2026年の出版
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2026年の出版(2026ねんのしゅっぱん)では、2026年の出版に関する出来事についてまとめる。
→「2026年の文学」も参照
出版関係の出来事
[編集]出版社の設立・倒産、文庫・新書の創刊、雑誌の創刊・休刊、ミリオンセラーの出版などを記載。特記した場合を除き、創刊、休刊・廃刊、復刊の日付は、それぞれ創刊号、最終号、復刊号の発売日である。
1月
[編集]2月
[編集]- 2月27日
- 白泉社のコミック雑誌『楽園 Le Paradis』(2009年10月創刊)がこの日発売の第50号をもって紙媒体としての発行を終了し、また3月下旬に配信開始予定の春のWEB増刊をもって完全終了。16年余りの歴史に幕[3][4]。
- 小学館の漫画アプリ「マンガワン」編集部は公式サイトにおいて、2022年から連載を開始した『常人仮面』の原作者が2020年に逮捕され罰金の略式命令を受けた人物と同一だったとして、この日付で同作品の配信停止及び単行本の出荷を停止したことを発表。「本件について読者や作画担当の方、また寄稿して下さっている作家の方々等にご迷惑をお掛けすると共に深くお詫び申し上げます」と謝罪した[5]。
5月
[編集]6月
[編集]- 6月11日 - 北海道札幌市中央区で地図出版を手掛けていた地勢社(1964年に「地勢堂」として創業、2003年に現社名として設立)が札幌地方裁判所から破産開始手続き決定を受け倒産。近年はカーナビやスマートフォン向けの地図ソフトの普及、コロナ禍以降書店販売の低迷、生産コスト上昇により業績が低迷していた。負債総額は東京商工リサーチ北海道支社によると約5900万円[7]。
- 6月16日 - フラダンス愛好家向け季刊誌『フラレア』(前年10月に休刊)や東京スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」の公認ガイドブックなどを刊行していた横浜市西区の文踊社(2007年設立)が、この日付で横浜地方裁判所から破産開始手続き決定を受け倒産したことが帝国データバンク横浜支店によって25日に明らかにされた[8][9]。
- 6月17日 - 鉄道やクラシック音楽、映画などの書籍を刊行していた東京都千代田区のアルファベータブックス(2014年設立)がこの日付で東京地方裁判所から破産手続き開始決定を受け倒産。電子書籍の台頭や材料価格の高騰などで売上が減少し債務超過に陥っていた。負債総額は帝国データバンク、東京商工リサーチ両社によると約1億5千万円[10][11]。
7月
[編集]8月
[編集]- 8月12日 - パズル誌『パズル推理ファン』や『ナンプレ広場』などを刊行していたインテルフィン(1956年7月設立、東京都豊島区)がこの日付で東京地方裁判所から破産開始決定を受け倒産。破産開始決定は17日に帝国データバンクから公表され、負債総額は1億5800万円に上る。同社はコロナ禍で書店在庫がかさんだことによる在庫処分を行ったこと、また売上の7割を占めていたコンビニ向け販売事業の撤退により事業環境が大幅に悪化していた[15][16]。
- 8月21日 - リクルートの『じゃらん』シリーズで唯一刊行していた『北海道じゃらん』およびムック本『じゃらんで旅する♪北海道』を2027年3月をもって休刊することをこの日、同社が発表。今後はウェブサイト・アプリ『じゃらんnet』に集約する。なお他の『じゃらん』シリーズおよびムック本は既に2025年3月をもって休刊している[17][18]。
9月
[編集]- 9月7日 - 映画&テレビ情報誌『MOVIE STAR』(イン・ロック発行、1992年に『INROCK』増刊号として創刊、1997年5月から月刊化)の公式Xアカウントはこの日、同誌を2026年8月号をもって休刊することを発表。34年余りの歴史に幕を下ろした[19]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ↑ “『mina(ミーナ)』、25年にわたる定期刊行を終了 不定期刊行化「紙媒体という枠だけにとらわれず、時代に合ったメディア形態で発信を続けていく」”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年1月20日). 2026年1月21日閲覧。
- ↑ “車専門誌『レブスピード』雑誌版が休刊 35年の歴史にひとまずピリオド 今後はWEB・動画配信メディアへ完全移行”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年1月26日). 2026年2月27日閲覧。
- ↑ @rakuen_info (2026年2月27日). “「楽園」ご愛読者の皆様へ。”. X(旧Twitter)より2026年2月27日閲覧.
- ↑ “楽園 Le Paradis最終50号が発売 16年の歴史に幕 3月下旬に最後のWeb増刊を配信開始”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2026年2月27日). 2026年2月27日閲覧。
- ↑ “逮捕歴ある漫画原作者を別名義で起用 小学館編集部が謝罪「単行本の出荷を停止いたしました」”. nikkansports.com. 日刊スポーツNEWS. 2026年2月27日. p. 1. 2026年2月28日閲覧.
- ↑ “創刊32年の月刊『ダ・ヴィンチ』、休刊へ 紙媒体の役割にひと区切り、ウェブは継続「思いや求められる役割を継承」”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年5月26日). 2026年5月26日閲覧。
- ↑ “北海道の道路地図出版「地勢社」が破産開始決定 カーナビやスマホアプリ普及で紙媒体打撃”. 産経ニュース. 産業経済新聞社. 2026年6月25日. 2026年6月27日閲覧.
- ↑ “文踊社、破産手続き開始決定受ける”. 新文化オンライン. 新文化通信社 (2026年6月30日). 2026年7月5日閲覧。
- ↑ “フラダンス専門誌「フラレア」を発行、文踊社が破産手続き開始 すみだ水族館の公認ガイドブックも”. 東京新聞. 2026年6月25日. 2026年7月5日閲覧.
- ↑ “アルファベータブックス、破産手続き開始決定受ける”. 新文化オンライン. 新文化通信社 (2026年7月1日). 2026年7月6日閲覧。
- ↑ @TSR_NEWS (2026年6月25日). “東京商工リサーチ[TSR]公式 【鉄道関連書籍の出版社が破産】”. X(旧Twitter)より2026年7月6日閲覧.
- ↑ “「書店手帳」発行休止のお知らせ”. 日本出版販売株式会社 (2026年7月9日). 2026年7月11日閲覧。
- ↑ “日販が「書店手帳」発行休止を発表 原材料費や制作コストの上昇受け”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社. 2026年7月9日. 2026年7月11日閲覧.
- ↑ @TSR_NEWS (2026年8月18日). “【油業報知新聞の発行元が破産申請】”. X(旧Twitter)より2026年8月22日閲覧.
- ↑ “株式会社インテルフィン 「ナンプレ広場」などパズル関連雑誌発刊 破産手続き開始決定受ける”. 倒産速報. 株式会社帝国データバンク (2026年8月17日). 2026年8月21日閲覧。
- ↑ “パズル誌「ナンプレ広場」の出版社が破産開始 コンビニ向け販売撤退”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2026年8月17日. 2026年8月21日閲覧.
- ↑ “『北海道じゃらん』および『じゃらんで旅する♪北海道』休刊のお知らせ”. 株式会社リクルート (2026年8月21日). 2026年8月21日閲覧。
- ↑ “『北海道じゃらん』来年3月発行をもって休刊へ、30年間の歴史に幕 『じゃらん』誌は2025年に休刊”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年8月21日). 2026年8月21日閲覧。
- ↑ “映画/テレビ誌『MOVIE STAR』休刊 30年以上にわたる歴史に幕【報告全文】”. ORICON NEWS. oricon ME (2026年9月7日). 2026年9月7日閲覧。