1969年(昭和44年)より約1年間『週刊少年キング』(少年画報社)に連載。『ブラック商会変奇郎』『オヤジ坊太郎』『夢魔子』『狂人軍』『仮面太郎』『笑ゥせぇるすまん』『魔太郎がくる!!』といった、藤子不二雄Aによる一連のブラックユーモア作品群の基礎の一端を担った作品と言える。特に「スズキ・ミチオの秘密復讐計画」は表向きおとなしい中学生が悪魔的な復讐心でいじめっ子たちに仕返しを繰り返す物語であり、『魔太郎がくる!!』の原型とみなしうる作品である。
本作品のエピソードのうち2本(「ワニ料理」「スズキ・ミチオの秘密復讐計画」)が、『笑ゥせぇるすまん』のアニメスペシャルの脚本に流用されており、本来は黒ベエの超能力である影ふうじ・影うつしを、自在に使いこなす一風変わった喪黒の姿が見られる。
2023年(令和5年)3月14日、藤子Ⓐの出生地である富山県氷見市の「藤子不二雄Ⓐまんがワールド」を構成する撮影スポットとして本町交差点南側に「黒ベエのシャドウ・サプライズ」が設置された[1]。
スーツとマントを着込んで山高帽を被り、ハゲワシ(ハゲベエ)を連れた謎の小男黒ベエ。自分や他人の影を自在に操る超能力を持った彼は、行く先々で出会った、少々むかっ腹の立つ人々に徹底的な嫌がらせや仕返しを行い、その人の人生を破滅させていくこともあれば、運命に翻弄される人の人生に少々手助けをすることもある。
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