ゴーストフィクサーズ
| ゴーストフィクサーズ | |
|---|---|
| ジャンル | SF、アクション漫画[1] |
| 漫画 | |
| 作者 | 田中靖規 |
| 出版社 | 集英社 |
| 掲載サイト | 少年ジャンプ+ |
| レーベル | ジャンプ・コミックス |
| 発表期間 | 2024年3月22日[1] - 2026年10月16日 |
| 巻数 | 既刊7巻(2026年3月4日現在) |
| 話数 | 全100話 |
| テンプレート - ノート | |
| プロジェクト | 漫画 |
| ポータル | 漫画 |
『ゴーストフィクサーズ』は、田中靖規による日本の漫画。ウェブコミック配信サイト『少年ジャンプ+』(集英社)にて、2024年3月22日から2026年10月16日まで連載された[1][2]。田中靖規としては前作『サマータイムレンダ』完結から3年ぶりの連載となる[3]。
あらすじ
7年前のある日御厨ヶ丘ニュータウンでGHOSTという異常現象が発生して、その都市で非現実がリアルになった。その後校正官になった中学生籠目ひふみ(かごめ ひふみ)はニュータウンに引っ越してきた校正官雲母坂最果(きららざか もか)と共に非現実を現実へ戻す作業に動き出す。
登場人物
主要人物
- 籠目ひふみ(かごめ ひふみ)
- 男性。中学2年生の校正官。黒髪短髪。515号室在住。7年前のファフロツキーズが起こった日にGHOSTを目撃した。性格の合わない最果のことをよく思ってないが戦いを通じて少しずつ信頼するようになる。弟・両親との4人暮らしで周りの人からひふみんと呼ばれている。
- なんでも切ることが出来るゼッタイキル剣をセカンダリとして持ち、肉体強度を改変して攻撃力防御力を高める能力『鋼の体』をプライマリとして持つ。パッシブスキルとして『達磨鋼(だるまこう)』があり、致死のダメージを負った瞬間に体が反射的に鋼の高度に変化して身を守る。効果は数秒で、その間はあらゆる致命傷が効かなくなるが体が固まり身動き一つ取れなくなる。プライマリ使用後は体がとてつもない眠気に襲われるそうだ。
- Youtubeの凛々禍、蜜鬼たちのGHOST解説動画をよくチェックしている。
- 雲母坂最果(きららざか もか)
- 女性。中学2年生の校正官。金髪長髪。1102号室在住。御厨ヶ丘ニュータウンに引っ越してきた。クラスメイトとすぐ馴染むほど協調性があるが大雑把な性格のためひふみとは合わずよくケンカしている。
- なんでも入れることが出来るカバン、ガルガンチュアの胃袋をセカンダリとして、銃身全体が4秒ごとに4秒前にループするサブマシンガン通称無限弾を武器として持つ。プライマリは『ゴーストシフト』で、息を止め得ている間は存在を霊体に変えられるというもの。霊体になっている間は物理攻撃が効かず、壁や床に潜ることができ潜っているときは気配を完全に消すことができる。
- 虫がかなり嫌い。
- 雨宮礼一郎(あまみや れいいちろう)
- 男性。校正機構の人間で、プライマリは『言葉は地雷(ワードイズマイン)』で、会話の中に『地雷ワード』を埋め込み、踏んだ者を爆発させる能力を持つ。セカンダリは平行人格(パラレルペルソナ)で、お面を被せた者が所有者の人格になるというもの。
- 星すばる(ほし すばる)
- 男性。中学2年生。眼鏡の染髪。両親が校正機構で思索官(シンカム)をしている。機械系を扱うのが得意。
- 小松慈奈(こまつ じな)
- 女性。中学2年生。書道部部長。初期はずっとマスクをつけている。GHOST「未確認飛行にうってつけの日」の影響を受け、少しずつ身体が消えて透明になり(存在が消え)かけたが、ひふみ、最果らによって校正され、元の身体に戻る。その後「未確認飛行にうってつけの日」の能力を使いこなせるようなり、自身の存在感を改変できるようになる。
- 志村時生(しむら ときお)
- 男性。担任の先生。雨宮曰く『最強の現実改変者』。ひふみ、最果らと対人訓練をした際には、177連勝するほどの戦闘能力を持つ。
- 作者の過去作である『瞳のカトブレパス』の主人公と同一人物であり、プライマリも局所的に時を止める力を持つ『カトブレパス』。
- 如何色寿鯛(いかがしき じゅだい)
- 女性。構成機構長であり、御厨ヶ丘ニュータウンにGHOSTは入れはするが出られない、という結界を施している。結界は彼女が許可する、もしくは死亡した場合にのみ解除される。
- 斑鳩史人(いかるが ふひと)
- 男性。プライマリは『調霊』。構成機構の敵対組織である帰郷学派の中心人物で、7年前にファフロツキーズを起こした張本人。彼の肉体のように見える部分は肉の塊であり、その中に霊体が入り込んだもの。
動画キャラ
用語解説
- GHOST
- 物理法則や常識を歪めたり無視したりする現実改変の能力を持つ異常な存在。7年前のある日御厨ヶ丘ニュータウンから発生した。シス値で判断する。校正官が装備として持ち出しを許可されたGHOSTをセカンダリ、校正官自身が持つ現実改変能力をプライマリと呼ぶ。
- ファフロツキーズ
- 7年前のある日御厨ヶ丘ニュータウンで発生した大災害。その影響で死者行方不明者合わせて7万人近く出た。ひふみも巻き込まれそうになったが何とか難を逃れた。
- シス値
- 現実性を表す指数でニュータウンの建物や区画ごとに計測されている。何もなければシス値は1ぐらいだが現実改変が加えられると0以下のマイナス値になる。
- 校正機構
- 御厨ヶ丘ニュータウンに日本政府が各地から専門家を呼んで、GHOSTを調査・管理して住民を守る組織。
- 校正官(フィクサー)
- GHOSTを取り締まって非現実を現実に戻す校正機構に所属する監査官。校正とは直す=元に戻すの意味である。正式になるには3か月の研修を必要とするが、特例による期間の短縮もある。GHOSTを自分自身の武器として利用している。またGHOSTに触れたことで身体に影響ないか確認するために週1回リアリティテストを行う。
- 御厨ヶ丘ニュータウン(みくりがおかニュータウン)
- ひふみ・最果らが住む町。東京ドーム200個分の面積があり、かつては10万人くらい住んでいたが、7年前の災害の影響で激減して今は1000人弱。校正機構本部がある。
- 御厨ヶ丘第三中学校
- ひふみ・最果らが通っている中学。ファフロツキーズの影響でひふみらの学年で5人しかいない。
作風
ライターのキットゥン希美は、本作はアメリカ合衆国発の架空の団体であるSCP財団の影響を強く受けているとしており、「『SCP財団』の醍醐味と言える要素を受け継いだ上で、オリジナリティのある物語を生み出しているのが同作の面白さだ」と述べている[5]。
書誌情報
- 田中靖規『ゴーストフィクサーズ』 集英社〈ジャンプ・コミックス〉、既刊7巻(2026年3月4日現在)
- 2024年6月4日発売[6][7]、ISBN 978-4-08-884080-2
- 2024年9月4日発売[8]、ISBN 978-4-08-884191-5
- 2024年12月4日発売[9]、ISBN 978-4-08-884382-7
- 2025年3月4日発売[10]、ISBN 978-4-08-884477-0
- 2025年7月4日発売[11]、ISBN 978-4-08-884582-1
- 2025年11月4日発売[12]、ISBN 978-4-08-884762-7
- 2026年3月4日発売[13]、ISBN 978-4-08-884892-1
脚注
- 1 2 3 “「サマータイムレンダ」田中靖規の新連載「ゴーストフィクサーズ」ジャンプ+でスタート”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年3月22日). 2024年6月4日閲覧。
- ↑ 少年ジャンプ+ 2024年3月22日のポスト、2024年6月4日閲覧。
- ↑ “『サマータイムレンダ』作者の新連載開始 『ゴーストフィクサーズ』SFアクション・アドベンチャー”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年3月22日). 2024年6月4日閲覧。
- ↑ “「次にくるマンガ大賞 2025」1位に「魔男のイチ」「サンキューピッチ」”. コミックナタリー. ナターシャ (2025年9月18日). 2025年9月20日閲覧。
- ↑ キットゥン希美 (2024年12月19日). “『裏世界ピクニック』『訳アリ心霊マンション』新世代ホラー漫画が続々登場 共通点はネット怪談?”. リアルサウンド. 2025年4月16日閲覧。
- ↑ “田中靖規が描く“非現実校正アクション”1巻発売、「サマータイムレンダ」10巻分無料も”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年6月4日). 2024年6月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 1”. 集英社. 2024年6月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 2”. 集英社. 2024年9月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 3”. 集英社. 2024年12月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 4”. 集英社. 2025年3月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 5”. 集英社. 2025年7月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 6”. 集英社. 2025年11月4日閲覧。
- ↑ “ゴーストフィクサーズ 7”. 集英社. 2026年3月4日閲覧。
外部リンク
- ゴーストフィクサーズ - 集英社『少年ジャンプ+』公式Webサイト