ケリフレッドアスク

ウィキペディアから、無料の百科事典
ケリフレッドアスク
第10回紫苑ステークスゴール前
欧字表記 Kelly Fled Ask
品種 サラブレッド
性別 牝
毛色 青鹿毛
生誕 2022年4月3日(4歳)
父 ドゥラメンテ
母 ディープインアスク
母の父 ディープインパクト
生国 日本の旗 日本(北海道平取町)
生産者 (株)ASK STUD
馬主 廣崎利洋
調教師 藤原英昭(栗東)
競走成績
生涯成績 17戦2勝
獲得賞金 9792万円
(2026年10月18日現在)
勝ち鞍
GII紫苑ステークス2025年
テンプレートを表示

ケリフレッドアスク(欧字名:Kelly Fled Ask、2022年4月3日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍は2025年の紫苑ステークス。

馬名の意味は人名より+人名より+冠名。

経歴

2歳(2024年)

8月4日新潟芝1600mの2歳新馬に横山典弘鞍上でデビューするがダンツエランの6着に敗退。4か月休養ののち12月15日中京芝1600mの2歳未勝利では西塚洸二とのコンビで挑むも3着という結果に終わる。

3歳(2025年)

2月2日京都芝1600mの3歳未勝利にオレリアン・ルメートルを背に出走予定だったが馬場入場の際に放馬し、両前肢挫創を発症したため競走除外となる[1]。2月16日京都芝1600mの3歳未勝利に出走し3着となった後、3月15日中京芝1600mの3歳未勝利では2番手追走から直線で抜け出して4戦目で初勝利を挙げる。その後、君子蘭賞(1勝クラス)は2着、スイートピーステークス(L)で3着と安定した成績を残すと、GI初挑戦となった優駿牝馬では新たにマイケル・ディーとのコンビで出走。レースでは2番手追走も直線で一杯になり8着に終わる。8月9日中京芝1600mの3歳上1勝クラスでは1番人気に推され好位の3番手追走も直線で伸びを欠き4着となる。9月7日の紫苑ステークスでは好スタートから先手を主張しマイペースの逃げに持ち込むと、最後は中団から脚を伸ばしてきたジョスランの追撃をクビ差で振り切り重賞初制覇を果たすとともに、鞍上の西塚洸二も16度目の挑戦での初重賞制覇ともなった[2]。優先出走権を得た秋華賞に出走。管理する藤原は共同記者会見で前走の勝ち方から逃げ宣言とも取れるコメントをしていたが、レースは好スタートもエリカエクスプレスを前にする2・3番手に抑えた形をとり、結果は11着[3]。岩田康誠に乗り替わったエリザベス女王杯も14着と結果は振るわず[4]。

4歳(2026年)

3月の中山牝馬ステークスでゲートをうまく出ることができず8着も[5]、4月の福島牝馬ステークスではケリフレッドアスク以外の出走馬が55.0kgの斤量で唯一57.0kgを背負いながらも4着となる[6]。しかしヴィクトリアマイルでは出走馬最速の上がり3ハロン32秒8を出すも勝負どころでは前との差が大きく14着と大敗。優駿牝馬以来の鞍上となったマイケル・ディーは「成長を感じました。人気はあまりなかったが、しまいの3ハロンはすごくいい脚を使ってくれた。GI級ではマイルは適距離ではないので、もう少し距離があった方が実力は出せると思います。」とコメントした[7]。続く6月の函館記念では最後の直線で1着入線したファウストラーゼンを追い上げたファウストラーゼンが外側に斜行して進路を妨害され1/2馬身差届かず2着入線。管理する藤原英昭からファウストラーゼンの降着裁定を求める申し立てがあり、確定まで長時間の審議となったが、着順を変更するに至らず、着順確定となった。初めて同馬の手綱を取った北村友一は「結果として残念でした。勝ち馬がまっすぐ走って、僕の馬の勢いならかわしていたんじゃないかという手応えでした」とコメントしている[8]。

競走成績

以下の内容は、JBISサーチ[9]およびnetkeiba.com[10]に基づく。

競走日競馬場競走名格距離(馬場)頭
数
枠
番
馬
番
オッズ
(人気)
着順タイム
(上り3F)
着差騎手斤量
[kg]
1着馬(2着馬)馬体重
[kg]
2024.8.4 新潟 2歳新馬 芝1600m(良) 14 6 10 24.9(7人) 6着 1:36.8(34.2) 0.8 横山典弘 55 ダンツエラン 432
12.15 中京 2歳未勝利 芝1600m(良) 16 6 12 66.6(11人) 3着 1:34.7(35.5) 0.1 西塚洸二 54 オンザムーブ 442
2025.2.2 京都 3歳未勝利 芝1600m(稍) 11 7 10 競走除外 A.ルメートル 55 シンゼンカガ 446
2.16 京都 3歳未勝利 芝1600m(稍) 14 7 12 8.4(4人) 3着 1:36.0(36.0) 0.5 西塚洸二 54 ミッキージュエリー 450
3.15 中京 3歳未勝利 芝1600m(良) 16 6 12 2.9(2人) 1着 1:35.3(34.6) -0.1 西塚洸二 54 (スマートミストラル) 444
3.29 阪神 君子蘭賞 1勝 芝1800m(良) 14 7 12 10.7(5人) 2着 1:45.9(34.5) 0.1 西塚洸二 55 ルクスジニア 444
5.3 東京 スイートピーS L 芝1800m(良) 13 6 9 18.0(6人) 3着 1:46.1(33.8) 0.2 西塚洸二 55 ルージュソリテール 438
5.25 東京 優駿牝馬 GI 芝2400m(良) 18 8 17 188.7(14人) 8着 2:26.7(35.6) 1.0 M.ディー 55 カムニャック 444
8.9 中京 3歳上1勝クラス 芝1600m(良) 12 2 2 2.4(1人) 4着 1:33.2(34.4) 0.8 西塚洸二 52 アイサンサン 452
9.7 中山 紫苑S GII 芝2000m(良) 13 5 7 24.9(7人) 1着 1:59.1(34.0) 0.0 西塚洸二 55 (ジョスラン) 456
10.19 京都 秋華賞 GI 芝2000m(良) 18 3 6 39.5(11人) 11着 1:59.3(35.7) 1.0 西塚洸二 55 エンブロイダリー 458
11.16 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 16 7 14 145.6(16人) 14着 2:12.4(35.9) 1.4 岩田康誠 54 レガレイラ 456
2026.3.7 中山 中山牝馬S GIII 芝1800m(稍) 16 8 15 61.4(13人) 8着 1:47.7(35.2) 0.6 佐々木大輔 55 エセルフリーダ 454
4.19 福島 福島牝馬S GIII 芝1800m(良) 16 6 11 35.5(10人) 4着 1:45.9(34.0) 0.3 西塚洸二 57 コガネノソラ 452
5.17 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 18 3 5 97.7(16人) 14着 1:31.9(32.8) 1.0 M.ディー 56 エンブロイダリー 450
6.28 函館 函館記念 GIII 芝2000m(良) 15 6 10 10.3(7人) 2着 1:57.8(34.6) 0.1 北村友一 55 ファウストラーゼン 452
8.2 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 14 2 2 13.1(5人) 8着 1:47.0(34.7) 0.9 横山武史 57 ココナッツブラウン 462
10.18 新潟 新潟牝馬S L 芝2200m(良) 10 8 10 4.0(2人) 5着 2:12.1(34.8) 0.5 西塚洸二 56 シャドウメテオ 462
  • 競走成績は2026年10月18日現在

血統表

ケリフレッドアスクの血統(出典[§ 1])
父系 キングマンボ系(ミスタープロスペクター系) [§ 2]
父
ドゥラメンテ
2012 鹿毛
父の父
キングカメハメハ
2001 鹿毛
Kingmambo Mr. Prospector
Miesque
*マンファス *ラストタイクーン
Pilot Bird
父の母
アドマイヤグルーヴ
2000 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
エアグルーヴ *トニービン
ダイナカール
母
ディープインアスク
2008 鹿毛
ディープインパクト
2002 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
*ウインドインハーヘア Alzao
Burghclere
母の母
マーズプリンセス
1997 鹿毛
*デインヒル Danzig
Razyana
*ディアーミミ Roberto
Carnival Princess
母系 (F-No.)   (FN: 16-g) [§ 3]
5代内の近親交配 サンデーサイレンス 3×3
Hail to Reason 5×5・5 [§ 4]
出典
  1. ↑ [11][12]
  2. ↑ [12]
  3. ↑ [11][12]
  4. ↑ [11]

脚注

注釈

出典

  1. ↑ “開催競馬場・今日の出来事(2月2日(日曜)) JRA”. jra.jp. 2026年6月28日閲覧。
  2. ↑ INC, SANKEI DIGITAL (2025年9月7日). “【紫苑S】ケリフレッドアスクが逃げ切り秋華賞切符獲得!西塚洸二騎手は重賞初制覇”. サンスポZBAT!. 2026年6月28日閲覧。
  3. ↑ “【秋華賞結果&コメント】エンブロイダリー2冠達成 ルメール「すごく冷静に走ってくれました」”. 東スポ競馬 (2025年10月19日). 2026年2月15日閲覧。
  4. ↑ “【エリザベス女王杯結果&コメント】レガレイラが人気に応え快勝 戸崎圭太「ベリーベリーホース!」”. 東スポ競馬 (2025年11月16日). 2026年2月15日閲覧。
  5. ↑ “【中山牝馬S結果&コメント】エセルフリーダ&武藤雅が人馬とも重賞初V「とにかくうれしいです」”. 東スポ競馬 (2026年3月7日). 2026年6月28日閲覧。
  6. ↑ “【福島牝馬S結果&コメント】伏兵コガネノソラが重賞2勝目 菊沢一樹「手応えにも余裕があったので…」”. 東スポ競馬 (2026年4月19日). 2026年6月28日閲覧。
  7. ↑ “【ヴィクトリアマイル結果&コメント】エンブロイダリー快勝 ルメール「世界でGⅠ・100勝目です」”. 東スポ競馬 (2026年5月17日). 2026年6月28日閲覧。
  8. ↑ “【函館記念】悔しい北村友一騎手「僕の馬の勢いなら…」ケリフレッドアスクは2着 審議も到達順位変わらず”. UMATOKU | 馬トク - スポーツ報知' (2026年6月28日). 2026年6月28日閲覧。
  9. ↑ “ケリフレッドアスク 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年9月4日閲覧。
  10. ↑ “ケリフレッドアスクの競走成績”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2023年9月4日閲覧.
  11. 1 2 3 “血統情報:5代血統表|ケリフレッドアスク”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2025年9月8日閲覧。
  12. 1 2 3 “ケリフレッドアスクの血統表|競走馬データ”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2025年9月8日閲覧。

外部リンク