コロ助
『キテレツ大百科』のキャラクター
川崎市五ヶ村堀緑地のコロ助ブロンズ像
登場(最初) 『キテレツ大百科』(家の光協会誌『こどもの光』4月号・1974年)
作者 藤子不二雄
(後に藤子・F・不二雄名義)
声優 小山茉美
杉山佳寿子
プロフィール
愛称 コロちゃん
性別 男
種類 ロボット
国籍 日本の旗 日本
肩書き 助手兼掃除番
身長 50 cm
体重 10 kg
幅 30 cm
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藤子・F・不二雄ミュージアム発着バスに使用されているコロ助のイラスト
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藤子・F・不二雄ミュージアム発着バスに使用されているコロ助のイラスト

コロ助(コロすけ)は藤子・F・不二雄原作の漫画・テレビアニメ・ドラマ『キテレツ大百科』に登場するキャラクターである。担当声優は初代(アニメ第1話 - 第86話および2002年の実写版)が小山茉美、2代目(第87話 - 最終話および2015年に公開された藤子・F・不二雄ミュージアム限定アニメ[1])が杉山佳寿子。また、2013年のキリンビバレッジ『キリン にっぽん米茶』TVCMは浅野まゆみが担当している。

概要

キテレツこと木手英一の手によって作られた発明品第一号カラクリロボット。元々はキテレツの先祖である木手奇天烈斎(キテレツ斎)が残した書物「奇天烈大百科」に「からくり人間製法」として記されたもので[2]、キテレツ斎が自分の息子を幼くして亡くした為にその息子をモデルとして作った(キテレツという子孫がいるためキテレツ斎には早世しなかった子もいたと思われる)。キテレツの手によって「からくり人間製法」を参考にアレンジされる。

基本的な呼称は「コロ助」(キテレツ、トンガリ、ブタゴリラ、キテレツのパパ、奇天烈斎など)、「コロちゃん」(みよちゃん、妙子、五月、勉三、キテレツのママなど)、「コロ助君」(佐々木先生[注釈 1]など)だが、ブタゴリラの父からは唯一「ネギぼうず」と呼ばれる[注釈 2]。

2002年元旦にNHK教育テレビジョンのドラマ愛の詩スペシャルで放送された実写版ではコロ助がCGキャラクターとして登場した、また、その声を初代コロ助役の小山茉美がアニメで途中降板後、およそ12年ぶりに演じた。原作同様、背中の帯刀がない[4]。

2013年にキリンビバレッジ『キリン にっぽん米茶』TVCMにコロ助を起用、佐藤浩市がCGのコロ助と共演している。声優は浅野まゆみ[5]。

2015年9月3日に藤子・F・不二雄ミュージアム施設内にあるFシアターで『ドラえもん&キテレツ大百科「コロ助のはじめてのおつかい」』と称される短編アニメーション映画が上映され、コロ助の声を2代目コロ助役の杉山佳寿子が1996年6月のテレビアニメ終了以来およそ19年ぶりに演じた[1]。なお、このアニメーション映画のコロ助は配色こそテレビアニメ版を踏襲しているものの、原作や上記CG版同様背中の帯刀がないなどといった相違がある[6]。

外見的特徴と装備品

画像外部リンク
コロ助の透過図

その他身体的特徴

特技とキャラクター性

仲間たち

アニメ版最終話

アニメ版最終話では、江戸時代にて自分の出生の秘密を知り、奇天烈斎に親孝行をするため江戸時代に居残ることを決意し、キテレツたちに別れを告げる。しかし第293話で20年後の表野町にタイムスリップした際には、キテレツ家で相変わらず同居をしていたことから、その後現代へ帰ってきたとも考えられる(アニメ版最終話は編成上の都合で1994年末に制作されたものであり[24]、第293話は1995年に制作・放送された作品である。よって最終話制作後に、コロ助が20年後に同居している話が描かれたことになる[注釈 10])。ちなみにキテレツが大人になった時点ではコロ助は道場を開いており、剣術の師範になっている[25]。

その他

声優の交代

アニメ第1話から第86話までは小山茉美、87話から杉山佳寿子が演じているがこれは当初2年間の放送予定であったが人気により延長となり、小山は渡米の予定があったため降板、代わりを選ぶなら新人でいこうということで約1年かけてオーディションしたが結局どれも今ひとつで中堅声優3人の中から杉山が選ばれたが、1990年4月から交代なのに対して決まったのは3月初頭だった[27]。

杉山は放送開始前にオーディションをコロ助役で受けていたが選ばれなかった[28]。代役として決定してからは放送が来月に迫る中、過去回の音声を録音してウォークマンで聞き続けた[29]。事情を知らない子供達は声が変わったことが理由で見なくなってしまうのは悲しいと[30]、音質音程クセかすれ方や明瞭さなどを日夜声を出したり録音して小山の声と聞き比べて研究した[29]。交代から約1か月経ったとき、藤子・F・不二雄はいつから声優が交代するのかスタッフに聞き既に変わっていると告げ、原作者でも気付けないほど演技を写し取っていた[30][31]。視聴者からの苦情や問い合わせもなかったが収録ではアドリブや意識してしまうからと笑い声は入れずに台本通りに演技、やりたい欲求にかられながらも子供のためと我慢していたが4か月後、スタッフから「もうそろそろカコさんで大丈夫ですよ」と言われたのを機に、徐々にアドリブを入れるなど個性を出していった[32]。

イメージキャラクター・コラボレーション等

等々力陸上競技場に設置されているコロ助のブロンズ像。

脚注

注釈

  1. ↑ 「コロちゃん」と呼ぶ場合もある[3]。
  2. ↑ カラクリロボットの丁髷部分を太ネギに見立てた八百屋の発想から。
  3. ↑ ブタゴリラの言及より。片目か両目かは不明。
  4. ↑ ただし、初代EDで瞬間的に出てくるコロ助や、3代目ED『コロ助ROCK』の冒頭に出てくる花咲か爺さんとコックに扮装したコロ助は、視線が合っていない。
  5. ↑ 色は原作本の表紙等で確認することが出来る。
  6. ↑ 動力は動くことで自動的に巻き上げるぜんまいばねに近いもので、これを「自動動力装置」と記されている書籍もある[8]。
  7. ↑ このことについては、キテレツが「温度調整機構をつけまちがえたかな」と言及している。
  8. ↑ 例えば第27話「やればできる!逆あがり必勝法大車輪」では鉄棒の技の大車輪を片手で軽々とやってのけた。それを見たブタゴリラは戦意を喪失していた。
  9. ↑ 他の藤子作品にも見られる世界観である。
  10. ↑ 詳細はキテレツ大百科 (アニメ)#番組の終了を参照。

出典

  1. 1 2 “コロ助役 杉山佳寿子さん”. わさドラブログへようこそ(テレビ朝日) (2015年9月5日). 2023年6月22日閲覧。
  2. 1 2 “キャラクター紹介”. ファイブエース. 2005年2月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年5月7日閲覧。
  3. ↑ "やればできる!逆あがり必勝法.". キテレツ大百科. Episode 27. 13 November 1988. 3分54秒 minutes in.
  4. ↑ “ドラマ愛の詩 キテレツ”. NHK. 2023年6月22日閲覧。
  5. ↑ アニメ版と違う! キリン『にっぽん米茶』CMのコロ助の声は誰? - ガジェット通信. 2013年5月31日。
  6. ↑ “はじめてのおつかいに行くのは・・・”. 藤子・F・不二雄ミュージアム 公式ブログ (2023年6月14日). 2023年6月22日閲覧。
  7. 1 2 3 キテレツ大百科 アッとおどろくからくり道具大図解 「キテレツ珍発明大図解」の章。
  8. ↑ "コロ助 秀才になる!?". キテレツ大百科. Episode 40. 19 February 1989. 7分18秒 minutes in.
  9. ↑ "コロ助! パワーアップ大作戦". キテレツ大百科. Episode 20. 4 September 1988. 7分30秒 minutes in.
  10. ↑ "エジソンに会った 誰にもいえない夏休み". キテレツ大百科. Episode 18. 21 August 1988. 3分12秒 minutes in.
  11. ↑ "こわいの飛んでけ! 三半鏡でバッチリ". キテレツ大百科. Episode 61. 27 August 1989. 10分38秒 minutes in.
  12. ↑ “江戸時代の発明なのに凄過ぎない!? 『キテレツ大百科』のカラクリロボット・コロ助をご紹介!”. 日刊ビビビ(リーズ) (2022年4月22日). 2023年7月15日閲覧。
  13. 1 2 “「コロ助」好物PRナリ 「高岡コロッケ」に新キャラクター 高岡出身、藤子・Fさんの漫画に登場 「キテレツ大百科」、チラシやのぼりに利用”. 高岡コロッケ実行委員会 (2006年12月2日). 2018年3月20日閲覧。
  14. ↑ 秋山哲茂 (2017年1月24日). “『キテレツ大百科』 第1巻 藤子・F・不二雄”. 宝島社(日刊マンガガイド). 2018年5月19日閲覧。
  15. ↑ 片岡義朗の2020年2月9日のツイート、2023年7月15日閲覧。
  16. ↑ "すれちがいメロドラマ!愛の上越新幹線". キテレツ大百科. Episode 166. 23 February 1992. 4分10秒 minutes in.
  17. ↑ "海のメロン!? ブタゴリラ涙の航海記!". キテレツ大百科. Episode 262. 19 June 1994. 5分57秒 minutes in.
  18. ↑ 藤子・F・不二雄『キテレツ大百科 巻之1』小学館、2017年1月2日、72頁。ISBN 9784091423269。
  19. 1 2 藤子・F・不二雄『キテレツ大百科 巻之1』小学館、2017年1月2日、124-125頁。ISBN 9784091423269。
  20. ↑ "ひんやりヒエヒエ水ねんど". キテレツ大百科. Episode 19. 28 August 1988. 2分21秒 minutes in.
  21. ↑ "ワガハイが チンチン電車だった頃…". キテレツ大百科. Episode 123. 24 February 1991. 7分55秒 minutes in.
  22. ↑ "昼行灯で百点満点/コロ助恋に落ちて". キテレツ大百科. Episode 24. 23 October 1988. 21分47秒 minutes in.
  23. ↑ コロ助ショック!「キテレツ」が終わった理由ナリ - 藤子アニメだいすき!(あるばたいん〈野間宗平〉)
  24. ↑ "21世紀からブタゴリラ親子がやって来た". キテレツ大百科. Episode 97. 8 July 1990. 8分58秒 minutes in.
  25. ↑ 江戸時代の発明と未来のひみつ道具 28頁。
  26. ↑ 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 155頁。
  27. ↑ 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 154頁。
  28. 1 2 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 156頁。
  29. 1 2 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 157頁。
  30. ↑ 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 158頁。
  31. ↑ 女の職業解体シリーズ3 アニメ声優 158-159頁。
  32. ↑ “高岡コロッケマップ” (PDF). インデックスとやま(高岡コロッケ実行委員会) (2009年). 2018年5月8日閲覧。
  33. ↑ “高岡コロッケで謹賀新年 「コロ助」イラストの年賀はがき発売”. 高岡コロッケ実行委員会(北國新聞) (2007年11月1日). 2018年5月8日閲覧。
  34. ↑ “富山・高岡"街の顔"に、コロッケ好き「コロ助」起用。”. 日本経済新聞 地方経済面 北陸 (日本経済新聞社): p. 8. (2006年12月2日)
  35. ↑ “等々力陸上競技場メインスタンドのリニューアルオープンについて(その2)” (PDF). 川崎市 (2015年2月3日). 2018年5月19日閲覧。
  36. ↑ “新しいモニュメントが、あの競技場に!!”. 藤子・F・不二雄ミュージアム (2015年3月13日). 2018年5月19日閲覧。
  37. ↑ “等々力陸上競技場メインスタンドのリニューアルオープンについて(その2)” (PDF). 川崎市 (2015年2月3日). 2018年5月19日閲覧。

参考文献

関連項目

外部リンク

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