ミステリーラリー〜友好の証〜』を実施している。実施期間は、京急が本作発売日から2016年7月31日、名鉄は本作品発売日から2016年9月30日、京阪は本作品発売日から2016年7月22日までと、期間が異なっている[82][83][84]。
2017年9月より大逆転裁判第2作目とSCRAP主催の体感型謎解きイベントリアル脱出ゲームとのコラボレーション『リアル脱出ゲーム×大逆転裁判2〜「容疑者」夏目漱石最後の事件〜』が博物館明治村にて約3ヶ月のロングランで開催されることが決定した。参加者はある事件の容疑を懸けられた夏目漱石の取り調べを担当する刑事となって様々な謎を駆使して、各々のペースで無実を獲得(脱出)することがクリア条件。
2019年7月26日よりなぞともカフェ(バンダイナムコアミューズメント)とのコラボレーションイベント『『逆転裁判』 in なぞともカフェ』で、謎ときアトラクション『謎ときアトラクション「逆転裁判 逆転のタイムリミット」』を実施した。新宿店、渋谷店、京都新京極店、なんばパークス店、名古屋栄店の全店で開催され、名古屋栄店のみ8月25日まで、他は12月15日まで利用可能だった[85]。
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