野田夏梨
のだ かりん 野田 夏梨 | |
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| 生誕 | 1983年9月4日(43歳) |
| 国籍 |
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| 出身校 |
広島市立美鈴が丘高等学校 比治山大学短期大学部美術科 |
| 職業 | 実業家・ファッションデザイナー・エッセイスト |
| 活動期間 | 2010年 – |
| 公式サイト | https://sfdesign.co.jp/ |
野田 夏梨(のだ かりん、英: Karin Noda、1983年9月4日 – )は、廿日市市を拠点とする日本の実業家・ファッションデザイナー・エッセイスト。株式会社瀬戸内ミライデザイン代表取締役。着物や帯などの廃棄予定の和装素材を再利用したエシカルファッションブランド「Re:ADY B(レディ ビー)」の創設者[1]。
人物
広島市出身、廿日市市在住[2]。広島市立美鈴が丘高等学校を卒業後、比治山大学短期大学部美術科(陶芸学科)に進学した[3]。2006年に地球一周の船旅を経験し、帰国後は広島市内のイタリアンレストランでパティシエールとして働きながら通販サイトや食器の輸入管理に携わった[4][3]。
2015年に出産を機にフリーランスの活動を一時離れたが、自身の経験として「仕事に救われた」と語り、出産・病気・介護などで働きにくい状況にある人々への就労支援を事業方針の柱のひとつとした[2]。
エッセイスト・アクセサリーデザイナー・イベンターとして多彩な活動を続けており、広島FM「ヒロシマ ウィメンズ ハーモニー」(2019年)や中国放送ラジオ「Veryカープ!」、テレビ新広島「ひろしま満点ママ!!」などのメディアにも出演した[4]。
経歴
地域活動・ギャラリー運営時代(2010–2018年)
2010年、NPO法人ひろしまジン大学の立ち上げに関わり、授業コーディネーターとして月1〜2本の企画を約3年間実施した[3]。2011年には同大学の「冬の西条・酒蔵巡り」イベントを企画・運営した[5]。
2012年、1か月をかけてヨーロッパを縦断。オーストリアのチョコレートメーカー「Zotter Schokolade」を訪問した[3]。
2013年1月、広島市横川にアーティスト支援を目的とした貸しスペース「18帖の空間。mosaic(モザイク)」をオープンし、マネジャーを務めた[6]。同年より「西条酒蔵芸術祭→ConnecT←」を立ち上げ、運営統括として8年継続して開催した[3]。
2017年、自身の経験を綴ったエッセイ『究極の自己満足』(錦紫出版)を出版。翌2018年に第21回日本自費出版文化賞エッセー部門に入選した(応募総数508点)[7]。
2018年、アクセサリーブランド「Spancall88」を設立し、広島市横川にアトリエを開設した[4]。
2021年、株式会社瀬戸内ミライデザイン代表取締役に就任した[8]。
起業・事業展開時代(2019–2023年)
2020年、広島市横川商店街の古民家をリノベーションした異業種複合型スペース「よこがわギルド」をオープンした[3]。
2021年9月、株式会社瀬戸内ミライデザインの代表取締役に就任した[3]。クリエイターのスキルアップ支援や企業ブランディングを軸に事業を拡大し、VFR株式会社のマーケティングプランナーも兼務した。2022年には経済産業省とJETROが主催する次世代イノベーター育成プログラム「始動 Next Innovator」第8期(2022年)に採択された[9]。
2023年、広島FMに出演した[10]。同年、NPO法人ひろしまジン大学の理事に就任[11]。また、広島県中小企業家同友会 東支部南①地区会の例会にて事業内容を発表した[12]。同会の会報「ひろしまネット」2025年3月号にも掲載された[13]。
Re:ADY B設立以降(2024年–)
2024年11月、JETROとPlug and Playが主催する海外展開支援プログラム「J-StarX Local to Global Success Program 2024」のアクセラレーション/海外渡航フェーズに採択され、シリコンバレーの「November Summit 2024」に出展した[14]。
2024年12月、エシカルファッションブランド「Re:ADY B」を正式ローンチした。2025年1月21日付「経済レポート」(第3010号)でブランド発表が報じられ[2]、翌22日には中国新聞が「着物や帯 再利用 バッグやスーツに 広島発アパレルブランド誕生」と題した写真付き記事を掲載した[1]。
2025年2月、広島県主催のスタートアップ支援プログラム「PANORAMA第8期Campsアクセラレーション」において優秀賞を受賞した[15]。同年、公益財団法人・広島市産業振興センターが実施する新事業事業化支援において支援先企業2社のうちの1社として選定された[16]。
2025年4月、中国新聞「ひろしまトライ」コーナーにて「廃棄前の着物に新たな息吹 瀬戸内ミライデザイン (広島市西区)」と題した特集記事が掲載された[17]。
2025年7月、業界専門誌「経済レポート」(第3033号)の表紙に掲載された[18]。
2025年11月、広島県主催のピッチイベント「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」(自由提案部門)にファイナリストとして登壇し、着物のアップサイクルと視覚障害者支援を組み合わせた提案を行った[19]。
2026年初頭、京都市の和装小物卸・木村実業株式会社が主催する「2026決算大還元市」(KBSホール)に出展。業界誌「信用情報」において伝統芸の技術を日常のデザインに再構築する取り組みとして紹介された[20]。
2026年3月、広島の老舗仏壇金具製造業者・吉田仏壇金具製作所と協業し、仏壇彫金技術を取り入れた新ライン「MIKOSHI Series」を発売した。日本経済新聞がこの取り組みを報道した[21]。
2026年5月、新製品「MIKOSHI Bag(ミコシ バッグ)」が、世界的企業が受賞社に名を連ねる国際デザインアワード「London Design Awards 2026」において、Gold Winner(金賞)を受賞いたしました。なお、Fashion Design部門での受賞は、日本企業として初となる[22]。
Re:ADY B
「Re:ADY B(レディ ビー)」は、廃棄予定の着物・帯・生地をアップサイクルして製造・販売するエシカルファッションブランドである。「KIMONO REMIX」「違いを縫い合わせ、未踏を創る」をコンセプトに掲げ、以下の4つの社会課題の解決を事業の柱としている[1][23]。
- 着物・帯などの廃棄問題の解消
- 就労継続支援B型事業所における低工賃問題の改善
- 広島の伝統工芸・技術の継承
- 多様な働き方・女性の就労機会の創出
主力製品には、8通りの使い方ができる帯バッグ「8-way OBI bag」、着物地を用いたスーツ「KIMONO SUIT」、広島の仏壇彫金技術とのコラボレーションライン「MIKOSHI Series」などがある[21][24]。製造過程では廿日市市の就労継続支援B型事業所「だんでらいおん」と連携し、障害者の就労機会の拡大にも取り組んでいる[1]。
国内販路は広島城三の丸の「ひろしまIPPIN」や、京都の「KYOTO SAMURAI WALK」などに置かれており、2025年12月には東京・銀座の「銀座TAU」でポップアップショップを開催した。2026年には京都の和装業界向け展示会にも出展し、販路を拡大している[20]。海外展開についてもアメリカ合衆国での販売を目指している[21]。
著作
- 『究極の自己満足』(錦紫出版、2017年)- 第21回日本自費出版文化賞エッセー部門入選[7]
受賞・採択歴
| 年 | 受賞・採択内容 | 主催 |
|---|---|---|
| 2018年 | 第21回日本自費出版文化賞 エッセー部門 入選 | NPO法人日本自費出版ネットワーク |
| 2022年 | 経済産業省・JETRO「始動 Next Innovator」第8期 採択 | 経済産業省・JETRO |
| 2024年 | J-StarX「Local to Global Success Program 2024」採択 | JETRO・Plug and Play Japan |
| 2025年 | PANORAMA第8期Campsアクセラレーション 優秀賞 | 広島県 |
| 2025年 | 広島市産業振興センター 新事業事業化支援 選定 | 公益財団法人広島市産業振興センター |
| 2025年 | ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025 ファイナリスト選出 | 広島県・広島市ほか |
| 2026年 | 「London Design Awards 2026」Gold Winner(金賞)を受賞 | International Awards Associate(IAA) |
メディア掲載・出演
新聞・業界誌
ラジオ
テレビ
- テレビ新広島「ひろしま満点ママ!!」
雑誌
- CLASSY.WEDDING、anan、Wink広島、TJ Hiroshima ほか
外部リンク
脚注
- 1 2 3 4 5 “着物や帯 再利用 バッグやスーツに 広島発アパレルブランド誕生”. 中国新聞. 2025年1月22日. 2026年3月23日閲覧.
- 1 2 3 4 “社会課題解決へのブランド「Re:ADY B」を発表 瀬戸内ミライデザイン”. 経済レポート (第3010号). (2025-01-21).
- 1 2 3 4 5 6 7 “代表取締役異動および経営体制変更のお知らせ”. PR TIMES (2021年9月22日). 2026年3月23日閲覧。
- 1 2 3 4 “1月11日〈エッセイスト〉野田夏梨(のだ かりん)さん”. ヒロシマ ウィメンズ ハーモニー|広島FM (2019年1月11日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “30人が冬の西条・酒蔵巡り”. 東広島デジタル (2023年3月2日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “広島に広さ18畳の貸しスペース-アーティスト支援目的に開く”. 広島経済新聞 (2013年2月15日). 2026年3月23日閲覧。
- 1 2 “第21回日本自費出版文化賞の最終結果”. NPO法人日本自費出版ネットワーク (2018年9月5日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “株式会社瀬戸内ミライデザイン”. gBizINFO(経済産業省). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “会社概要”. 株式会社瀬戸内ミライデザイン. 2026年3月23日閲覧。
- 1 2 “株式会社 瀬戸内ミライデザイン 代表取締役 野田 夏梨さん(後編)”. 広島FM. 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “組織について”. NPO法人ひろしまジン大学. 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “企業PR例会 8月例会|南①地区会”. 一般社団法人広島県中小企業家同友会 (2023年9月1日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ ひろしまネット 2025年3月号. 一般社団法人広島県中小企業家同友会. (2025-03) 2026年3月23日閲覧。.
- ↑ “J-StarX「Local to Global Success Program 2024」アクセラレーション/海外渡航フェーズに採択”. Re:ADY B公式サイト (2024年11月17日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “PANORAMA〜第8期Campsアクセラレーションプログラム〜成果発表会・交流会を開催!”. 広島県. 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “新規ビジネス事業化支援事業(助成金)”. 公益財団法人広島市産業振興センター中小企業支援センター. 2026年3月23日閲覧。
- 1 2 “廃棄前の着物に新たな息吹 瀬戸内ミライデザイン (広島市西区)”. 中国新聞. 2025年4月16日. 2026年3月23日閲覧.
- 1 2 経済レポート. 経済レポート社. (2025-07-08).
- ↑ “スポーツビジネスの今は、広島に集まる。全国スタートアップが挑んだ「ひろしまSPORTS×TECH指名会議2025」レポート”. Hi! HIROSHIMA(広島県県内投資促進課) (2025年12月9日). 2026年3月23日閲覧。
- 1 2 3 信用情報. 信用情報社. (2026年(令和8年)).
- 1 2 3 4 “広島の新興と老舗がタッグ、仏壇技術でファッション製品、海外展開も”. 日本経済新聞 (2025年11月16日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ Muse.World. “Karin Noda: Giving Vintage Kimono a New Purpose Through Design” (英語). Muse.World. 2026年9月1日閲覧。
- ↑ “社会課題解決に取り組むエシカルファッションブランド「Re:ADY B」”. ethica (2025年2月8日). 2026年3月23日閲覧。
- ↑ “瀬戸内ミライデザイン、着物や帯などを再利用した広島発エシカルファッションブランド「Re:ADY B(レディビー)」を発表”. PR TIMES (2024年12月26日). 2026年3月23日閲覧。